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--少し前・広間--
[クレメンスに呼び止められ。][そのまま外へ出る事はなかった。]
[食事を少し強引に進められ。][食欲は全くといっていいほど無かったが、それでも。]
[すこしづつ、すこしづつ、パンを口に運ぶ。][食事を終えるまで、時間は流れた。沢山と。]
[そうしてようやく、ほんの少し血の気の通った頬を手に入れて。]
[今度こそ外へと向かう。][再びクレメンスに呼び止められたが、大丈夫ですと僅かな笑みを返し。]
天使が付いてくれてますから。
[そんな冗談を口にして。][大袋を背負い外へ。][ふらりと。]
--外・死体だらけの場所--
[日の光に照らされて、赤い色はより一層鮮やかさを増していた。]
[血の海に沈む千々に飛んだ手足。][息遣いは聞こえない。][鼓動も。][何も。]
…。
[ぎゅぅと大袋の紐を握る。][血には多少なりと慣れていたと思っていたが。][それでもこの量の血は、やはり堪えた。]
[一人一人(判別の付く限り)命の流れを確認したが、どれもこれも、ただの肉の欠片で。]
[その冷たい事実に目を伏せる。]
[神は知っていたけれど。][祈り方を知らないので。]
[かわりにごめんなさいと、小さく呟いた。]
[もう施しても意味のない治療を、それでも赤く染まり骨のみえてしまった腕や足、腹に布を巻き。][本当は埋めた方がいいのだろうが、それをする力は、今の自分には無い。]
[続けていれば、どこか遠くから怒鳴り声が聞こえた。][ぼんやりと声のほうを振り返り。][微かに聞こえるその意味を知る。]
[だが、無言。][それが結果どういう事を齎すか。][それを思い描く余裕はなかった。][ただ、帰れないんだとだけ受け止める。][それが何時までかも分からないままに。]
ふ…くく……。
[外から怒声が聞こえた。][隔離。]
[楽しくて仕方ないといった様子で。][銀の声は震え笑う。]
はは…あっはっはっはっは!!!!!!
これだから人間は!!!
くだらない。
にんげ〜ん、は恐ろしいいき〜もの。
そ、れ〜はどうしようも、な、い、こ、と〜、ってネ。
[皮肉るように明るい声色は歌う。]
とりあえず全員死ねって言ってるようなモンだよねコレ。
あれか、頭喰っちまったもんだから、強行手段とりまくりナ感じ?
旦那ァ、どする?
[さぁてといった様子で。][銀色を見上げ。]
/中/
>>*46
歌はスウィーニートッドのプロモにあった曲調で。
曲名は分かりませんでしたg
あの明るい感じが皮肉気で良い。
/中/
そして自衛団を喰い殺してやりたい自分がいr(おまえ
だってー酷いよ( ゚д゚)(゚д゚ )ネー
いいじゃんいっそ村滅ぼしちゃおうよ(駄目
愚か者の人間が。狼の群れの仕業と、素直に思っておけば良かったものを。
[そうすれば、彼等が村人に危害を加える事は無かっただろう。]
[今までだって、人を喰らう時は細心の注意を払い、少し遠い場所を狙い襲い、隠れるように貪っていた。]
[それなのに。][彼等は完全に自分達を敵に回した。][その事実が。][痛い。]
[痛い?]
[内に出た単語にほんの少し言葉は止まる。]
[だが痛いの意味が『今までのようには生きられないから面倒で痛い』という意味に捕らえればしっくりときたので、小さな棘はすぐに消えてなくなった。]
同じ事。邪魔するものは全て。
喰らう。
だがすぐにはせん。
今はこの場に、村の人間の目が全て行っているだろう。
まずはこの場の人間を消す。そうして後は、村を襲う。
少しずつ、ゆっくりとな…。
[低い雑音交じりの銀の声は、見下すように言い。][その策をゆっくりと考える。]
―集会場・広間―
[目覚めは、意識に唐突に。開かれた蒼の瞳はしばし。己の置かれた状況を捉えきれずに呆然と]
……俺……。
[掠れた声。奇妙に、喉が渇いていた]
[微かに残る、あまい味。
同じそれを求めるように。
緋色の渇きが感じられる]
……これ……えっと……。
[これは何のあまさだったかと、考えて。
……繋がる記憶。
蒼の風と化しての疾走。
その果てに、なした事。
喰らったモノ]
/中/
とはいえ死滅街道まっしぐらな自分。
ここから生き残ったりとかしたら非難ゴーゴーな予感もしなくもなk
とはいえブリジット”は”知らないからなぁ…
ああでも、流石にそろそろ綻びは出てきてるんだ。>>*47
猩はヴィントとの交流で情、みたいなのが移ってきて。
ブリジットの方は孤独なまま、変わらない未来しか持てなかったのが、他人との交流で人の温かみを覚えてって、幸せな未来を望むようになってきて。
こんな感じかなぁ…心の流れを把握しておかないと突然突拍子も無い事を言い出すからなぁ(ぁ
[緋色の意識に、コエが零れる]
いらない……って。
おもった、のに
[なのに、何故。
こんなに、苦しいのか。
自身が彼を。
喰らった者を。
心の奥では慕っていた事になど。
気づいてもいなかったから。
痛みの理由がわからない]
[身体の震えを抑え込むように、自分で自分の肩を掴む。
鎮まらない、静まれない。
誰かに呼びかけられたかもしれない。
でも、聞き取れず。
ふらり。
立ち上がって、外へと彷徨い出た。
押し止める者があったとしても、歩みは止めずに。
白の世界へ。
カラスがそれに続いた]
…………。
[外に出る。ぼんやりとした視界はただ、白のみを映して]
……う……く……。
[零れるのは、低い呻きと、そして]
……わあああああああっ!!!
[絶叫。
言葉で表せないものを吐き出したくて、ただ、叫んだ]
……た、く……。
ふざ、けろ、じじい……。
[叫びの後、掠れた声で呟いて。
中に戻るべき、と理解しつつも、何故かそんな気になれず。
集会所の外壁に寄りかかるようにして座り込み。
小さく小さく、歌を口ずさむ。
肩に止まり、案ずるように覗き込むカラスの脚。
そこにつけられた小さな飾りは何故か、これまでのように*光を放つ事なく*]
……ゆめ?
[聞こえてきたコエ。
混乱を持て余す蒼の風は、それに、微かに震えて]
ゆめなんて……。
いいゆめなんて……。
みれる……か、よ……。
[掠れたコエを、返す。
覚醒間際とはまた違う、不安定さが滲み出た、コエ]
[咆哮は赤い世界に強く、高く響く。]
兄さん泣いてんのかィ?
カワイソウにねぇ。
[咆哮を聞きながら。][そう述べる。]
[皮肉でも嘲笑でもなく。][同情でもなく。][単純に、そう思いながら。]
[はるか昔の自分を振り返るが如く。]
/中/
あや。
開始発言の改行直すの度忘れた(汗)。
鳩メモコピペメールはちゃんと編集確認しようぜ自分……(とおいめ)。
泣いて……?
何で、俺がっ……。
[団長、否、祖父を殺した事で自身が揺れている事には気づかぬまま──いや、認める事を忌避したまま。
蒼の風は、微かにコエを荒げる]
そんな、必要……ない……。
[ヴィンスの途切れがちな声に。][そうですかィと明るい声は笑う。]
[否定する声には肩を竦めて。][何か物言いたげにしたが。]
…体の疲れは取れたようだが。
[咆哮と荒ぶる声を聞きながら。][銀色はそう呟き。]
眠いようならまだ眠っておけ。
血肉を喰らったのであれば。痛みはすぐに、失せる。
[憔悴の漏れる声に。][理由は分かっていたが。]
[眠らせ忘れさせてしまおうかと。][呟いて。]
泣く必要、なんて、ない。
俺は、いらない、から。
気に入らないから、消しただけ、なんだから。
[繰り返すコエは、まるで言い聞かせるように。
物言いたげな様子にも、今は気づく余裕はなく]
だから……いいん、だ。
[いいはずなんだ、と。
意識の奥底で、小さく繰り返す。
そうでなければいけないんだから、と。
理解できない揺らぎを押し止めたくて、何度も、何度も]
[次いで聞こえた、銀のコエ]
…………わかった。
[眠さを感じていない訳ではない。
実際の所、『アーベル』も、蒼の風も、疲労は未だに感じているのだから]
……もう少し、休む。
[休んだ所で、混乱の根幹は消えはしないと。
どこかで感じながらも。
今は、自身よりも強い力を感じるモノの言葉に従い、*緋色を閉ざす*]
小説家 ブリジットは、傭兵 マテウス を能力(襲う)の対象に選びました。
[広間に戻った。ソファに寝ていた筈のアーベルの姿はない。
首を傾げながらも、用意されていた食事を取る。食欲がないということはなかったが、それでも何時もより少ない量を食べ終え、暖炉の前へと移動した。]
なにがあったんだろ。
[多くの人が此処にいた。怪我をしているらしき姿もある。立てた両の膝に顔を埋めながら、昨日の記憶を辿ろうとする。
ぼんやりとした胡桃色は朱色を*映した。*]
/中/
先生アベ弄りが楽しいでs(おまえ
やー上から物言うのって現実じゃ出来ないから(ぁ
あ、猩もグリズもヴィントの事大事に思ってるよ?
偉そうでからかってるけどちゃんと気ぃ使ってるし。
あんまり見えないけど(ぁ
/中/
一応、一番交友薄い探偵さん投票にしつつ、且つ襲い対象は集会場の絶望感煽り&おそらく猩視点で一番強いと思っているマテウスさん。予定は未定。
/*
取りあえず、初回占は回避した様子。
初回襲撃先、どこか希望ありますかー?
初回吊りは発言数と絡みの深度に左右されやすいから、こっちにはこないと思うんですけど。
あと、狂信が前線に出てネタ振ってくれてるんで、多分俺は占も少しは避けられると思うんですが。
アマンダは霊か守護かわかんないで様子見したいところ。
エーリッヒには、できれば黒だししてもらいたいからなるべく後回しかなーと。
ユリアン・リディ落とすと、俺にダークエンドフラグがさっくり立つんで、やっぱりここもぎりぎりまで様子見、かな……とは。
状況的に、こちらの力を知らしめる、という目的なら、人狼への徹底抗戦論者とか出てきたら、そこを狙うのも美味しいかもと思いつつ。
一応、おまかせのまま保留にしときますね。
では一度落ちるので、また後ほどっ。
*/
[雪が積もった森の中を、静かに...は歩いていた]
……恥ずかしい……。まさか寝ぼけて飛び出すなんて……。
いくら疲れていたとはいえ……。はぁ〜……。
[盛大なため息が口をつく。
しかし心は微塵も晴れない。少なくとも狼という人を食い殺す存在が近くにいる事が証明できたせいで、彼が考えていた仮設が妙に現実味を帯びてしまったからだ]
……まさか能力を持つ人たちと、人狼をぶつけてある種共食いを模索していたなんて、ありえないよね……。
[そう思いたいだけではあるが、未だメンバーの中に人狼がいるとは考えにくかった]
とりあえず、昨晩亡くなった人達の供養を少しでもした方がいいかな。
[死体は放置しておくと獣の食料になり、1ヶ月もたてば骨もなくなるだろう。せめてその前に簡易式でいいから埋葬をと...は思い立ち、足は自然と昨晩の襲撃現場へと向かっていた]
(あれは?)
[と、ギュンター達の死体の傍に、ブリジットがいるのに気づいた。
彼女の手元は傷の手当を進めている]
……邪魔しちゃ悪いよね。
[それがただの自己満足であることは、...は実家で叩き込まれた。
しかし彼的には彼女の行動がとても純真で羨ましいものに映り、そのまま足を集会所へと向ける。
昨晩感じた血臭はどこにもなく、雪の清純な匂いが流れてくる。
その時、集会所の方向で何かが動いた。
瞬間、昨晩の記憶と恐怖がよみがえり、体が凍りつく。
だが、その何かがアーベルだと気づくと、ほっと無意識に息がこぼれた。
話しかけようか? そう思い口を開きかけて、アーベルの慟哭を耳にした]
今日の私はどこにいってもお邪魔虫かな。
[そうごちて、...はもうしばらく雪の中を*散歩することに決めた*]
投票を委任します。
神父 クレメンスは、青年 アーベル に投票を委任しました。
[中に入った直後、目覚めたらしいアーベルがフラりとした足取りで、外へ向かおうとするのに出くわした]
こら、アーくん
[声は届かず、伸ばした手をすり抜けて、彼の足は止まらない。
後を追って、鴉が飛んでいく]
……ザフィーア、お願い。
[短い言葉にこめられた意味を理解したのだろう、眼差しを一瞬こちらに向け、黒の鳥は白の世界へと舞った]
[耳に届いた叫びには窓の外に視線を投げたけれど、僕は動かなかった。その時、自分がどんな表情をしていたかはわからない]
[風呂から戻って来たリューディアに食事を用意して、食べ終わったあとには片付けをして、けれど、台所から動かなかった。
ここから出られず、助けが望めないなら、どうするか。
そればかりを、*考えていた*]
…ぅー……。
[夢見ぬ眠りに沈んでいた意識は、染みて疼く傷の痛みに引き上げられて。
起きあがろうにも力は入らず、情けなく横たわったまま。]
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