情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
確かに頭の固い人ですし。
その強さも存じておりますが。
必要とする分まで絶っているわけではありませんから。
[自分も影響をかなり受けている自覚は薄い]
――ダーヴィッド様以外には見せていないはずですが。
確信をお持ちでは誤魔化しようがありませんね。
[半歩、身を引く]
であれば、お見せするまでは構いませんが。
お渡しすることは出来ません。
[両手を前で重ねながら、否を告げた]
これは剣の意思でもありますがゆえに。
[『願い』を叶えるのにどれ程の代償がいるかは判らないが、青年は既に一つ支払っていた。目を逸らしながら睨むという器用な事をしてのける皇竜王の側近に、青年はレンズの影に感情を隠し微笑んだ]
一つ、ご報告があります。
養女のエルザ殿が此方にいらっしゃいましたよ。
[それがギュンターの耳に届いた瞬間、青年は封印の眼鏡を外し反射的に向けられた視線を覗き込んだ。紺碧に見えた紫紺が赤紫に変わり、心の奥に抱えた秘密を暴き出す。
――…聖魔剣は、何処に?]
剣の意志など、どうでも良いのですよ。
[身を引く様子に、笑みのままに一歩、近付き。]
わたしは。
わたしたちは、それが欲しいのですから――。
[聖魔剣は仮初の意思を持つ。
その本体が共に在るを認めそうな相手、その中で一番近くに居たのがエルザだったのだ。
だから一抹の不安はあれど彼女に剣は託された]
[二振りの剣は契約の下にその姿を変える。
腕輪然り、短剣然り。
そして聖魔剣が他に多く取ってきた形は…首飾り]
[側近であればその姿も見たことがあっただろうか]
手にするべきでない者が手にすれば、崩壊を招く。
それを知った上で望まれますか。
[伸ばされる手を、鋭く払う。
そのまま大きく一歩後ろに下がる]
なれば猶のこと、渡すことは出来ませぬ。
[左手の印は無理をしすぎたせいで、そう簡単に封を解けなくなってしまっていた。或いは癒された時にそうもされたのか]
崩壊など。
[浮かべたのは微笑み。]
わたしたちは、それを望んでいるのです。
何があろうとも。
[払われた手の痛みなど、感じてはいないよう。]
渡すことが出来ないと仰るなら、どうなさるおつもりです?
[宙へ浮いた手が己の首元へ。
音を立て解かれたタイは、その腕に振られ、一つの短刀へ変ずる。]
[覗き込んだ心の奥、幾多の中から必要な一つを引きずり出す]
「首飾り――…真珠と土耳古石の」
[オティーリエへ声を投げると同時、鋭い一撃を頬に食らった]
中
おいちゃん封印は苦手だよ!
ああでも出来なくはないか。
なんかおっさんは何でも出来る人に見られてるやも。
そして今日手数的にむしろ死なないとまずい事が判明。場合によっちゃあと一日は有余があるけど、止めた方がいいな。
あぁ…ならエルザ吊りは仕方なかったんだろうか。
サーセンそこまで考えてなかった><
成る程なー
[歳は取っても歴戦を経た竜の一撃は、一瞬の空白を生じさせる。けれど青年は痛みを感じさせない顔で口の端を横に引き、素早く後ろへ飛び退った。
時空竜の一閃も避けた身のこなしはエインシェントのもの。追撃を受ける前に口を開かぬまま、夢渡る]
――…
[追いかける怒鳴り声にも、何も返す事なく]
………。
[ギュ、と唇を噛んだ。
視線が胸元に向き、気配が変わった。
右耳に手を伸ばし、真珠飾りを引き千切る。
手の中に現れたのは相手のそれより一回り小さな短剣]
最後まで、抵抗します!
[一瞬それた意識、反射的に踏み込んでいた。
短刀を握る手を狙い刃を振るう。
力量差は当然あるだろう。目の前の相手にだけ集中して]
――っ!
[隙を見逃すほど甘くはないということか]
[振るわれた刃は、短刀を握る手を傷付ける。
切り付けられた手は血に濡れる。
力が入り、それはなお多く。]
[間合いは近い]
[反射的に、腹部目がけて蹴り上げる。]
[肉を切り裂く感覚。
眉を寄せながら刃を返し、武器を封じられたなら次は足と。
だが、それよりも早く相手は動く]
グッ!
[腹への一撃がまともに入った。思わず身体が折れる]
―結界内/回廊―
[青年が次に姿を現したのは、時空竜の眠る部屋の前。夢かどうかは怪しいが意識の空白を飛び石にして渡った。
他に気配が無いのを確かめてから腫れ始めた頬に掌を当て、口内の血を吐き捨てる]
ぃってー……
[精神の竜が痛みを遮断するのは容易く、殴られた次の瞬間にも消し去っていたけれど、口の端に紅残し歪めた顔は痛みを表していた]
はっ、
[握り、零れる血など気にせず。
続けざまにもう一撃、今度は刃の柄で背を狙う。]
[翠の双眸が、暗闇を帯びて"敵"を見る。]
[容赦なく上から降ってくる一撃。
ミシ、と嫌な音が鳴った。
右肩に痺れが走り、短剣が転がり落ちる]
っ…!
[足にも力が入らず、膝を突く。
見上げた翠は暗闇を宿して冷たく見下ろしていた]
おしまいですか?
[カランとナイフが転がるのを、ほんの一時、映した。
口元に笑みが浮かぶ。]
[魔族の血が騒ぐ]
[背を屈め、刃を握らぬ手でその頤を捕らえようと。]
[しばしの沈黙を振り払うように首を振り、青年は目を伏せて眼鏡をかけた。
そうして、行われているであろう月闇と天聖の戦いに意識を凝らす。邪魔をせぬ為に声はかけず、緊迫した心の動きを追う。
月闇の竜が負った傷は夢渡る途中ゆえに気付いていなかった]
…我が血を糧に、その動き、暫し留めん。
[右耳から流れる血に意識を向けて、小さく唱える。
先日、オトフリートを助けるために使った術を、今はその相手を封じるために使おうとして。
広がる網は、だが力の弱まった今、どこまで効力を発するか]
わたせ、ま、せん。
[苦しい息の下から、それでも搾り出すようにして声を出す]
[その血が掴もうとした手にまとわりつく。
邪魔をする網を、翠の目が見て。]
残念ですが、
[足にも絡み付けど、笑み。
甘い剣を握る手の拘束を強く振り切り、血を舐めた。]
[闇が色濃く]
渡していただきますよ。
[エルザの口をふさぐため、短刀はタイへ姿を戻す。
闇の力はまとわりついて、望みどおりに動く。]
[浮かべられた笑みにゾクリとしたものが走る]
んっ…!
[闇の力を宿したタイに締め上げられ、息が詰まる。
空気を得ようと首を、背を逸らす]
大人しく、渡しておけばよかったんですよ
[沿った首に動く方の手を近づける。
血塗れた手は撫ぜるよう。]
[指先が首飾りに触れ、じゃらりと音がした。]
見つけた。
[笑み。そして指がそれをすくう――]
「我は認めぬ」
[男とも女とも付かぬ低い声が響いた。
だがそれも一瞬のこと。掬い上げられた首飾りは月闇の竜の手の中、冷たい感触を伝えるのみ]
ご自由に
[その声に返し、くいと引く、
そのまま、首の後ろに手を回し、指先で金具を外す。]
[彼女の体力に比例してか、拘束は緩んできているようで。
片手が近付いてくるのを見ると、笑った。]
しつこいですよ、エルザ殿。
[首飾りは手のうちに。求める手から引き離す。]
[奪われてゆく首飾り――聖魔剣。
もはや留めるだけの力はなく、絶望が沁み込んで来る]
あ…。
[スルリと手の中から抜けてゆく感触。
パチリと最後に小さな何かが弾け、エルザの身体から力が抜けた。
同時にオトフリートに絡み付いていた網も霧散するように消え失せる]
…終わったみたいだな。
[荒事をどこから聞いていたのか。
いつの間にか天と月の傍に現れたクレメンスが、オティーリエの傷ついた箇所を痕跡も残さずに治した。
エルザの傷はその後で。以前交わした優先順位は守られる。
そして天の卵姫には、同時に穏やかな眠りを注ぎ込む。
安眠を誘うそれは、暫く彼女に使命も不安も願いすら忘れさせ、速やかに夢の中へと落ちるだろう。**]
[タイは元に戻り、自分の下へ。
動けるようになった体。彼女から離れる。]
大人しく渡していればよかったのに。
[逆の手に首飾りを移す。
血がついていた。]
せめて安全な場所に運んでさしあげたくはありますけれど。
……いらしたんですか。
[何も抵抗する間もなく、傷痕を癒される。
残ったのは怪我の証拠、赤い血のあと。
エルザを治す様子を見ながら、微笑んだ。]
「これを、どうしましょうか。」
「いえ、大丈夫ですよ。
……外に出られるような場まで、行きます」
[傷は治っている。
クレメンスを見て、その後、意識を戻さないエルザを見る。]
戻りませんか?
[問いかけにクレメンスの答えはどうだったか。
どちらにせよ、一度、エルザに近付いて髪を撫でた。]
[そのまま、後は振り返らずに、回廊を行く。]
[声を掛けられても癒しを受けても一切の反応を示さず、ただ呆然とへたりこんでいた]
[やがて生命の竜に送られた力で意識を手放して。
昏々と、ただ昏々と眠る。
一時の忘却の内に。
何の声も聞こえない*静寂の中で*]
[そして向けられたオティーリエの問いに、少し間が空く]
「……それは貴女が持っていて下さい、オティーリエ。
剣は二本同時に持てる代物ではありません。
属性を鑑みれば私が『神斬剣』を持つ方がいいでしょう。」
[『聖魔剣』を身に付けたオティーリアが若焔の干渉を撥ね返す程の力を得る可能性を判断の一つに含め、青年は答える。
迎えが要らない様子には、短く了承の意を返し自分も歩き始めた]
/*
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
こちらの我侭を受け入れてくださり感謝です。
もう暫く在席はしておりますが、基本動かずで。
暫くはな。
なーに、今頃いい夢でも見るだろうさ。
[言いながらエルザを抱え上げ、一人は違う方へと足をむけ。]
ああ、言い忘れててたわ。
おめでとう?
[へらと、笑いながら言うその胸中は、混ざりあって精神の竜にはどう伝わるか。
その後、エルザを空き部屋のベットに寝かしつければ外に出て。どこかでアーベルを見つけようものなら、頬の傷を、たとえ断られようが癒すだろう。**]
―東殿・食堂―
うん、ノーラみたいなの。
[こんなの、と幼子が小さな手にて示すは輪を模った其れ。
仔にしてみれば腕輪を視的表現する精一杯の技法であったが、しかしその表現すら結局の所曖昧に変わりは無い。
暫しの沈黙の間幼子は視線の高さが等しくなった地竜殿を真直ぐに見つめていたが、やはり返る答えは幼子の期待する答えでは無かった。落胆の色は隠しきれねども致し方無い事。漸く全ての問いを投げ終えた仔は、地竜殿の解放へと至る。
――例えの話、これが幼子ではなく他の者であれば若しやすると言い包めに近いと察しも出来ようが、少なからず仔には其れを悟るには困難であった。]
……こまったね。
[私へと視線を落とす幼子は言葉通り確かに困っている――途方に暮れている様であった。
と、近くへと歩み寄る心竜殿の存在を認知したと同時向けられた提案に、幼子は一度目を瞬かせる。]
デザート?
……、ノーラの?
[デザートと耳にし輝いた目は、しかして影竜殿の分であると聞き及び一寸躊躇いを見せる。
幼子としては恐らくとも非常に食したい所であるだろうが、
本来は己と親しい相手の物であると聞き悩むのは道理。
沈黙を保ったまま心竜殿を見上げ次に影竜殿が出でた扉を見、
最後に卓上へと置かれた皿へと視線を向けた。]
…、…たべる。
[…しかし幼子の心情は好みの菓子を目の前には敵わぬとみた。私は思わず溜息をこぼす。
影竜殿のこと故、恐らく仔が食したと知れども叱りはせぬだろうと思ったが、
しかし人の物には変わり無い、後に謝罪だけは述べねばならぬと心に*決めた*。]
わかりました。
けれど、……気付かれやしないでしょうか。老君に。
[こえで、迎えを断ったのは、血のあとのため。
心配をかけるだろうと。]
[おめでとうの言葉にはなにひとつ返せずに。
そうして西殿の外、つかれたように腰を下ろした。
雨が血を流すにしても、長くかかったそれはきちんと落ちない。]
/*
18時から10分程でしょうか。503エラーが出ていました。
繋がるようになりましたが、今も重いようです。
メモとして残し。
そして>>+57は独り言にし忘れてました…。
中会話避けていらっしゃるんだから、つけるべきだったのに。ごめんなさい。
うん、ついやってしまったな。
どうせ奪われるなら抵抗したかったんです、やはり。
不安定ではあるけれど、まだ狼側のアプローチで「揺れて」はいなかったので。
ここまで長くなってしまったのは、私の返しが遅すぎたからですけれど(汗
オトさんには心からの感謝を。
多分様子を見続けてくれたのであろうアーベルにも同じく。
絶妙なフォローを下さったクレメンスにも。
そして墓下出るはずだったのに出れなかったとか、他にやりたいことあったのにとかがあったら、重ねてごめんなさい!
「……その可能性はありますね。
ですが、身に付ける他に保管できる方法もありません。
大地殿には私が当たりましょう。
気が進まないなら私が持つので、遠慮なく言って下さい。」
[そこまで告げたところで、行きと違い結界を抜けて外へ出る。
東殿の者達に、頬の傷は混沌の欠片の為だと言い訳する為に]
「無理はなさらないで下さいね」
[雨を浴びながら、そっと声和かけた。
じゃらりと、手にしたネックレスが音をたてる。]
「持っています。
もう一つ、手にいれたなら、一緒に」
[微笑み。
まだ落ちきりはしないものの、タイをもって結界を越えた。]
―結界の外―
[何か混じり合ったような心のクレメンスに渡すのは躊躇われた。
けれど、会ったなら治癒を拒むつもりも無かった。
心の動きは気にかかるが、生命竜の申し出は有難く思っている]
無理はしてませんよ。
[微かに笑って、雨の中をゆっくりと歩く。十分に濡れる為に]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新