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[ 笑みを消せば何処か気怠けな表情で腰掛けていた寝台から立ち上がれば、首筋に手を遣りゆっくりと巡らせ、僅かに目を伏せて小さく溜息を吐く。其れから一度緩やかに瞬きをすれば、其処に在るのは何時もと変わらぬ、ハーヴェイ=ローウェルという一人の青年の姿。――何も変わりはしない。]
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリー を投票先に選びました。
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタ を能力(襲う)の対象に選びました。
[ナサニエルとネリーの様子を見る。
ねぇ、]
生きていてくれるだけでいいのよ……あなたたちの手は罪の色に染めたくなかった。それはわたしだけでよかったのよ……
なのに。
-広間前-
[彼女の声は、既に顔を見なくてもわかる。
感情を抑えた、ともすると冷たく聞こえる声。
けれど、その声の持ち主が決して冷たい人ではないことを、その声が時にとても優しく聞こえることをヘンリエッタは知っている。
男の声は最初、誰だかわからなかった。
口調と声の消去法で、それが、少年を殺した男のものだと気づいて、体を強張らせる。
彼女が危険な目に遭いそうなら、いつでも飛び出せるようにそっと、開いた扉の隙間から中を覗いた。]
気になるのは仕方がない。開かずの間だったみたいだしね。
[声音が変わるのに気付き]
…警戒されてる?
仕方がないか。あんな事の後じゃ、な。
俺はあんたを殺す気はないよ、今の所は、ね。
あんたが俺を殺すって言うんなら抵抗はするけど。
[ 一階に辿り着けば赤髪の少女の姿は見えただろうか。然れど気にした様子も無く、すいと其処を横切り当て所なく廊下を歩む。]
[扉の僅かな隙間では、青い髪の男の背に隠れ、ネリーの顔は良く見えない。
「武器庫」「鍵」「持ち出した」思いもかけない言葉が出て来て、耳をそばだてる。
彼女が、鍵を持ち出したことを認めた時、思わず息を飲んだ。
彼女が武器庫に何の用があったと言うのか。]
[わたしはソファに座る。それはそちらのではなくこちらがわの。
意識が作られているだけなのかもしれないソファに。]
/中/
あ、ハーヴにスルーされた!
そして、ログ読み間違えて花を摘んでいる間に夜になった件orz
ネリーのスープって、晩ご飯だったのですね……
――音楽室前――
[流れるような鍵盤の音を背に、少女は扉を閉じる。
背後で呟かれた言葉は耳に届く筈も無く――]
だって…。
神父様と――あの人との思い出は…私だけのもの…。
だから誰とも…分かち合いたくは無いの――
憎しみも、悲しみも全て――
[扉に寄りかかり、少女はそっと薄紅色の唇を指でなぞり――]
[さらり――]
[金糸を宙に靡かせて――]
[ふわり――]
[再びルーサーの眠る部屋へ――]
――音楽室→アーヴァインの部屋へ――
[ネリーの話を聞いて、考える
鍵を持ち出したことをあっさりと認めた
その先を言及されるかも知れないのに]
多分、嘘は言ってない…。
本当に持ち出さなかったかは別だけど
でも、この状況…持ち出した、と言った方が納得するだろう。
身を守る為に、と言う理由で持ち出したといえば不自然じゃない。
……でも、持ち出さなかった、と彼女は言った。
何故、持ち出さなかったのか、と思えば疑いの目もかかるだろうに。
[人狼ならば、との言葉に僅か反応した、声
あれは自身を疑われたとの動揺だろうか?]
もっと上手く誤魔化すだろ、あいつらは。
[つまりはネリーを信じるということ]
ねぇ、ナサニエルさん……
人狼でも同じ嘘ついたらどうするの?
[少し笑っていってしまう。聞こえていない。淋しい]
…
[如何してこうもすんなりと。そうは思ったけれど、口にはしない]
いえ、あれは…事故でしょう。
[少年の姿を見遣れば、声は僅か悲哀を帯びたか]
如何して殺すと言うのですか?私は何も持ちませんと言うのに。
[その後の言には、あくまで惚けてみせる。
尤も、あの赤毛の少女を殺すというのなら――意識は僅か刃に向くか。
その少女が今まさに扉の向こうにいようなどとは、彼女は思わずに]
……だとすると、疑わしいのは誰だ?
[考える。
そういえば、今日はあの神父の姿を見ていない]
…いつもなら顔を出すはずなのに…?
悪い、ネリー
ちょっと人を捜してくる。
すぐに戻るから。
[そういって、広間の外へ]
[止まっていたはずのピアノがまた歌いはじめる。
けれど、その旋律は自分の心臓の鼓動に邪魔され、良く聞こえない。
扉の向うの会話も、ピアノと鼓動に邪魔されて。
青い髪の男は、彼女のことを疑っているのだろうか?
自分は、ネリーのことを疑っているのだろうか?]
[ドアを開けると、赤い髪が走り去るのが見えて]
…嫌われたかな?
[とだけ呟いて
神父の姿を捜して、二階へと]
―広間→二階―
[ 金髪の少女が其処を訪れていた事等知らずに、青年は其の音色に聴き入るかの様に黒曜石の双瞳を細め、然れど立ち入る事も無く其の場に佇む。
傍の壁に手を突いて身を前に倒せば、軽く額が扉にぶつかり音を立てた。]
――アーヴァインの部屋――
[再び立ち入る部屋には、発見した時と変わらず横たわるルーサーの姿が目に入る。]
――神父様…あなたの最後の言葉…聞いて参りました。
[少女は柔らかな笑みを浮かべて、ベッドへと近付く。
窓から差し込む光が――彼の顔を青白く照らす。
まるで眠っているような姿に――
少女はそっと指を伸ばして――]
でも…冷たいのね…神父さま…
[呟けば――]
[ぽたり――]
[雫が瞳から零れ落ちた]
[何処を捜すべきか、悩んで
まずは昨日共に訪れた自分の部屋
そして、そこに居ないと見ると暫し考え]
…あそこか?
[最初の犠牲者である、アーヴァインの眠る部屋へと]
[何かに憑かれたように、ただ、無心に。
旋律を織り成していた手が、ふと止まる。
扉に何かがぶつかる音。
それが、意識を引き戻して]
……誰か、いるの?
[――甘い、花の香り。
瞼を開ければ、独り廊下に佇む赤毛の少女の姿が見えて。]
……こんな所にいたら…危ないよ…。
夜は…魔物の時間だから……。
「…早く寝ないと、怖い怖い魔物が攫いに来るわよ…?」
[耳に蘇る、姉さんの声。
おそらくは、子供を寝かせる為の、他愛のない脅し文句。
けれど、今は本当に、闇に生きるものがいると知っているから。]
…ねぇ、ヘンリエッタ。
部屋に帰らないと…危ないよ……?
[彼女の細腕には大きすぎる花束から立ち上る香りに、目を細めながら。腕を伸ばして、その肩を揺すろうと。]
[柱の影に息を潜め、男の姿が階段へと消えるのを待つ。
逃げ去る後ろ姿を見られていたとは思いもせずに。
腕に抱えたままの花に、顔を埋める。
甘い香りが胸をついた。]
[ 中からの声に緩やかに瞬いて寄せていた額を扉から離すも、]
あー……、
[何処と無く溜息混じりの声が零れたのは、旋律が途切れたが為か少女に自らの存在を気付かれたが為か。ややバツの悪そうな、そんな雰囲気を湛える。]
[広間には誰もいなくなった。彼女と、“彼”以外は。
横たわるままの少年を静かに見]
このままには、しておけませんね…
[広間の外へと足を向ける]
―二階・アーヴァインの部屋―
[扉を開けると、思ったとおりの異臭が鼻を突く
ぐるり、見渡して
ベッドの上に、尋ね人
しかし其れは既にただのモノと化した]
……あぁ…
[やはり
其れしか浮かばない
昨夜、彼は何度も言っていたではないか
後を、頼む、と]
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