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乾いてはいないみたいだけれど。
それでもその衝動は。
誤解されても知らないから。
[遠い世界から伝わる衝動に。][やれやれといった様子で。]
そうね。貴女の結末は、既に終わって貴女のもの。
この綴じられた空間の結末は、最後に残った誰かのものであって、
冥府の住人たちには与えられない。
[続けられた少女の言葉はまるで唄う様。
女は機嫌をよくしたようにあとをつづけて。
やがてもと教え子に目を向ける]
だから仮定は、したくないの。
…生きる事は、背負う事だよ。
背負わず目を背けて、目先の幸せに逃げる者は、ずっと追われ続ける。
…彼はいつか、求めた力を得て彼を追い、
…彼はいつか、内なる獣に負けて彼を喰らう。
離れなければ、必ず。
[昨日と同じように、声を辿る。
否、辿るまでもなかった。
冴え冴えとしたひかりに照らされる、蒼。
薄闇に包まれた世界でも、鮮やかに映える色。
浅くなる息は、急に動いたせいだけじゃ、ない]
――アーベルっ
[何も考えていなかった。
ただ、名を、呼んだ]
あんな規格外の代物、早々殺せねえけどな…って
[止めるまもなく、言ってしまうユリアンを見て苛立たしげに舌打ちを一つ打って]
そんなの知るか。ハインリヒ。俺は人狼じゃないんでね
[そしてユリアンに続くように扉、外へと]
[男は、ダガーを手にしたまま、ユリアンの後を追うように扉を開ける。白い雪の中には、蒼き狼]
アーベル、か?
[初めて見る姿に、ごくりと喉を鳴らした]
[名を呼ばれ、そちらを見る。
ゆるり、傾げられる、首。
開いた口からは、やはり、吼える声だけが響いて。
蒼の風は、何かに突き動かされるが如く、現れた者たちへと、駆ける。
雪の上、跳ねる。
蒼]
人狼にはもらえない物らしいから。
生まれる前に、押し付けてくれれば。
[彼女の苦しみは解らない。][同じように、自分の苦しみも伝わらないだろう。]
[生まれる前にもらえれば。][最後に彼に。あんな事を言わずに済んだだろうか。]
いつかは死ぬよ。
誰も、かれも。
[それまで待っていられるかなんて。][分からないけれど。]
何かなんて。
俺が何か出来るとお思いですか?
[シスターの言葉に器用に片眉をあげてみせる]
って、イレーネ君、無理をしてはいけませんよ
[蒼い狼が雪を蹴り跳ねる、男は前方にいるユリアンを思い切り横に突き飛ばす]
退け!!これ以上、殺させたいのか?!
[右手のダガーは、狼に向けられている]
[こちらに向けて駆けてくるアーベルを見て
瞳の奥には朱金が宿る]
結局こうなるのな
[悪態をつきながらも、懐から短刀を一つだしその瞳を狙って、投げつける
最も当たるなどと微塵も思っていないが
投げつけると同時に、二振りの剣を抜く]
[背後からの気配と、声。
振り返り、叫ぶ]
駄目、……っ!
[駆ける蒼は見えなかった。
突き飛ばされた、と気づくには間があった。
雪の上を転がる]
[ハインリヒの動きを視界の隅に捉えつつ。
飛来する、気配。
蒼狼は素早く横へと飛びのいて、それを避ける。
低い唸り声には、微かに苛立ちの響き。
双剣を構える巨漢へ向けて、蒼は再び、雪を蹴る]
…アーベルさん、なんですね。
[残された人狼]
[外に向かう男達を見守って]
[イレーネを庇うように側に]
殺す事を望まないものを殺す、という事は
誰のためにもならない…
それではシステムに抗う事にはならない。
戦いたいって、言ってたっけ?
[緋色の世界に、零れる、コエ]
……でも、結局、まともにやりあえなかったんだよね。
[最初にその存在に気づき、最も強い畏怖を感じていた、銀。
そのコエを、コトバを。
ふと思い返しつつ、呟いて]
無理、なんて。
[揺れる視界。それでもクレメンスを見上げて]
みんな、してる、わ。
アーベル、さん、だって。
[肩で息をつく]
…望ま、ない。
私に、いま、できる、の、は。
[肩を抱える。
痛みに耐えるために。
少しでも…刺激を減らせるように願いながら]
死者は何も出来ず…。
[いつの間にか消えてなくなってしまっていた、女の声にもぽつりと答える。]
[冷えていたように思えた声は。][次に聞いたときには生きていたころのそれと同じで。]
…変わったかと思ったけど。
変わらないんですね。
[小さく呟いた。]
[こちら目掛けて駆ける蒼狼を朱金が宿る瞳で睨みつけ隙なく構える。
ただ念頭にあるのは回避のみで
体をゆらりと揺らして突進を避けるように体を動かし横に逸れて流そうとする]
そう見えるだけですよ、シスター?
[わらう]
[そしてイレーネに目をとめた]
そうですね。
それなら止めはしませんが…
[いくら遅効性といえど、そろそろ兆候はでるだろうかと考える]
[手を突いて、身を起こす。
複数の、煌めき]
っ、
[蒼狼と対峙する男には届かない。
立ち上がり、自分を突き飛ばしたハインリヒに近づく。
その腕を掴もうと、手を伸ばす。けれど、距離はわからない]
なんで!
邪魔しないで、アーベルが……!
[男もまた、雪を蹴る。蒼き狼に向かって]
馬鹿野郎がっ!!
[獣の足は速い、せめてその足を止めようと、雪の上に落ちたマテウスの短刀を拾い上げ、背後から、狼の後ろ足目がけて投じる]
[また、名を呼ばれた。
ふい、と蒼の瞳はそちらを見やり。
瞬間、対象を捉え損ねる。
突進はいなされ、蒼は前方の雪溜まりへと飛び込んで。
投げられた刃は、後足を掠め、微かに紅を散らした]
[低い、唸り]
[身を翻し、距離を、そして、機を計るよに、低く構えた]
…死者に出来ることは遺すこと。
それも、継がず忘れれば消えてしまう…
[あの手帳は何処へ行ったのだろう。
…継がれねばならぬ、大切な記録。]
気のせいには見えませんけど…。
そういうことにしておきます。
答えてはいただけないのでしょうし。
[そう言って、外の様子を伺うように目を向ける]
猩が、ね。
でも結局それをしたのは、ドゥンケルだった。
[赤い呟きには、届かない声を。]
…でもだからって。
ヴィントがそうする必要はない。
[低く唸る蒼狼に、一言。]
……ばか。
あは……。
ほんとに、もう、なんかっ……。
なに、飲ませたんだよ、あのおっさん……。
[熱は冷めるどころか、更に高まり。
それでも、それは。
違う痛みを誤魔化す作用もあるようで。
……ただし、傷は、痛いが]
離せ、ユリアン!あのままじゃ、下手すると二人とも死ぬ!!
[青年の引き止めようとする力は、思いのほか強い。男は、苛立たしげに怒鳴ると、ユリアンの返事は待たずに、手にしたダガーで上着の裾を裂いた]
シスターは嘘はお嫌いですか?
[小さく笑った]
[問いは唐突にも聞こえただろう]
[彼女に真実を教えるか否か、まだ悩んでいる]
[死者にできるのは見守ること][祈ること]
[それは生者には届くことなく][交わることなく]
・・・遺す、こと?
[空気がざわめき]
[微かな風の歌が森に響く]
[ユリアンやハインリヒの声が聞こえるがいちいち神経を他に反らせるわけにはいかない。
突進をいなせたことで、速さになんとかついていけるとわかったことに安堵しながらも
瞳は蒼狼の一挙手一投足を見逃さないように見る
初めから力勝負で勝てるなど微塵も思っていない。防御など無駄
だからこそ回避を念頭に入れて、隙をうかがうのだが
身を翻し、低く構えている蒼狼を見て誘うように剣先を揺らす]
[金色の青年の言葉をきけば、小さく笑い]
遺すっていうのは、生きているうちにやったことだから。
ちょっと違うわねえ。こっちが主体じゃないわ。
......なんて、揚げ足とるのはおいといて。
あたしの大切な手帖は、あの探偵がもってったみたいよ。
君のは知らないけど。
これも「遺した」ことになるのかしらね。
傭兵 マテウスは、青年 アーベル を投票先に選びました。
[咄嗟に伸ばした手は、利き手である右。
痛みが走る。でも、気になんてしていられなかった]
でも!
[死ぬ。
自分でもわかるほどにビクと反応して、動きが止まった。
その間に上着は裂かれ、下へと引いていた勢いは収まらず、膝を突く形になる]
なら、どうすれば、いいのさ……っ
[揺れる剣先。
蒼の瞳は、じい、とその動きを追う。
誘いか。
それは、本能が察知させるものの。
それに乗るのもまた、一興、と。
蒼の瞳には、微かな──好奇の色彩が浮かび]
[短い咆哮]
[蒼狼は、雪を蹴り、高く、跳ぶ。
先に傷を受けた後ろ足を庇おうとしたのか、動きはやや、鈍い]
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