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─資材置き場─
[ごそごそ ごそごそ]
……動きにくい。
[普段は活動的な服装を好むのも相まって、修道服での活動は動きにくいことこの上ない。
尤も、走ったり激しい動きをするわけでは無いため、そこまで酷くも無いのだが]
工具セットがいくつかとー、これは……何かの部品かな。
うーん、灯りになるもの、灯りになるもの……。
[あっち行きこっち行き。
背伸びをして高いところにある、小さめの段ボールを引っ張り出そうとして]
うわったっと!
[バランスを崩して尻餅をつく。
引っ張り出した段ボールが腹の上に落ちて来た]
ったぁ〜。
……重いものじゃなくて良かった。
…あれ、これって。
[腹に落ちて来た段ボールの中を覗き込む。
ランプがいくつかと、燃料となる油。
それに蝋燭も数本入っているようだ]
おー、灯りになるもの!
……でも随分都合よく纏まって入ってるわよね。
しかも火が無いじゃないっ。
[目的のものを見つけて喜んだのも束の間、直ぐには使えなくてちょっぴり逆切れ]
まぁ良いかぁ。
誰かライター持ってるかも知れないし。
このまま持って行こう。
[一旦段ボールを床に置くと、服を払いながら立ち上がり。
両手で段ボールを抱えて廊下へと出た]
[自分が何者かという通知。一人携帯の同じ箇所を何度も眺めた。]
他の奴も来てんのかね。
人狼ゲームの通知…。
[村人、人狼、能力者。そのうち一つは自分で埋まる。
他の面子は、何が届いたのか。
興味はあるが、知るのは難しい気がした。
もし、リアル人狼が始まったとしたら、情報は命綱だ。]
にしても何時届いて…
…まさか圏外表示だけで実は電波あるとか?
[と携帯を操作するものの、電話がかかるはずもなく。軽く落胆した。]
あー、携帯持ってくんだった。
時間も分かんないし。
[ポケットに手を入れても、あるのは家を出る時に入れた財布のみ。
圏外であることは知らず。]
…。
[また声が聞こえ、キャップを下げてから振り返った。]
あたしは既に、かなたんえらいっ! って思ってるよ!
こういう時って、食べるものないと辛いもんねぇ……。
[食料を抱え込む様子に、にっこり、笑う]
あたしも少しは持参したけど、日持ちしないお菓子多いし、ね。
[ロシアンあるし、はとりあえず置いといた。
いざとなったら、そっちは裕樹に任せよう、とか思っていたりするのだけど]
んじゃ、いこーか?
[奏の準備ができたなら、通りやすいように大きくドアを開いて。
廊下へと促した]
/*
しかし今回、あたし、何にも発見してないな!
……ごめん、いばらで頑張りすぎた。
白地図埋めるネタストックが燃え尽きたんだよ……!
―― 廊下 ――
[せっかく見つけた人影も、全身で拒絶されると悲しくなる。]
いや、来ないでって言われても、
そっちしか行く道がないし…。
[逆戻りも骨が折れるし、そろそろ一旦元の部屋に戻りたい。
どうしたらいいのかなぁ。
こういう時に王子様みたいに振舞うのが、
RP村でのセオリーっぽいらしいけど(?)、
生憎僕が村で使うキャラグラは、線の細い女性が多くて。
しかもRP村は偶にROMるだけだから、
さっぱりどうしていいかわかんない。]
─ →廊下─
[小型の段ボールを抱えてそろそろり]
……どっちから来たっけ。
[動き回りすぎて元々居た場所が分からなくなったらしい]
むー、声がするところ探せば辿りつける、かなぁ?
[呟きながらも足は前へと。
薄暗い中で黒い影がゆらゆら動く]
[しばらくして少し落ち着いたのかようやく自分に声をかけた人物に気づき]
あ、えっと…。
[名前は思い出せなかったがさっきあったことのある人、
たしか村で同村したことある人だ]
申し訳ありません、私としたことが気が動転してましたわ。
[普段のとおりのお嬢様の仮面をかぶり立ち上がり頭を下げて謝る、
恥ずかしさとか何かで顔が少し赤い]
特に何もなさそうだな。
[ざっとだけ確認して部屋を出た。
そのまま次の部屋は覗かずに、最初に居た部屋の方へと歩き出す]
…何やってるんだ?
[小柄な影を二つ見つけて声を掛けた]
[振り返った視界に黒い影が映った。]
…ひっ。
[薄暗い中では誰かは認識できず、ぎょっとした表情になった。]
だ、誰?
[低い声を作るのも忘れて後退り、廊下の壁に背をつけながらその動向を見ている。]
[ありがと、って言葉と笑顔。
元気になったかな、と思いながらとりあえず、バッグから白いリボンを出して。
部屋から出たら、ドアノブに結び付けておく]
目印、目印ー。
後で場所忘れたら、笑い話だもんねぇ。
[あたし、良く気づいた、とか内心で自画自賛しながら、奏と一緒に最初の部屋へ向かう]
……みんな、結構、動いてるのかな?
[どこからか聞こえる話し声。
首傾げながら、呑気に呟いた]
/*
あ、対象指定できてなかった。どうしよう。
とりあえず赤動いて反応待ちさせてもらっちゃうか。
位置関係の把握ができそうで出来てないのですよね…。
それ、それ。
[だいぶ落ち着いたのかコエは意味を理解できる言葉になり]
うん、大丈夫。
もう大丈夫、慣れないといけないね、いろいろと。
村ではあんなにすんなりとできたはずなのに。
…あー。
[返って来た返答に、息を吐き出す。
改めて見れば、黒く見えたのがシスター服だと気付いた。
つまりそれだけ距離が近付いたということになるのだが。]
…。
…ire-na。
[誰かみたいに偽るなんて思い付かず、低い声でIDを名乗り返す。]
それ何。
[すぐさま話題を逸らすように、箱を指差した。]
一方的に名前を知っているのは、アンフェアかな?
僕はガトっていうID使ってる。
この前村で一緒になったよね?
たしか僕が…
[薄暗い場所では、表情の細かい変化までは読み取れないけれど、
聞き慣れた姉様や母様のような口調に、
少しは落ち着いたのかなとか思ってみたり。
言いかけて噤んだ言葉は、
誰かに声を掛けられたような気がしたから。]
/*
戻りました。ありがとう。
それならば、できるだけRPですり合わせていって、不安を覚えたら中発言させてもらううことにしようかと思います。
不束者ですがどうぞよろしく。
[瑠衣がドアに白いリボンをくくりつけているのを首を傾げて見ていたが、]
ああ、なるほど。ときさん、頭いいですね。
[説明に、おおっと声を上げる。
そして、最初の部屋へと戻ってきたわけだが、]
……そうみたいですね。
何か、いい話があるといいんですけど。
[何となく、期待は薄い気がしている。]
ああ、京だったのか。
[リアルで知っている声が聞こえてきた。
薄暗い廊下では遠くからでは判別がしにくい]
…もしかして俺、邪魔したか?
[もう一人が少女であるのも確認して、ふ、と笑った]
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