91 白花散る夜の月灯
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―→厨房―
[そうして勝手口を潜り、ゆるりと一息ついてから。
見遣って目にしたあまりに静かな天鵞絨>>119に、一瞬面喰う]
……それじゃあ、お茶の用意はお願いするよ。
俺は先に団長さん呼びに行くから。
[ぽん、とひとつライヒアルトの肩を叩いて]
エルザはごめん、ちょっと待ってて貰っていいかな。
すぐに戻るから、さ。
[共に厨房へと入った彼女>>117には申し訳無さげにそう残して、一旦厨房を離れる]
(121) 2014/01/13(Mon) 01:01:59
― 聖堂 ―
ひうっ。
[滅多に聞いたことのない父の怒鳴り声>>112に息を飲んで足を竦ませた。けれど何故怒られたのか分からなくて、父の顔が見えない方が怖くて]
な、なんで。
パパ、何してるの?
[カルメンの背中>>118を追いかけ、外の様子を伺おうとすると]
え…?
[何かを確認する前に、エーリッヒがやってきて>>116視界を制限された。
何があったか尋ねる前に届いた小さな声が>>120真剣な響きを持って聞こえたので、泣きそうな顔で頷くと促されるまま戻り始めた]
(122) 2014/01/13(Mon) 01:02:07
[そうしてまた、修道院の中を駆け抜ける。
マテウスに教えられた部屋へと向かう廊下の途中で、声は微かに届いていたらしい団長と行き当たる。
シスターが亡くなっている旨とマテウスが呼んでいる旨を伝えて、今度は聖堂の中を抜ける道順を選ぶ。
道中、誰かと行き会い声を掛けられる事もあるかもしれないが、ごめん後で、の一言で通り過ぎてしまうだろう]
[聖堂の外まで団長を案内すれば状況説明はマテウスに任せ。
再び厨房へと取って返す。
帰り道で談話室に向かう人を認めることがあれば、走るばかりだった足を緩めて、同行することを選ぶだろう]
[そうして、戻った談話室で。
乞われるのならば、外で起きている事態を説明するだろう**]
(123) 2014/01/13(Mon) 01:02:58
/*
厨房と談話室が混じったー!!!
[書いてる最中にレスに気付いて修正した結果がこれだよ!]
(-62) 2014/01/13(Mon) 01:05:53
―聖堂外―
[いつもとは違う厳しい表情のマテウス>>118の様子と
エーリッヒの在り方>>116に何かあったのだと直感的に思う。]
ねぇ、何があるの。
私や、イレーネちゃんに見せられない、もの?
[肩に添えられた手>>118に促され一歩進むものの足は止まり]
先に、行ってて。
イレーネちゃんの傍にいてあげて。
お父さんが傍に居た方が、安心できるでしょう。
[此処に居てはいけない何か。
理由が気になり、マテウスから離れるように身を引いた。]
(124) 2014/01/13(Mon) 01:06:34
湯治客 アーベルは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 01:07:00
― →厨房→談話室 ―
[紅茶を入れる、というライヒアルト>>119の瞳に浮かんだ色に、
無意識に頬に触れようと手が延びて。]
……大丈夫、と自分から言う人が一番、大丈夫じゃないんですよ。
[こちらも表情が青ざめているし、手も震えてはいるけれど。]
こんな時に無理するな、とは言いませんし。
むしろ、あたしの立場からは言えませんけど。
弱音くらい、吐いても赦されると思います。
[言いたい事だけを口にして、談話室へと向かった。**]
(125) 2014/01/13(Mon) 01:11:13
─ 厨房 ─
[肩を叩きながら言われた言葉>>121に、少しだけ、天鵞絨の色が緩んだ]
ええ、お願いします。
……すみません、手間をかけさせて。
[団長を呼びに行く、というアーベルに向けたのは、こんな言葉。
彼が厨房を離れるとは、と息を吐いて竈の火を熾し、お茶の準備に取り掛かる。
天鵞絨に浮かぶのは、静けさと、翳り。
どちらも、他者の目にはあまり晒した事のないものだった]
(126) 2014/01/13(Mon) 01:13:26
雑貨屋 エルザは、湯治客 アーベル>>121に頷き、手を振って見送った**
2014/01/13(Mon) 01:13:47
雑貨屋 エルザは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 01:14:51
─ 聖堂外 ─
それは出来ない。
[先にと言うカルメンの言葉>>124にぴしゃりと言い切る]
俺にはやることがある。
団長の到着も待たねばならん。
[本当ならば傍に居てやりたい。
けれど、状況がそれを許さない]
何が起きているかは後で教える。
だから。
[ここから離れろと。
その姿勢を崩す気は無かった]
(127) 2014/01/13(Mon) 01:15:31
/*
事件優先になってるのは花が芽吹き始めてるせいなんだけども。
その描写をまだ出せずに居るので絡められないww
(-63) 2014/01/13(Mon) 01:16:51
─ 厨房 ─
……は?
[半ば強引に、意識を一方向へ向けようとしていた矢先に向けられた言葉>>125に、上がったのは惚けた声。
短い時間、頬に触れた手は震えていて。
続けられた言葉に、天鵞絨は数度、瞬いた]
……別に。
無理、などは。
それに……俺よりも、辛い思いをする人がいるとわかっていて。
[弱音などは吐けない、と。
そこまでは言葉にせずとも伝わったか。
言うだけ言って、談話室へと向かう背を見送ると、また一つ、ため息が漏れた]
(128) 2014/01/13(Mon) 01:20:36
― 聖堂外 ―
[カルメン>>113に気がついたのは、イレーネに近寄ろうとした時で。
マテウスが声を掛ける>>118のに気付いたから、軽く視線を投げるだけにした。
彼女が話を聞いたら、どんな反応をするだろうと。
それを思うと、なんともいえない気持ちになった。
続けられたカルメンの声>>124に、もう一度彼女を見、すぐに視線を外して、イレーネに向き合う]
ごめんね、イレーネちゃん。
[泣きそうな顔>>122をしたので、そう声を掛けて、不安にさせないように支えて、玄関を抜けて談話室へと]
(129) 2014/01/13(Mon) 01:21:17
―聖堂外―
[イレーネの声>>122が聖堂の中から聞こえる。
一度扉の方に目を向けるが、思いなおし辺りを見回す。
雪に覆われた景色、道さえも白く塗りつぶされて見えた。
マテウスの声>>127に驚いたように肩を縮める。]
団長さんが来る、の?
[自衛団員である彼の人が団長を待つ事態、と頭を過ぎった。
後で教える、と言葉を重ねられると、漸く了承するように頷くけれど
不意に吹いた風が髪を浚い、衣服をはためかせた。
その音と似た音が、上の方から聞こえて、女は誘われるように見上げる。]
な、に ?
[屋根にある十字架のシルエットがいつもと違う。
雪に弾かれた陽光が眩しくて、目を凝らしたところで
それが人の形であることに気付いた。]
(130) 2014/01/13(Mon) 01:21:57
役者 エーリッヒは、自衛団員 マテウスに、「こちらは大丈夫ですから」と声を掛け、聖堂の中へと
2014/01/13(Mon) 01:22:50
─ 聖堂外 ─
[カルメンが上を見上げてしまった>>130のは、エーリッヒの言葉に、頼む、と返し視線をそちらへと向けたその時。
一瞬の油断が隙を生む]
───見るな!
[声を上げ、上に向いた視線を遮ろうとカルメンの顔の上に右の掌を翳す。
けれど、見てしまったならばそれが何であるか、認識するのは時間の問題だろう]
(131) 2014/01/13(Mon) 01:30:58
― 聖堂 ―
[謝るエーリッヒ>>129に、ふるふるっと首を振る]
パパは、お仕事してるのね?
[怒鳴られたことなど数えるほどしかない。
思い出したのは冬の森には連れてけないと言われたのに、こっそり後を追いかけて迷子になりかけた時のこと。
あの時はあともう少しで雪に埋もれてしまうところだったから、恐怖と一緒に記憶に刻まれている]
お仕事の邪魔は、しちゃいけない、から。
[支えてくれるのをぎゅっと掴んだ手はまだ少し震えていたが、涙はなんとか零さずに足を動かした]
(132) 2014/01/13(Mon) 01:32:12
[カルメンを見遣ったのは、その顔色を伺うため。
そうして、イレーネを連れていくその背で彼女の反応を聞く]
……なるほど、ね……
役者よりはるかに上手の、役者、って事かな?
そうだね、気付かれちゃいけない、今は、まだ、ね。
[やれやれ、と浮かべる笑みは、他からは困っているかに見えるだろうか]
俺も、ね……気をつけないと。
俺から彼女たちに繋がると、拙い……
俺が、身代わりになるなら、それもあり、かな?
(-64) 2014/01/13(Mon) 01:34:26
─ 厨房 ─
[自分が保護され、ここに住まう事が決まって。
それと入れ違うように自立して行った、老尼僧の養い子。
彼女が訪れる際は理由をつけてどこかに引きこもり、老尼僧との時間を邪魔すまいとしていたから、直接言葉を交わした機会はそう多くない。
それでも、遠目に見る二人の様子は、本当に仲が良くて。
積み重ねた時間の長さを思えば、今起きた出来事が彼女に齎すものは薄っすらとだが察しがついた]
……なん、で。
こんなことに、なる。
[ぽつり、と紡ぐ声はやや掠れがち。
何が原因でこうなったのか、それを知りたいという気持ちはごく自然に浮かぶものの。
それと同じくらい、知りたくない、という気持ちもどこかに存在していた]
(133) 2014/01/13(Mon) 01:37:08
[ドクン、と、心臓が跳ねる。]
――、っ、ひ…。
[人が、と言おうとしたのに引き攣ったような音ばかり。
十字架とその影を映し、まあるく見開かれた眸に陰を作ったのは
マテウスの右手>>131だった。
はためいたそれは見覚えのある衣装だったように思うが
結び付けることを本能的に拒絶して、思考が止まる。]
マテウス、さん。
[ゆっくりとマテウスの顔へ、不安げに揺れる双眸を向けた。]
(134) 2014/01/13(Mon) 01:37:17
─ 厨房→談話室 ─
…………。
[相反する感覚が齎すのは奇妙な息苦しさ。
それを振り払うように、首を横に振って、お茶の準備に没頭する。
その内に、アーベルが戻ってきた>>123なら、共に談話室へと向かうものの]
……あ。
あいつ、連れてきてやらないと。
[談話室に落ち着いて、やって来た人々にお茶を振る舞った所で。
自室に置き去りにした蒼を思い出し、急ぎ足にそちらへと。**]
(135) 2014/01/13(Mon) 01:38:54
司書 ライヒアルトは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 01:41:33
/*
役職持ちなのは伝わっていると思うが、多分、すげぇ誤認されている自覚はある……!
占先なあ……流れ的に、一番飛ばしやすいのがあべくんなんだがここで大丈夫だろうか。
なんかありさげなんで、悩むんだけど……うん。
つか、他はあらゆる意味で白黒とれねーんだっつー。
確定白は1つ見えてるが、そこに白だししたらあかんしなー。
(-65) 2014/01/13(Mon) 01:47:35
― 聖堂→談話室 ―
そう、お父さんはお仕事なんだ。
もうすぐ、団長さんもこっちに来るはずだよ。
[それは本当の事だったから、そう言って、掴んできた手>>132をそっと握り返す。
そうして、ゆっくりと談話室に向かう。
まるで、話すまでの時間を稼ぐように。
だけど、すぐに談話室には辿り着いて、ドアを開けてイレーネを促す。
そこには、既に誰かがいただろうか。話は伝わっていただろうか。
とりあえず、とイレーネを座らせて、自分は隣に座った。
どう説明すれば、と少し考えて]
……あのね、イレーネちゃん。
[一言言って、そっと顔を覗き込んだ。
心の準備が出来るように、少し間を置こうと]
(136) 2014/01/13(Mon) 01:47:46
─ 聖堂外 ─
[だから言っただろうと言わんばかりに、カルメン>>134へと向ける表情に翳りが生じる。
その頃には団長も到着しており、彼に説明する形でカルメンにも状況を聞かせてやった]
…シスターが、何者かによって殺されました。
上を。
[伝える内容は簡潔に。
遺体の詳細はまだ見れてはいないため、それ以上説明のしようも無いのだが]
村への道も、雪で埋もれてしまっているようです。
……一体何が起きているのやら……。
[話を聞き、頭上を見上げた団長はここへ来た時と同じく険しい表情。
遺体を下ろすぞ、と言われ、それに反応するようにマテウスの姿勢が正された]
…了解。
(137) 2014/01/13(Mon) 01:55:35
[それからカルメンへと向き直り、その細い肩へと掌を添える]
中へ。
談話室に皆が居るはずだ。
[中へと促す力は然程強くはない。
移動するようならそのまま見送るが、遺体が下りるまで居ると言うのなら、それ以上強くは言わず。
ひとまずはカルメンの様子を伺った]
(138) 2014/01/13(Mon) 01:55:42
/*
わりと独り言を消費してるなぁ、と(表のptと約400しか変わらんぞ)
裏のあるキャラはこれだから……(暇だっただけです)
あ、>>86は一度やってみたかったの、雪に埋もれるエーリッヒ(
それに、雪の泡沫系は女性キャラな上に、埋もれるキャラじゃなかったし!
(雪の泡沫系では雪に埋もれるのが伝統だと思っているゲル状生物である)
(-66) 2014/01/13(Mon) 01:56:51
― 談話室 ―
[そっと握り返してくれた手>>136の温もりに縋って談話室へ。ゆっくりと歩いたのに鼓動がいつもより早い。
談話室に誰かいたなら、少し強張った顔でぺこりと頭を下げる。おはようございますの声は出なかった。
昨日と同じようにエーリッヒと隣り合って座ると>>136顔を覗き込まれて息を吸い込み]
……うん。
[コクリと唾をのみ込むと、小さく肯いて先を促した]
(139) 2014/01/13(Mon) 02:00:21
[声を掛けて、イレーネの反応を待つ。
声音も表情も硬いまま。
だけど、それは裏の感情を抑えての物]
(-67) 2014/01/13(Mon) 02:00:36
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