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[響く雷鳴。
屋上にいれば、それを捉えるのは容易くて。
ばさり、と白梟が一つ羽ばたいた]
……やれやれ。
大丈夫ですかと。
[ぽつり、呟く。
それが相手に届かないのは、わかっているが]
−中央塔下部・ファクトリーエリア−
[ぱちり、][近づいた同胞の気配にか]
[開かれた眼][じい][火炎の竜を見つめる]
…唯の気まぐれ。――戯言だよ。
記憶の端に留めて貰えれば、其れで構わないさ。
[理解を得られるとは、思って居ない。
薄く、笑う。
口唇から零れた雪煙が、ふわりと消えた]
魂の、声。
私の知る君なら、持ち合せて居た――心の。
[青へ向けた視線を逸らさぬまま。
ゆるりと上げた指先が、相手の頬へと掠める様に、触れる。
――感覚を持つ者ならば、冷えた其れが理解出来ようが]
読書家 ミリィは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
―草原―
[突きつけられた銃口にも動じる気配はなく]
まあ、下に送られたら、僕はいずれ消滅しますから、ここであなたに撃たれても大差ないといえば無いんですが…
多分、黙って撃たれると、いろんな方に怒られると思うんですよねえ。
< 猫はよっつの足ではしりました。
ジジ
ヂヂ
バチッ
音が。
聞こえるほうに、四つの足で、ひくい しせいで、羽根で風を打って。
そこにうつるものが、その場所かは、わからなかったんですけれど。 >
た まし い?
[妙に][ぎこちなく][紡がれる][言葉]
こころ、
[触れられる瞬間、][びくり][震えた]
[冷たさを理解しているのかは定かではなく]
[手から飛び出していく猫さんを目で追い。ぽつりと呟いた。]
猫さんは優しいですね。
でも、坂道を転がり出したボールを止めるのは、転がすよりずっとずっと大変なんですよ。
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
[唐突な言葉に軽く首を傾げ]
イレーネじゃなくて?
…イレーネのために?
[何となく昨日のイレーネ…エテルノは隠さないんじゃないかという気がしたが。サラリと心を読まれたからか]
< ユーディットのこえも、きこうとすれば、猫の耳にはとどいたかもしれません。
でも。
でも、それは警告の音。
猫がふんでしまった、ドロイドのからだだったもの。
それにかきけされました。 >
[”イレーネ”が、自分から明かす可能性は、確かにある。それでも、相手を欺けるうちは自分に矛先を向けておきたい]
ああ。
そう言うことに、しておいて欲しい。
[理由も言わず、ただそれだけを告げて]
/中/
もし戦いたくて。それが更新後の予定だったらごめんなさい。
もう何だか分からなくなってきました。そしてちょっと眠い。
寝落ちるほどじゃないですが。
< 猫は、それでも、はしりました。
そして見つけたその場所。
ドロイドにであわなくって、よかった。
それはきっと、ユーディットの力をおそれたからかしら? >
―廃棄エリア:どこか―
< 猫は、そこを見ました。
見た先で。
ユリアンと、ミリィの声。 >
−中央塔下部・ファクトリーエリア−
[ぱち、][ぱちぱち。]
[数度緩やかに瞬いて]
[また目を細める]
[が、][間を置いて][低い呻き。]
駄目、だ。
かなしむ、かもしれないこと、えらんじゃ、駄目だ……!
くるしいこと、かなしいこと、がまんしちゃ、駄目だ……!
[「ちゃんと休んで」
静かな言葉に、私は小さく啼いて応える。
無理をすれば迷惑を――役に立たぬだけでなく心配をかけてしまう事が――痛いくらいによく判ってしまったが故に]
[低い笑みに、思わず耳が立ったのが見えぬのは幸いであろうか]
護る…大事な…?
[……私、を。
こくこくと頷く彼の仔の姿に、私の目頭は熱くなりて。
愛しさの余り、言葉なく彼の仔を抱きしめる。
「受け止めて」と言う穏やかな声に、私は頷いて…小さく啼いた]
そう。
其れが私の。――”イレーネ”の、司る場所。
[青年の言葉に、ふわりと笑う。]
全ての生き物に、等しく、平等に。
与えられる筈の物だよ。―――我が三対。
[すぃ、と。其の頬を指先で撫ぜるように、触れて。]
酒場のママ ヘルガは、探偵 ハインリヒ を能力(守る)の対象に選びました。
< 声は
おしころした、激昂の響き。
だって、くるしくて、しかたないんです。
猫は、やさしくなんてない。
ただ、自分が、そうされて、悲しいから。
苦しいから。 >
俺だとしておけば、俺が消されても少しは欺くことが出来る。
そのまま消えた場合は、後はナタ・リェに任せるしか…。
イレーネを護ろうとしているのならば、きっとやってくれるだろう。
…何故俺がこんなことをしているのか。
それはきっと、”風の気まぐれ”。
そんなの私の知ったこっちゃないよ。生憎、私のこれは系統が違うんで
…………精霊だし、半分くらい吹き飛ばしても生きてるよね
[ポツリとそう呟くと、右手の拘束を解き]
……捌ノ首(はつのくび)「玉依姫(タマヨリヒメ)」
[そう呟くとともに右腕自体が変化。魔銃を取り込み、腕自体が長大な砲塔に
背中の放熱板がバシューっと排熱の白い煙を吐く]
大丈夫。ユリアンの下半分ほど吹き飛ばす程度だから
[多分、十分致命傷]
[応じる声には一つ、安堵の息を零し。
それでも、異眸は空の先の状況に厳しいままなのだけれど]
……あなたのお陰、かな。
素直に、そういう気持ちが持てるみたいで。
俺だけだったら、中々そうはいかなかったと思う。
……ありがとう。
[最後の言葉は、静かな、しずかな響きを帯びて]
酒場のママ ヘルガは、職人見習い ユリアン を能力(守る)の対象に選びました。
< ドロイドだったものの、モニター。
猫はそこに手をあてて。どんっと。
音が、ひびきました。
届きはしないでしょう、声は。
だけれど。 >
かなしむ、人、増やさないで
みんな、苦しい、から……!
< 伝わって、って思いました。そのきもちが、伝わってほしかったのでした。 >
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