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影輝学科2年 カルメン の能力(襲う)の対象が 翠樹学科4年 カヤ に自動決定されました。
月闇学科5年 ゼルギウス の能力(守る)の対象が 疾風学科3年 ゲルダ に自動決定されました。
疾風学科3年 ゲルダ は 翠樹学科4年 カヤ に投票した。(ランダム投票)
影輝学科2年 カルメン は 翠樹学科4年 カヤ に投票した。(ランダム投票)
翠樹学科4年 カヤ は 雷撃学科1年 イヴァン に投票した。(ランダム投票)
月闇学科5年 ゼルギウス は 機鋼学科1年 ローザ に投票した。(ランダム投票)
雷撃学科1年 イヴァン は 月闇学科5年 ゼルギウス に投票した。(ランダム投票)
機鋼学科1年 ローザ は 疾風学科3年 ゲルダ に投票した。(ランダム投票)
疾風学科3年 ゲルダ に 1人が投票した。
翠樹学科4年 カヤ に 2人が投票した。
月闇学科5年 ゼルギウス に 1人が投票した。
雷撃学科1年 イヴァン に 1人が投票した。
機鋼学科1年 ローザ に 1人が投票した。
翠樹学科4年 カヤ は村人達の手により処刑された。
月闇学科5年 ゼルギウス は、疾風学科3年 ゲルダ を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、疾風学科3年 ゲルダ、影輝学科2年 カルメン、月闇学科5年 ゼルギウス、雷撃学科1年 イヴァン、機鋼学科1年 ローザ の 5 名。
雷撃学科1年 イヴァンは、ランダム を投票先に選びました。
月闇学科5年 ゼルギウスは、ランダム を投票先に選びました。
月闇学科5年 ゼルギウスは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
影輝学科2年 カルメンは、ランダム を投票先に選びました。
影輝学科2年 カルメンは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
月闇学科5年 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
[鴉が追いかけっこをしている間、そっちは放置してケーキに集中。
フォークが無かったので手で持って齧り付くことに]
…コアっぽいのがもう一人ってことは、その一人が弾き出されたら結界解けるってことかな。
弾き出しって不定期なのか?
何かしら周期でもあるんだろうか。
[鴉が青ふわから仕入れた情報を声に出しながら整理。
よもやその周期(?)が今起きているとも知らず]
…。
あ、はいはいおかわりどうぞ。
[クロエに紅茶を注ぎながら]
いやー、実は僕の学科のレポートの為に禁術の実験台になって貰ったって言ったら怒るかなー?
別に、クロエちゃんとエーファちゃんを狙ったというか、対象はランダムだったんだけど。
擬似的に使い魔と主人の関係を形成するというか、それより緩い関係性を強制するというか、まあ今回だったら結界から出たら一緒に引きずられる程度っていうか。[ごにょごにょ]
…まあ、実害は無いし、一応内緒にしといてくれたら嬉しいなー、なんて。
さー、結界の様子でも見に行くかな!
[はははと笑った。*]
うおーととととっ!
[窓からふわふわと一緒に落っこちながら、カヤの帽子をひっつかむ。ぼふんと落ちたのは件の巨大ふわふわの上だったり]
[何を願ったなんてことはない。ただなんとなく退屈な日常に少々の刺激が欲しいから、因果律よりあまり起こりえない事象をと願ったのだが、それが、真に届いたのか否かは知らない]
……ふみゃ、帽子?
[きょとん、としながら、その動きを目で追う。
もふ、とか。
割と近い所で音が聞こえたのは、気のせいなのか違うのか]
/*
ちゃんと死亡フラグを汲んでくれるのはさすがだね。
こういう時だけランダム神のあいを感じるよ。
で、ざっと見た限り、ふぉーりん地面かな?
疾風学科3年 ゲルダは、ランダム を投票先に選びました。
[慌てて止めようとすると。
微妙な乱気流も生まれたりもするわけで]
わ、大丈夫!?
[窓から転がり落ちてゆくイヴァンに声を投げる。
動きを止めるとまずは窓へと駆け寄って。だが背後に何だか慣れたくないけれど慣れてきた気配がして振り返る]
機鋼学科1年 ローザは、ランダム を投票先に選びました。
雷撃学科1年 イヴァンが「時間を進める」を選択しました。
機鋼学科1年 ローザが「時間を進める」を選択しました。
[ウェンデルの言葉に紅茶を持ったまま固まる]
えっと、実験台にするならせめて一言言って下されば・・・。
「禁術」ならうっかり失敗したらどうするつもりだったんですか。
まあ、成功していたようで良かったですけど。
[左手をくいっと動かし、そしてエーファの方を見た]
で、先輩。この紐どうやったらとけるんですか?
まさか一生・・・。
[じと目でウェンデルを問い詰めた**]
[ウェンデルの言葉は、一緒になって云々考える所にするっと入ってきましたと。]
えーと。
つまりクロエさんはともかく、エーファちゃんと青もこは、ウェンデル先輩のせいでこっちに飛ばされたん、だ。
[ええとそれはどうなんだ?とはちらっと思ったが。]
…ところでキンジュってなぁに?
[初めて聞く言葉に、紅茶カップ持ったままきょと。
流石にまだ習ってないらしい。
ふわもこはころころ頭の上でぴょんこぴょんこ。]
[最初に異変に気づいたのは、真紅の龍。
(何せ当人、まだボケている)
しゃ、と威嚇するような声を上に浮かぶふわふわに向けて発した時には、時既に遅し、というべきか。
落下したふわふわは、二人まとめて──は、狙わなかったのか、他に理由があるのか。
とにかく、肩を押さえるカヤにみし、と圧し掛かってまた、ころり。
転がった後には、カヤの姿はなく]
……ふみ……みゃ?
[……まだ、わかってないっぽいです、はい]
疾風学科3年 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
んふっ…
[兎の耳。あらぁ。と好奇の目が移るそれは、周囲にも、それこそもふにだって伝わってしまったのか否か。もふっ。とか単にふわふわが跳ねているのか、穏やかなる前兆なのかの判別も出来ず]
…禁術ってのは『禁じられた術』と書く。
読んで字の如くだよ。
[ベッティの無知さに僅か溜息を漏らしつつも、知らなくて当たり前かと思い直し簡単に説明。
かなり大雑把ではあったが]
ぁら
[響いたのは、穏やかなる前兆と気づいたときには既に遅く。発せれたのはその一言のみで]
…大丈夫よ…ねぇ?
ゼルダちゃんは無事?
[目の前で見たからか少し不安になりながらもゼルダ…ではなくグラナートのほうに声をかける]
[もふっ!
潰される間抜けな音は、潰されたカヤには聞こえません。
なぜなら潰された上に実は足元から埋もれてもいたから。
ご丁寧に二重に餌食になったのは、巨大ふわふわの恨みかも]
きゅぅ…
[小さな体に二重の衝撃+結界抜けの余波はリミットオーバー。
風にマフラーと兎耳靡かせて自由落下中]
[で、未だに酔いの抜け切っていない当人はと言えば。
自分の周囲に展開した術の方を、興味津々、という様子で眺めていたりする]
「盟約者は、無事です。
しかし、これはまた……」
[カルメンに問われた真紅の龍は、困惑したようにくるりと回り。
何となく、思案するよな素振り]
疾風学科3年 ゲルダが「時間を進める」を取り消しました。
あー、そっちかぁ。
[頭の中には金術とか筋術とか、色んな言葉が当てはまったので、ライヒアルトの説明にこくこくと頷く。
尤も、どの程度禁じられているか、とかいう感覚的な部分は分からないのだが。]
教えてくれてありがとう!
[へらっと笑った。]
[兎耳?と疑問を抱く間もあるか無いか。
いなくなったと思ったはずのそれがカヤの上に被さって]
ヌシさまっ!?
[タイミング悪く目にゴミが入ってしまい、パチパチと瞬いた後にはその姿は綺麗サッパリ消えてしまっていた]
ゲルダ、は、無事なのね。
[そのカヤが押さえていたはずの幼馴染は消えていなくて。
ホッとするやら、首を傾げるやら]
あ、もしかして。
ゼルさん…?
[回復しきれずくったりとしているゼルギウスに、問いかけるような目を向けた]
…今後お前も習うことになるんだからな。
ちゃんと覚えておけよ。
[どんな変換をしたのやら、とは心の中だけで。
礼を言われると「別に」とそっけなく返す]
[一方、青ふわを捕獲してご満悦な鴉はと言うと]
「いやぁ、おっかけるのも楽しいもんだな。
………ん?」
[戻って来る途中で空から落ちて来る何かを発見]
「…………あ゛。
ライ! ウサギが落ちて来る!」
[名前が咄嗟に出なくてウサギ呼ばわり。
けれどそれはしっかりと青年へと届いた]
そのようね。イヴァン君はぁー…
[と何か思案しているグラナートから視線を外し、窓を見る。巨大ふわふわの上にいる。帽子はどうなったのだろうとか少し素朴なことを思ったり]
っ!?
ディルク、どこだ!?
「ライの後方38m!」
[伝達を聞いて食べかけのケーキを一口で食い切る。
指示された方向へとすぐさま駆け出した]
はーい。
[ライヒアルトに素直に片手を上げて、こくりこくり。
分かってないように見えるが、頭は魔法ほど悪くない。
とかやってると、頭の上のピノ君が、みーみーきょろきょろ。また何か訴える。]
??どしたのピノ君。
へ、「誰か来る」?
え、え、それって結界から―――
[と頭に疑問符浮かべると同時に、残ってたカップの中の紅茶を一気飲みして駆け出した。多分、先にウェンデルが行ってるだろうが。]
のわああ!
[ぽふーん!]
おおおおおお?!
[ぽふーん!]
うももももも!
[ぽっふーん!]
[下手に身体が大きいのが災いしたか、落ちた巨大ふわふわの上で、埋もれかけては跳ね上がり、のホッピング状態]
[もふっ!]
あらぁ。楽しそうね。
[ホッピング状態を思わずそう評してしまった。当人にとってはえらい迷惑だろうけれど。
その後はしばしまた話を聞いたりしつつ*過ごすのだろうか*]
影輝学科2年 カルメンが「時間を進める」を選択しました。
[と、外からも悲鳴のようなイヴァンの声が聞こえて振り向き直す]
大丈夫です?…大丈夫そうですね。
クロエちゃんの時よりよく跳ねてるなぁ。
[思わずそんな感想まで口にしてしまった。
手を出すに出せないので、結局見てるだけ]
[風の精霊が気まぐれに巡るけれど、浮遊の術には程遠い。
せめて意識があれば大地なり樹なりにお願い出来たのだが]
……
[完全に目を回していて騒ぐ鴉のウサギ呼ばわりも聞こえてない]
ちっ、フライトが使えれば飛んで向かえるんだが…!
[今の青年では使えてレビテーション止まり。
誰が落ちてきているのかは鴉の言葉で予測がついていたため、そのまま受け止めるのも可能と判断し、落下地点へと立つ。
重力加速である程度の衝撃はあったが、サイズが然程でもないために受け止めることは何とか出来た]
……っ、カヤ先輩か。
[目にしたカヤの頭にはいつもの帽子は無く。
長い髪と耳が露わになっていた]
………。
-変われ
-偽りに包まれ姿を変えよ
-今よりそれが真実となる
[カヤの頭に触れながら詠唱。
途端耳と長い髪は消え、いつもの帽子が頭には被せられていた。
尤も、術者である青年とカヤ本人には耳と髪が見えているのではあるが。
幻術の魔法である]
[何故こんなことをしたかと言うと、あの時逃げていた時の様子と、自分を気にしていた部分他、色々と加味した結果]
……うん、あたしはなんともないけどー……。
[ローザの言葉に、ほわっとしたまま頷いてみせる]
んー、主様も弾き出されたかぁ……。
ほんと、こいつら、何を基準にしてるんだか。
[さっき抱え込んだ、ライトグリーンのふわふわをぎうう、と締め上げつつぽそり、と呟き]
……というか、ナニしてんの、そっちは……。
[窓の向こう、ホッピング状態のイヴァンの様子にぽそり、と呟いた]
「やれやれ、仕方ないねえ。ちょいとごめんよ」
[またまた、しっかりと窓の手前で避難していた白雪さんが、窓枠にひょいと乗っかった]
「我が盟約者よ、絆に従いて、我が元へ」
[言霊に導かれて、ぽふーん、と跳ねた男は、空間に開いた異界の「場」を抜けて、窓の傍に]
[どっすん!]
あうっ!いってえええ、腰打ったさー!
[また涙目]
誰かが言ってたのじゃないけど。
考えても無駄っぽいよ、ほんとに。
今の頭で考えても更に無理だろうし。
何というか。
遊んでる、よりは遊ばれてる、かな?
楽しそうというには、ちょっと微妙かなと。
[相変わらずなカルメンに笑いながら、ゲルダに手を振ってみた。
まだほやんとしている顔に、これは一度休ませないととか思いつつ]
[ぼすん!と受け止められても更に衝撃プラスで目を覚まさず。
きゅぅ〜と気の抜けた声を上げて目を回しっぱなし。
大地との強烈な邂逅をせずに済んだ救い主にも気付けない。
風の精霊は楽しそうにクルクルと辺りを巡る。
長い紅葉色の髪と兎耳がフワフワ風に遊ばれて揺れた]
[白雪さんは要領いいなあ、とか惚けた思考の片隅で思いつつ。
手を振るローザに、素で手を……というか、抱えていたふわふわを持ったままの右手を振った。
『きゃーきゃー』とか、声がしたかも知れない]
…おい、カヤ先輩。
[ぺしぺしとカヤの頬を軽く叩く]
落ちてくる前から気絶してるとか…何があったんだ?
[よもや二重のもふ衝撃を受けていたとは思うまい]
[無論こっちは飛行の魔法とか使える(いや一応呪文は知っているが、今使うほどアレな子ではないというか)わけもなく。
走ってピノ君が言う場所にたどり着いたら、丁度ライヒアルトがカヤを抱えて居た所だった。
ぽーん。ピノ君は頭から地面に着地。心配そうにちょこちょこ近づいた。
気絶はしているものの、自分にはその姿はいつも通りに見える。]
だ、大丈夫…?
[おそるおそる。]
ううう、多分だいじょう、ぶ…
[涙目のまま、ローザに答えて、しっかりと確保していた帽子を振った]
んでも、帽子はちゃんと、捕まえ…あれ?カヤは?
[今更正しく呼べました]
息はしてる。
けど目ぇ回してるみたいだな。
[追いついてきたベッティに軽く説明。
鴉は鴉で、自分の目に見えるのは帽子があるのに、青年を介すと帽子を被って居ないように見える状況に若干混乱気味。
嘴をぱかー、と開けてしまったために青ふわが口から逃げ出した]
[気絶していなかったら大騒ぎか硬直か挙動不審の事態。
けれどそれはライヒアルトの機転で防がれた。
頬を軽く叩く手の感触に眉をぎゅっと寄せて唸った]
ん……なに…
[幻術で見えなくても帽子に隠れていない兎耳は声を良く拾う。
無意識に兎耳がペシペシ空を叩くように動いた。
ライヒアルトもペシペシし、兎耳がぴしりと動きを止める]
[あ、ばたばたしてる、とゲルダの手の中のふわふわを見ながら]
あれが、まだ中に残っていたらしく。
恒例の「ふわふわ理論」が発動しちゃったようで。
[キャッチできていた帽子には小さな拍手もしつつ、イヴァンに肩を竦めて*見せた*]
[目を覚ましたらしいカヤ。
兎耳にペシペシ叩かれた。
さて、本人には帽子を被って居ないことが分かるわけだが、どうやって見えてないことを伝えたものか]
…起きたか。
痛むところとかはないか?
[受け止めた時に変なところを打っていなければ良いが、とカヤに訊ねる。
それからカヤにだけ聞こえるように小声で]
…耳、皆には見えてないから。
[本当に小さな声で呟いたが、耳が露わになっているカヤにならはっきりと聞こえることだろう]
…あれ、ええと、なにがどうなって?
[冷や汗がつつーと頬を滑り落ちる。
思わず兎耳を隠そうと両手で耳の辺りを押さえた。
けれど、傍目には帽子を押さえている風とはわからない。
受け止められているのでも十分衝撃的だが、内心大混乱]
……や、やあ。
みんな無事で何より?
[ようやく口から出たのはごく普通の現実逃避な挨拶だった]
怪我とかないー…?なら、いいんだけど…。
[自分やらライヒアルトやらは、ばっちり怪我してたもんだから、その辺を心配してました。
ころころ地面に転がってたピノ君が、ぽんと頭の上に乗ると。
カヤの頭のあたりに何か見えた。気がした。]
…???
[ごしごし目を擦るが、もいっかい見るといつも通りで、首傾げ。気のせいか。]
ってあ!カラスさん青いのが!
[きょろきょとしてたら、視界の端からふわふわが逃げていくのが見えました。]
え?
[ローザの指差したふわふわを見て、目をぱちくり]
なんてこったい!こんなすg[すぱこーんっ!!]
「それしかネタがないのかいっ!?」
[今日も白雪さんの突っ込みは絶好調だった]
[受け止めたってくらいだから、現在カヤが姫抱っこ状態なのは言うまでも無い。
頭を押さえるカヤを見て、大丈夫かな、と少し心配になるも、傍目からの状況を想像すればさして問題ないか、とも思い。
カヤが現状を理解するのを待つ]
「………え、あ!
ちょ、お前待てーーー!!」
[呆けていた鴉だったが、ベッティの声に我に返り、再び青ふわを追いかけ始める]
「……いや。
私が何かいう事でもなし」
[イヴァンと白雪さんのボケ突っ込みに、真紅の龍は何やら言いかけて止めた。
こっちもこっちで、突っ込みどころ満載な状態なのは否めないから、かも知れない]
んー……。
なんか、ねむい……。
[そして、その突っ込みの原因?はといえば、じたばたするふわふわをぎゅうっと抱え込んで、そのまま*うとうと*]
い、痛いところは…どこだろ?
[あちこちピキピキしてる感じは全身筋肉痛に近い。
きっとゲルダの言ってた打ち身は後から痛くなる、だろう。
というか、現在カヤはそれどころではないというか。
けれど兎耳がしっかり拾ったヒソヒソ声にぴょんと跳ねる]
…見えて、ない?
[目をパチパチ瞬いてライヒアルトを見、次にベッティを見る。
見たら一番に騒ぎそうな少女は確かに何にも言ってこない。
ちょっとだけ落ち着いた思考がフル回転。
やがて結果を弾き出す。今の体勢とか余計なことも。
ウロウロ視線が泳ぎ、赤くなった顔をマフラーに埋もれさせ]
…あ、ありがとう。
助かった、よ。
[受け止めてくれたらしいことに紛らせて、お礼を言った]
あ、カヤ…さん起きた!
おはよう!こっちは無事だよー。
[けっこう血ぃ流したりはしたが。喉元過ぎれば何とやら。
名の後ちょっと間があったのは、やっぱり敬称どうしようか考えてたからだ。
鴉が飛んでったのを、頑張ってーとはひらひら手を振って見送った。いや自分で追いかけるのはちょっと、キツイです。
ピノ君は、青もこに飽きたのか、違う事に気を取られてるのか、いや単に何も考えてないだけなような。とにかくふわふわしてるだけ。]
「やはり、みんな外だわね。それにしても、これだけ魔力の供給源が減っても、異常が収まらないなんて」
[ノリツッコミやら、何やらをよそに、カヤが消える前から集中を続けていた最強寮母が、ぼそりと呟く]
「まさか、全員弾き出されるまで、終わらない?」
[それが冗談ではなくなりそうな状況だと…]
[…気付いたところで、ふわふわは、やっぱり、ただふわふわもふもふしているだけなのでした]
とりあえず、腹減ったさー
[そして、ちっとも変わらない男も、ここに**]
ん、大丈夫…かな。
あの、おろしてくれて平気だから!
[ベッティの心配そうな声に慌てて答え、手足をパタパタ。
兎耳が大丈夫となればイロイロ内心アワアワなわけで。
ライヒアルトに降ろしてーとマフラーに埋もれた声で頼む。
ベッティが目を擦るのにぎょっとなったり]
青って、え?
[何がどうなって鴉が青ふわ追っかけてるのか疑問符たくさん]
ん。
[礼には短く返して]
大丈夫そうなら降ろすけど。
ダメなら休むところまで運ぶぞ。
[告げる言葉と態度はいつものもの。
降ろしても大丈夫と言われると、素直にその場にカヤを降ろした]
何か、青いふわふわが今回の原因の一旦を担ってるらしい。
エーファとか言うのにくっついてた。
あの青いのが、コアその1/2だって。
もう半分はまだ向こう側らしいよ。
[と、こっちも聞いた事をそのまま口にしつつ。]
あ、休むなら、寝るとこは校舎だよ。
適当に男女で分かれて、マットと毛布とかで雑魚寝してる。
[大丈夫とはいうものの、休んだ方がよさそうはよさそうだし、寝床のことは先に言っておいた。]
そういやカヤさんて、男の子?女の子?
[それは素朴な疑問。]
そっか。
みんな無事でよかった。
[薄青ふわの円らな瞳に兎耳を押さえた両手は外せないまま。
ベッティの無事の返事に、ほっと表情が緩んだ。
名と敬称の間が開いたことは気にしない]
ん。無理ならお願いするから。
[ライヒアルトの変わらない態度ににっこり笑って。
告げられた言葉に素直に頷き、降ろしてもらう。
少しクラクラしたけど大地の精霊がそっと支えてくれた。
薄青ふわの視線が逸れたのでそっと手を下ろして話を聞く]
青いふわふわとエーファ?
けど、それってもう結界内にいないよね。
あれ?
なるほど、もう半分の原因が残ってるんだ。
[疑問はベッティの言葉で補われ、瞳をクリクリ動かす。
残っている内の誰なのだろうと思いながら]
ん、説明ありがとう。
そうだね、少し休ませてもら――っ、いや、その!?
[直球ど真ん中の素朴な疑問に一気に挙動不審に]
[ピノ君を頭にのっけていると、ふとたまに視界がボケてくる。ごしごし。
目が疲れてるのかなぁと眉をぎゅっと寄せたり、目の上を手でぐりぐり押さえてみたり(これはあまり目に良くないですはい。)ちょっとすると元に戻るのだが。
それがカヤの頭を見ている時だけ、というのにはまだ気づいてない。
性別の質問に対して、一気に挙動不審になったカヤに、きょとん。
向こうの世界の学校では、男女の垣根がはっきりと分かれていたので、あれなんか悪い事聞いた?くらいの勢いだ。]
ど、どっちでもいいんじゃないかな…。
ほら、君達からすれば子供みたいなものだし!
[それは種族特性なだけで、成人に達してはいるのだが。
ジリジリとベッティから距離をとろうとして髪を以下略。
何もない空間でいきなり転んだ風だが見えてる人にはモロバレ]
……ああ、休むんなら使ってる場所案内するぞ。
[何かじりじりと逃げるようなカヤに、助け舟になるかは分からないが一言*申し出た*]
[なんだか見えてないはずの兎耳にベッティの視線を感じる。
居心地悪くて両耳共にぺったりと垂れた。
これ以上傍にいると危険な気がして、逃げ腰に立ち上がり]
そ、そうだね!
ちょっと休みたいから案内してもらってくるよ!
[ライヒアルトの申し出に飛びついた。
場合によっては案内の後で姿をくらませればいいと計算。
ふわふわのいない今、人目さえなければ*回復は可能だから*]
へ、ど、どっちでもって…極稀ーにどっちもって人がいるにはいたけど。
[とか言いかけて、はっ。話が逸れている。
何かじりじり逃げられてるのには、別に追う必要は無いのだが、何となく一歩踏み出してみる。殆ど条件反射のような。
とかやってると、何も無い所で転んだのに驚いて慌てて近づいた。]
だ、大丈夫?
[ライヒアルトが間に合わなければ、手を差し伸べる――――ことになるわけだが。
その際その手に触れたのは、はたして身体かどうか。]
[精霊魔法の回復は女性のみ、だから。
流水から翠樹に移ったカヤは、男なら回復が使えないはず]
…だって。
今更、実は女でしたなんて恥ずかしいじゃないか。
[内心の声は誰にも*聞こえない*]
[見送る間、相変わらず視界はぼやけたり、元に戻ったりを繰り返す。]
…あ、あれ?
なんだろう、目、悪くしたかなぁ?
ちょっと保健室行ってみよう…。
[そう言い目を擦り擦りしながら、結界から*離れていった。*]
[いやいやそんな事は無い…とクロエ>>+4に答えてギクシャクスタコラと結界あたりへ歩いてゆく。
そのまま結界壁に沿ってぶらぶら歩いている間に、
カヤが押し出されて来たようだ。*]
[カヤを案内したのは南館の資料室。
自分がここで目を覚ましたから連れて来たわけなのだが]
……で、何で隠してんの?
[青年は帽子のことを聞いたつもりだが、聞きようによっては性別のことと取れたかも知れない。
一応誰も居ないのを確認しての問いだった。
問いが返って来る間、積まれている毛布やらの中から薄手のタオルを引っ張り出してくる]
錬金術使える奴に頼めば帽子作れるんだろうけど。
今は無いからそれで隠しておけば。
[自分の頭を示しながらタオルをカヤへと投げ渡した]
[ウェンデルの姿を見たら逃げ足が早まったのは言うまでもない。
男女どちらに連れて行かれるかわからないまま付いていき。
開けられた扉の中、誰もいないのを見て目をパチパチさせた]
あれ、ここって?
[キョロキョロ見回していると上から落ちてきた問いに固まる。
こういう時、隠し事のある身にはイロイロ心臓に悪い。
どうしようか迷ってると飛んできたタオルにアワアワ]
あ、ありがと?
見ての通り、南館の資料室。
俺がここ借りてたから。
……ウェンデル先輩も使ってるみたいだけど。
[説明は至極簡潔。
ついでに更に心臓の悪いことも告げたりするのだが。
礼を言われると「別に」と答えて]
…必死になって隠してることを無理矢理暴かれても苦痛だろ。
だから、さっきの問いは答えたくなければ答えなくても良い。
[ぽふっとタオルを頭に被り兎耳を隠す。
術者に見えていたかはしらないが、それで少し落ち着いた。
ウェンデルの名前が出た途端、ビクビクしたのは不可抗力。
それでも、気遣われているのがわかると少し表情を緩めて]
んー、何で、と言うか。
ないものを気にするものはいないから、かな。
あったら、その気がなくても手が出てきたりとか…ね。
[一応、兎耳を隠してくれたことへの礼に最低限の説明をする。
性別の方は説明するのが気恥ずかしいので口の中でモゴモゴ。
ユニコーン辺りの使用条件の誤解はあちこち根強いのです]
[タオルで隠されたことで青年の目からも兎耳が見えなくなる。
ウェンデルの名を出してカヤが過剰反応したことに、また何かやったかなあいつ、など考えるのも不可抗力。
そりゃあ『糸』のことを聞いた後では無理もない]
あるからこそ…か。
…ヒトは自分に無いものは珍しがるからな。
知らないから知りたいと思う。
それが無意識のものだったりもするし。
[結局のところ騒がれるのが嫌なのだろう、と当たりをつけ。
何やら口の中でモゴモゴする様子には僅かに首が傾げられる。
けれど説明を強要することもなく]
その手の耳だと、研究的興味と言うよりも、可愛いもの好きが寄ってきそうだな。
[そんな感想をぽつり]
[『糸』のことはしらないが、しったら更に逃げ腰は確実。
そうでなくてもウェンデルは既にカヤの中で危険人物扱い]
そ。
学び舎にいる以上、知的好奇心はいいことなんだけど。
知りたいってことは相手に歩み寄る一歩でもあるし。
けど…やっぱり、怖いものは怖い。
…デリケートなところだから。
可愛いもの好きって手加減なくて怖いんだよっ!
[ぽつりと落とされた感想に、兎耳がぴぴっと立つ。
それにアワアワして薄手のタオルと格闘すること、しばし。
長い髪を片手で器用にクルクル巻き上げて、ターバン風に巻く。
兎耳辺りが少し盛り上がっているが帽子ではないので仕方ない]
[その可愛いもの好き筆頭であるベッティに垣間見られてたとか。
逃げ出した時に、見えない長い髪が伸ばされた手を掠めたとか。
今は知らないから、ターバン巻けばいつも通りの気分。
生き物をぬいぐるみ扱いしちゃ駄目、な経験者が要因なのです]
魔法は智が主だしな…。
それを学ぼうとしてる連中なんだから、知的好奇心は半端ないだろう。
[そんなことを言いながら、青年の関心はかなり薄いのであるが]
どうしても無理なら、晒す必要なんてない。
自分で大丈夫だと、恐怖が克服されたなら、その時は明かせば良い。
けどそれまでは、何か誤魔化す術をしっかりしておいた方が良いぞ。
うろたえたら余計に不思議がられて相手は興味を持つ。
[可愛いもの好きの評価には同意の姿勢を示し。
タオルと格闘する様子を眺め見やる。
それが終わるのを見やってから]
…帽子、あった方が良ければ頼んでくるが。
それと、ここに居るとウェンデル先輩が戻って来る可能性があるから、休むなら別の場所を探した方が良いかも。
[帽子を頼める人物に心当たりがあるらしい。
もちろん詳細は伝えないと約束して。
忠告他の返答が聞けたら青年は資料室から立ち去ろうとする]
…ん。心しておく。
[ライヒアルトの忠告にコクコク頷いて、窓に映る姿を見る。
これなら少しくらいは出歩いても大丈夫と思えた。
帽子を頼んでくれるという声に、ニコニコと笑顔になったが]
…っ来るの!?
[ウェンデルの名に立ち去ろうとするライヒアルトの服を掴んだ。
ほとんどお化けか変質者的反応に近い。
それでも上から視線を受けるとぱっと手を離してアワアワ]
あ、いや、ごめん。…つい。
俺がここで目を覚ました時にも居たからな。
[表情の変化と服を掴まれたことに思わず、ぷ、と笑いが漏れる。
いつもの仏頂面とは違い、どこか子供染みた笑み]
えらく怯えられたもんだ。
知ったら大袈裟に嘆くんだろうな、あの先輩は。
その様子じゃ早めに帽子持って来た方が良さそうだ。
ディルク、カヤ先輩と一緒に居ろ。
帽子が出来たら連絡する。
「あいあいさー!」
[鴉が翼で敬礼するような仕草をする。
置いて行くと言うことは、カヤがどこに移動していても分かるようにするためであった]
そんじゃまた後で。
[ひらりとカヤに手を振ると、目的の人物を探しに資料室を出て行った]
[その頃ウェンデルは、己の社会的地位がどんどん下がって居るのも知らずに、結界壁に沿って歩いていた。
両手と耳を壁に押し付けながら、ちょこちょこ横歩きをしている。
途中で一度だけくしゃみをした。*]
[うろたえたら駄目だ、との忠告直後の行動に赤面しつつ。
子供っぽい笑いを向けられ、ぽふっとマフラーに半分埋もれた。
気恥ずかしかったり照れくさかったりイロイロだ]
うー、だってだって。
駄目だって言ったのに…なんだもん。
[マフラーの中でボソボソ呟くが膨れた頬は見えないだろう。
ウェンデルの自業自得なんだと内心で言い訳]
…あぅ。お願いします。
鴉さんもありがとね。
[敬礼する鴉にも礼を言って、ピコピコ手を振り返す。
使い魔の名を呼ばないのは言霊で精霊を縛らない術系の延長]
それじゃ、ウェンデルに見つからない内に移動しようかな。
西館に行くけど平気?
[小さな肩には乗りにくいかなと片腕を水平に差し出して訊く]
[風の精霊はさすがにウェンデルのくしゃみ一つまで噂しない。
けれど、カヤの怯えっぷりは知ってるから楽しげにクスクス]
[マフラーに埋もれる様子には小さく笑いを漏らすだけで。
青年はカヤと別れ別所へと移動する]
「平気平気。
場所さえ分かればライとは疎通出来るし」
[差し出された腕にぴょいと飛び乗り]
「そういや西館ってあんまり行かないなー。
作りはほとんど一緒なのかね」
[鴉はどこかワクワクしているような*様子*]
(リミットにつき失礼。ディルクは好きに動かして下さい)
[飛び乗ってきた鴉の重さにおっとっととバランス取りつつ。
ワクワク様子にクスクス笑う]
そっか、なら西館決定。
あそこなら…イロイロ便利だから。
作りは似てるけど部屋内容にはきっと驚くよ。
各それぞれの精霊達の為に作られてるんだ。
[兎耳はしられていないが性別は精霊召還の都合でばれている。
今更、何も言われないので休むには好都合。
古代語魔法系と違い精霊力の働く設備の説明を話し出す。
走るにはあちこち痛かったので移動速度は*ゆっくり目*]
(お付き合いダンケ。動かし捕まえはご自由に)
繰り返しネタは基本ですかと。
[ボケツッコミコンビを見ながらちょっと呆れ顔。
緊張感が薄いのは残されたメンバーの基本だろうかと。
他人のことは良く見えるというものである]
あ、潰れた。
んもう、仕方ないなぁ。
[羽織っていた上着をゲルダに掛けた。中の衣装が衣装(動きやすさ優先しすぎ)なのでちょっと涼しいけどまぁ大丈夫。
ちたぱたしているふわふわは湯たんぽ代わりになりそうなのでそのままに。ごめんねの意味でひらりと小さく手を振ったりして]
外ってことは結界範囲外の学院内にいるっぽい?
なら向こうは安心ですね。
むしろこっちの方が危険なような…。
[思いっきり魔力吸われるのはやだなぁ、とか。寮母のつぶやきやゼルギウスの意見にちょっと怖い想像をしてしまったらしく、首をふるふるふる]
あー。うん。
何か簡単に作れるもの用意してこよう。
あたしももうちょっとお腹に入れておきたいし。
[イヴァンの声に無事な瓶をチラリと見ながら頷いて。
厨房の方へと移動する]
ええと、ジャガイモとかがないわけはないよね。
ベーコンも残ってるし。これだけあれば、うん。
[タタタンと案外軽快な包丁の音が響く。
しばらくして出来上がったのは、ポテトガレット、キノコとベーコンのソテー、ミニパンケーキというメニュー]
はぁい、よかったらつまんでくださいね。
[食堂に運んで自分もガレットを一つパクリ。
やっぱりおつまみになっているのは気にしちゃ*いけない*]
/*
落下前に昨日入れ損なっていたものを。
ランダムでGJ発生とか本当にお流石ですよねと。
投票はゲルダに入っていました。
今日のデフォは続けてイヴァンさん。
―外・結界付近―
[伸ばした手は、カヤの肩を触る前に何かを掠めた。
ん?と手が止まったすきに、カヤら二人は教室に向かう。
ぼやけた視界に、長い二色が見えたりしたのだが、その理由は分かってない。
近くにいたウェンデルの方を向いて首を傾げたが、答えは返ってきたかどうか。
まぁどっちみち目が気になったので、行ってきますと先輩に一言、言ってから校舎へと。]
―保健室―
[にて(また迷子になったかはご想像にお任せ)、魔法医の先生に目の辺りを見てもらうものの、一見異常なし。
ただ美人の保険医の先生は、ものすごーく微妙な顔をする。
ちょっと待ってといわれたので、大人しく椅子に座って待っていた。ピノ君は膝の上でころころ。
暫くすると別の先生…こっちは治療の先生じゃないような。
その先生に、質問されたり探知の魔法?当てられたり。
自分じゃ気がつかなかったが、その間薄青のふわもこは、そういや大きくならなかった。]
[結論。「共振起こしてる」とのこと。]
…せんせー、よく分かりませーん。
[と頭に疑問符浮かべて聞くと、噛み砕いて説明してくれた。
何かめんどくさい理論は難しすぎたのもあって、殆ど頭に残ってないが。
とどのつまり、ピノ君が近くに居ると魔法力が増幅するらしい。あんまり増幅しすぎて、いよいよ自分で制御できなくなって、勝手に目が魔法看破とかやりだしてるとか。]
それって…えーと…あんまりいいことじゃないような?
[何となくの感覚的な感想だったが、先生二人してこっくり頷かれた。
プライバシーもさておきだが、いくらキャパが大きめとはいえ、魔力がそれ以上に肥大してしまっている、とか何とか。体にとても負担がかかっているらしい。]
[先生方は何やら二人相談中。
こっちは目下の危機感はなく、ピノ君と一緒になってぽやん。と聞いてるだけだったのだが。]
「どうしましょ。君、まだちゃんとした媒体もないのよね…?今から用意するんじゃ間に合わないから、制御用の魔法具がいるかしら?」
「いやそれより、そっちのふわふわを使い魔として使役下に置いてしまえば、影響も消えて―――」
え…?
[と、交わされる言葉を耳に拾ってびくっ。]
つ、かい魔って、ピノ君を?
えええ嫌です!だ、だってピノ君、結界なくなったらうちに帰るんだよね?
[と尋ねるが、ふわもこは聞いてない様子でころころ。ぐぅ。]
寝るなー!
[むしろ他に使い魔いない状態で、ここまで息ぴったりの存在相手と繋がろうとしない事を、不思議というか奇異な目で見られたり。]
と、とにかく、私、使い魔はいらないんです!
怪我とかびょーきじゃないなら大丈夫です!
ありがとうございましたー!
[と口早に叫んで、保険室から逃げ出した。
先生らは困ったように受け持ちの別の先生に連絡を飛ばした。
怪我よりタチが悪い状況なのだが、それに気づいていないのは本人ばかり**]
疾風学科3年 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
疾風学科3年 ゲルダが「時間を進める」を取り消しました。
−西館−
[鴉をお供にいつも使っているラボに入り込んだ。
起きて食べたのはケーキ一切れだけだけど、お腹は十分。
鴉の分の果実と水だけ準備して仮眠用のソファーにダイブ]
それじゃ、お言葉に甘えて休ませて貰うね。
窓は風さん用に隙間開けてるから。
[契約者のライヒアルトに何かあったら気にせず行って。
そう言外に伝えて毛布を被る。
そのまま瞼を閉じかけて、がばっと起き上がった]
あ、忘れてた!
使い魔って感覚繋がってるんだよね?
だったら、寝顔見ちゃ駄目だから!
[早速、果実を突付いてる鴉にぴしっと人差し指を向ける。
モガモガしてる間に反対側に寝返り打って目を閉じた。
後から返事してなかったとか言われても*既に夢の中*]
[転寝していた時間がどのくらいなのかはわからなかったけれど。
とにかく、目が覚めたら色んな意味でほんわりあったかかった。
ただし]
……あたま、いたー……。
[コンディションは最悪です。
うー、と唸る様子に、あちこちから呆れた視線が突き刺さったかも]
[とりあえず、水をもらって人心地。
真紅の龍が肩に乗って、顔を覗き込むのにだいじょーぶ、と手を振ってから立ち上がり、ローザに上着を返す。
立ち上がった弾み、転げ落ちたライトグリーンのふわふわは床の上をころころと。
それをもう一度捕まえ、高い高いの要領で持ち上げ、じい、と見つめた]
……そもそも、コレって何なんだっけ?
[疑問の呟きは、完全な独り言だったのだが。
それに、ちゃっかりと料理を相伴していた最強寮母がこちらを見た]
「諸説、あるわね。
異世界生物だとか、魔導錬金学成立以前……いわゆる、古式ゆかしき錬金術の実験で生まれたものだとか。
……面白い説では、『世界樹の子』の番人、なんていうのもあったかしら」
というか、アーデル姐さんって、創立当時からいるんだよね?
なのに、わかんないの?
「特に、気にしてなかったから」
[大雑把だ]
/*
というか、そもそも大元ではどーなってたっけ。
なんか、講義中の実験事故で生まれたのを地下に隔離しといたらもっさり、だったとか、そんな感じだった気がする。
…………大分前だからなあ…………(とおくみた。
─西館─
[カヤに連れられ鴉は西館の中へと。
見慣れぬ部屋に興味津々で軽く飛び回った]
「へー、精霊に合わせて作ってるってこう言うことかー。
何かおもしれー」
[見物をしている間にカヤが果実を用意してくれて。
鴉は喜び勇んで果実に飛び付く。
仮眠を取ろうとするカヤから忠告を聞いた時は、既に嘴の中が果実で埋まっていて。
起きてる間に返事をすることは出来なかった]
「(もごもごもご)
寝顔見られるのってそんなに嫌かね」
[ウェンデル辺りならば忠告されても覗き込んだりするのだろうが。
鴉はしばらくの間果実に夢中。
食べ終わったとしても、青年の思考が行き届いているのか、カヤの寝顔を見るようなことはしなかった]
─北館─
[一方青年はと言うと]
…兄貴、居るか?
[北館──ある導師の研究室を訊ねていた。
兄貴と呼ばれた導師は青年の姿に気付くと、少し意外そうにしてからにこやかな笑みを向ける]
『ライ、珍しいな。何か用か?』
[兄と呼ばれてはいるが、彼らに血の繋がりは無い。
青年がこの学園に来る原因となった出来事があった時、青年を保護したのかこの導師だったのだ。
それから青年はこの導師を兄と呼び慕っている]
ちょっと作って欲しいものがあって。
こう言う帽子、一つ作ってもらえねぇ?
[紙とペンを借りて簡単なイラストを描き説明。
それを見た導師は、ふむ、と一つ唸った]
『それくらいなら直ぐに出来るな。任せておけ。
しかし、何に使うんだ?』
ん……ちょっと事情があって。
[訊ねられても青年はそれだけしか言わず。
導師もそれ以上問うことは無い。
青年は必要がなければ詳細を言わないことを知っているからだ]
『オーケイ、言わなくても良い。
お前のことは一応信頼してるからな。
変なことには使わないだろう』
……一応って、ちょっと酷くねぇ?
『はっは、拗ねるな拗ねるな』
[導師は豪快に笑いながらも両手をちょいと動かす。
空間から何かを引っ張り出すような仕草をすると、その手にはイラストで説明した帽子が握られていた]
『これで良いか?』
ああ……さんきゅ。
[帽子を受け取り、青年は導師に礼を言う。
それだけを告げるとそのまま導師の部屋を後にした]
『…ったく、もう少し愛想よくならんものかねぇ?』
[苦笑と共に漏れた導師の呟きは青年には届かず。
その願いが叶うことはしばらく無いことを導師も理解していた]
─校舎外─
[建物を出た空の下。
青年は帽子を手に一度立ち止まる]
(…ディルク、今どこに居る?)
[カヤに付けていたディルクに意識だけで呼びかける。
しかし待てどもディルクからの返答は無く。
また感覚共有でも視界から何も見えて来ない]
…………。
あんの馬鹿っ!
[寝てると言うのがもろバレであった。
思わず口に出して悪態をつき、傍にあった樹に拳の側面を打ちつける]
[直後に拳を抑えて蹲り、痛みに耐えていたり]
あらぁ?そうなのぉ?
ただふわふわしてぬくくて飛んでるだけかと思ってたのに…なんだか面白いわねぇ。
[ちゃっかりご相伴に預かっているその二はこれまたちゃっかり会話に参加する]
面白い、って言うのかなあ。
[むにっ、とか左右に引っ張ってみた。
引っ張られたふわふわは、ふるふるしている]
でも、『世界樹の子』の番人っていうなら、コレに護られてるあれって……。
[何となく、視線は窓の方へと向いていたり]
綿毛っぽいから、案外、『世界樹の子』の綿毛だったりして。
[それから、もう一度ライトグリーンを見て。
思いっきり、適当言った]
ぅーん…過去にもこんな前例ってあったかしらぁ。
[胸の谷間からごそごそ、ふわふわを取り出し、びろーんっと頬を伸ばすように弄くる。『やめてー』とかいってそうであるが]
…だってわからないことが起きてるのよぉ…わからないことがわかるって面白いじゃなぁい。どうやって閉じ込めたのかしらねぇ…
[思案気に、釣られる様に窓を見つつ]
世界樹の子は…寒がりなのかしらぁ
[びろーんびろーん]
「大増殖なら、前にもあったかしら。
マナの暴走事故とか、昔はよくあったし」
[前例、という言葉に、最強寮母がぽつり。
物騒なこと言ってます]
あー、わかんない事がわかる、かぁ。
あたしは、あんまりそういう……研究的なとこには、興味ないけど。
知らない事がわかるのは、楽しい、ってのは、あるかなあ。
[何せ、先に異界接触ありきでしたから。
魔法を学ぶためにここに来たのではなく、異界龍との接触を期にここに来た事は、一部では有名なお話]
寒がりな樹……あったまるために、ふわふわ増殖させてるとか?
[ふにふに、もふもふ]
[ピノ君頭にのっけたまま、すたこらさっさとあちこち逃亡。単に道がわかってないだけとか。
たまに、視界の一部が揺れる。日常的にかけられている軽い幻術や封印、ついでに空を飛びまわっている精霊の姿を、その瞳は捉えていた。
見てる本人の知識量がまだ足りないから、見たところで殆ど何もわからないわけだが。]
中
しかし結界の中は酷い事に。さっぱり解んないんだろうなぁ。
情報持ちの役職者がみんなさっくり落ちたし。狼も無自覚ぽいし。占い結果まにあわなかったしね!orz
そっかぁ…でもマナが暴走してた頃はふわふわのことを考える余裕なかったんじゃないかしらぁ
[それよりももっと違うこと考えていただろうし。とか寮母の呟きに答え]
ふふっ。私だってそんな深く考えてないわよぉ。でも未体験なことや、見たことのないものを見る驚きとかってゲルダちゃんもあるでしょ?
それが楽しいのよぉ
[にこにこと噂のことはうっすら聞いていたのか特に言い分を気にも留めずに、びろんびろんふわふわを伸ばして]
えぇ。冬に備えてふわふわを…でもぬくもる前に飛んでってるわよね
[カニ歩きのまま、ずりずりと結界壁に沿って歩いていた。
途中で知り合いに『何をやっているんだ』と訊ねられると、結界調査と答える。]
…全く、カヤは中から出されて来たと思ったら僕を見るなり文字通り脱兎の如く逃げ出すし、ベッティちゃんには変な目で見られるし。
最近僕の運気はだだ下がりだな!
[まさかベッティが幻術を看破しているなどとは思いもよらぬので、不思議そうにされ>>+55てもそうとしか思えなかった。というよりウェンデル自身が幻術に気付いていなかったとか何とか。]
[一通り、といっても寮周辺全てを囲い込んだ結界の周囲を回るとなるとかなりの距離だが、どうにかぐるりと回り終わると、半月形の鏡の前に戻ってゲルダの寝顔をにやにやと眺めたりしていた。
曰く、疲れが取れたとか何とか。]
(反応はかなり遅いです)
[カルメンの言葉に、寮母は「そりゃそうね」と頷いた。
かなりあっさりと]
んー、まあ、何となくわかるかなあ。
[山からここに来た当初は、そんなのばっかりだったし、とか呟きつつ。
ライトグリーンをもふもふ。
手触りは気に入っているらしい]
風が吹けば散っちゃうんだし、暖房には向かないんじゃないかなあ……。
[暫く眺めているとゲルダも起きてしまったのだが、それからはさして面白くも無さそうに結界内の様子を眺めている。]
やっぱりそうよねぇ…マナが暴走してた頃って…もっと施設とかも整ってなかった印象があるものぉ
[とあっさり頷く寮母にいつもの甘ったるい声で返事して]
でしょでしょ…今回だってそういうものよぉ。結界張られてふわふわに潰されるなんて私読んだことないわぁ…ふふっ…でもすこぉし…飽きてきちゃった…かなぁ…夢か想像みたいなものかしらねぇ…
[面白いとか飽きたとか勝手なことをいいながらも、最後はほんの少し残念そうな声音で、ふわふわを丸めるようにもふもふして]
そうよねぇ…じゃあたくさん増殖することで意識を反らさせて、世界樹の子は安全を確保するのかしらぁ
[ふわふわダミーを少し想像]
[うろうろしてたら、結界の前まで戻って来た。無意識に、見覚えのある道を走ったらしい。
そういや中はどうなったろう?と思い出し。ウェンデルの鏡があるところまでてってっと足を向け。
ちょうど出くわしたのは、ゲルダの寝顔を映し出した半月鏡と、その前に座ってるウェンデルの姿。]
…………変
[態は喉の奥に飲み込んだ。ごくり。]
/*こっちも低速でーす*/
[鴉からの連絡がなければ帽子を届けることも出来ず。
仕方がないので鴉が起きるまで暇を潰す羽目になる]
帽子出来たら連絡するって言っといたのに。
あんの阿呆ディルク!
[更なる悪態をつきながら、暇潰しを探してふらふらり。
結界内の様子でも見るかとその部屋に行けば、先客と覗きが一人ずつ居た]
……何やってんだ?
[それはどちらに向けての言葉だったか]
[鴉も一緒にオヤスミ中とは知らず、スヤスヤ。
教育が行き届いているらしいのは良いことでした。
無防備な寝顔なんて見られたら、顔合わせ辛くなるし。
ついうっかり精霊魔法を身をもって体験とかまずいよね。
感覚共有してるんだもの]
「設備揃ったのは、機鋼学科と影輝学科が出来た後だからねぇ」
[なんか、昔語りモードで遠い目をした後。
お茶でも淹れようかしら、と寮母は厨房へ]
普通にないと思うんだけど、こういう事態って。
むしろ、あったらアーデル姐さんが対処法知ってそうだし。
[あっても助けてくれるとは限りません]
飽きた、かあ……あたしは、ふわふわ掃除するのには飽きたかも。
あと、ここだと思いっきり高く飛べないし。
[言いつつ、翼をふぁさ、と動かす]
うーん、仮にそうだとしても、世界樹の外敵って、なんなんだろ。
樹だから、蟲とか?
―西館 水の間―
[流水の精霊のために作られた部屋は、
いちめん青と緑の色で整えられておりました。
部屋の中央にはプールのような空間。
他に人がいないのをよいことに、
エーファはそこにとっぷり浸かっています。
とは言ってもペンギン姿ですから、
誰かが見ても精霊の一種と思ったかもしれませんが。]
変…?
何が変なのさ。
ふふ、僕はなつかしのもふもふアイランドを眺めているだけだよ。
ところでこれ[鏡を指差し]さ、解除しても良いかな?
疲れるんだけど。
[目が覚めたのはカヤの方が先だったらしい。
ぴょこ、と起き出して目元を小さな拳でスリスリ。
それから思いっきり伸びをした]
んーー! 良く寝たあ。
…いたた。
[今更、出てきた打ち身の痛みに眉を顰める。
ちらりと鴉の方を見ればオヤスミ中の様子で少しだけ悩む]
寝てる時なら見えたり聞こえたりしないよね。
『一角の獣、貴方に希う。
貴方の癒しを我が身に与えられんことを』
[柔らかな白い光がユニコーンの姿を垣間見せる]
あらぁ。そうだったんですかぁ。あ、私のもお願いねぇ。アーデルハイトさぁん
[さすが創立当初からいる人と感心しながらも甘えた声でお茶をおねだりして]
えぇ…普通にないわよねぇ。占術で読み取ったときもこんなのあるなんて出なかったものねぇ
[だから余計に新鮮な感じ。でも鮮度も落ちてしまったけれど]
こうやってどうなのかしら?って考えるのは楽しいけど、この子教えてくれないものぉ…けちねぇ。
[びろーんびろーんと伸ばしつつ翼を少し羨ましそうにとろんとした眼差しで見て]
うーん…蟲よりも。…人系かしらぁ
[系というのは人間だけではなく、エルフだとか獣人有翼人も含めてだが]
不届きな輩ってどっかに少しぐらいはいるものだものぉ…ねぇ?
…それ解除されちまうと中の様子見れないよな。
他に方法無いし。
[ベッティの後ろから部屋の中を覗き込み、ウェンデルの問いに疑問で返す]
まぁ、中で起きてることなんてふわふわ増殖くらいだから見れなくても大して変わらないかも知れないが。
[ちなみにあおい子はどこへ行ったかと言えば。
あのあともう一度捕まり、用務員さんに引き渡されたようでした。
けれど、また脱走劇を繰り返して追いかけっこ中だとか。
元気よく走り回るおじいさんは、そのうち腰痛めちゃうかもですね。]
[カヤが起きて精霊魔法を唱えている時]
「…う〜ん……もう食えない……」
[鴉が寝言を言って器用に寝返りを打った。
居眠りと言うより熟睡に近い]
[ライヒアルトの声にはっと我に帰る。]
えっと、今――
[と鏡を指差すと、映像は元、というか普通の様子を写していた。]
ぇー…見間違い……
[なわけないと思いつつも、現在視力には自信がない。]
えーと。変なのがみえたけどきのせいだったかも。
[釈然とはしないながらもそういう結論に]
いやあ、今まではクロエちゃんとエーファちゃんを伝手に覗いてたんだけどさ。あの二人がこっちに来ちゃうとコレ維持するのも結構楽じゃなくてねえ。
ん…変なものって?
見間違いも愛嬌のうちだよ。
占術って、えーと。
色んな未来から、一つを当てるんだっけ。
[首を傾げつつ、確かめるように問いかけて]
教えるつもりがあっても、あたしらが読み取れないだけなのかも。
読み取れる子たちは、外出てるし。
[言いながら、むにっ、とした。
翼に向けられる視線の意味には、気づいた様子もなく]
あー……世界樹、って、力のカタマリみたいなとこあるし、そういうのもありかあ……。
変なの?
あれのことか?
[ベッティの返答に指差すはウェンデル本人。
帽子が邪魔になって来て自分の頭に被せつつ]
仮にあれのことなら気のせいじゃないと思う。
[酷い一言]
ウェンデル先輩が疲れるってんなら解除しちまって良いと思うぜ。
中に関しては様子が見れても手は出せないし。
見てても見てなくても同じだろ。
[癒しに痛みが消えていく時、聞こえた声に硬直する。
恐る恐る見るとぽっこりしたお腹を見せて鴉が寝返りしていた]
…ビックリした。
鴉って寝言言うんだ。
[ちょっと間違った感想を述べて一角の獣を小さな手で撫でる。
授業以外では滅多に呼ばない獣の感触は淡く夢幻のよう。
ユニコーンが癒しの角と額を擦り付けるのをクスクス笑う]
ありがと、もう平気だよ。
大怪我したわけじゃ…たぶん、ないから。
[薬草で済ませることが思いつかなかった辺り、痛かったのかも。
そう思ってちょっとだけ語尾が弱気になった。
光の尾を一度振り消えていく精霊の姿を穏やかな笑みで見送る]
(うーん‥‥‥
やっぱりわからないか、ありがとう)
[水の乙女にたずねても、
糸を切る方法も結界解除もわからないそう。
後のことに関しては、やっぱりコアうんぬんの話。]
(うん。それじゃ、またね)
[ぷかぁ しばらく浮いていたペンギン、
ぱしゃんと 水を跳ねさせてプールから上がります。
ぷるぷるぷるっ 水気を飛ばすと人型に戻り 廊下にぺたぺた。]
先輩が疲れてるなら、解除した方がいいのかも。無理はよくないし。
何があったかはええと…後でこっちに来た人に聞けばいいのかな?
[とはちょっと考えなが言ってみた。]
まッ
ライヒ君ったら可愛くないわね!
ベッティちゃんも否定してくれたって良いじゃないの!
[などと謎のシナを作りつつ]
一度開いちゃってるから、もう暫くは残せるけどなあ。
まあ、他の人にも一応訊いてみようか。
その帽子似合うねえ?
そうよぉ。正確には一番起こりえそうな出来事を…ね。完璧じゃないけどねぇ。そうだったら事前に誰かがこうなるのに気づくもの
[因果律がどうだとかは抜いてわかりやすく説明。]
そうねぇ。ベッティちゃんやクロエちゃんならわかったのかしらぁ…でも、ゼルギウス君みたいにふわふわが出たおかげで新しい術式考えたりもあるから知らないでもいいのかもぉ?…私も…アーデルハイトさんの居ない間に…ちょっと試そうかしら
[いたずらっ子のようにふふっと笑みを浮かべ、ふわふわ片手にルーンカードを数枚胸からだしてみたり]
ええ…そういうことよぉ…一応…ふわふわも巨大化して応戦できるみたいだし…
[でも不届きな輩がふわふわに押し潰されて撃退されたと思うと少しおかしかったりと想像してふふっと笑みを浮かべる]
気持ち悪い。
[ウェンデルのシナを見て即殺]
その辺りは先輩に任せるさ。
それを作ったのは先輩だし。
[帽子のことを言われると、目深に被るように少し前へと帽子をずらして]
俺に似合ってもしょうがないんだけどな。
[それだけ言って部屋から立ち去ろうとする]
ねぇん…どういう結界なのか教えてぇ…
[甘えた声でふわふわに、何か言ってるようだが結局理解できなかったりで少し飽きてきてる]
[それからすっかり元気になった体でソファーから飛び降りた。
トコトコ鴉の傍により、人差し指でプクプクしたお腹を突付く]
どうしようかな。
まだ寝てるなら抱っこしていこうか。
[クスクス笑いながらツンツン。
寝てる時も共有してるのかはしらない。
けど、痛くしないなら平気かな、と揺する代わりに突付く]
[ユニコーンの姿が消えた頃。
鴉がぱちりと目を覚ます]
「んあー? 何か聞こえたような…」
[青年からの呼びかけが今頃聞こえたらしい。
ころりと起き上がって目をパチパチ]
あれ。…ええと、こんにちは。初めましてー。
[とぺこりとお辞儀する先は、帽子をかぶったライヒアルト。
の、ちょっとナナメ横あたり。]
あ、そうだったんだ。いってらっしゃーい。
[と何かと会話しながら、出て行こうとするライヒアルト、というかそのナナメ横に手を振って見送った。]
あ、そうか。
完璧に当てられるんなら、こうなる前に導師が気づくよねぇ。
[気づいても放置しないとは、誰にも言い切れないのが怖い所。とかは置いといて]
ゼル先輩の術式……あー、さっきのあれかぁ。
って、試すって、何を!?
[引き出されるカードに、ちょっと焦った声を上げる。
力が篭ったのか、ライトグリーンが手の中でじたじたした]
世界樹狙って、ふわふわに潰されるとか、かなり喜劇っぽいというか……。
わ、わ、だってその。
[謎のシナにちょっとおろおろと。
2割から3割残った某疑惑はまだ根深いですはい。
ピノ君は色々関係なく頭の上でころころ中。]
………。
ついにお前まで頭おかしくなったか?
[初対面でも無いのに初めましてとか言い始めるベッティを変なものを見る目で見た]
[はじめまして?
少し首を傾げてから手を打った]
おお、ベッティちゃん
それは新手の精神攻撃だね!
良いぞもっとやれー
へ?
[ライヒアルトに言われてきょとんと。
逆に本人は本人で、何のこっちゃと思っていたが。]
………あ!ち、違う!違うよ!
だってそこ精霊さんが―――…ってもういないし。
[どうもライヒアルトの帽子の近くを飛んでいた、風の精霊を見つけて会話していた模様。
その精霊も気まぐれに、笑い声だけ僅かに残して、どこかに飛んでったようだが。]
あ、起きた。
聞こえたって何? 連絡?
[ころりと起き上がった鴉に、慌てて人差し指を背に回す。
聞こえてたのは精霊語じゃないことを祈りつつ訊ねてみた]
ふふっ…もちろぉん…焼き払ってみるとか、凍らせてみるとか色々よぉ。何が効果的かしらぁ
[窓のほうまでいきながら、おっとりした笑みをゲルダに向けて。ふわふわ拷問宣言してみたり。まあ実際はそのどちらでもないわけだが]
えぇ…でもそんなことないかもよぉ。今回とは逆で…潰して、結界の中に放り込んじゃうのかも?
[そして出るにも寮母さんが出れない時点でそうそう出れる人間はいないだろうし。なんて思いつつ、窓をそっと開けて]
集めて…押して…潰して…しまいなさぁい
[やはりいつもの甘い声ながらも、それに呼応してうっすら光るカード。
風が起こり…当然ふわふわも増やしながらも一箇所に押し込むようにして風の壁のようなもので包み込む
風の壁の中では大量にふわふわ増産中だが外側から問答無用でプレスして押し込んで…]
そ、それも違うー!
[ウェンデルの精神攻撃云々にもぶんぶん首を振る振る。]
というか何のダメージも与えとらんじゃありませんか!
[振る頭に合わせて、ピノ君はひょこひょこ跳ねて遊んでいたり。]
[精神攻撃になるのかは謎として]
…何で、お前に精霊が見えるんだ?
精霊魔法専攻じゃないだろ。
今センスオーラ使う意味もないだろうし。
[じぃ、とベッティを注意深く見やる]
ふふ、実は彼は密かに大ダメージを受けているのだよ。
[などと言いつつ
「見えてた?」とライヒアルトに目配せ。]
[巨大なのは無理だとしても細々したのや少々大きいのは一箇所に集えさせれて]
ふふっ…上手く言ったかしらぁ?
[笑みを浮かべ食堂の面々を見るが、その後ろでは押し込まれたふわふわの増える量が多すぎて、風の壁が歪み、危険に膨らんでいたりする]
「うーん、多分…?」
[カヤに頷きつつ半分寝ぼけ眼]
「ラぁイぃー、何か言ったぁー?」
[寝ぼけ過ぎて声に出しながら青年に呼びかけた]
[ぺた ぺた ぺた。
そうして向かうのは結界の方角なのでした。**]
(次来るのいつかわからないので行方不明扱いでも捕獲でも
お好きにお願いします)
何が効果的って、ね、ねえ。
ちょっと、ちょっと。
[窓を開ける様子にわたわたと。
抱え込んだふわふわが『きゃーきゃー』とか騒いだかも知れない。
何となく、無意識にそれを押さえ込みながら]
え、ええと……。
上手く行って……ない、と、思うっ!
[こちらからは、風の結界内のふわふわの様子は見えるわけで。
思いっきり、声が上ずった]
[ウェンデルからの目配せには否定の意味を持たせ]
あれでダメージを受けるのは親密になった奴だけだろう。
[返す言葉は暗に親密じゃないと言うものだったり。
それからぴくりと何かに反応する様子を見せ、しばらく視線が別へと向かう]
(この馬鹿ディルク!
帽子出来たら連絡するつったろ!)
[思念だけで鴉へと怒鳴りつけている]
[そうこうしていると窓の隙間から風の精霊のクスクス笑い。
挨拶されたとか楽しげな声だけ残し、また気まぐれに去っていく]
風さん、なんだかご機嫌だったな。
[気まぐれなのは風の精霊の常だから、それだけ言って見送った]
センスオーラ?
[習ってない単語にきょとんとして。]
し、知らないよ!
精霊さん…は、さっきから見えてるけど…。
[ちょっと間があいたのは、そもそもそんなに精霊を知らないからだ。
注意深く見られれば、元々茶色だった目の色が、前よりうんと薄く、無駄に魔力を纏ったものになっているのに気づくかもしれない。
本人は一番気づいてませんが。]
ぅぅん…そうかしらぁ?
[と、振り返る、ぴきぴきっと既に破裂寸前に膨れ上がっているのを確認して]
やっぱり難しいわねぇ。複数枚使うの初めてだけど…風に重さとかを付随してみたのは面白かったと思うんだけどなぁ
[呑気に首を傾げつつも、窓をぴしゃっと閉めた直後。パァンという破裂の音とともにふわふわ大噴火現象&巨大ふわふわが更に数匹追加]
[怒鳴られた鴉はびくぅ!と硬直]
「ご、ごごごごめんなさ!
いいい、今は西館に居るよぉ!」
[鴉のくせに涙目になりながら場所を伝達した]
え、ホントにもう?
早いなー。
[常緑の瞳をクリクリさせて鴉をじーっと見る。
いきなりライヒアルトを呼ぶ声に目をパチパチさせた。
まさか、と思って扉を振り返ってキョロキョロ。
もちろん単に寝ぼけての声なのでここにはいないわけだが]
もぅ。ゼルギウス君ったらぁ…その見事ってどっちの意味なのぉ
[噴火してるんだから褒められるはずない…という思考はなかったらしい]
え、わわわ、カラスさん大丈夫?
[硬直するなり涙目になった鴉にオロオロ。
小さな手でヨシヨシと羽辺りを撫でようとした]
(西館な、分かった。
カヤ先輩には帽子出来たって伝えとけ)
[鴉からの伝達を聞いて思念だけで返し。
ベッティから疑問の声が上がると]
センスオーラってのは、普段は見えない魔力的なものを見るための魔法だ。
それこそ精霊を見たり、物にかかった魔力を見たり出来る。
通常状態で精霊が見えるのは、精霊魔法を習得してる奴らなんだが…お前は古代語魔法の専攻だろう?
[確認しながらもベッティの瞳の色を見る。
何だか違和感を感じ、自分もセンスオーラの詠唱を行った]
……何でセンスオーラも知らないのに、センスオーラがかかった状態になってんだ?
……ひゃうっ!
[中まで響く破裂音に、思わず声を上げて座り込む]
……複数枚とか、それって、単純に魔力増強してるってコトになるんじゃないのお?
あんなに増やしてどうするの……って。
[ふと。
厨房の方から。
何か、感じたような気がした。
逃げた方がいい? という視線を向けたなら、肩の真紅は無言で頷いた。つまり、肯定]
「……はぁ、怖かった」
[めそり。
カヤに撫でられて少し涙が零れたかも]
「それはそうと、帽子出来たんだってさ。
西館ってのは伝えたから、その内持って来るかも」
[ウェンデルにそうなんですか?と言いながら。
元々仏頂面のライヒアルトがダメージ受けてるようにはまぁ見えない
。
ライヒアルトの言葉から、ノーダメージとか暗に言う部分とか察したが、その通りなのでこくこくと頷いた。]
[ライヒアルトから、センスオーラの説明を聞いてなるほどとこっくり。また一つ覚えましたと。]
えと、うん。火炎だから古代魔法…だけど。
[言われて段々、自分がちょっと変な状態なんだとは察せてきた。
かかった状態の原因とか、聞かれても最初良く分からなかったので、知らないと口にしかけて。
ふと思い当たったのは、先生達が言っていた、共振。]
…あの、ずっと見えてる状態っておかしい?
[共振の事は言わず、逆に少々不安げに問いかける。]
ぅ〜ん。増強もあるけどちょぉっと違うかしらぁ。いろんな意味を組み合わせればより複雑な効果を及ぼすことも出来るのよぉ…まぁ。実験に犠牲はつきものよぉ
[と、座り込んだゼルダに説明しつつ、増やしたことにはまるで悪気がないとかはあるが]
じゃああとお願いねぇ
[ここまでも他人任せで遁走…といっても優雅に歩いてですが、だって逃げたって転移する人から逃げれるはずないのはわかってるから]
はあ。
[説明部分は、なんかよくわかんない、と思ったらしく惚けた声を上げ]
て、犠牲はつきもの、で済ませていい問題じゃないんじゃっ……。
[言いながら、じりじり逃げてます、逃げてます]
お願い、って、そう、言われてもー!
[ベッティの状態を確認し終わると、センスオーラを解除して]
ずっと見えてる状態は……自分の能力で見えてる場合はさして問題は無いと思う、が。
外部要因からでそうなってる場合はちょっと分からないな。
外から魔力が供給されて見えてるとなると、自分のキャパシティより過剰な魔力が常に付きまとっていることになる。
バランスが取れているのであればまだ良いが、そうじゃない場合は魔力暴走の可能性もあるんじゃないか?
[青年自身、まだ学ぶ立場であるために断言は出来ないが。
考えられる可能性を口にする]
ヨシヨシ、怖かったね。
カヤのせいで怒られてごめんよ。
[元々カヤが帽子を失くしたから、と謝って涙を指先で拭う。
伝言に頷きながら片腕を水平に差し出し]
ん、わかった。
鴉さんには居場所わかるんだよね?
なら配達までしてもらうの悪いし、取りに向かおうかな。
[待ってた方がいいなら待つし、と少し首を傾げて問う]
「うんやぁ、起きてれば問題無かったのに寝ちゃったもんだから…。
良くやるんだよ、俺」
[かくっ、と鴉は頭を垂れる。
涙を拭ってくれたことに礼を言い、水平に差し出された腕に飛び乗った]
「おぅ、ばっちりライの視線が見えてらぁ。
あの作りなら南館に居るな。
けど他にも金髪の兄ちゃんと赤髪のお嬢さんも居るよ?
そのなりで向かって大丈夫かい?」
[耳を見られる可能性を示唆し、鴉はカヤを見て首を傾げた]
そうやって、魔法って言うにものは確立されていったのよぉ
[だからそういう問題でいいのよぉ。と言ってる直後にぴっしゃ〜ん]
/*
オプションと場所別にするとやっぱptの減りがwww
2キャラ分操作してることになるからなぁ。
もうすぐ更新だけど、半分減るとか使い過ぎだろう。
あー……。
[見事な落雷に、抱え込んだふわふわがもふっと膨らんだかも知れない。
落雷の主の表情が見えないのは、多分、幸い。
きっと物凄く、いい笑顔をしてるんだろうけれど]
これもこれで、犠牲……なのかなぁ……?
[ちょっと意味合い違うような]
そもそも、よっぽど高位の使い魔さんと契約でもしてない限りは、相性の問題もあるから外部から魔力の過剰供給を受けるという事も無いと思うけど。
…僕も、生理学的な方面にはあんまり詳しくないから何とも言えないけど
強制的に魔力の過剰供給を行う攻撃魔法もあるにはあるよね。
[顎に手を当てて首を捻った]
……もぅ。アーデルハイトさん。
髪や服が焦げたらどうするのぉ
[頬を膨らませてちょっと黒くなりながらも子供のように抗議。ただおしおき用の雷なのか、その辺りは大丈夫なのかもとか。ちなみに倒れないのは慣れであるが、やはりくらっときて*ぱたり*]
こいつが攻撃されてるって?
[ウェンデルの言葉に疑問を口にし]
攻撃される心当たりでもあるなら別だが、これを攻撃して得する奴が居るとも思えないが。
[相変わらず言うことは辛辣]
そうじゃないよ。
ただ、健康的じゃあ無いんじゃないかなって言いたかっただけさ。
こんな可愛い子をあんまり怖がらせちゃ駄目じゃないか。
[めっ、と指を立ててから]
ベッティちゃん、校医の先生には診て貰った?
あ、そっか。
[流石に暴走とかの危険性は考えてませんでした。はい。
それはちょっと困ったなぁといった風に、ピノ君を見上げるが、要因はもちろんお構いなしにころころ。]
攻撃…じゃないとは思うんだけど…というかその…
[全く原因が思い至らないわけじゃないのでぼそぼそ。]
うー…どうしよう。
使い魔は嫌なんだけどなー…
そっか。
使い魔も大変だ。
[かくっと項垂れた鴉を慰めるようにポフポフ撫でた。
鴉の飛び乗る重みにやっぱりおっとっと、とバランスをとる]
ん、南館か。
ならやっぱり配達は手間だし…って。
…いるの?
[扉まで向かってた足がちょっと止まる。
首を傾げる鴉に、もう片手でターバンを触って確かめつつ]
一応、タオルもあるし幻術かかってるし…見えないよね?
なら近くまで行って、部屋に入らず受け取ろうかな。
[ベッティはまだしもウェンデルは怖いので折衷案を出したり]
別に脅す気はないが。
健康的にっつーのは同意。
[叱るようなウェンデルの仕草も気にした様子は無く。
ウェンデルがベッティに訊ねる言葉に視線はベッティへと向く]
[ぎくり。]
も、もらいました…。
[とぽつり呟いたと同時に、背後に人の気配。]
「ベルティルデ=B=ボルノマン!」
[フルネームを呼ばれてびくーっと背中が跳ねた。
本名とか、保護された時と入学手続き時に使ったっきりで、知ってる人とか数名も居ない。ということは。]
「お前はどこをほっつき歩いて…先生達から連絡受けて探してまわったのにちょこちょこ動くから!」
うわ、せ、先生!
[担任というか、立場的には目付け役も兼ねてる古代魔法講師の先生に、襟首をむんずと捕まえられた。]
……あー、何やってんだか。
[ぱたり、と行った様子にため息一つ。
とりあえず、放置するのもなんなので、近くの長椅子まで引っ張っておく]
にしても、大分、増えたなあ……。
[それが終わると、窓際まで行って、跳ね回るパステルカラーにため息一つ]
「あーあーもうこんなになるまでほっといて…!
とにかく一旦来なさい!」
わ、ちょ、せんせぇ〜〜〜
[引きずられてどこかに*連行された。*]
[撫でられて鴉は少し嬉しそう。
普段青年が鴉を撫でることなんて皆無に等しいし]
「うん、居るね。
さっきなんて何でか赤髪のお嬢さんの瞳だけが見えてたんだけど」
[何か誤解を招きそうなことを言いつつ。
折衷案には一つ頷きを返して]
「あー、そんなら部屋に近付いたらライに呼びかけて来てもらえば良いさ。
そうすれば二人に見つからないで受け渡し出来るっしょ。
幻術はまだかかってるし、仮に見られても何とか」
疾風学科3年 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
[精霊を宿すための召還はすることがあっても使い魔は持たない。
なので鴉の苦労は想像するだけしか出来なかったり。
ライヒアルトがそれほど理不尽なことをしそうにも見えないし]
んー、南館だもん。仕方ないかな。
…って、あの、それはちょっと…お邪魔したらまずいんじゃ。
[ベッティの瞳だけ、と言われれば状態想像してソワソワ。
普通、瞳だけ見える状況ってそうそうないし。
おまけに堅物っぽいライヒアルトが、となると挙動不審に]
そ、そうかな! うん。
部屋にお邪魔しないなら平気へいき。
[連行されたとか誤解とか知らずに、コソコソ南館へ]
――武芸訓練場――
九百九十八・・・九百九十九・・・・・・千・・
も、もう無理。一万とか素振り出来るようになる日、
本当にくるのかしら・・・でも、聖騎士になるためには・・・
[イヴァンにならって、竹刀で素振り一万回を目指したが、その十分の一で断念。シャワー室で軽く汗を流して、バスタオルを肩にかけたまま、当てもなく廊下を彷徨っている]
「お邪魔?」
[鴉がくり、と首を傾げる。
青年の性格を熟知しているためにそれ系統の想像には至らないらしい。
そもウェンデルも居るのに、と言う突っ込みも入らないくらいに思い当って居ない]
「じゃレッツゴー!
………あ、赤髪のお嬢さんが先生に連行された」
[途中で実況中継をかましたり]
ふぁっ?
[パァン、という派手な音に水色が開く。
ぼやんと周囲の状況を確かめていればぴっしゃ〜ん!という次の衝撃が襲ってくるわけで。ビックリして力を使おうとしてしまうと]
はわわわっ!
[ぬくさを求めて抱えていた珊瑚色がもふっと膨らんだ。
胸に抱えていたのが両手で抱えるサイズにまで。
一瞬で潰されるサイズまでいかなかったのは僥倖か]
[ウェンデルもいることはちょっと頭からすっ飛んでました。
それだけ衝撃的だったようですイロイロと。
ソワソワ歩いて行ってたら、途中で入った中継にぱちくり]
ええっ、連行?
不純異性交遊!?
[ベッティの状態なんて知らず情報継ぎ接ぎしたらこんな結果に。
ちょっと赤くなってアワアワ]
みたいだねえ。
問題は山積みのようだ。
…まあ、シロウト見聞で手出しするより導師方にお任せしようか。
そういやあの子、最初に貸し出される杖、まだ使ってたような。
なんだかなー。
[抱え込んだままのライトグリーンをもふっていたら、慌てた声が聞こえ]
ローザ?
……って。
[最初に目に入ったのは、ふくらんだ珊瑚色。
それが、幼馴染の抱えていたふわふわと気づくまで、ちょっと時間がかかった]
「いや、それだとライも連行されてなきゃおかしいんじゃ。
と言うか何でそんな発想に?」
[パサ、と翼をカヤに向けて鴉が突っ込む]
「おっと、この先かな。
ここでストーップ、ライ呼んでみるよ」
[カヤに宣言をしてから、今度は思念で青年に呼びかける。
一応声が他に聞こえないように、と注意してのことらしい]
(ライ、今その部屋の傍まで来てる。
ウサギも一緒だ。
出て来れるなら通路の角曲がったところで合流しよう)
[カヤの呼び名がウサギのままだったが、それは青年にしか伝わらない]
[途中、中庭の『世界樹の子』を見上げてぽつり]
…果樹園の樹さん達、大丈夫かな。
[手入れや水遣りしてくれる余裕はないだろうし。
と、早期解決を祈らずにいられなかったり。
ここからは何も出来ないけど、と溜息ついて南館へテクテク]
そうだな。
専門に任せた方が確実。
[ウェンデルの言葉に同意を向けて]
最初のって、あの初心者用の杖か?
まぁ、まだここに来て日が浅いっぽいから仕方ないかもしれねぇけど……普通自分用の媒体持つよな。
[変な奴、と言うのが最終的なベッティの印象になりそうだ。
その後、鴉からの連絡が入り事態を把握]
そんじゃ俺はこれで。
鏡に関してはさっきも言ったように先輩に任せるよ。
[元の話題を引き合いにしてからその場を立ち去った]
あれ、その言い方だとベッティだけ?
一体どういう状況なんだろ。
え、だって見詰め合ってたみたいだから!
[鴉のツッコミになんだかおかしいに気付いて手をパタパタ。
向けられた翼から微妙に視線が逃げました。
そうこうしてる内にストップするよう言われてその場に停止]
ん、お願い。
…あー、びっくりした。
[後半は小声で呟き、ドキドキした心臓を押さえる。
そのまましばし鴉越しの指示待ち状態。
ウサギ呼ばわりされてるとはさすがにわかりません]
抱き枕には、なるけど……。
[実際、自分もしてたわけだし]
にしても、それ、膨らみすぎじゃないの?
[最初、もっと小さくなかったっけ? と。
首傾げつつ、聞いてみたり]
「うん、赤髪のお嬢さんだけ。
ライはその場に居るよ」
[伝達を終え、カヤに頷きを返す]
「んあー、見つめあってたか分からないけど、瞳だけ見えてたんだよなぁ」
[鴉も鴉ではっきりとした状況は理解していないようです]
「とりあえず、そこの角で落ち合うことにしたから。
先に金髪の兄ちゃん出てきたりしたら拙いし、ちょっと隠れてよう」
[少し後ろの廊下の角を示し、カヤに提案した]
ふわふわの意外な活用法?
今回の騒動で新しく知ったことって意外とあるよねぇ。
[指摘にはちょっとギクリとなりながら]
そ、そうかな。
うん、丁度良いサイズになってくれたのかも。
[もぞもぞっと腕の中で動く珊瑚色に視線を落とした]
[精霊を縛って使役する南館は、ちょっとだけ怖かったりもする。
ドキドキはそのせいだけじゃなかったろうけど。
待ってる間、気を逸らすようにキョロキョロ]
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