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―北東/森林―
そう、同じ考えなのだね。
ならば君はとめないだろか。
[右の腕で再び音がする。
悲しみに引きずられ何が目覚めた?
暗緑の葉が、ゆらゆら、ふわり。
花のように、苗床の手に、痣を浮かばせる。]
ん?
また珍しい取り合わせだな。
[そこにいたのは、ブリジットとクレメンス。]
今晩は、嬢ちゃん。
……デートの相手は選んだ方がいい。
年齢が釣り合わんだろ。
[冗談なんだか、本気なんだか。]
シスター、か。
誰が自分を捜していたかくらいはお前なら分かりそうなものだ。
[狸だな、と呟いて、ブリジットの見たほうを振り返る。風と雷の気配を纏った人間が二人。一人のほうは”だだ洩れ”といったところか]
[ブリジットへ目を戻して]
…ところでお前は一体何をしていたんだ。
そう、桜は綺麗ね。
お花見は素敵。
[ようやくクレメンスへも普通に話せるようになり]
ここの桜も綺麗だけれど。
Kirschbaumの桜も素敵なの。
[そういえばこの人はあまりあそこでは見かけないなと。
そんなことを思いながら口にした]
−北の遺跡−
[アマンダは誰にも止められることなく、北の門をくぐる。
自衛団の人間は、アマンダが遺跡に足を運ぶ事など当たり前すぎて気にしない。ただ、団長の行方を知らないか訊ねられ、知らないと答えた事だけが当たり前ではなかったろうか]
…っ、やっぱり、きついね…
[遺跡の近くは、やはり力の均衡が大きく乱れたまま。
アマンダは気を抜かないよう、慎重に歩く。
やがて、あの夜オトフリートが居た場所へと辿り着いた。
あの夜と同じく、空には月が冴え冴えした光を放ち、星が煌く]
……ここだ、ね。うん。
ねえ、聴かせて…?
[大地に膝を着き、直った左の手の平を当てる。
人の子である疾風と違い、只者とは思えぬ時空は、直接調べてもきっとわからない]
……考えは同じでも、取ろうとする手段如何によっては、介入するかも知れないが?
[力のざわめきには気づきつつ、静かに告げる]
……とはいえ、ここまで大きな力を振るえば。
『封護結界の迷宮』そのものが反応しても、何らおかしくはないだろうが。
こんばんは。クレメンツさん、ブリジット、ミハエルさん。
そうですよ。男二人で夜桜見物。
しかし、そちらも変わった組み合わせですね。
いつの間にか仲良くなったんですか?
[覚悟を決めたのか...の口調はいつも通り]
[苗床の口元にうすくうすく笑み浮かぶ。
それは、かなしげで、くるしげで、
魔の本質か――どこか愉しげで。]
かの女に
何をしようか。
[右の小指はぱきりと落ちた。
手袋の中に受け止められた。
完全に枯れた、枝のようなそれは、そのうち粉へと変わるだろう。]
[組んでいた腕を解き、少女の頭をぽむりと撫でて。]
ん、良い子だ。
それじゃぁ……。
[少女の高さに合わせる様に少し身をかがめて。]
[そうして、小指を差し出し微笑んだ。]
デート?誰と?
[そんなつもりはまったくなかったから。
きょとんと首を傾げてそう答えて]
私は違和感があったから来たんだよ。
ここの空気が疾風と大地に偏りかけてたの。
[ミハエルにはそう答えた。
そういえばその原因の一つは疾風の力だったと。
たまに風を感じるユリアンの方をちらりと見た]
桜の下には……いや、なんでもない。
[死体が埋まってる、などと口にしたらそこの神父サマに
埋められかねない。
……ような気がする。]
ああ、そうそう。ちょっと聞きたいことがあるんだよ。神父サマ。
[今までの会話はツカミ。
……いよいよ本番、か?]
何日か前にさ、時計台の鐘がうるさく鳴ってた日、あるだろ。
あの日、あの時。
誰かと一緒にいたかい?
[賽は投げられた。]
大きな力など使えるわけはないよ。
[目尻からしづくはもう零れはしない。]
僕とて、君とて。
では何ゆえに、この樹は
この子は……こうなってしまうたのだろう
[うれしそうに眼を細めて、差し出されたアーベルの小指に、自分の指を絡めます。それから、ベアトリーチェは、約束の証の歌を口遊び始めました。]
[ユリアンの言葉に、笑みを向ける]
ここで桜を見ていたら、ブリジット嬢と出くわしてね、ご挨拶をしていたのだよ。あまり顔を合わせる機会が無かったものだからねえ。
[ぱきり、という音を、微かに捉え。
僅か、眉を寄せる。
それから、自身の右手首の腕輪に、そっと左手を触れて]
エターナル・ロンド。
記憶を。
森の記憶を。
辿って、俺に届けろ……。
[静かな言葉に応じるように。
ふわり。
煌めく無限の輪が一つ、宙に舞って、消えた]
[昏い夜の天盤にはしずかに佇む、細い月。それは見るひとによって、研ぎ澄まされた銀いろにも、變厄を予期させる黄いろにも、すっと蒼褪めたいろにも、黒い處があるようにも思えたでしょうか。周りに集った小さな星たちもおんなじに、さまざまないろを宿しています。それはさながら、十四の属性を思わせるように。]
[ハインリヒの言葉に小さく笑う]
ああ、アリバイならありませんよ、探偵さん。
同じようなことを昨夜、ティルも聞きに来ましたが、私は「鍵の書」を持ち出してはいません。
……ん?
俺は大地属性の術も、疾風属性の術も使えないぞ?
[狐につままれたような表情。]
そもそも、なんで属性が偏るんだよ。
誰かがここでドンパチやらかした、ってか?
[静かに、楽し気に言葉を繋ぐ]
そもそも、人ならぬ術で封印された「鍵」でしょう?持ち出した者も無事では済まないと思いますがねえ。
そうか。疾風と大地に偏って…
[疾風。御しきれていない、というよりも己の力を律するつもりも無い様子に見える、確かKirschbaumの給仕。
自覚を持っていないのだろうか。大地と相対する疾風。彼が此処を訪れれば何かが起こっても仕方がないと思う。]
特に…何も無かったのだな。
[見上げた月は細い]
[最後のほのおの輝きを写し、その瞳は一度、閉じられた。
それから膝をついた火の竜に、そっと近づいて]
ヨウ、出ておいで。
かれの回復を助けてあげてくれないか
[呟くような声に、葉がひらりと手の甲から抜け出す。
それが地に落ちると、そこから細い糸のように、
回復を促進するような、補助するような、
そんな樹のちからが、火の竜に向かうだろうか]
確かに、大きな力は振るえないな。
だが、俺は時空の者。
虚の申し子。
短い時間にあった出来事を辿る事は、今の力でもできる。
[飛び立った鎖を見送りつつ、呟いて。
それから、膝を突く若竜に気づき、そっとティルを離して、そちらへ駆け寄る]
……大丈夫か?
やっぱり何かあったのね?
[そう小さく呟くいたが、ハインリヒの声に注意を引かれて。
ユリアンにそれを問いかけるのは中断された]
[アマンダは、大地の声に耳を傾ける。
異質な気配の痕跡が残っていないかと、問いかけながら。
――けれど、遺跡の【場】は乱れに乱れ、大地の声は擦れて遠く。
影輝ですら探れなかった答えは、大地にももたらされる事は無い]
……やっぱり、無理か。
乱れすぎて、聞こえない…
[茶色の目を閉じて、溜息を一つ。
ふと、イレーネの言葉が、耳の奥に蘇る。
「むしろ、これから。」
――ならば、起こる前に、止めないと。
再び開かれた時には、その瞳に迷いは無く]
ねえ、代わりに、支えるから。落ち着いて…?
[【安定】を司る大地の力で、失われたモノに代わり*支えようと*]
アリバイなし、ね。
おーけい、よくわかった。
[手元のメモ帳にその旨を書き込み。
その紙片をわざと切り取り、足元に落とす。]
……まあ、持ち出したかどうかはこの際問題じゃないんだ。
神父サマ。
『封印を解くチャンスがあったかどうか』。
これが、問題。
……共犯者がいるなら、後から回収してもらえばいい。
違うか?
大地の気を持つものも、疾風の気を持つものも居るという事だ…。何も気付いていないようだが、今は律されているのだから、構うまい。
[ハインリヒへ。調和がとれている状態であれば、誰が何であろうとそれは関係の無いことだから。]
[あの夜とおんなじように、ベアトリーチェの緑の眼は目蓋の裏に隠されています。こどもは、ただしずかに、睡っているようでした。けれどもまるで、生命のない人形みたいでもありました。]
[皆がそちらに注目し直せば。
再びユリアンへと視線を向けた]
でも桜は傷ついていなかったの。
[もう一つ、気が付いたことを告げながら]
[倒れようとするベアをスッと抱きかかえるアーベルと見ていたが、スッと空を見上げ]
……嫌な空気。どこかに綻びが起きようとしている
……何処? 誰?
[目をぱちくりさせつつ。]
ぁーぇー……なん、で?
[ひとまずは、静かに横抱きに抱えて。]
[こんな場面に遭遇するのは何度目だろう、などとつい頭を過ぎっていった。]
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