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機鋼の!
話は後よ!
[エーリッヒから何事か叫ばれたが、ナターリエにそれに反応する余裕はない。
左手の盾で、相手の一撃をなんとか受け、右手に生み出すのは、丸ノコ]
……ダイヤモンドすら切ることの出来る水を、舐めてもらっては……。
[啖呵を切りながら、ダイヤモンドカッターの一撃を食らわそうとしたときに、窓の外から飛んでくるのは、多量の水の矢]
……くっ!
[瞬時にダイヤモンドカッターを解いて、そこに集まった水を、自分の周囲を包む泡の盾と変えて、それを防ぐ]
[呼応するような影に、羽根で闇を打つ。
闇は姿を変じ、蝙蝠に。]
[音を立てて、その窓めがけて飛んでゆくのを見る。]
こちらに、来たらどうですか――?
[口唇に笑みが浮かんだ。]
[ナターリエの前で、光は網のように展開して、攻撃の力が触れると、瞬時にその反属性、或いは等価の属性を造り出して中和していく]
オトフリート…さん、が?
[疑いの中にはあった人物、限界までの力を使い、焼き切れそうな意識の中で、その名を聞いた]
[頭の上に置かれた手。
いつもなら、撫でんな、と振り払う所なのだが、どうにもいつもとは違うようで]
……は?
なにその、訳のわかんないの?
[クレメンスの言葉は、封じられし記憶に関わるもの。
『消えた』母竜と、彼女から受け継いだ『力』。
嵐竜王からの、『諌め』の傷痕。
成長の滞る身体。
それらを結ぶのは、齢50に満たぬ仔竜には、余りにも残酷に過ぎた過去の出来事。
封じられたそれは、目覚めを拒否し、頭痛という形で振りかかり]
……あ、れ?
[その場に、ぺたり、と座り込んだ]
砂塵・蜘蛛網!
[馬の脚に絡みついた砂はすぐさま蜘蛛の巣のように広がり、その身体を覆おうと浸食を始める。絡みつけばその動きは鈍ることになろうか。
それを相手している間にも別方向から何やら攻撃が続いていて。それを防いでいたナターリエの言葉を聞く]
オトフリートじゃと!?
早く止めねば…!
[そう紡ぐ間にも続いて石がこちらへと飛んでくる]
ええい、次から次へt……。
[言いかけて、ハッとノーラへと視線を向けた]
止めよ、ノーラ殿!
[叶うなら、纏った砂がナターリエへと向かう影を抑えんとうねりを上げる]
だめ、だ、オトフリートさん。
[届くはずもない言葉を口に乗せる]
剣は、剣の力は、本当に、危険……
[うわごとのように、それは聞こえたか]
ティル殿…っ?!
[ぺたりと座ったティルに、駆け寄った。
クレメンスの手が何かしたようには見えなかったから、驚いた表情で。
手を伸ばすも癒しの技も使えぬ自身には何も出来ないと、小さく口の中で舌打ちをする。]
[泡の盾。左手に生んだ盾とは違い、全方向をカバーすることは出来るが、それに伴い、強度は弱い。
ましてや、「揺らすもの」の影響か『力ある剣』の影響か、力を強化したものの攻撃を受けきるには弱すぎた]
―――まずい、か!
[防いだと思った、次の瞬間には、その泡の盾を破り、ナターリエへと襲い掛かる水の矢。
致命傷だけは避けるように、自らの体を変容させようとしたとき―――光の幕がナターリエを包んだ]
……!?
[それは、攻撃の力が触れると、瞬時にその反属性、或いは等価の属性を造り出して中和していく]
この力……?
卵…。
[思わぬ呼ばれ方に一瞬気が抜けた。
が、その直後]
ティル殿!?
[その詳細までは知る由もなく。だが記憶の封印というものは、方向性が違えども、自らも知るもので]
…予定の通り食堂まで、行きましょう。お疲れなのやもしれません。
[そっと提案してみた]
[動けない様子の機鋼の仔の前に出て、大地の竜の側に寄る]
お手伝いしましょう。
[青年の手が、添うように黒の腕輪へと伸びた。口元には笑み]
< 叫ばれる月闇の竜の名より、生命の竜の出現に与えられた癒しの力が疼くような感覚を覚え、其方に視線を走らせかけた。
されどそれより、うねる砂へと意識は奪われた >
……何を、
< 敢えて呟きを落とし、抑えかけられた影は方向を変え、砂の軌跡を辿る。
即ち、力を放った老竜自身、そして、その腕輪へと。
未だ揺らされしものとは言えず、己に親しい力を、剣は容易には跳ね除けられまいと。しかしほんの僅か闇に寄った力は、触れれば剣にとっては毒とも成り得るが >
そうですね。
ティル殿、歩けなければ背負いましょうか?
[エルザの提案に深く頷いて、見た目はまだ小さい疾風竜の顔を覗き込む。
なんだかイラっとしたので、パチッと小さな静電気をクレメンスに一度飛ばしておいた。八つ当たり。]
あ……だいじょぶ。
[駆け寄るミリィの声に、ぽそりと返す。
ふる、と頭を振った所に、送り込まれる癒しの力。
それは、頭痛を和らげこそすれ、消すには至らない]
あー、うん。
飯、食ってないから、力でないのかもしれねーし。
[エルザの提案には、素直に頷いた]
[傍に進み出るアーベル。荒事は出来ぬはずでは…?]
…戦えぬなら下がって居れと、言うたはずじゃが?
[伸びる相手の手は左腕に。しかし手は印を結ぶべく忙しなく動く]
そろそろ
[呟いた言葉は、あちらには聞こえまい。]
良いですね。
[闇の羽根は空を打ち。
あふれた力は蝙蝠に転じ、そこらへんにあふれ返る混沌の欠片を掴む。]
[それは、当然のことながらそこの集団の方へと飛んだ。
混沌の欠片をぶつけるために。]
―東殿・翠樹の個室―
……ッ!?
[窓の割れるような音、そして様々な力の奔流に飛び起きて]
何が起きてるの……?
[翠樹の仔の姿も、黄蛇の姿も無く。
不安を抱えながら、身なりを整えることなく、部屋を飛び出していく]
や、歩けるから、へーき。
[ミリィの申し出は、にい、と笑って断った。
さすがに、男の矜持というものがあるわけで。
飛んだ静電気には気づいたが、その意味はわからず、きょとり]
[精神と影輝の属を持つ腕輪へと、精神の力を流し込む。
反発にしろ高めるにしろ、砂への集中を乱す為に]
…見ているだけでは何も成せませんから。
[影輝の影と精神の竜、二者の力は腕輪の力を抑えるか否か]
[戸惑った様子の、ナターリエの耳に届くのはオトフリートの声。
瞬時に、ナターリエがその方向へと向く]
オトフリート!
世界の停滞を止める為にも、お主を……止める!
[パン!と音を立てて、ナターリエが床を叩く―――否。それは床ではなく水溜り。
水を介して、力は外に広がる水溜りへと移動して、オトフリートの下にある水溜りから、巨大な槍を天空へと伸ばした]
―食堂―
[先ほど出た窓から中に入り、手早く首飾りを外した。]
約束です。
お願いしますね、ベアトリーチェ殿。
[そっと囁き、台所の水を使い、あたりに水の魔法の痕跡を。
仔が持つと気付かれぬよう、軽い仕掛け。]
[それから隣の部屋――先ほど馬が蹴り壊した窓のところへ行き、拾ったタイをしめなおした。
これで、見えない。]
[何か感じ取ったのか、スプーン咥えたままぽつり。]
お前ィだって、人の事いえねぇっての…。
[結界の外、激しくなる騒ぎが伝わっても、
今は何も出来そうにないのが歯がゆい。]
[ナターリエへと向かう影を防ぐべく向かった砂を辿り、影が己へと向かってくる。向かう先は、腕輪]
ちぃ……ノーラ殿も、と言うことか!
[結ぶ印は防御壁を作り出し。周囲を取り巻く砂が迫る影を防ごうと間に滑り込む]
ノーラ殿……何ゆえあやつに加担する!
あれらに剣が渡るは世界が「揺らすもの」の干渉を受けると言うことじゃぞ!
『均衡』を司りしお主が何ゆえ…!
――東殿・騒動のはるか後方―
[なにやら髭の先が上を向いているのは何処でナニをやったせいか。
騒動を、声を、あらゆる所から聞き状況だけは事細かに把握する。
ふと扉が開いたので見てみれば、氷竜が出てきたので手招いた。]
氷竜殿。そっち危ないからこっちこっち。
[と。
タイをしめたその時。]
[下にあった水溜りが、槍へ変ずる]
――っ!
[思わず身を引いたけれど、それはしっかりと足を刺し天へと。
血が飛んだ。]
―東殿・騒動のはるか後方―
[今にも走り出しそうなポーズで、思わず一時停止するように]
クレメンス!
今、一体どうなって……
[小走りで命竜へと近寄って――髭の先が上を向いているのに気付いた]
では、参りましょう。
エルザ殿も疲れているのではありませんか?
[ティルの笑みには、ぽむと一度小さく肩を叩いた。
エルザを振り返り、首を傾け。
ギュンターにも声をかけたけれど、彼は来ないと言うかもしれない。]
止まるかどうか。
あなたがお試しになってみてください。
[口唇は弧を描くままに、彼女へと。
槍の貫通した右の足は、使えそうにない。]
[そして、そのまま目をアーベルの方へと向ける。
一瞬でもその目は、合っただろうか――]
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