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………博打なのは分かってるんだよ。
でも……でもそうしないと……。
[はたりと、俯いたままで涙が零れる]
そうしないと、アタシが生き残れる可能性が無いんだ!
[涙を溜めたままの顔を上げて、叫んだ]
自分の我儘だってことは良く解ってる!
それでもアタシは生きたい!
それだけを思って、ゲームを進めて来た!
皆はアタシ達を早いうちに殺せば余計な犠牲を出さないで済む。
でもアタシ達は……減らさないと生き残れないんだよ…!
[徐々に声は詰まるものになり、視線は再び下へと落ちる。
はたはたと、とめどなく涙が零れていた]
[宮町が階段を延々と上り続ける姿を見る。
あれは、きっと選択が違えば自分が選んでいたかもしれない姿。
マリーがあの時飛び出さなければ、疑いが万が一にでも否定されなければ、マリーの血で手を染めたのは自分だったかもしれない。
そして露島だって、手にかけるつもりはあった。
覚悟はなかったけれど。
きっと手にかけた後で悔やんで泣いて怯えただろうけれど]
――罰を与えるのは誰でもない自分自身、って事なのかな……
[結局は綺麗な手のまま、狼に殺された桜子には、宮町の気持ちはわからない。
狼も、友梨の様子を見れば本位ではなさそうなのが見えて――そういえば生きている人たちはどうなっただろうと、意識を友梨や真崎のほうへと向けた]
うん、一緒に行こう。
[行こうという佑に頷き、その目を見つめ。]
…でも、お願い。
佑は…、死なないでね。
[自分の手を彼に伸ばして、そう言うと。
二人で友梨を探す為に宿直室を後にした。]
[私の視点では、途中でふっと森先輩が消える。
そうして、しばらくして上から足音が聞こえて。
森先輩が降りてきて、自分の横に並ぶ]
[はじめてその姿が消えた時は、硝子球が一瞬曇った]
[上から降りてきた姿をはじめてみれば、硝子球が一瞬光った]
……自分が可愛くない人なんていない。
引きこもっても、見てるだけでも、それが可能なものを持っているならそれでいい。私にはなかっただけ。
[仲良し、とか。無条件で守ってくれる人、とか。
何も持っていなかった。だから、動いた。それだけ]
……………
[付き合う、と言われて。こくりと小さく頷いた。
それからしばらく無言で上る。上って、そうして、やがて上る速度がゆるくなる。何度目か。一番下までまた戻されて、上から戻ってきた森先輩と合流して、少しした時]
………私。
[硝子球から涙が流れる。静かに、音もなく]
マリー先輩を狼だなんて、思ってなかった。
村側じゃないか、村側だといいなって思いながら、殺した。
ものみたいに。
賄賂だったの。狼への。
[静かに涙を流す、懺悔。
ぐっと拳に力を入れて、痙攣しかける足を叱咤して、上り続ける**]
――…蛍こそ、死んではいけないよ。
蛍が舞台にたってスポットライト浴びる姿、
また見たいし、ね。
[ゆる、と微笑み
此方へと向けられた幼馴染の手を握る。
死にたいとは思っていない。
ただこのぬくもりを守りたいと思っているだけ。
校内を足早にめぐり二人で慎太郎の姿を探す。
調理室の前へとたどり着くのはそれから少ししての事]
─調理室─
……そう、だけどな。
んでも、どうなるかなんて、その時にならんとわからんだろ。
[>>73 返される言葉。
まだ湿った後ろ頭を、がじ、と掻いて。
>>74 向けられる泣き顔と叫びに、なんら、動揺がない──なんて事は、さすがにない。表情が、歪んだ]
……そんなのは、誰かて同じだろ。
自分から死にたい思うなんて……よっぽどだ。
俺だって生きたい。
生きたいから、殺されたくないから、川島の事、殺した。
だから、お前……つか、お前らか。
お前らが、生きるために高峰先輩とか、殺してきた事はとやかく言えやしねぇ。
……けど、そのために自分が死ねるかって言うと、また、話変わってくるんよ。
……どーにも、平行線だぁな。
[はあ、と。
この事態に陥ってから、幾度目か。
数えるのも飽きてきた嘆息が零れ落ちて]
……あーあ、ったく。
なんでこんな事で、女泣かせにゃならんのだか。
[それに続いて、こんなぼやきが、もれた]
[何度目かの再開のとき、宮町の瞳から涙があふれたことに気付き、彼女の言葉をお終いまで聞いてから口を開いた。]
そう。
それは、ひどいことだ。
人の命を、そんな風に、扱っちゃだめだ。
[優しい言葉でごまかすのは簡単だ。
けれど、彼女が自分の罪を本心から悔いるのなら、アズマがすべきなのはごまかすことではない。
頭をそっと撫でた。]
階段、がんばろう。ね。
[どれだけ上り続ければいいのか分からない。けれど宮町が止まらないのなら、アズマも止まることはない**]
─調理室─
───しんちゃんが死ぬ必要なんてない。
[殺したくもない]
村側が、誰か1人、死ねば良いの。
[慎太郎以外の誰かが]
そうすれば、ゲームを終わらせることが出来るの───!
[懇願にも似た声。
そうすれば、それ以外の人は生き残れると信じているから。信じたいから。
そこから意識を動かそうとはしなかった]
始めてはないけど……言い出したのは、おれ。
『エピローグ』を迎えるまで出られないなら、
ゲームを始めないと、って。
[みんな、と言う言葉>>+87には答えない。
懺悔なのかただの事実描写か、掠れた声は続く]
……こんなゲーム、望んでなんかなかったけど、でも、
“役割”が貰えて、嬉しかったんだ。
[続いたのは、最後に仲間に告げた言葉の一部。
その間にも聴こえてくる“声”はあって、小さく眉が寄る]
――…そうだね。
でも、何があろうと……
もし、魂だけの存在になっても、蛍を見守ってる。
春も、同じ気持ちなんじゃないかな。
[そんなこと幼馴染である蛍子は望まないであろう事は分かっている。
けれどそんな風にしか言えないのは、何処かで覚悟しているからか。
悲痛な声に気付いたのは蛍子が先。
其方に意識を向ける彼女につられ立ち止まる]
─調理室─
……桐谷、おま……。
[>>79 懇願するような、声。
何をどう言えばいいのか、迷った]
そうは、言うが。
そのために、他の連中に死んでくれ、って言うのはどーなんよ。
……確かに、死にたくねぇ、し。
殺したくも、ねぇ、けど、な。
……そーゆーやり方で、生きるくらい、なら、ってのも。
いちお、あるんだ、ぜ?
[言いながら、でも、迷う。
春陽の時よりも、迷いが大きい。
ポケットの中のものに、手が、伸ばせない]
─調理室─
だって、だってそうしないと……。
[自分が生き残れない。
ずっとそれだけを望んで動いて来たから、引き下がることが出来なかった。
そんなことをしたら、自分が今までして来たことがただの殺戮になってしまう。
ぐす、と鼻を鳴らして制服の袖で目元を擦る。
そうしてようやく上げた顔には、決意の色が見えた]
……もう、良いよ。
しんちゃんが選ばないなら、アタシが、アタシ達が選ぶ。
アタシ達には、この道しか無いんだもん。
―生徒会室―
何か、何かあったはずなんだよね…
[今ボクは、考えている。その方法を、何かもともとボクがしようとしてたことがあったはずで]
助けて、あげないと…
[幼いとき、喧嘩する両親、それに震える、ボクと妹、離婚した後に、母親に連れられていく妹の姿、
幼いボクは何もできず、悲しそうな、助けを求めるようなその姿をただ見送っていた。
ボクに狼ならと懇願をしにきた、部活の元後輩、ハルエは、生きたいって、その意思がボクにははっきりと見えていて、
でも、ボクは彼女に応えてあげることができなくて、それがボクにはできないことで、ハルエはそのまま死ぬことになった。
幼馴染は、ハルエを殺した彼は、狂人として別に間違った動きをしたわけじゃないし、ボクは彼を責めることなんてできるはずもなかったはずで、
でもボクは彼が殺されるのを止めることもできず、あまつさえボクは]
違う…、そのために、ゲームじゃない…。
[幼馴染の血がついた、絵が、目に入る]
そうだよ、ボクは……
― →調理室 ―
[蛍子に手を引かれ調理室の前へと行けば]
――…喜ぶなんて思ってないよ。
だって、さ。
こんなこと、蛍ちゃん以外言う相手いないし。
[扉を見据えたまま蛍子に言葉を返す。
互いがどのような顔をしてるかは知れなかった。
扉を弓もつ手で大きく開けて調理室の中へと踏み込む]
慎太郎くんは、無事みたいだね。
……話は、済んだ?
[慎太郎と友梨の姿を確認すれば警戒するように友梨を見詰める]
─調理室─
[>>84 向けられた決意の色。
は、と。息がもれる]
……だから、そもそも俺に選ばせよう、ってのが、間違い。
平行線になるんは、目に見えてるだろーに。
[返す口調は、どこまでもぼやくようで]
……譲れんモンが、あるんだから。
[これ以上は揺らげない。
揺らいだら。
想定している最悪を避けなくては、と。
意識を半ば強引に、そちらへ向けた]
―暗闇の中―
[膝を抱えてどれくらい独りで居ただろうか。
金色の髪が、もそっと動く。]
……駿河屋のヨーカン食べれなかった。残念。
[うちに渦巻く感情を誤魔化すように呟いて、頭をあげた。
きゅっと制服の裾をつかめば、ゆっくりと立ち上がり]
他に死んだ人、居たりするカ?
[今北産業を求めて、暗闇から一歩足を踏み出すのだった。]
─調理室─
……っと、諏訪先輩。
[>>86 聞こえた声に、はっとそちらへ意識を向けて]
話は……済んだというか、交渉決裂、ってヤツですわ。
[返す言葉は、端的なもの]
いやでも、
[思考は転化して、何かうまくまとめられない]
違う、違うはず、なんだろう、おかしい。
[ボクは、なんども、迷うように、悩むようにその場で、
本当に一番選ぶべき選択肢は、きっと彼女たちのいる場に一刻も早く、いくことだったんだろうけどね?
だから、またボクは後悔して?
妹のように?ハルエのように?幼馴染の時のように?]
絵だ…絵を……。
[ボクは、5人の姿が描かれた絵を前にして]
これが、もしかしたら…
[うまくいくかどうかは、わからないけども、間に合う気もしなくて、でもボクは筆を手にして…]
[ふと、マリーの声が聞こえた気がして周囲を見る。
明るい金の髪は幽霊になっても変わらないようで、ようやく見つけることの出来たその姿にほっとした]
マリーさん……
[立ち上がり、彼女の傍に近づく]
― 調理室 ―
[蛍子を庇うように一歩前に出る。
弓を構える所作は無駄のない流麗なもの]
――…友梨ちゃん。
キミは誰を殺す気?
[ピンと張られた弦を引く指先に迷いはない]
桐さんは、最初はすごく嫌がってた。
……あいつだって、他の道がないかを探してた。
[向こうの声を聞きながら、俯いたまま言葉は続く]
……宮町さんを殺したのは、陣営の為じゃない。
[「殺した」と、そのことを桜子>>+93は知っているのか否か。
もう隠そうとはしなかった]
“役割”を取られそうで、怖かったんだ。
─調理室─
─…その台詞、そっくりそのままお返しするわよ。
[お互いに顔を見ていなかったから。
相手がどんな表情をしているのかはわからなかった。
ただ、扉の向こう、部屋の中の友梨と慎太郎を見て。
佑が狙われたら、前にすぐ出れるようにだけ構えていた。]
――…交渉決裂、か。
[慎太郎の言葉にかすかに口の端を吊り上げる。
もし、彼が彼女を選んでいれば
一縷の望みに掛けて
幼馴染が生き永らえることを信じて
自分の命を差し出したかもしれない。
彼が揺らげば、数では敵わぬ所まで追い詰められていたから]
[そこまで言って、ふ、と顔を上げた。
覚えのある片言>>+94が聴こえた為に]
……マリーさん。
[浮かべた笑みは、少し苦いものだった]
[鋭く視線を向けていたのに、急に表情に動揺の色が混じた]
時間が欲しいって…どう言うこと?
[それはここには居ない者に対する問い。
声にし、聲にし、それはここに残る全ての者へと伝わる]
――…慎太郎くん。
ボクと春のかわりに、さ。
蛍ちゃんのこと、頼むよ。
蛍ちゃん、泣き虫だから――…
[慎太郎に告げる言葉はささやかなれど
何処か優しい音色で紡がれて]
ホントは、泣かせたくないンだけど、な。
[友梨を見据えたまま弓を限界まで引く。
渾身の力を籠めたそれは友梨の左胸を狙っていた]
キユリちゃん…
[佑が、自分を庇うように前に出たのに気付けば、お願いだからやめて、と首を振った。
友梨の瞳をじっと見つめて。]
死なせたくない人は皆、いるよ。
あなただけじゃない。
お願い。佑を、殺す気なら、やめて。
佑のかわりに、私が、なるから。
……そう、言うてもらえるんは、悪い気はせんけどな。
[>>91 死なせたくない、という言葉に、ぼそ、と呟く]
人殺してまで貫こうと思った道、簡単には変えられんて。
[頭が固いと言われるかもしれない、けれど。
そう簡単に、下がれないのもまた、事実で]
……って。
なんだよ、いきなり?
[>>94 時間がほしい、という言葉。
声に宿るのは、困惑]
[暗闇から抜け出れば、見えたのはサクラコで。
生前の別れ際を思い出せば、少し困ったように微笑む。]
Hi、サクラコ。
さっき?は、ごめんネ。
マリー、sentimentalになってたのヨ。
[両手をパタパタとさせて、首を傾げるのは、時間の感覚が曖昧な所為でなく……。]
Oh……――イマキタサンギョー。
[その言葉で、疑問をすべてあらわした。]
絵?
絵って、使ってた、あの絵?
[聲は声、思考で話せば良い事を、動揺のせいで口からも紡ぎ出す]
…力を利用して、ゲームを壊すって、こと?
[頭は妙に冴えていた。
けれど、”彼”との話に集中していたからか、佑一郎の狙いにまでは気付いていない]
交渉に臨んだ相手を殺すとは思ってない。
[言葉を返さぬ友梨に言葉を添えて。
友梨の呟き>>94にはピクと眉尻が跳ねるが
試合前と同じか、それ以上の集中力が働き前だけを見据える]
……は?
ちょ、先輩何言って……!
[>>96 佑一郎の言葉に、ぎょっとしてそちらを振り返る、けれど。
集中を高めるその様子に──言葉は、途切れた]
―生徒会室―
[ボクは筆を、慎重に滑らせながら]
システムを、壊せたら、もしかしたら、
無理かもしれないけど、でも、試す価値は、十分にあると思ってるんだ。
[ボクはコエを声にもだして、そう続けていた]
ボクがボクを襲撃する。
[人狼では絶対ありえない行動、もっと早くに、何でボクはその方法を気づけなかったのか、いくらでももっと試して気づけていたかもしれないのに]
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