情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[話をする間にも、注文した料理は見る見るうちに減っていく。
どこにこれだけの量が入るんだと言われそうな量を難なく腹に収めていき。
3つ目のパンの欠片を口に放り込んだ後、スープを飲み切るのを最後に全ての料理を完食した]
ごちそーさまー。
サリィ、今日も美味しかったよ、ありがとう。
[食後の挨拶と、作ってくれたサリィに対して感謝を口にして。
満足げに腹を擦った**]
─ 自宅兼作業場 ─
[自宅に戻ると、扉にかけていた札を外して中へ。
調達してきた道具類は、ちゃんと分類して道具入れにしまいこむ。
一見すると乱雑な作業場は、その実、きちんと片付けられている。
作業場の奥の生活スペースは、こちらとは非常に対照的なのだが]
……さて、と。
[道具の片づけが終わった所で、取り出すのは修繕を頼まれた本]
…………。
[ざっと状態を確かめる。
汚れた箇所、傷んだ箇所、その一つひとつを辿り、確かめて]
……何度も何度も、読んでもらったんだなあ、お前。
[一通り見て取った後、零れたのはこんな呟きだった]
[本は読まれて初めて命を得る、とは亡き先代の口癖。
そうして吹き込まれた命が、刻の廻りの中で静かに受け継がれていくのだと。
修繕や写本は、それを更に先へと繋げて行く務め。
だから、とても大切なのだ、というその言葉は、今でも確りと焼きついている]
ん、大丈夫だ。
……ちゃんと、繋げるからな、お前の命。
[元々、大切にされていたようだから、傷みはそんなに酷くない。
文字が掠れている数項の差し替えと、綴じ目の強化。
後は、カバーの付け替えだけで大丈夫だろう、と判断して]
……さて。
これの原本か写しか、こっちにあるかな……?
[呟きながら、足を向けるのは書庫の方。
ついでに、ユーリに見せる予定のものも出してしまう心算だった]
─ 白花亭 ─
はぁい、スープとパンおまちどぉさま〜。
サラダはちょっとクセがあるから〜、口に合わなかったら遠慮なく残してね〜?
[注文の品はどれもすぐに用意できるものだったから、戻ってくるのも早かった。
新作のサラダは少なめに調整した量で]
そうそう、メーちゃん〜。
うちの方は急がなくていいから〜。
ほかのお仕事優先してちょうだいね〜。
[丁度耳に入ったメリルとユーリの会話に、さっき聞いた時>>101に後回しにしても良いと言いそびれていたことを伝え]
あら〜、こちらこそありがとう〜。
メーちゃんは食べっぷりもいいし美味しく食べてくれるからこっちとしても甲斐があるわ〜。
[食事が疎かになりやすくさえ無ければ尚良い、とはここでは言わず。
満足そうな彼女にこちらも満面の笑顔を向けた]
─ 白花亭 ─
さてと、それじゃ空いた食器片付けさせてもらうわね〜。
ユーくん、お茶はいつもの所に置いておいてくれる〜?
[メリルの食事が終わった所で、テーブルの上の空いた食器を片付けに入る。
ノクロの食事は終わっていたかどうか、お茶を飲むにしろ飲まぬにしろユーリに声をかけてから]
あ、そうだ。
ノっくん、悪いんだけど緑のシャドウ早めに貰えないかしら〜?
まだあると思ってたら、切らしちゃってたのよ〜。
[はたと思い出し、ノクロに商品の注文を入れてから、洗い物を片付けに厨房へと入っていった**]
─ 白花亭 ─
あー、ボウルだったらそんなに難しくないから、平行してやれるよ。
ま、そのうち持って来るわ。
[後回しで良いと言うサリィ>>149にはそんな風に返して。
食器を片付ける>>150のには、よろしくー、と一声かけた]
それで胃を痛めても苦情は受け付けないよ。
[こっそり心配すると聞けば、好きでそうしてるんだからー、という理由でそんなことを言う。
笑っている辺り、冗談で言っているというのは伝わろうか]
試作品でも良いよー。
そこから良いものが出来れば他にも提供出来るだろーし?
[提案を受け入れてくれるような言葉に、嬉しげに頷いた]
うん、楽しみにしててよ。
そんじゃ仕事に戻ろっかな。
何かあれば人伝でも工房に直でも良いに来てよ。
出来うる限りのことはするよ。
じゃまったねー。
[ミレイユを揶揄うのも止めて、席を立つと居る者達に手を振り。
仕事道具の入った籠を手に白花亭を後にした]
おや、薬師 コレット が来たようです。
─ 自宅 ─
[まどろみから目が覚めた。
おお寒い……そう思ってみると、かけて貰ったはずの膝掛けが床に落ちていた]
[暖炉は熾になっている。
近頃めっきり寒くなったと思うのだけれど、子どもたちはそんなことはないと言って笑う。
ではこの体の熱が冷めて行っているのだろう。せっせと燃えた薪がやがて熾になるのと同じように]
─ 自宅兼作業場 ─
[作業場の地下に作られた書庫は、未だ幼い頃の遊び場の一つでもあった。
入り込んで時間のたつのを忘れ、その間外では行方不明になったと騒ぎになった事も少なからずある]
……っと。これ、だな。
後は、これとこれを持ち出しといて、と。
[丁寧にしまわれた本を数冊棚から抜き出して抱える。
虫除けのために棚に置いてある香草の香が、一瞬、腕の中に溢れかえった]
― 白花亭 ―
[メリルが立ち去るのにはひらひら、一旦ナイフを置いた手が見送って]
はー、美味かったー。
サリィ、ごちそうさまー。って、親父さんにも言っといてなー。
[きっちりしっかり完食して、ぱしんと食後の一声]
あ、ありがとなユーリ。
……ふー、いい香り。
[香草茶を淹れられた>>153カップを手に、暫し香りを堪能。
…ちょっとばかり密やかに冷ましてるなんて、ひみつ。
猫舌気味なんて秘密。多分バレてるだろうけど]
[少しずつ啜って、じんわりと口内に広がる味と香りも堪能。
痛みが引くのはもう少し後だろう。
ゆるり、視線は右腕のアームカバーに一度落ちて]
おや、絵描き ミケル が来たようです。
─木苺畑─
[風景を写し取るように、ペンを走らせる。
他の人よりもゆっくりしか言葉を選べないから、口数も少ないけれど、
ペンを動かして、景色を写し取るのは、人並みだと思う。
ヒカリゴケの一つ一つも、丁寧に描きこんで。
それでも、自分では色を付ける事がない。
ぴたりと手を止めたのは、最後の一本の線を描きこんだ後。
風景と、自分の手元と、何度か確認して、やっとへにゃりと笑う。]
できたぁ
[ほっとしたら体の力が抜けた。
ぱたっと仰向けに倒れて、目を閉じる。
そういえばいつから描いていたのだっけと、
1日を数えていなかったミケルは、ぼんやりと考えて、眠ってしまった**]
[身動ぎをすれば、キィと鳴くのは古ぼけた揺り椅子か。それとも、この身か。
母の父の、その更に父も使っていたという揺り椅子だ。
そろそろ寿命かしら、と彼女は思う。ふたつの意味で]
……よいしょ。
[ゆったりとした動きで、床に両の足をつく。
器から溢れそうな年月という水を、溢さぬよう慎重に身を起こし、続いて屈めて、膝掛けを拾い上げた。
花柄の膝掛けは、とうに色が抜けてしまって元の判別がつかない。
とても美しかったのだと覚えてはいるのだけれど]
それは良かったです。
[緑のカバーの本を受け取り、クレイグ>>165に微笑む]
いえいえ、仕事と言っても作業自体は大したものではありませんから。
それに、香草茶の味や製法について、もっとよく知りたいっていうのが第一なんです。
[渡された本を大雑把に捲りつつ]
さっきも、貴方のお姉さんに頼まれたんですよ。保存のきくお茶が欲しいって。
お仕事っていっても、そういうアイデアが貰えたりするのが新鮮かなって。
[そう言って、ぱたんと本を閉じる。
上げた顔に浮かぶのは苦笑]
うーん、やっぱりこれ、全ページ読み通したいですね。
写本、全部お願いしていいですか。
[先程一冊仕上げて貰ったばかりですけれど、と申し訳なさそうに付け足した]
[小さく咳をする。
喉が渇いているようだ。
部屋が静かなのは、誰もいないからか、それとも聞こえないだけか]
[膝掛けからかるく埃を払うと、小さな歩幅で歩きだした。
壁に手をつき、台所へ向かう。
子ども達は、火を使ってくれるなというけれど、いくらなんでも、お茶も沸かせないほど老いぼれてはいないもの]
[それにしても、この家はこんなに暗かったかな?]
─ →自宅兼工房 ─
[籠を手に工房へと戻り、手に入れてきたものを作業台傍の棚に並べる]
……おぅのぅ、水晶足りないんじゃん。
小瓶作るの足りるかな。
[しばし考え込むも、この後の予定は焼物作りであるため、後回しで良いかと判断。
頭の隅に記憶するに留め、足を乾燥小屋へと向けた]
───ん、そろそろいっかな。
[乾かしてあった器達を確認して、十分だと判断するとそれらを手に隣の小さな窯の中へ。
焼きの段に入ると窯から離れられないものだから、それでまた食事をし忘れることがあると言うのはさて置いて。
色付け前の素焼きの段階へと入り、窯へと火を入れた]
焼いてる間に色付けの準備〜っと。
…………ぉ。
そういやすっかり忘れてた。
[釉薬の準備をするために工房へと戻って来て。
ふと、作業台の上に一つの焼物が乗っていることに気付いた]
後で投げつけに行くかー。
[指で摘み上げてけらりと笑う。
それは可愛い可愛い弟のために作ったもの。
掌に乗る程の、一時的にペンを立てかけられそうな形のそれ。
虹色の殻を背負ったかたつむりの焼物がそこにはあった]
俺は、本で見知った分しか知らんけど。
でも、香草あわせんのって、実践第一って意味では、すげぇ大変だと思うけどなー。
形を作る、って意味では同じでも、どうなるか読めないっていうのが、写し作るのとは違うわけだし。
[写本と修繕は、形をなぞらえること。
新しく生み出す、とは微妙に違う。
だから、それをなす者への敬意は強いのだが……その当事者にとっては、生み出す事自体も楽しみのように見えた]
……リル姉が? 保存がきくの……って、姉らしいな。
[姉の依頼の話題>>168に、くく、と低く笑み]
ああ、かまわねぇよ。
っても、俺もリル姉から頼まれてるのがあるから、ちょっと遅くなるけど、それは許せ。
[写本を頼まれると、冗談めかした口調で諾の意を返した]
[食事時になると道具屋の扉には休憩中の札がかかる。
その時間に盲目のいとこの為に食事を用意しにゆくのも日課に近い。
彼女と親しい者が世話をやいてくれる事もあるが
それでも様子を見に行ってしまうのは大切に思うから。]
テレーズ、食事にしようか。
[声かけて食事を用意しようとすれば
テーブルの上には軽食が既に二人分並んでいた。]
これって白花亭の?
へぇ、おいしそうだね。
[彼女が訥々と語る経緯に一つ一つ丁寧に相槌を打ち
和やかな食卓を囲むのもエトにとっては幸せな日常の一つ。]
― 白花亭 ―
[カップを両手で包むよに持ち、
その陰で、けれどミレイユに伝わるように声で笑う]
確かにあの姉弟が揃って食事済ませてるってのは
相当レアではあるよなー。
それで何か起こったら、そこまでかとは思うけどよ。
[くく、と零してまた一口と啜り]
ま、やり方はそれぞれだーな。
俺は予定通りにはできねぇし、
ミレイユは予定通りの方がやりやすい。
でもま、無理な予定は立てんじゃねーぞ?
[それこそ飯抜くくらいの予定とかさ。と揶揄って]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新