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─自宅─
──…じっさまが?
そっか、じっさま、消えちまったのか……。
依頼、果たせず終いになっちまったな。
[ギュンターが消えたと言うことは初耳だったため、最初は驚いた。けれど驚きはそこまでで、声は軽く残念そうなものが載るのみだった]
今を大事に、後悔しないように。
…で、一番やりたいことって?
[神妙に言葉を紡いだが、次いで出た声は興味ありげな平時のものへと変わり。興味を引いた話題に、軽く首を傾げながら訊ねた]
―回想:村の通り―
[微笑む様子に、こちらもまた笑顔を返した。]
んー、そういう心配はしなくても大丈夫だよ。
僕は誰が来ても、仕事中は気付かないから。
[真剣に言った。]
え、何。いいの?
それはすごい嬉しいなぁ。
美味しかったし。
[心底楽しみだという顔で言って、別れたのだった。]
─ギュン爺の家─
[肩を抱く兄の穏やかな声に、声を出せばともすればそのまま泣いてしまいそうだったのでただ頷くだけで返事をして。
ゼルはこちらの視線に気付いていないようで、けれど何もないはずの一点を見つめるその様子に声をかけることが出来ず。
ユリアンの声に気付いた後、ようやく視線を外した彼に話しかけようとしたが、手に持っていたものに視線を落とす様に、また何も言えなくなってしまって。
どう声をかけたらいいだろうと悩む間もなく、こちらを向いたゼルの表情はすでにいつもと変わらない様子になっていた。
行くか、と問われてもすぐに声が出ず。
一拍ほど置いた後、頷いた。]
…うん、行く。
兄さん、あたしゼルに薬頼んでたんだ。
これ、ゲルダのパン持って先に準備しててくれる?
向こうで食べてって、準備してくれたの。
─道―
[ぽん。と手がおかれて、視線が少し俯く>>391。]
…わかった。
[もし。と続く言葉に、ぐ。と横に下ろした手を握る。]
─エーリッヒ宅─
……うん、消えちゃったんだ、って。
リィにいも、じいちゃに何か、頼まれてたの?
[依頼、という言葉に視線を上げて、不思議そうに問うも束の間]
ふにっ……。
[投げかけられた問いに、上擦った声を上げた]
え、と、えと、それは……。
お……教えないんだ、よっ!
[どうしようか、と悩んだ果てに返した答えは声がひっくり返っていた]
─ギュン爺の家─
[もう一つの包みの中身は、まだ完成していなかったから。
手元から手放したくなくて、ゲルダからもらったパンの包みだけを兄に渡した。
胸元で結ばれたスカーフを軽く握るようにして、お願い、と微笑みを作った。]
―自宅―
[それからは何も気にせず自宅へと戻り、せめてキッチンだけでも片付けようかと、
久しぶりの運動を開始するのだった。
が、ふと首を捻り、背の方を眺め見る。
服の下に何があるかは見えないが、首を元に戻すと、とりあえず食器類だけはまとめるのに専念するのであった。]
――ん。
こんなもんか。
よしよし。これで水くらいは出せる。
[真剣ながら内容の程度はかなり低い。]
―道―
ミハエルの悔いが一つでも減るならそれに越したことは無い。
[頭を撫でていた手を引っ込め]
ウェンに伝えてくる、長老のこと。
エーリには、ミハエルにお願いした方がはやそうか。
[引っ込めた、その手を振り]
少しだけ、妹がいる二人が羨ましくもあるな。
じゃあ、また。
[最後にそんな言葉を残して、何もなければそのままウェンの家に向かうだろう]
─ギュンター宅─
[『死神』の降る刻]
[彼女がそれを知ったのは、早くに逝った母親の遺したレシピ集を漁っていた時であった。
その中に紛れ込んでいた母の日記帳。そこには『死神』に命を刈られた幼馴染への想いが綴られていた。
書かれていたのは、深い後悔の念。素直になれなかった自分への悔恨────酷く胸が痛む内容だった。]
―パン屋―
[店に戻ると、不在の看板は取り除いて。
置いてあった箱から代金を取り出して閉まっておいた。
それから作業場の方へと向かっていく。
暫くの間ぼんやりと、椅子に座って台を眺めていたが。]
店開けてるけど…少し作ろうかな。
[身体を動かしていれば、少しは気が紛れるからと。
記憶していたパンの材料を用意しはじめた。
用意しながら、生地を打ちながら、やる事、やりたい事、約束などを思い出し、考えていた。]
─自宅─
絵の描き直しを頼まれてたんだ。
…周期を越えた時に見れる、華の絵の。
ま、実際は本当にその華の絵なのかどうなのか分からないんだけどね。
俺の好きに塗り直して良いって言われてたんだ。
[ユーディットの問いに答え。自分の問いに対する相手の反応を見ると、いつもの笑みを浮かべた]
えー、教えてくれないの?
ユーディットがやりたいことが何なのか、興味あるんだけどなぁ。
─エーリッヒ宅─
絵の、描き直し。
『周期』の後に、山の一番高い所に咲く、花の……。
[返された答えの一部を、小さな声で繰り返し。
いつもと変わらない調子で重ねられる言葉に、にぃ、と言って縮こまった]
だ、だって、だって……。
夢、みたいな、事だし。
……絶対、笑われる、もん。
―ギュンター宅―
[頷くイレーネを見て、彼女が兄に話している間、ちらと先程見ていた場所に目を向ける。
すぐに視線を外して、やり取りが終わるのを待った]
―ギュンターの家―
[ゼルギウスの視線の意味も分からないまま]
[ユリアンの後を追うミハエルの背を見ていた]
ああ。昨日言っていたやつだね。
ありがたいな。
分かった。では先に戻っているよ。
[妹は泣いていなかったけれど拭うように頬を撫でる]
[母の仕草は多くをそのまま身に覚えていた]
[肩から手を離しイレーネに微笑み返す]
[ゼルギウスに軽く会釈すると出入口へと向かった]
―自宅―
よっし。
とりあえず次の本に取り掛かろう。
[状態が悪くなる前に写すことも重要な仕事だ。
そういう本は(散らばった部屋でも)まとめて本棚に仕舞われている。
その棚から手ごろな一冊を取り出すと、机において、新しい紙を広げる。
ペンを走らせる前にイラストの有無を確認し、花のイラストなのを見ればちょっと溜息を吐いた。]
一つしか描けないっての。
[まぁいいや、というような様子。
ゲルダが読むだろう本はちゃんと避けてわかりやすく置いたまま、机に向かう。
しかしどうも集中できずに、背へと手をのばしてぺちぺちと叩いたりしているのだった。]
─ギュンター宅─
(────ズキン)
!?
[俯き、過去のそのことを思い出して胸を痛めていると、突如鋭い痛みが、左手の甲に走る。
それは、まるで火に焼かれるような痛み。]
い、た…………
[思わずその場に座り込み、右手で左手を押さえ、かき抱く。
恐る恐る手を僅かに離し、左手の甲を覗き見ると、]
っ!?
[右手に隠された左手の甲には、華の紋様。]
─自宅─
そう。
もし、見ることが出来たら、その絵を描き直せるかな、なんて思ったりもしてるけど。
……ま、見れたらの話だね。
[華の話には軽く肩を竦めて。自身の言葉で縮こまるユーディットに柔らかな笑みは消えなかった]
そんなに、実現が難しいことなのかい?
笑わないから、教えてくれないかな。
ああ、どうしてもダメって言うなら、それ以上は聞かないけど。
─道―
──、…うん。
[>>399 流れた前髪を指で弄り、頷いて]
わかった。
…、…エーリ兄には…伝えておくのだよ。
[ユーディが既にそちらに行ったとは、
知らぬままに引き受け]
ふ。それは──羨ましいだろう。と、
愛しい兄をもったボクは、胸を張ってやるのだよ。
[なるべく。いつもどおりに──首を傾げにやりと笑って、軽く手を振りかえし]
… また 。だ。
[踵返し肩越しに振り向き、そう言って村長の家へ戻る。]
─ギュン爺の家─
う、ん。よろしくね。
あたしも、すぐ行くから。
[わかった、と包みを受け取った兄が自分の頬を撫でる仕草は、幼い頃にしてくれた母のそれと同じで。
堪えていた涙がまた零れそうになって、俯いてそう兄に告げ。
兄が出ていくのを見送って、ようやくゼルの方へ向いた。]
待たせてごめんね、ゼル。
…行ける?
[そう言って首を傾げて。
手に持った包みを胸に知らず抱くようにした。]
─エーリッヒ宅─
……見れるなら、見てみたい、ね。
ディには、難しそうだけれど。
[花の『しるし』を持つ者が『周期』を越せるかは、文字通り『死神』次第。
だからこそ、紡ぐ言葉は小さなもの]
にぃ……。
笑わない?
あと、誰にも、言わない?
[それから、やや、上目遣いに見上げつつ。
ぽそそ、とこう問いかけた]
―道→―
[ウェンの家に向かう前のこと。
エーリへのことをミハエルが引き受けてくれて]
頼んだ。
こっちは別にできなくても大丈夫だから。
[一応そんなことを返す様は、先ほどのこととあって、軽口のようにも見えたかもしれない]
兄妹か、
頼れるものがいるのはいいことだ。
[言葉と共に微かな笑みを返して、そして互いにそれぞれの向かう方へと。
自分はウェンデルの家へと]
─ギュンター宅入り口付近─
[ユリアンと別れて戻った先に緋色の髪が立つが見え]
レナーテ。
[とっ、と踏み切る一歩を大きく踏んだ。]
イレーネは?
…… 落ち着いた、か?
[駆け寄って真っ先に尋ねるのは彼の妹のこと。
ポシェットとナイフに視線を落として]
─自宅─
そうだね、見てみたい。
でも、どうなるかは運だからね。
[誰がどうなるかなんて分かりやしない。そんな意味を込めて言葉を紡いだ]
うん、笑わない。
ユーディットがそう言うなら、誰にも言わないよ。
[見上げて来るユーディットに柔らかに微笑みかけ、頷く]
―ギュンター宅―
ああ、
[話は終わったようで、出入り口に向かうレナーテには片手を挙げる。
イレーネに行けるかと尋ねられれば首肯した。
家人に目礼をし、出て行こうかと振り返って。
視界の端、小柄な影が蹲るのが見えた]
……どうした?
―自宅―
……一体何さ。
[むぅ、と小さく呟いて。
叩いても収まることのない様子に、眉を寄せる。]
水でもかける…とか。
うーん…。
[悶々と悩みつつ、とりあえず席を立つ。
何がそこにあるのか、前に誰かから聞いたことはあるのだが、とっくの昔の話で忘れ去っているのだった。
扉にもちろん鍵はなく。
うろついていたときに、足元の確認がおろそかになったせいで、思わず躓き。
小さななだれを起こす音は、けっこう大きかった…。]
―ギュンター宅入口付近―
ああ、もう大丈夫だと思う。
[近寄ってきたミハエルの頭に手を置いた]
[反射的行動]
もう少し準備があるみたいでね。
ゼルギウスに何か薬を頼んであるとか。
先に準備していてくれと言われたよ。
ゲルダからのお弁当のパンも貰った。
[包みを見せる]
[包みの中には、普段実用的なものしか作らない自分には珍しく装飾性の高いランタンが入っていて。
それはスカーフの下に隠れている胸元に咲いた、淡い紅紫の、蓮のように車輪状に連なる小さな華と同じ形をしていた。
出来上げることが叶うかはわからないけれど、それでも。
未完成のものは、自分以外の目に触れさせたくなかった。]
もし、ミハエルも大丈夫なら。
一緒に行こう。悔いは少しでも残さないために。
[いつもと変わらぬようでいつもより少し深く微笑んだ]
ミハエルはエーリッヒにも伝えてきてからがいいかな。
私は家で荷物を確認しているから。
―ウェンの家―
ウェン、いるか?
大事な話がある。
[ウェンデルの家に着いたなら声を掛けて、
出てきたならば直接に、出てこなくても、そのまま声をかけるだろう。
どうせ中にいるだろうと、そう思っていたから]
村長が、消えた。
[死んだとは言わなかった]
『死神』の手に刈られた。
次は誰になるかは、わからない。
ウェンも悔いが残らないように、しておいたほうがいい。
─ギュン爺の家─
ベッティ?
[それじゃ、と周囲に挨拶していこうとして彼女が蹲っているのが見えて。
よく見れば手を押さえているその表情はつらそうだった]
どうしたの、ベッティ。
大丈夫?痛いの?
─エーリッヒ宅─
[どうなるかは運次第、という言葉に、そうだね、と小さく呟いて]
……うん、じゃあ、リィにいにだけ、教えるんだよ。
そんなに、大げさな事じゃ、ないんだけど……。
[柔らかな笑みに、一つ息を吐いて]
……かあ様みたいに、なれたらな、って、それが、一番やりたい事なんだよ。
大事って思える人と、想い、紡いで、残せたら、って。
…………ディには、凄く、難しいけど、ね。
[最後の部分を口にする時には、ふにゃ、と少し崩れた笑みが浮かんで]
―自宅―
ん?ユリアン?
[とりあえず怪我はなかったのを確認し、扉へと。
ユリアンの言葉を聞くと、眉を寄せる。
また背が熱を持っているような気がした。]
消えた?
『死神』……のはなし、どこかで見た。
うん、まあ、わかったよ。
大丈夫。
僕の変わりはすぐできるからね。
[何せ場所さえあれば問題ないし、と笑って。]
ユリアンの方こそ、きのこ畑の管理、大変じゃない?
僕に気を使うよりも、ちゃんと自分のこともやっている?
─ギュンター宅─
[蹲り呆然としていると、ゼルギウスやイレーネから声を掛けられる。
我に返り、慌てて立ち上がると、]
ううん、ちょっと…………色々と、いきなり過ぎてクラっときちゃっただけ。
もう大丈夫だから、うん。
[両手を後ろで組んだ形で、手の甲の印は見えないように隠して、顔に笑顔を貼り付けてそう答えた。]
……ああ、そろそろ開店準備もしないとね。
それじゃ、わたしもこれで失礼するね。
[そう言って、返答を待たずにその場を飛び出した。
途中、立ち止まり話したりしていた面々を追い抜いたかもしれないが、一切声を掛けることなく走り去る。]
―ウェン宅前―
ああ、本で見たことはあるのかも、しれない。
[もしウェンの記憶に残る一番大きな可能性はそこだろうと。
扉の向こうに見えた様子には]
片付け、しないとわからなくならないか?
[普段のこともありそんな心配の言葉をかけ、
自分の話題になれば]
畑は、まだ後継者、いないな。
すぐに作るのは、相手の問題もあるし。
[そう答えたりしながら、急激な立ちくらみを感じて、よろめいて地面に手をついた。
『死神』の力の影響によるものであろうか、影が伸びていくような錯覚を感じる、
その伸びた先はどこへと向かおうとしているのか。
すぐか、後にか、誰かにか…あるいは自分にだったかもしれない]
─ギュンター宅入り口付近─
ぅわ。
[ぽん。と頭に手が置かれた。慌てて駆け寄った勢いを殺す>>417]
…、今日は、良く撫でられる。
[手の下から瞬く翠が見上げて、少し、むう。と唸る。]
…ん。そうか。
うん──。わかった。
[予定については、こく。と頷いて]
お弁当つきとは豪勢だ。
[持ち上げられる包みに、ふふ、と笑って]
─自宅─
[伝えられたユーディットが望むもの。それを聞いて、濃い翠を瞬かせた]
想いを紡いで、残す───。
[繰り返すように言葉を紡ぎ。崩れるような笑みにつられるように表情を緩めた]
笑うはずが無いよ、それは。
素敵なことじゃないか。
でもね、もし……もし、だよ。
ユーディットにそう言う相手が居るのなら。
…ちゃんと想いは伝えるべきだと、俺は思うよ。
形を残せないとしても、想いは伝えて。
───その人に覚えていてもらえるように。
[ね?と言って微笑みかけ、ユーディットの頭を撫でようと手を伸ばした]
―パン屋―
[手に生地が付いたまま、服の胸元を握り締めた。]
やだ…。いや…。
[声はこちら側にも掠れ落ちる。]
怖い……。
[握った手は、微かに震えていた。]
―ギュンター宅―
[ベッティを心配するイレーネの声。
その腕に抱えられた何かにはちらと目を向けたが、特に何か問うことも無かった。
再び目を向けるのはベッティのほう]
気分が悪いなら……
[言いかけた言葉は、彼女の貼り付けたような笑みに遮られた]
……無理はするな。
[引っかかるものはあったが、そう声を掛けるに止める。
すぐに飛び出して行った彼女の手甲に咲く華を目にすることはなく、ただ見送った]
―自宅前―
多分写したこともあるんだと思うよ。
どこかにあるんじゃないかな。
……いや、その。あとで片付けるよ。
[至極真剣に頷いた。いつもより酷いのではあるが。]
大変でしょ、それ。
ユリアンは人の心配もいいけど、自分の心配をするといいんだよ。
――って、どーしたの?
[よろめくのに思わず近づいて、顔を覗き込もうと。
何に気付くこともないのに、]
体調でも悪い? ……。
[知らないはずの背の花が、警告のように熱くなった気がして唇を噛み締めた。]
─白雪亭─
[駆け込み、ドアを閉めると、そのままドアに凭れ掛かり座り込む。
今は、カランカランというドアの鈴の音も耳障り。]
……………どう、して。
[左手の甲。そこに浮かぶ華の印に視線を落とし、ぽつりそう呟く。
ぽたり、一粒の雫がそこに零れ落ちた。]
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