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……うん。
[少女>>178の信頼は何よりも嬉しかった。
だからこそ、何があっても失いたくなかった。
占い師が本物なのか確かめるには少女か彫刻家で確認すれば分かると、頭のどこかが囁いている。
少女は選べない。ならば?]
─ 宿屋 一階 ─
ベアトリーチェも、人間。
うん。
[齎されたものは頭の片隅に留め置く。
ただそれだけを紡ぎ、意識はデザイン画へと戻って行った]
そう、動物の絵。
図鑑、結構量があるしね。
色んな動物が居て、面白いよ。
[リズからの問い>>183には手を止めることなく書き続けながら答えて。
羊皮紙には様々なアングルからの絵が描かれて行く]
― 宿一階 ―
それは。
[加工師>>184にまた向き直る]
分かるけど。
僕だってそうだけど。
[確かに少女が元歌姫のように殺される可能性は減っただろう。
それ以上は詰め寄ることもできなくて唇を噛んだ]
[フォルカーの呼ぶ声>>181にことと首を傾げる。
案じてくれているのは
彼がゲルダに向けた言葉と声音>>173で知れたから
少しだけ困ったような笑みが浮かんだ]
私は私のこと知ってるけど
私以外の人には分からないもんね。
[エリザベータが違うなら人狼はまだ居る。
犠牲が出なかったのは人狼の気まぐれか
守り手が誰かを守ったかまでは知れない。
フォルカーを安心させるために大丈夫と紡ぎたいのに
それを言葉にすることばできないままへにゃりと眉を下げた]
―外―
アンタが死ねバ、死者ヲ見分けるもノがアンタの色を見てくれルしナ。
[そんな利己的な話には向こうも承諾しないだろう。
分っていて、口にする。
くっくっ、と、少し笑った。
それから、喉に手を当てる。音量をなるべく調節する時の癖。
喉の震えを感じながら、ごく小さくささやきを落とした。]
狼ハ死んでいない。
それは お前も 分っているンだろぅ?
[唇が素早く、”守護者”と動いた。
それを相手の反応どうだったか。]
……
[いろいろと入ってくる情報をだまって咀嚼している。
数字には強いがこういったことはよく考えないとわからない。
アーベルはあまり疑いたくないがゲルダはそこまで信用できるかわからない。
だからといって疑わしいとはではいえず]
――確証がないのが辛いねぇ……
[ため息を零して、ライヒアルトがアーベルと出て行った外のほうへと視線を向けた]
アーベルは、どこに行ったんだ?
[別に席を外すことくらい普通だとは思うものの、自分に声をかけないままに居なくなったことに不安を覚えた。
誰かから返答はあったろうか、無くても此処にいなければ二階か外のどちらかしかなく。
女は、外を選んで飛び出した。]
───アーベル!!!!
[声を張り上げて、幼馴染の名を呼ぶ。
修道士と彼の姿を見つけることはできたかどうか。]
[狼かと思われたなら、歪んだ笑みが浮かんだ。
そうだとは、言わない。
向こうも殺意は十分湧きあがっただろうか。
死にはしない、死ぬ気は無い。
ここで殺しきって、自衛団に差し出すつもりで。
刀を抜き去り、地を蹴った。]
― 宿一階 ―
そうなんだけど。でも。
それを言うならゲルダさんだって…。
[加工師も世話になった人だから疑い難かったのだけれど。
少女>>192の眉がへにゃりと下がって、同じように眉尻が落ちた]
─ 宿屋 一階 ─
[張り上げられた声>>195に、描く手を止めて顔を上げる。
虚ろな瞳は出入り口へと向けられ、飛び出していくゲルダの後姿を見た]
……何か、あった?
[ライヒアルトとアーベルが出て行ったことは見ていなかったし、何より意識はデザイン画に向いていたから、周囲のことはほとんど聞いていなかった]
私にはゲルダさんが本物か偽者か分からない。
――…嘘を言ってると分かれば偽者だと言えるけど
[少女の知る真実とゲルダが見定めた其れは
食い違わないから判断しきれないのだと
フォルカー>>197にひそりと声を返した]
でも――…
名乗り出てるのはゲルダさんだけだから
[他に名乗り出る者がいないなら
信じても良いような気持ちになってきていた]
―宿・一階―
ライヒアルトさんが、アーベルさんを連れて外へ出たのは見えたけど。
[ただそれだけ。特に何があったとも思えない。]
─ 宿屋 一階 ─
[リズの言葉>>200で出来事の一端は知るも、「へぇ」と声を零すに留まる]
……………。
[それから僅かに視線が落ち、虚ろな瞳が傍らの床に転がる剣へと向いた。
けれど、ただ見るだけで手を伸ばすようなことはせず。
瞳は再び宿の中を見回すように彷徨う]
─ 宿・一階 ─
……それを言ったら、付き合いのそれなりにあった俺はもっと複雑ですよー。
[息吐くクロエ>>187に、ぽつりと返して。
冷め切った茜色を手に取って口に含み、乾いた喉を潤す]
……ん……あれ。
ライヒ、は?
[それからようやく、不在に気づく。
ゲルダが飛び出して行ったのは、それと前後していて。
状況がつかめず、きょと、と瞬いた]
……うん。そうだね。
僕も信じてもいいかなって思うけど。
[少女>>199のひそりとした声に頷く。
加工師がもし違った時に少女が疑われるのも、僅かでも少女を疑ってしまうのも嫌だった]
何が!?
[話している間に加工師が外に飛び出していった。
聞こえてきた大声>>195に少女と顔を見合わせて、何が起きてるのか確認しようと扉に足を向けた]
―宿屋・一階―
何か気になることでもあった?
[あまり、あの2人の話というのは想像がつかないが妙な行動を取るような人でもないと思っていた。
何かを気にしているような幼馴染へ首を傾げ、ゲルダさんが飛びだして行くのが見える。]
・・・どうしたんだろ。
[アーベルの名を呼び外へと出たゲルダ>>195
少しだけ驚いたのかピクと肩が揺れた。
声のした方へと目を向けてから
フォルカーの方を見遣り不安げに柳眉を寄せる]
[フォルカーが扉の方へと足を向けると>>205
少女はそれを追うように彼の後を追った。
ライヒアルトの姿がないらしいことも
オトフリートの呟き>>203で薄ら知れる]
[宿の外、ひらけた場所で対峙している二人を見つけるのは程なくだろうか。
自分に続いて出てきた者が、それを見つけたかもしれない。
それは丁度、ライヒアルトがアーベルに切りかかっていくところで。]
─────…!!!!!
[見えた光景に足を止めることなく、駆け出す。
出来るなら、間に入ってアーベルを庇おうと身体が自然に動いていた。]
─ 宿屋 一階 ─
ん……。
わざわざ、外に行ったんだ、と思って。
聞かれたくない話だったのか、それ以外に何かあるのかな、って。
[リズの問い>>206には思っていることをそのまま答えて。
ゲルダについては少し考えてから]
……ゲルダ、アーベルを失うことを極端に恐れてる。
殺されるような事態にはしたくなさそうだったから、姿が見えなくて不安になったんじゃないの?
─ 宿・一階→外 ─
[惚けた事を言っている間に、外へと向かう人が増える。
どうするか、の逡巡は、そう長くなかった]
……無茶するからなー、あいつ。
[ぽつ、と零れ落ちるのはこんな呟き。
一つ、息を吐くと立ち上がり、やや遅れて、外へと足を向けた]
[狼と思われるならそれも良しと思っていた。
殺しあう時だけは、自らの位置がはっきりとしていて、内心安堵を覚える。戦う時だけは、何もかもが二の次になっていた。
向こうが繰り出す拳を、柄で受け止める。
思ったより重いそれに眉を潜めながらも。
口元には、あくまで傭兵然とした笑みが浮かんでいた。]
[不安そうな少女>>207の手を一度ぎゅっと握る。
扉の外に出ると、刀を手にした修道士と彫刻家が見えた。
加工師>>209が二人の間に割り込むように駆けてゆく]
……!
[声が出ない。体が動かない。ただじっと見ている]
[ゲルダが割って入るようなら、蹴り飛ばして弾いた。
邪魔をするなとは細められた瞳が告げる。
お前は俺の獲物じゃない、とは胸中のみで。
だが結果がどうであれ。
おそらくはそう遠くない時期に、二人とも同じ場所へと送れるだろう]
無茶するなあ……
[ライヒアルトがなにを思ってアーベルに狙いを定めたかなどわからない。
己には気づかなかった何かがアーベルにあったのかもしれないと吐息を零した]
って、おいおい……
[二人の間に割り込もうと無茶をするゲルダの姿にあっけにとられ、とめるのは間に合わなかった]
[伝わる少年の手の感触>>214に不安は少しだけとけて
きゅっと少年の手を握り返し外へと向かった。
少年と同じ光景が少女の眸にも映り込む]
――…っ
[少女はどちらの名も呼べなかった]
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