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―二階・廊下―
いいえ。
[上がって来た男に一礼をし、質問には首を振る]
ぼくも話があったのですが。
[続く言葉は過去形だった。
その頃には既に、視線は養女の方に戻っている]
―二階階段付近―
話・・・でござるか。
[ユージーンが彼女に何の話があったのか、疑問がよぎった。しかし、そのときには、すでに墓守の視線はシャーロットの方へと移っていた。
シャーロットは何か知っているであろうか。
同じように、シャーロットの方を見る]
―二階階段付近―
[マンジローの問いかけの言葉にユージーンとマンジローの姿を交互に見てから]
……(ふるふる
[首を横に振って答える知らないと。
その後ろにハーヴェイの姿がひっそりと近づいていることには気づかない振りをして。
視線はユージーンに戻し再度わずかに首をかしげる仕草。
マンジローに注意の意識を若干に払っていることに二人は気づくだろうか?]
─2階・客室─
ええ、私は、エッタ様の味方ですわ。
……何があっても、それは変わりません。
[あなたが、何者であっても。
その部分は、声にはならない。
向けられる笑みと言葉を受け止め、歯車は軋んで回る]
……シャーロット嬢、ですか。
[白の星、と告げられた名に、ひとつ瞬く。
過ぎるのは、今朝の様子。
黒い星、「おおかみ」、白い星。
耳にした言葉の内、女が真実と見なすのは]
……わかりました。
ならば、ハーヴ殿も信頼してよいのかしら。
ハーヴ殿は、シャーロット嬢を裏切る事はないでしょうから。
[シャーロットも知らないと言う。どうやら、部屋に引きこもって出てきていないのだろう。それならばそれで好都合だ。探してまわる手間が省ける]
さようでござったか。
それではこれにて。
あぁ、そうそう。
ユージーン殿、ヘンリエッタと言う娘、
どうにも油断できぬようでござるぞ
[去り際にそれだけ告げると、二人の前を去り客室に向かう。]
―二階廊下―
[背後に或るもう一つ気配には気がついていないのか。
視線が動くことはない]
ぼくが此処に来た時、御主人は言われました。
『大切な者を護れ』と。
[それは墓に眠る二人の事、それだけを差すのでは無い]
そうして『仇為す者を赦すな』とも。
[十年来の「約束」を復唱する。
二つの目は変わらず静かだった]
貴女はどちらですか。
シャーロット様。
―二階客室前―
[居るとすれば、おそらく二人一緒だろう。ヘンリエッタの部屋はノックに何も反応がなかった。キャロルの部屋へと行き静かにノックする]
キャロル殿、居られるかな?
[逆に問われるユージーンの声にはこくりと頷き]
…………………
[私は悪いことしてないよと口だけの動き。声は出ないマンジローが傍にいたから。
それはある意味本心からのものだった。]
……
[かけられたマンジローの言葉になぜこの人はヘンリエッタを怪しいというのだろうかといった感じで首をかしげる。
自分を人狼だと言ったラッセルを人狼だといったヘンリエッタを信じることは別段他の人にもおかしくは見えないはずだろう]
─2階・客間─
[扉を叩く音と、呼びかける声。
碧は静けさを帯び、ゆっくりとそちらを振り返る。
答えるか否かの逡巡。
だが、ここで黙り込んでいるのは得策ではない、と。
そう、判断した女はひとつ、息を吐く]
……何か、御用かしら?
[呼びかけに返す声は、平静さを保ったもの]
―二階・客室―
[少女が本当に占い師で在ったならば立て続けに視る事は叶わなかったはずだ。少なくとも出来る例は彼も知らなかった。
けれど大丈夫だろうと背を押してくれた。だから味方を味方だと告げて更なる絆を引き寄せた。
歪みを孕んだ侭。歯車は軋んで廻る]
はい。そう思います。
ハーヴ様は何時でもシャーロット様の味方ですもの。
[部屋の外から近寄る者が在る事に「少女自身」は気付けない]
『いまそっちにいこうとしてる、気をつけてね』
[前後して響くノックの音。
最前の声は扉の外からでも聞こえただろうか。
与えられていた牙は今手の内に無い。
キャロルが答えるのを緊張して聞きながら扉に向かい身構えた]
─2階・客間─
[占い師、霊能者、そして守護者と呼ばれるものたち。
女はそれについては深くは知らぬ。
だからこそ、疑う事無く、その『事実』を受け入れた]
……ええ、そうですわね。
[扉に意識を向かわせつつ、ひとつ、頷いた
歯車の軋みがまたひとつ、増える。
少女がはきといいきれるほどに二人について知っている事は、違和感となってもいいはずなのに。
疑う事を否定した女は、そこから目を逸らしていた]
―客室前廊下―
[シャーロットの疑問の眼差しには気付かず、そのまま二人の前を通り過ぎる]
そこにヘンリエッタ殿が居るであろう。
少し、話がしたい。
[キャロルから返ってきた言葉には、口調は冷たく静かだが、有無を言わせぬ声で告げる。]
─2階・客間─
……女の子とのお話を望まれるにしては、怖いお声ですこと。
[冷たい口調に返すのは、からかうよな言葉]
ダメだ、と言っても、聞く気はないのではなくて?
……覚悟がおありなら、入っていらっしゃいな。
[何の覚悟、かは言葉にはせず。
静かな口調でこう返す。
口元に浮かぶのは、艶やかな笑み]
[男には言葉を返さず、小さく頷くに止めた]
悪いこととは何でしょうね。
[唇を動かした養女に問い掛けるでもなく、独りごちるように言い]
貴女は、人狼ではないのですか。
[改めて見据えるようなこともなく、静かな目のまま。
常と全く同じ声で、さらりと告げた]
―客室前廊下→キャロルの客間―
[からかうような言葉には、ただ無言を持って応えるのみ。招き入れられれば、一礼をして中へと入る。我知らず腰に当てた手に力が入ってゆくのを感じた]
しからば、御免。
[部屋の中。空気がやけに重く感じる。
目の前の少女は、果たして人か魔か。
しばしの沈黙の後、意を決したように口を開く]
ヘンリエッタ殿。
童っぱを殺したのは、お主でござるな?
─2階・客間─
[入ってきたマンジローの様子。
女の目が険しさを帯びる。
後ろに回された手が、紅の飾り帯へと伸びる。
正確には、そこに隠された二本の刃へと]
……女の部屋に入るには、物々しいご様子です事。
[それでも、軽口は止めることなく。
沈黙を経た問いかけに、表情は険しさを帯びた]
―客室―
[緊張して入ってくるマンジローを見詰める。
何を言われるのだろうかと身構える]
…はっ。
いいえ。私は殺しておりません。
[最初に詰めていた息が零れた。
首を左右に振りながら否定した]
あの後は此方の部屋でキャロルさんと一緒に居りましたもの。
[ユージーンの問いかけには答えるよりも早くハーヴェイから彼に問いかける声。
ハーヴェイに視線を向けてユージーンに視線を戻す。]
………
[返答次第では…、考えることに少しだけさびしい気持ちも沸いたけども。それは微かに表情にでていたかもしれない。
ふと思い出す、ユージーンに注意していたため意識しなかったが、
マンジローは腰に下げた刀に手をかけてはいなかったかと。よくは見ていなかったため見間違いだったかもしれない。
その状態がどうだったかまでは自分にはよくわからないことだがそれが武器だといことだけは理解できた。]
………
[目の前のユージーンのことと、ヘンリエッタ達の元に行ってるであろうマンジローのことどちらを優先すべきかわずかに考える。]
はい。
と言ったら、如何しますか。
[不意に背後に現れたような気配にも、振り返りはしない。
動じた様子も見せない。
揺らがない低音は応えた。
真実そうだったかは兎も角、初めから其処に居ることを知っていたかの如くに]
[選んだのはユージーンへの返答、ハーヴェイの様子にも動じた様子もない。]
わたしは…できれば……ゆーじーんを…殺したくないよ…?
[いつもより少し長く小さい声で返した言葉は、
今この場の応答では自分が人狼であることをさすことになったかもしれない。]
……
[じっとユージーンを見る目は警戒の色に]
そうか。
―――――残念だ。
[そう告げるとすでに獣の腕と化した手で、ユージーン目掛けて下段から上に斬りかかった。
瞳は黄金の輝きを放ち、口元には三日月の笑みをうかべ、端からは鋭い牙が覗いていた。
隠そうともしなかった殺気に、墓守はどう対応するだろうか。]
―キャロルの客間―
[口調とは裏腹に、険しい瞳を向けてくるキャロルにも警戒は崩さず、彼の双眸はただヘンリエッタのみを見据えていた]
どうかな。
それに・・・人狼は一人とは限らぬ。
我は童っぱより聞かされておったのだ。
そなたの事を。
そして、お主の昨夜のあの狼狽振り。
その直後に・・・童っぱは殺された。人狼に
─2階・客間─
……仰っている事、わからなくもないけれど。
[マンジローの言葉に、上げるのは低い声。
立ち位置は自然、ヘンリエッタを庇うよに]
あの子が人狼に殺されたからと言って、それがすぐにエッタ様と結びつくとは限らないのではなくて?
人狼が何を考えているかなど、わからないのだから。
……それに、自らを追うもの、それに関わるものの言葉に動じないというのもどうかしているわ。
―客室―
聞いて居らした。
私を追い掛けて来たと云う事をですか。
[宿るのは警戒心。
キャロルの言葉に勇気付けられ凛とした声を上げる]
ですが今お答え致しましたわ。
私は殺しておりません。
人狼でも在りません。
其れでもまだ私を…如何する御心算ですか。
そうですね。
ぼくも殺される気はありません。
[養女の言葉に、僅かに目が細まる]
皆様の墓を守らねばなりませんし。
どなたも、やってはくださらないでしょうから。
[墓守は言った。
直後。
背後で振るわれた獣の腕は、墓守が前方に飛び出した事によりその背を掠めるに止まるか。
微かな痛みは気にも止めず、その勢いのまま養女に向かって行った。
右手には銀刃が握られる]
―キャロルの客間―
[チャキッっという高い音と共に刀を抜く。この国の剣とはかなり変わって見えるが、それが武器である事は容易に想像がつくだろう]
お主が殺したのだ、童っぱを。
[庇うように前に出たキャロルを威嚇するように睨む]
童っぱはこうも言っておったよ。
「殺したくも殺せぬから隠す」とな。
我の国でも、高貴な家に不吉な忌子が生まれた時には、殺すことはせずに「座敷牢」と言うものに隠しておくのだという。
高貴な家に生まれた狼の血をひく忌子。
それがお主の正体だ!!
[そう言うと、刀を大上段に構え、二人に対して肉迫する。キャロルには「寄らば斬るぞ」と言う視線を向けた]
ざんねん……。
[ユージーンの答えに、わずかに残念そうな表情。
けれどもそれはすぐに向けられた敵意へと返す敵意と重なり消えて
ハーヴェイの攻撃をかわしこちらに向かうユージーンの姿。]
………
[右手に握られた銀刃に注意をしながら、もう獣の本性を隠しはしない]
ころすね…ゆーじーん……。
[小さい声で短く告げながら右手を切り裂こうと右腕を振るう。
その右腕には獣のもの、鋭い爪が空を裂く]
インサニア!ジーンを殺せ!
[掠めた爪から獲物は僅かにすり抜ける。
共に在った者へと、情を残さないよう、支配するように、彼女の真名を呼び指示した。
彼女へ支配は届くだろうか。
それともやはり、情を残すであろうか。
ただ一つだけ解るのは、人狼が人に負けることはないだろうと、そんな事だけだった。]
─2階・客間─
……だから、そこからどうして人狼に直結するのかしらね。
[大上段の構え。
女に動揺はない。
紗が翻り、両の手に細身の刃が一振りずつ握られる]
……エッタ様に、手出しはさせない。
毒花の名、伊達や酔狂では名乗っていなくてよ!
嘘は言っておりませんわ。
「私は」人狼では在りませんっ!
[与えられていた牙は無い。
危ないと思ったら呼んでと言われた。
今のマンジローはキャロルにも容赦はしないだろう。
殺されたくない。自分も彼女も。
だから大変だと思っても二人を呼んだ]
分かったわ…!
[駆け付けられなくても。
如何すれば良いのかは教えて貰えた。
一度転がり刃を避ける。
キャロルが間に入ってくれる間に体勢を立て直して。
そして]
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