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あのひとは自分の鎌に刺さったの!
人狼しか刺さらないなら、あの人は人狼なの!
…最初から、わたしを殺すつもりだったんだ…。
[心を巡る黒の渦が全身を巡り終えた頃]
[ぴくりと、ようやく手が少し動いた]
[ぎこちない、ゆっくりとした動きで床を見つめていた顔が持ち上がる]
[その動きに沿い、足にも力が込められ]
[ゆらりとその場に立ち上がった]
……………。
[何も言わず]
[しばらく真紅に映る光景を見つめる]
兄さ、…ナターリエ、が
[いっそ泣き出しそうに潤んだ翠玉が兄の姿を見上げる]
血が…止まらないの。
…やだ。このままじゃ、ナターリエまで。
[明確な答えなど、返せるはずも無く。
それでも、傷口を押さえる手の力は緩まない]
たしかめようと…?
[状況はよくわからない、
けれどもナターリエが怪我をしたのはたしかな事実、
そちらによりながら]
ゼルギウスっ!
[ゲルダも呼んだものの名前を呼びかけるも、
帰ってくる言葉もなにもなく]
意味がわからねぇよ…もぉ…。
[飲み込めない状況の中、つぶやきながらゲルダをてつだおうとする]
[立ち上がったゼルギウスさんを見る。]
[さっきの今で自分でも情けないと思う。でもわたしの目は、縋るような色をしているんだろうと思う。]
[彼は…わたしをどんな目で…]
/中/
襲撃合わせ、よろしくね。
わたしは処刑されるから、「おまかせ」してたら失敗だよ。
言うまでも無いことだと思うけど。
[泣き出しそうな自分の従兄弟の姿を見て、
そこでとにかく体だけは動いた。
ナターリエの傷口を押さえて]
タオルだ、とりあえず止血だっ!
とめるんだ…、とまれよっ!
[応急手当程度なら医療の心得はあるものの、
大怪我をみることなどできるわけもなく。
ただ、傷口をおさえることしか自分もできなかった]
ゲルダ、大丈夫だ、ヨハナさんは大丈夫だったじゃないか。
そうだよな、ナタリー。
[投げかける言葉はあるいは自分に言い聞かせるためのものだったかもしれない]
[倒れるナターリエには目もくれず]
[真紅はその先のベアトリーチェを捉えた]
……ベアタ。
[それは常の優しい穏やかな声色]
[真紅は細められ]
[傍から見れば笑みにも見えるだろうか]
[ゆるりと、ベアトリーチェに向けて左手を差し伸べた]
中/動けるのはいいことだと思う。
誰かしら大なり小なりの場を率いる人は必要だしな。
いろいろ助かった。
っと、エピでいこうことだったな。
最後までドラマチックになるように、俺なりにがんばってみる。
/中/
わたし的にはちょっと不完全燃焼だけど、あとはおまかせ。
わたしの燃え残ってる分も村を燃えさせてね。期待して見てる。
ナターリエさんの鎌が、自身に突き刺さった。
自分で傷つけるわけはないから、貴女がそうさせたのでしょう。
力ない少女であれ、咄嗟であれば、やるかもしれないと仰るのかもしれませんが。
……『護り手』であれば。
そのような力があるとは、耳にしたことはありませんでした。
人狼のみに効く、特殊な武器があるなど。
つまりは。
[傷口が二つ。
叫ぶ声が、耳に入る]
片方は、彼女自身の武器。
では、もう片方は?
[手当てを、と言うエーリッヒには頷いたものの。
傷口を押さえる以外に、頭が回るのには時間を要して。
マテウスが傷口を押さえ、手を離すに至って、ようやく薬箱の存在を思い出す]
だい、じょう、ぶ…。
[鸚鵡返しに繰り返して。
震える指先で、薬箱の包帯を取り出す]
タオル…、これで、縛ればいい…?
[ベアトリーチェが重ねた手を握り]
[自分の方へと引き寄せる]
[ベアトリーチェから自分の顔が見えなくなるようにして、少女を抱き締めた]
[直後、その表情に笑みが深まる]
[狂気を乗せた、歪んだ微笑み──]
[喉が熱い。赤いものが流れる。
失敗してしまったと思ったが声にならない。
傷は深い。血の流れは早い。多分動脈を切ったか。
どうなるんだろう。
死ぬのだろうか。
ごめんイウァン、仇をとれなかった。
そんな言葉が頭を過ぎる。]
[紅が広がる。守護者は死ぬのかもしれない。子供は叫ぶ少女と、手を差し伸べる薬師を見る]
………終わらせなければ。
[子供はポケットの欠片を握りしめ、二人の方へと一歩、近づく。薬師に阻まれることを警戒して、歩みは慎重になる。青の花がどくどくと脈打っている]
[喧騒が聞こえる。
ひどく強く聞こえるのは、エーリとゲルダと。
マテウスと。
微かにウェンデル。
何だか懐かしいなと思ったら、眠くなった。]
[ゲルダの声が聞こえる。
傷口が、ふたつ。
ああ、張っていた嘘が役に立つかもしれないと。
思ったら、なんだか愉しかった。
ゼルギウスが見えた。
あの姿はどこかで見たことがあった。
ああ、あれは狂った信徒のそれに近い。
ヒューと鳴る喉が、声を発する事はなかったが。
ベアトリーチェを見ながら。
ザマアミロと
*動い*]
[抱きしめられたとき、わたしはいつものように、抱きしめているひとにしか聞こえない声で、囁いた。]
あなたは、この手で殺してみたかったけど…。
そのときが来なくて良かったと思う。
[狙うのなら、瞳を。力ない子供が脆弱な武器を使う、その時には]
[そう、教わった]
[誰に教わったのかは、子供の記憶からは消されてしまっていたけれど]
[ゲルダの問いかけに]
あああ、とりあえず血を止めるんだ。
流れすぎると…
[その先は口にせず]
まずはとめるんだ。
[包帯を巻いていく、
戦場では何人もの死をみてきた。
これは助からないと判ずるときもなんとなくわかるときがあった。
今のナターリエの姿はそう思わせるには十分な様子で]
ナタリーっ!俺だっ!ゲルダもいるっ!エーリッヒもっ!
こっちだ、こっちにくるんだよっ!
[必死に呼びかける声は彼女にはどう映るか知る術もなく]
[少女が目を閉じたのが見えた。眠ってしまったのだろうか?それならいいのに、と、遠く思った。それもすぐに子供の記憶からは消えるだろう]
ゼルギウス、その人狼を、渡して。
[少女を抱く薬師に、子供は声をかける]
ゼ…。
[少女を抱き締めた彼の表情。
そのままでは良くない気がして、声を掛けようとする。
だが、青い髪の子供が動き。
背後でマテウスの切羽詰った声が上がって。
間に合わなかった。結局全てが中途半端なままに]
[包帯をマテウスへと渡し、ナターリエの手を握る。
酷く弱弱しい鼓動は指先越し]
…ナターリ、エ?
[叫ぶマテウスの声が耳に残る]
戻って、きてよ…。
[それでも、いつしか指先の鼓動も、失われ。
はたり、瞬く、翠玉が一筋の涙を零す]
[返答代わりのように、背中に突き刺さってくるナイフ]
…ひ…は…
[今まで感じたことのない痛みで、わたしの心と無関係に目が開き、声がこぼれる。]
[わたしは最後の力でその痛みを忘れると、]
[彼の腕の中で、眠ることにした。]
─ 愛してる ─
[少女の言葉はゼルギウスの耳に届いたか]
[けれど振り上げられた短剣は勢いを緩めることなく]
[真っ直ぐに少女へと振り下ろされた──]
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