情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が5人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、囁き狂人が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
[聞こえたギルバートの呟きには心の中で同意して、]
……(ふるふる
[すぐに聞こえたキャロルの謝罪の言葉に首と手を小さく振り、気にしないでくださいというように小さく笑みを返した。
……(こくり
[似合わないといえば同意するように頷き、
髪飾りと髪のことを言われれば自然と手は自分の髪に触れて梳くように撫でた。]
― →玄関―
[玄関の方から声が聞こえて、書庫に向けていた足を止め、踵を返した。
丁度使用人が新たな客人を迎え入れようと、玄関の扉を開けるところだった]
客人ですか。
[声を掛けながら近付いて行く]
ああ、僕も入りたい!
待って、待って!
[見たことのないおじさんの姿。
慌てて走って近づくけれど、声に気付いてくれただろうか。
どっちにせよ玄関先までは、走って近付く。]
[玄関で埃を払い、中へと入る]
いやいや、随分立派な屋敷でござるな。
これはぜひ主殿に挨拶をしておかねばなるまい。
[物珍しそうに周りを見つめ、そして近付いてくるユージーンに気付いた]
おや、もしや貴殿がこの館の主殿であろうか?
我は不知火 萬慈郎と申す旅の者でござるが、
今宵一晩だけ世話になりとうござる。
─広間─
[返される笑みと、頷き。
全ての意図を汲みきれているわけではないものの、言わんとするところは概ね察する事はできた]
髪飾り……でなくても。
ただ結い上げるだけでなく、リボンの使い方を変えるだけでも、印象は大分変わりましてよ?
[むしろ、その方が自然かしら、と。
撫でられる髪を見ながら考える]
─ 一階・厨房前─
[幾許か鼓動を速めた心臓に、ラッセルはその場で深呼吸した。
両手で掴んで居たグラスを口に運び、口の中と喉を潤す。
冷たい感触が喉を通り、胃へ落ちる。
そうしてようやく落ち着いたかのように大きく息を吐いた]
………。
[落ち着いてくると周囲の音が耳に入って来る。
玄関の方が俄かにざわめいていた]
…また、誰か来たのかな…。
[客が多いと、下ろした前髪の下で眉根が軽く寄った]
いいえ。
ぼくはただの墓守です。
[主人かと問う異国風の男に、墓守は首を振って否定を示す。
使用人に目を向ければ、駆けて来るもう一人の来訪者を迎え入れているところか]
御主人は部屋においでですよ。
シラヌイ、様。
ん?
[ふと聞こえた子どものものと思しき声。そういえば、先刻橋の方に何かが居た気配がしたような気もしなかっただろうか]
はて、我の他にもまだ客人が居るのであろうか?
いいの?お邪魔します!
[眉を顰められたかもしれないけど、気にしないで中に入る。
変な格好の人の先に、真っ黒の人。]
こんばんは!
ここに、女の子いませんか?
ん?なんていうか、そう思っただけだけどさ。
[キャロルにそう返してはみるものの、正直、アクセサリーの事はよくわからない。
けれど、二人を交互に見て]
キャロルさんのは仕事柄必要ってのもあるだろうし。
……ま、その辺はキャロルさんのほうが詳しそうだよな。
[シャーロットに掛けられる言葉に、自分が口を出すことじゃないなと思ったようだ]
―広間―
[元いた席に座り、少し上がった呼吸を整える。
その様子を訝しむ者が居てもなんでもないと答えるだろう]
お、お茶冷めちゃいましたよね!
みなさんの分も淹れなおしますね!
[席を立ち、紅茶を淹れなおす]
[キャロルにかけられた言葉、一瞬固まりすぐに自分のリボンに手が触れた。
それは水色と白の水玉模様のリボン。
綺麗というよりは可愛らしい印象を与えるもの]
……(こくり
[キャロルに頷いて、それからじっとキャロルを見つめてリボンを外してそっとそれを差し出す。
自分の髪を掴み、よかったらと唇が微かに動く。
結び方を教わりたいことが伝わるだろうか?]
─広間─
思うままだからこその真理、というのはあるのではないかしら。
[ギルバートに笑いながら返し。
続いた言葉に、ひとつ、頷く]
そうね、飾るのは仕事に必要。
けれど、魅せるべきは飾りではなく、動き。
この辺りの兼ね合いが難しいの。
[そこまでは、真剣な面持ちで。
しかし、すぐにそれは緩む]
あら、殿方の意見というのも、参考にはなるわ。
どうしても、見る部分は違うものなのだし。
[ギルバートの声が自分たちに対するものだとわかればそちらに視線を向けるだろう]
…(こくり
[キャロルの方がという言葉に、
男性のギルバートの方が詳しいとも自分も思わなかったから同意するように頷く。]
―二階・客室―
[身軽になると客間から出て、まずはアーヴァインの私室へと足を向ける。
中に入り、暫く滞在する旨やら2、3言葉を交わしてから、積もる話はまた後でと、笑顔で踵を返す。
静かに扉を閉じると、すぐ近くにいた使用人に声をかけた。]
ああ、アーヴァイン卿が喉が渇いたって言っていたから、水を持っていってくれないかい?
[そう告げると、自分は広間の方へと向かう。
今日はほかに滞在者が居るといっていたから、挨拶くらいはしておこう、そんなつもりだった。]
[ユージーンの答えには少し残念そうに]
おぉ、さようであったか。
それと、我の事は呼び捨てで構わぬゆえ、シラヌイでもマンジローでも好きに呼ぶと良い。
様など不要でござる。
[入ってきた子どものなりには、かすかに驚きのようなものを見せ]
おや、童っぱ。
ここの家の子・・・には見えんが、迷子にでもなったか?
[唐突に立ち上がるセシリアの言葉にそちらを振り返り]
あら、大丈夫?
疲れていたのではないかしら?
[戻ってきて早々に座り込んでいた事を思い、向けるのは案ずる言葉]
―玄関―
本日は来客が多くて。
皆様広間に御集まりですよ。
[言葉は異国の男へ向けるものだったか。
それから子供が相手でも変わらず、墓守は深く頭を下げる。
片側の表情も穏やかなまま]
女性は何人かいらしていますけれど。
[問いには軽く思案するように、首を傾けた]
―玄関―
違うよ、僕はここの子じゃないよ。
迷子でもないよ。
お仕事中なんだ。
トビーっていうの。
もしかしたら寝てるうちにいなくなっちゃったかなぁって思うし、夜だから見間違えたかもしれないから、お仕事失敗かもしれないけど。
[屈託の無い様子で笑って、不思議な格好のおじさんを見上げる。]
おじさんは、ええと、シラヌイさん?
どこの人?
僕、見たこと無いよ。おじさんの格好!
─ 一階・廊下─
[グラスを持ったまま、遠目に玄関が見えるところまでやってくる。
そこには男性が一人と子供が一人、そしていつものようにユージーンが対応に出ていた]
………へんなかっこ。
[呟きは見たことのない出で立ちの男を見ての感想。
廊下の途中にある、出っ張った柱の陰から玄関の様子を覗き見続けた]
[人数分の紅茶を淹れテーブルに運ぶ。
再び席につくとシャーロットが髪を解くのが見えた。
髪を結いなおすのだろうか?]
お二人とも長くて綺麗な髪ですよねー…。いいなぁ……。
[黒い人に頭を下げられたから、慌てて頭を下げ返す。]
ええと、それならいいや!
僕、見てるだけだから。
それ以上は、約束してないし。
見間違えちゃってたら、トンズラしちゃうことにするから。
ねえ、何か食べ物ない?残り物でいいから、恵んでください。
とは言われましても、御客人ですから。
[異国の男の要請に、少し困ったように顎に手を当てる]
シラヌイさん、ではいけませんか。
[思案の後、少しだけ砕けた呼び方を挙げた]
[広間に戻ってきたセシリアの様子にはかすかに疑問に思うだけで自分からは聞かない。
紅茶をといわれれば止める間もなくすでに立って紅茶を淹れなおしたところで]
…
[客人にお茶をいれさせてしまったことに対する申し訳なさと、淹れくれたことに対する感謝とを混ぜたような感じで笑いかけて軽く頭を下げた。]
確かに、どれだけ着飾っても実力が伴わなきゃ意味はない、かぁ。
その、飾りの音も大事なんだろうし。
や、俺の意見はあてにならねぇって。
[そう返しながら、二人のやり取りをどこか微笑ましく見守っていると、ふと耳に入る音]
ん?また誰か来たのか?
[聞こえたのは小さな音だけで、方向からそう判断して]
―広間に向かう途中―
[さて広間はどっちだったか、暫くぶりで道を間違えつつも先へと進む。
さっきの使用人に聞いておけばよかったと思うものの、後の祭りだ。
そうこうしていると、人の声が聞こえてきた。
ああ、こっちだったかと足を向けると、玄関口に出てきてしまった。
玄関には、ユージーンと他、二人ほどの姿が見える。]
おや、新しいお客か?
[そうつぶやいて3人に近づこうとして、途中で見覚えのある顔を見つけた。
少し離れた場所から声をかける。]
君は…ラッセル?
こんばんは、久しぶりだな。
[そう言い、ラッセルに軽く笑んだ。]
―玄関―
[皆が広場に集まっていると言う話を聞き]
そうか、我以外にも人が集まって居るのだな。
もしお邪魔でないのであれば後で挨拶くらいしておいた方がようござるな。
[トビーの方を向き]
童っぱ、どうやらこの屋敷には今人がたくさん来ておる様だぞ。もしかしたらお主の探しているおなごもそこにいるかもしれん。
我も一緒に探してやろう
[ギルバートの声に、玄関の方をみる]
普段からお客さんの多いお宅なんでしょうか?
こんな山の中の、しかもつり橋をわたらないといけないのに……。
[セシリアは「つり橋」と口にしてから帰りも再び通るはめになるのだと思い出した。
今から気が重い]
―客室―
あの。
[部屋に通され下がろうとする使用人に声を掛ける]
シャーロット様に、御不快を招いていたら申し訳ありませんでしたと。
事情も知らなかったとはいえ、気が回りませんでしたから。
[使用人は承りましたと言って扉を閉めた。
それを見送り外套とドレスを脱いだ姿で寝台に沈む。
胸には古呆けたペンダントを着けたまま]
母さま…。
[緊張の反動と肉体の疲労から瞳が*閉じられた*]
[紅茶を淹れなおして戻ってくるセシリアに、また出遅れた、と頭の中で思って]
サンキュ。
……セシリアの髪も悪くないと思うけどな?
[聞こえた呟きにぽつりと、独り言のように零して]
[シャーロットからリボンを差し出される。
その意図する所は察する事ができたから、しばし、思案の面持ち]
んー……どんな風にすると、似合うかしら?
とりあえず、ちょっと失礼しますわね?
[ひとまずリボンを受け取り、それから、持ち歩いている小物入れから櫛を出す。
両サイドに作った編みこみを後ろでまとめるよにしつつ、蝶の翅を思わせる形に整えたリボンで結わえつけてみた]
─ 一階・廊下─
[玄関を見ていたら、子供に手を振られた。
気付かれた、と思い慌てて完全に柱の陰へと隠れる。
それも束の間、今度は名指しでの呼びかけ。
一度身を強張らせ、ゆっくり振り返ると、この屋敷の養女が懐いている人物がそこに居た]
……ひさ、し、ぶり……。
[引き気味になるのは他とは変わらないが、何度か顔を合わせている分、どうにか挨拶が口から出る。
微笑みを見ると、胸元でグラスを握り込んで、軽く視線を下に向けた]
―玄関―
[マンジローを見上げて、目を輝かせる。]
いいの?
でも、見つけてるのバレちゃったらいけないんだよ。
だって見てるだけなんだもん。
失敗したら、お金取り返されちゃうから、話しかけたりしちゃダメなんだよ。
でも、ありがとう。とっても嬉しかった!
僕、そんな風に言って貰えたの初めてだから。
[嘘はない、本当のことだけど。
こういう良い人は、珍しいんだろうなぁ。
なんて考えてしまった。笑ってごまかそう。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新