人狼物語 ─幻夢─


14 ほしのまつり

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次の日の朝、占星術師 クローディア が無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、自警団員 ガウェイン、烏賊 ラス、孤児 オーフェン、学生 エリカ、くの一 アヤメ、少年 ネロ、雑貨屋 フラン の 7 名。


少年 ネロ

[うとうとと]
[布団に招かれて]
[声をききつつ、浅い眠りの淵]
[まるで一本橋のよう]
[ゆめとうつつを、行き来して]

[りぃん]

[鈴の音]
[現れた神巫]
[その姿を認めて、今度こそ眠りへと]

(0) 2007/07/25(Wed) 06:42:20

少年 ネロ

[落ちたくないと]
[思っていたゆめは]
[こわくない]
[その言葉に、すこし救われて]

[それはだれか]

[夢の中でゆめを見る]
[真実を]
[ゆめは見せる]
[わずかな違いも赦さない]

[見ぬようにしても]
[見せられた]
[その姿は――]

(1) 2007/07/25(Wed) 06:46:00

少年 ネロ

[どうして、どうして]
[こぼれた言葉]
[夢の中だけで音を持ち]

[だけれども]

[のぞきみるゆめは]
[こわくはない]
[……いっしょだと口許がほころんだ]

(2) 2007/07/25(Wed) 06:49:14

少年 ネロ

[目を開ける]
[時間はあいまい]
[童子たちは働いている]

[その様子はやはりどこか異様で]

[まるでまたゆめに落ちてしまったようで]


川に、ゆこう

[かすれた声が*呟いた*]

(3) 2007/07/25(Wed) 06:52:34

少年 ネロ、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 06:54:09

学生 エリカ

[ふわと水面に泡浮かぶよに、途切れた意識が戻り来る。]

…やれ、またも気をやられたか。
天狗の業はようわからぬ。

[明けるも暮れるもなき里に、鈴の音リーンと三度鳴れば。
眠りの水底沈みゆく。
さても不思議や不思議やな。]

(4) 2007/07/25(Wed) 07:56:22

学生 エリカ

[ゆうるり辺り見渡せば、未だ眠りにあるだろか。
瞼閉じれば耳に甦る、おのこ唄いし低き声。]

ひとりはさみし…
ふたりはこいし…

…さみしは知れど、こいしは知らぬ。

[ぽつり落とした言の葉は、水面に揺れる波紋となりて。
親指ぐいと唇に、残りし蜜を拭い去る。]

ゆくももどるも…天狗の関は越えられぬ。
所詮、我など掌の上よ。

[親指舐めつつ眉顰め、一人ごちるは己への忌避か。
朱の弧を描くおなごの唇と、真逆のそれは色淡し。]

(5) 2007/07/25(Wed) 08:42:22

学生 エリカ

[朝餉もらえば館を後に、白き花の野を歩み往く。]

[やがて真白に囲まれて、取り出だすは舞扇。]

[波紋を鎮めんと無心に舞えば、*遠く雷鳴響こうか*]

(6) 2007/07/25(Wed) 08:54:26

学生 エリカ、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 09:00:29

自警団員 ガウェイン

[ゆるり、ゆるり―眠りの檻から解き放たれ、目覚めの時が訪れる―]

う…。

[未だに酔いが醒めやらぬか、起き上がるや額に手をやり童を呼び止める]

先に湯浴みだ―ちと飲みすぎた。

[そのまま童達に引かれ湯殿へと向かうか]

(7) 2007/07/25(Wed) 11:00:28

孤児 オーフェン

[りぃん、と鳴る、鈴の音。
振り返れば、美しき。
笑みを湛えし、天狗の神巫]

……あ。

[霧へと進む、その姿。

それが消えゆく僅かな刹那。

紅緋は強き、力を見ゆる。

──ついで、意識は霧に落ち]

(8) 2007/07/25(Wed) 12:04:32

孤児 オーフェン、──露草色の面影の夢より、ふわりと還る。

2007/07/25(Wed) 12:08:37

孤児 オーフェン

[ゆる、と開く、紅緋。
いつ運ばれたのかすら定かではないけれど、いつの間にか床の中。
腕には鞠、傍らには小さき獣。

童子たちのさざめきを、茫、と聞きつ。
しばし、夢幻の狭間を移ろいて]

(9) 2007/07/25(Wed) 12:11:34

孤児 オーフェン

[目覚めど起きぬを案じたか。
仔うさぎ、そう、と頬に擦り寄り。
ぬくもりに、紅緋はす、と和らいで]

……大丈夫……だよ?

[お前もやさしいこ、と呟きつ、身を起こし。
朝餉をもらって、庭へと下りる。

てん。

音を立てつ、くるり、回る朱と金の華]

(10) 2007/07/25(Wed) 12:17:13

孤児 オーフェン

 ひいや ふうや……

[仔うざき傍らに、鞠をつく。

てん、てん、てん。

唄と共に、くるり、くるりと回る華の紋。
それを追う、紅緋は微か、*陰ろうか*]

(11) 2007/07/25(Wed) 12:20:05

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 12:21:15

烏賊 ラス

[ゆらり、夢より立ち戻り]

ああ、茶はいらないやね、水を一杯。

[応じて童子の差し出した、冷たき清水に喉を鳴らす]

[庭で鞠つく子供の声に、しばしは耳を傾けて、やがて遠雷の鳴るを聞けば、誘われるように*出かけていこうか*]

(12) 2007/07/25(Wed) 12:32:02

少年 ネロ

[ぴちゃ、ぴちゃり]
[川辺に足音]
[空は明るい]
[だけれど翳るのだろうか?]

[水を足に纏わせて]
[着物を脱ぎ捨て、川に入る]
[湯殿を使うより]
[これが良いのか]
[澄んだ水を掬って]

……きれいじゃぁ

(13) 2007/07/25(Wed) 12:33:37

少年 ネロ

[底には水草があおく踊り]
[ぴちゃり、ぱちゃり]
[水は遊び]

[やがて遠くの神が鳴けば]
[きょとんとそちらを見やる]
[童子からもらっておいた手拭いで]
[ぱさり]
[体を拭いては]

……ふるんかのぅ?

[*館の方へと歩き出す*]

(14) 2007/07/25(Wed) 12:40:34

少年 ネロ、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 12:42:02

くの一 アヤメ

〔澄みたる鈴の音はいずこより聞えよう、
 低く轟きし雷鳴はいずこから聞えよう、
 鳥も獣も虫もなくを止めて聞き入ろう。

 小さき森の大きな樹、枝に腰掛け天仰ぐ。
 一つ巾着袋の揺れて、緩く一度回りけり。

 頬を濡らしゆくは気の早い雨垂れなるか、
 肌を伝ひゆくは目覚めの遅い朝露なるか、
 はたまた水底より跳ね上げられし飛沫か。

 何れにしても見るものも知るものもおらず、
 何れにしてもそれに如何様な意味があろう。

 緑茂る森に沈む黒き衣の女は闇のやうであり、
 花咲く野に舞う白き姿の君は光のやうであり、
 唯ただ黙して紫黒の眼差しを遠く投げにけり。〕

(15) 2007/07/25(Wed) 12:43:34

くの一 アヤメ、ゆうらり、天へと伸びゆくは朱に彩られし白き手。

2007/07/25(Wed) 12:44:20

くの一 アヤメ、けれども、はたりと、途中でそれは落ちようか。

2007/07/25(Wed) 12:44:55

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 12:47:54

自警団員 ガウェイン

[湯浴みを終える頃にはとうに昼餉の時になり。解いた髪もそのままに座敷へ戻るその途上、遠く雷鳴轟けばひたり、足を止め外を見やるか]

―こいつぁ一雨来るな。

(16) 2007/07/25(Wed) 12:51:53

孤児 オーフェン

[ひょう、と鞠を空に投げ。
その時、その陰りに目を留める]

……雨?

[小さく呟き、首傾げ。
戻りし鞠を受け止める]

(17) 2007/07/25(Wed) 13:16:29

自警団員 ガウェイン

[暫しその場に佇んでいたがやがて再び歩みだす。

雨の気配は近づきはせど遠ざかりはせぬ―]

(18) 2007/07/25(Wed) 13:39:46

学生 エリカ

[空には薄く雲がかり、白き夜になったよう。
ぽつり一粒落ちたれば、それが合図であったよに、雨の帳が下りゆかん。]

[天も地も、その間さえ。全ては白く染まりゆく。]

(19) 2007/07/25(Wed) 13:41:28

学生 エリカ、さああ、さああと霧のよに。白を濡らして雨は降る。

2007/07/25(Wed) 13:43:33

孤児 オーフェン

[さああ……と。
音を立てつ、降る雨に。

慌てつ、鞠と仔うさぎを座敷へと。
しかし、自身は、何か思うよに。

降りしきる、雨の内に立ち尽くす]

(20) 2007/07/25(Wed) 13:48:05

くの一 アヤメ

〔雨は森にも等しく降り注ぎて、
 緑もまた滴に濡らされてゆく。

 されども深き色は薄まらず、
 ますます闇の中へと没するか。

 女は嘆く空を仰ぎて紫黒を瞬かし、
 音もなく地へと降り立たむ。

 其はまるで黒き蝶が下りたやう。〕

(21) 2007/07/25(Wed) 14:00:31

くの一 アヤメ


 雨は空の涙と言うたかな。
 

(22) 2007/07/25(Wed) 14:00:56

くの一 アヤメ、ぽつり、独り言つ。雨の中にも不思議と通る声。

2007/07/25(Wed) 14:01:18

学生 エリカ

[無我の境地のそのままに、白拍子は舞い踊る。
額に結びし玉の汗が、雨と混じりて散りゆかん。]

[白き衣は雨に濡れ、袖翻るも重くなり。
やがて手に持つ扇すら、しとどに濡れて用なさず。

――はたり、それは落ちようか。]

……ああ、ああ。
我は………

[濡れるに任せ立ち尽くし、琥珀は虚ろに天を見る。
頬を伝う涙は、空の流したものや否や。]

(23) 2007/07/25(Wed) 14:04:59

くの一 アヤメ

〔白き野から緑の森へと眼差し移せば、
 その先に見ゆるは藁葺き屋根の家数件。

 濡れる草々踏みて其方へと歩みゆくも、
 そこには人の姿はとんと見当たらず、
 小さき生き物の雨宿りをするばかり。

 壁に立てかけられしは蛇の目傘が一張、
 手に取りて天に翳し広げて見てみれば、
 滅紫に白き輪が色鮮やかに満ちてゆく。

 緩やかな足取りで緑の森から白き野へ、
 その先に見ゆるは立ち尽くす白拍子か。〕

(24) 2007/07/25(Wed) 14:12:51

孤児 オーフェン、ゆる、と頭を振る。濃色の髪から零れる、澄みし滴。

2007/07/25(Wed) 14:15:51

学生 エリカ

[白き野に立つ白にも、緑の森に下りつ黒にも、
庭にて物思いに耽る童にも、雨は等しく降り注ぐ。]

[琥珀はやがて瞼の内に、青く鈍る髪ふると振り。
ふらりふらりと白の影、何処へかと歩み出さん。]

(25) 2007/07/25(Wed) 14:20:53

学生 エリカ、濡れた前髪張り付けば、前から来やる黒さえ見えぬ。

2007/07/25(Wed) 14:23:36

孤児 オーフェン

風邪をひいたら、叱られてしまう……?

[滴と共に、零れ落ちるは小さき声]

あたたかくしないと、いけないね。

[呟いて、伏せし紅緋を童子たちへ。
さざめき笑うものたちに手を取られ、湯殿へと。

瑠璃紺の絎紐を解き、白花色の小袖を滑り落とせば。
現れ出でるは、何れでもなき性なき身体。

それを湯に沈めて温めて。

温もり取り戻したなら換えの衣に身を包み。
小さき部屋を童子に求め、鞠と共に*独り眠りに捕らわるるか*]

(26) 2007/07/25(Wed) 14:24:06

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2007/07/25(Wed) 14:25:21

くの一 アヤメ

白の君。
雨に降られては冷えるよ、
身体を悪くしてしまう。

(27) 2007/07/25(Wed) 14:31:01

くの一 アヤメ、くるり、手首を返して白へと傘を差し出そう。

2007/07/25(Wed) 14:31:51

自警団員 ガウェイン

[昼餉の最中表からさああ、さああと音がすれば粥を啜る手を止めて]

とうとう降ってきたか―

[声の色には外に出ているだろう者達への心配が混じるか]

(28) 2007/07/25(Wed) 14:34:24

学生 エリカ、掛けられし声に、のろのろと頭を上げる。琥珀は曇りしまま。

2007/07/25(Wed) 14:35:09

くの一 アヤメ

はてな、どうかなされたかな。
天つ雨に水面が荒ぎにでもなられたか。

 [眼差しは白の海に沈む舞扇を捉えるか]

迷い子になってしもうているよ。

(29) 2007/07/25(Wed) 14:41:56

学生 エリカ

[白にけぶる景色の中、紫黒のおなごは目を惹き付けて。
告げられし言の葉に、ややあって琥珀を朱の爪彩る手に向ける。]

…否。

[差し出す手に手を押し当て拒めば、冷えた身体が伝わろう。]

我には…もはや意味なきゆえ。
そなたが御身、冷やすしてはならじ。

[やや遅れて、言の葉付け足さん。]

(30) 2007/07/25(Wed) 14:44:32

学生 エリカ、くの一 アヤメの眼差しをのろと追い、迷い子の扇をぼうと見つめ。

2007/07/25(Wed) 14:46:42

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生存者 (4)

ガウェイン
63回 残12064pt
ラス
150回 残9938pt
オーフェン
153回 残9220pt
アヤメ
113回 残10697pt

犠牲者 (2)

クローディア(2d)
1回 残13476pt
エリカ(4d)
106回 残10071pt

処刑者 (2)

フラン(3d)
70回 残11485pt
ネロ(4d)
213回 残7916pt

突然死者 (0)

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