人狼物語 ─幻夢─


15 緋月繚乱

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次の日の朝、 ヘイハチ が無残な姿で発見された。


 ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
 見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
 無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

 そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。


現在の生存者は、 マイコ、 マコト、 アズマ、 ヒサタカ、 ウミ、 ヨウコ、 フユ、 ヨウスケ、 サヤカ、 ショウの10名。


天のお告げ(村建て人)

 早朝の校庭にリン……と鈴が鳴り響く。
 ゆらり、現れる桜色の影。

「きめるはこころ。
 おもいのままに。

 えらぶことなど。
 たしゃにはできぬ。

 ゆくもかえるも。
 しるべはこころ。

 やみにしずむや、ひかりにまうや。
 そのゆくすえはだれもしらぬよ」

 無邪気さすら感じる声がゆるりと響き、そして、鈴の音と共にその姿は消えうせた。

(#0) 2007/08/06(Mon) 07:39:44

天のお告げ(村建て人)



 ……後に残るのは、ただ、ゆれる薄紅色。
 
 

(#1) 2007/08/06(Mon) 07:40:26

マコト、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 09:51:07

ヒサタカ

―寮・自室―

[朝の日差しに目を開ける。昨夜は夢も見なかった。ベッドを離れて着替えると、それが習い性のように窓の外の桜を見遣る。早朝に響いた鈴の音と少女の声は、眠りの中にも届いていたか…ただ、じっと咲き誇る花を見つめて]

(0) 2007/08/06(Mon) 10:28:46

ヒサタカ、やがて弓矢を手にすると、*弓道場へ向かった。*

2007/08/06(Mon) 10:29:20

ヒサタカ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 10:31:27

ヨウコ

―寮・自室―

[窓を開けてベランダに出る。
正面の男子棟を見れば、大きな身体が部屋に戻っていくところで]

あの人は違う。
間違いないのは、あそこ。

[そう言うとマコトの部屋の方を見て目を細めて]

昨日会えなかった人は一人。
つまりはそういうことなのかな?

[記憶を辿りながら、指折り数えてゆき。
動いた視線はアズマの部屋へ]

邪魔しないでね。
今は我慢してるんだから。

(1) 2007/08/06(Mon) 12:03:59

ショウ

−寮・自室−

[夜が明け、朝が来て、陽が昇る。
切り取られた世界でもそれだけは変わらない。
けれども、蝉の歌も、人のざわめきも、なかった。
まだ睡眠を求める瞼を、ゆっくりと持ち上げる]

『…起きないと、練習の付き合い、』

[行けないし、行く必要はない。付き合うべき相手がいないから]

『あー、バイトのシフト………』

[無断欠勤をしてしまったと気づく。それを謝りたくともできはしないが]

『昨日は、…そう、みんなで食事して、』

[たとえ仮初めの日常であっても、料理を皆が食べてくれるのは嬉しかった]

(2) 2007/08/06(Mon) 12:05:14

ショウ、寝ぼけ眼を擦りながら、身を起こす。二段ベッドの下。

2007/08/06(Mon) 12:05:21

ショウ

『………あ、アイツ、水泳部のヤツか』

[霧生小夜花、その名前をふと思い出す。
フユの口にしていた名がまた1つ一致した]

『少ない、なぁ。』

[指折り数えかけて、止めた。
目を覚ました仔犬が、見上げて、鳴いた]

ん、はよ、リュウ。

[顔を向けて、ショウは、笑う。]

(3) 2007/08/06(Mon) 12:05:54

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 12:06:07

ショウ

『ああ、―――18になったんだっけ』

[実感はちっとも湧かなかった。
時が止まってしまったかの如く。

酷い誕生日だった、と今更ながらに思う。

寝床から抜け出して伸びをすると、カーテンを開けた。
季節外れの桜は今日も、風に枝を揺らして咲っている。

ショウが身支度を始めようとすると仔犬は傍から離れて、
ベッドの傍に置かれたバスケットボールを前脚で突つく]

(4) 2007/08/06(Mon) 12:06:12

ショウ

いつまでも、こうしてらんねぇよなぁ。

[何とか、しないと。
小さく零れた呟き。]

―――でも。

[仔犬が動きを止めて、首を傾げた。

薄手のパーカーを羽織り、フロントジッパーを閉める。
ベルトポーチを腰に巻いて、息を吐き出すと、
ぱしん、と軽く、自らの頬を叩く。]

んし、行くぞ、リュウ。

[きゃんっ、と元気のいい声があがる。
仔犬と連れ立って、ショウは、*部屋を出た*]

(5) 2007/08/06(Mon) 12:06:35

ショウ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 12:12:29

マイコ

―体育館―

[ぎゅうとボールを抱いて、準備室に積み上げられたマットのうえに座っている。
 どこか遠い目をしているか。]

……どこにいるのかな
部屋に戻ってるかなぁ

[呟いて、立ち上がる。
 だけれどあまり行きたいと思えなかった。
 苦しい。
 なんでかもわからずに、ボールを手放して]

(6) 2007/08/06(Mon) 12:33:46

マイコ、大きなボールが弾んで、転がる。

2007/08/06(Mon) 12:34:50

マイコ

……やだ、よ

い  る、から。
なんにもないんだ……

[何度も何度も呟いて倒れこんだマットのうえで
*いつかさめる夢のユメへ*]

(7) 2007/08/06(Mon) 12:40:41

マイコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 12:43:57

マイコ、*やがてその頬がしずかに濡れるか*

2007/08/06(Mon) 12:44:36

マコト

―寮・自室/早朝―

[目覚めを呼び込んだのは、遠くから響く鈴野の音。
そして、無邪気と言えば無邪気な声]

あの子……桜花……か。

[小さく呟いて、起き出す。
静かな部屋。
ため息を一つついて起き出して。
身支度を整え、部屋を出る。
その手には、竹刀]

(8) 2007/08/06(Mon) 12:45:19

マコト

[寮を出る前にふと思い立ち、給湯室へ。
忘れていた和菓子を一つ、麦茶と一緒に摘まんで。
ふと、家族の事を思う。

連絡がつかなくなって、皆心配しているだろうか。
過るのは、そんな思い]

(9) 2007/08/06(Mon) 12:48:36

マコト、ふるり、と頭を振り。

2007/08/06(Mon) 12:49:18

マコト

大丈夫。
俺がいなくても……帰れなくても。
みんな、大丈夫。

[ごく小さな声でこう呟くと使ったグラスを片付け。
*向かう先は剣道場*]

(10) 2007/08/06(Mon) 12:51:58

マコト、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 12:53:46

ヨウコ

我慢してれば。
いい子にしてれば、いつかきっと。

そう思ってたのにな。
違ったんだね。

(11) 2007/08/06(Mon) 13:01:12

フユ

[女子寮、各階に備え付けられた洗面所の三階。
 掌に掬った温い水に顔を浸す。水音。
 顎の先から滴る雫を手の甲で拭い、タオルを一枚、たっぷり水を染み込ませてから絞った。
 同居人の額にそれを乗せる為に、自室へ*戻る*。]

(12) 2007/08/06(Mon) 13:06:46

ヨウコ

自分の欲しい物は。
ちゃんと言うべきだったんだね。
欲しい物にはちゃんと手を伸ばすべきだったんだ。

だって、そうすれば。
一人にならないですんだのに。
寂しいだなんて思わずに済んだんだから。

(13) 2007/08/06(Mon) 13:08:23

フユ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 13:08:43

ヨウコ

もっと力が欲しいよ。
そうすればもっと手を伸ばせる。

ねえ。
壊れちゃうくらいなら。
その前にちょうだい?
甘くておいしいの。
力の、源。

それをくれれば。
もっと音色に近づける。

(14) 2007/08/06(Mon) 13:15:41

ヨウコ

ああ、でも。
恐怖を伴った方が美味しいんだっけ?

[ふと何かを思い出す仕草]

それなら。
先にそっちから、かなぁ。

(15) 2007/08/06(Mon) 13:19:26

ヨウコ

[ぼんやりとそんなことを考えていれば。
いつのまにか日も高い位置まで来ていて]

まあ、とりあえずは。
様子を見に行ってみようかな。

[クルリと身を翻して部屋に戻る。
動きやすそうな服装に着替えると、特に目的を定めるでもなく*外に出た*]

(16) 2007/08/06(Mon) 13:26:41

ヨウコ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 13:30:26

ヨウスケ

―寮・自室→…―
[彼の少女の声は此処まで届いたか、夢現の中に聞いていたかも知れない。
のろのろと顔を洗い、最低限の支度を済ませて部屋を出る。
ほんの少し前、最愛の妹と久しぶりに会話した場所を、]

……ああ。
今日って、何日だっけ。

[彼女が二度と動かなくなった場所を見つめた。その正確な位置はもう既に思い出せなくなっていた。
ただ、彼女がもう家に帰ることは二度とないのだと、それだけを。]

…母さん、大丈夫かな。

[もしかしたら恋人でもできたのかも知れないと、最期の会話を思い出す。夫を亡くした傷がやっと癒えたのに、娘までも亡くしたと知ったら。]

(17) 2007/08/06(Mon) 13:40:53

ヨウスケ、小さく息を吐いて、その場を離れた。

2007/08/06(Mon) 13:43:45

ショウ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 13:51:16

アズマ

―寮・自室―
[ごろ、と床の上へ腕を投げ打って、身体を仰向けた。
本当はベッドで寝ようとしていたのだけれど
二段ベッドの骨組みが金属で出来ている為か、
少し動くだけで静電気が走って、痛くて仕方ない。

冬場でもこんな事なかったっつーの、と小さく舌打ちを零して。
妙に冴え渡る感覚へ意識を向けながら、
白い天井を見詰めたままの視線をゆるりと瞬いた。]

……寝れねー。

[がば、と軽く勢いをつけて身体を起こす。
原因は色々思い辺りが多すぎる気がするけども]

(18) 2007/08/06(Mon) 13:58:36

ヨウスケ

―…→桜―
[其処から寮を出て数分の後。あの桜の下に洋亮は居た。うたいわらっていた少女の姿は、今は見えない。
根元に座り、幹に背中を預け、瞳に未だ宿らない感情の代わりに薄紅色を映した。]

『うつわはだいちに、たましいはそらに』

[少女がうたった言葉を思う。大柄な先輩が、お経を上げてくれたと聞いたことを。]

……ちゃんと、いけたか?

[想うのは彼女。
そして、もう一人。]

(19) 2007/08/06(Mon) 14:03:08

ヒサタカ

[人気の無い弓道場…弓道衣姿で座禅を組んでいる]

…………

[小一時間もそうしていただろうか、やがて、ゆるりと瞼を開いて、傍らに置いた弓を取った]

(20) 2007/08/06(Mon) 14:18:45

アズマ

っあー、面倒くせ…。

[ドアノブの金具に数分間四苦八苦しながら、漸く部屋のドアを開ける。
(結局苦労したにも関わらず静電気を食らうハメになったが)
小さな痛みの走る指先を軽く振りながら、廊下へと踏み出そうとして。]

……お供え物?

[ちょこんと3つ並んでいるおにぎりを、思わず凝視する。
確かに、ドアの前に誰かが来た気配はあった気がする。
まじまじと3つのおにぎりをみつめながら、差出人の正体を考えてみて
…考えた処で、思い浮かぶ人物なんて1人ぐらいしか居ないのだけれど。]

(21) 2007/08/06(Mon) 14:18:56

アズマ

…えーと、ありがたくいただきます?

[空腹なんて、色々有りすぎて忘れていた。
自分はあまりにも食に拘りが無さ過ぎる、とちらり考えながら
有りがたくラップに包まれたそれを拾い上げる。
…アルミホイルに包まれていなくて良かった、とか少し思った。

おにぎりの一つのラップを剥がしながら、階下へと降りる。
歩き食いが行儀悪いのは知っているけれど、知ったこっちゃ無い。]

(22) 2007/08/06(Mon) 14:19:10

アズマ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 14:22:29

ヨウスケ

[ポケットの携帯を片手に。圏外という左上の表示は一昨日からずっとそのまま。
アドレス帳を開いて、マ行の一番上に表示された名前。夏休みに入る前、少し唐突にも思えるタイミングでアドレスを聞いて来た少女。彼女が恐らくは。そして彼女も、]

……

[小さく口唇が動き。
はらはらと降る桜の花片が一枚、画面の上に*落ちた。*]

(23) 2007/08/06(Mon) 14:23:30

ヨウスケ、メモを貼った。

2007/08/06(Mon) 14:30:20

ヒサタカ

[射場に立ち、無心に弓を引く。離れた矢は、過たず的の中心に立つ。続けざまに次の矢を番え、弓を引く…競技では有り得ない連射だが、流れるような動作に迷いは無い]

(24) 2007/08/06(Mon) 14:39:28

アズマ

…ん、おかか。

[一口、二口と食べ進めて、出てきた具材の名前をぽつりと零す。
…塩握りかと思っていた。意外に豪華。

むぐ、と更に一口含んで。顎を動かしながら給湯室へと入った。
冷蔵庫にペットボトルの緑茶を引っつかんで、
ボトルの蓋を外しながら給湯室を早々に後にする。
…流石に腕が足りないので、2つのおにぎりはポケットの中。]

(25) 2007/08/06(Mon) 14:41:05

ヒサタカ

[タン!…タン!……的に矢の立つ音だけが、静寂の中に絶え間なく響いた]

(26) 2007/08/06(Mon) 14:41:10

アズマ

[ただ立ち食いするのも味気ないな、と
ぼんやりと思考を巡らせて、思い出したのは一つの場所。
正しく言えば、そこ以外で昼食を取ることは久しくなかっただけだが。]

あー…久しぶりに、行くか。

[其処まで口に出して久しぶりと言うのも語弊が有るな、と少し思う。
夏休みに入ってから、まだ、数日しか立っていない。
──随分と、昔の事のように思えてしまったけれど。

玄関まですたすたと歩を進めて、靴へと履き替える。
再び、ドアノブで暫くの苦労を要してから、外へと踏み出した]

(27) 2007/08/06(Mon) 14:41:16

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生存者 (4)

マイコ
325回 残5949pt
マコト
350回 残3777pt
ヒサタカ
256回 残6617pt
ショウ
315回 残3856pt

犠牲者 (3)

ヘイハチ(2d)
0回 残13500pt
ウミ(4d)
50回 残12030pt
ヨウスケ(5d)
112回 残10177pt

処刑者 (4)

サヤカ(3d)
10回 残13103pt
ヨウコ(4d)
209回 残6566pt
アズマ(5d)
196回 残6406pt
フユ(6d)
181回 残8047pt

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