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画家の弟子 リディア に 9人が投票した。
傭兵 カルロス に 1人が投票した。
画家の弟子 リディア は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、情報屋 ノブ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、学生 エリカ、手品師 ディーノ、旅人 シャロン、傭兵 カルロス、職人 ランディ、迷犬 パトラッシュ、雑貨屋 フラン、学生 レッグ の 8 名。
―丘の上、大樹に凭れて―
[月明かりに目を覚ます]
[長い眠りについていたのだろうか、身体が少し軽い]
[喉の渇きに手を当てる]
…………。
[首を傾げる]
〔とろけそうになる身体を無理やり起こし、身支度を整える。明日の仕事の仕込をしてから、足早に宿へと向かった〕
湯冷めして風邪でも引いたら洒落にならんからな…。
しかし、腹減ったな、何食おうかな。
〔宿の扉を開く…がらんとした、酒場〕
おい、今日はずいぶん閑散としてるよな。
泊まってる奴すら、来てないんじゃないのか?
…朝から一度も来てない奴がいる?
…ノブ、か。
この時間になっても来てないのは、おかしいよな。
俺、ちょっと様子見てくるわ。
〔自分の食事の注文を済ませ、ノブの部屋に向かった〕
─宿屋・2階─
……ぁ。
[ふ、と。
『何か』を感じて、閉じていた目を開く]
なに……?
[くらり、と過ぎる、目眩。
──熱によるものとは違うそれは、ここ数日何度も感じているもので。
それが何を意味しているのかは、理解できていた。
……容認は、できていないが]
また……ひと?
[ぽつり、と呟く。
最初に感じたのは、クローディアの時。
次はリディアで。
いや、それ以前から、感じてはいたのだ。
村で、誰かが死んだ時には、いつも。
ただ、忘れていただけ。
それに伴うものを思い出したくなかった──否、考えたくなかったから]
[もう片方の手に握られていたのは、見覚えのない灰色のスケッチブックと12色のコンテ]
[両手でそれを確かめて、表紙を開く]
[一番先に浮かんだ顔を描き始める]
[僅かな耳鳴りに、時々頭を抑えながら]
[黙々と手を動かす]
[その顔は楽しそうに揺れる]
…………。
[ぎゅ、と、蛍石を握り締める。
昨日、無意識の内に投げた、問い。
それに対する答えが、聞こえて。
……揺らめくような、黒い光が、はっきりと視えて。
それらは、ノブの言葉に誤りはなかった、と。
感覚に告げていた]
……なんで……やだよ……やっぱり、やだっ……。
[こぼれたのは、震える呟き]
―雑貨屋―
[あれから店を開けて]
[鉱夫たちから文句を言われつつ]
だからごめんってば。
湿布は数が足りなめだから、明日また来て。
今はこれだけ。
[残っていた薬で手早く作りながら]
[出来たものを渡してゆく]
[振り返ったその勢いのまま、風呂場に向けて走る。鼓動が早い。
シャロンの、先ほどの冷たい眼差しは。
あれは、……何を意味する?
――あいつを一人にするんじゃなかった!!
脱衣所の扉を乱暴に内向けに開け、風呂場のドアに身体ごとぶつかり――]
おい、ディーノ!? 大丈夫か!? 返事しろ!!
〔いつものように、ノックもせずにドアを開ける〕
〔部屋の明かりは消えていた〕
おーい、ノブ?いつまで寝てるつもりだよ。
飯食おうぜ、飯。
〔ふっと、鉄錆の匂いが鼻先を掠めた〕
〔嫌な予感が、した〕
ノブ!
〔薄暗いが、ベッドの上に横たわったモノのシルエットは、戸口から漏れてきた明かりで十分に確認できた〕
〔ありえない角度に曲がった首〕
〔腹部からは赤以外の色彩すら伺えて〕
〔胸部には黒い影が大きく落ちていた〕
〔いくつか、本来ならあって当たり前の部分にあるはずのモノが無く…〕
〔正に、「獣によって喰い荒らされた」状態の、ノブだったモノが、そこにあった〕
………っ!!!!!!
〔声にならない衝撃におののき、思わず後ずさる〕
〔そばにあった車椅子につまずき、「ガシャーン!」と、大きな音を立て、もろともに転げた〕
[呼びかけられて、ふる、と首を横に振る]
……誰かは、わかんない、けど……。
また……人が……。
[死んで、と。小さく呟く]
それだけでも……やなのに……わかっちゃって……。
リディアの……こと。
[続いた言葉は、更に小さく、かすれていて]
[宿の扉を開ける]
[とりあえず目に付いたのはシャロンで]
随分と静かだね、今夜は。
[カウンターに向かおうと]
[したとたんに派手な音が響いた]
な、何!?
[慌てて音のする方へ]
[とりあえず近い方へ]
[新しいノブの部屋へ]
…また……か。
[不安そうな声に、かける言葉が見つからず。
右手でそっと肩に触れ、幼子をあやすようにぽんぽんと叩く。]
リディの事…って?
[わかるって…何? 占い師が狼を探せるとは聞いていたが、それ以上のことはほとんど聞いていなくて。
肩に触れたまま、そう聞き返す。]
[シャロンが食事を終わり、ゆったりと飲み物を飲んでいると、宿のどこかから大きな音が聞こえてきた]
・・・?
[音に振り返る。
場所はどこだろう。
あまり興味は無かったが、この後は部屋に戻るしかやることは無い。
シャロンは立ち上がり、音のしたであろう辺りへと歩いていった]
〔息があるのかどうか〕
〔脈があるのかどうか〕
〔そんなもの確かめる必要も無いほどだった〕
〔人間が、ただの、肉塊となった、そうとしか表現しようが無かった〕
〔車椅子に寄りかかり何とか立とうとするも、下半身に力が入らず、また、車椅子を倒してしまう〕
〔床に手を置いた際に、何かに触れた…ノブの…眼鏡だった…〕
…ぁぁあああぁぁあああああぁあああああっっ!!!!!
〔怒りとも、悲しみともつかぬ感情が、一気にあふれ出し、無意識に口から叫び声が放たれた〕
[湯船につかり、その暖かさにほぅと息を漏らす。湯船の中で腕を揉み脚を揉み、少し固まっていた筋肉を解す]
なぁんか、疲れたな…。
[湯船の縁に寄りかかる。昨日のシャロンとのやり取り。あの出来事を思い出しながら、倒れないように踏ん張りながら言葉を紡いだ。その緊張が残っていたのだろう。はぁ、と息を吐いて身体を洗おうと湯船から上がりかけたところで──]
…っ、パトラッシュ!?
[大きな音と共に扉が壊れ、パトラッシュ転がり込んでくる]
ど、どうしたの?
[慌てて湯船に戻りつつ、とてつもない剣幕の様子のパトラッシュに驚きを隠せないまま訊ねた。湯船に戻る前の姿が見えたなら、丸みを帯びた体と胸の辺りを隠す仕草が見えただろうか]
[肩を叩く手の温もりに、ほんの少し、気が鎮まるのを感じつつ]
ノブさんの言ってた事……間違って、なかった……って。
リディアが……。
[人狼だったって、と。
呟くのと、派手な物音が聞こえたのは、ほぼ同時だろうか]
[開いている扉から]
[中を覗き込む]
どうしたの?
ランディ、大丈夫?
[最初に見えたのは]
[車椅子と]
[そこで転んでいるランディで]
!?
[その絶叫に驚いて]
[顔を上げた]
[その視界の先には]
……え。
[赤い塊]
[今度は叫び声。
もう場所に間違えることは無い。
ノブの部屋だ。
なんら変わることの無い足取りで、ノブの部屋に辿り着くと、半狂乱で叫ぶランディの姿。
それと、ベッドの上で見るも無残な姿に変わり果てているノブの姿が見つかった]
・・・そう。
次はノブってわけね。
…っ!!
[突然響いた物音に、ビクっと振り向いて。]
悪ぃ、話は後だ!!様子見てくるっ!!!
[お前はここに居ろと言い残して部屋を飛び出していく。]
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