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Lilith カルメン に 1人が投票した。
渡り エルザ に 8人が投票した。
渡り エルザ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、蜂蝶 オクタヴィア、黒耀鴉 ライヒアルト、青の死神 アーベル、野槌の娘 ロミ、紅雨 ローザ、万華鏡 ユーディット、Lilith カルメン、狂犬 ヴィリー の 8 名。
[オクタヴィアが個室へと戻ったその頃]
[『遊戯』のスタッフはバトルの敗者であるエルザを拘束。怪我の治療の後に『遊戯』の『舞台』から降ろすべく、どこかへと連れ去った]
[『遊戯』はまだ始まったばかり。集いし参加者の一角が欠けても、投げられた小石の波紋は*広がり行く*]
─中央エリア・都市部上空─
ってと……。
[紅雨と別れた後。他者の姿のないその場で、思案を巡らせる]
……『合わせ鏡』の方に突っ込むのは、後回しかね。
向こうに突っ込んでたら、折角お誘いかけたのが無駄になりかねん。
[奇襲の事を問い質したい気持ちはあるが、今は僅かに好奇心が勝っている]
……聞くのは、後でもできるしな。
[呟きの後、翼が向かうのは中央ビル方面]
─中央ビル・内部─
[ビルに戻ると、向かうのはモニタールーム。
何かしら、状況に変化があったかどうかを確かめるつもりだったのだが]
ん……一戦、動いて。
へぇ……勝ったのは、あのお嬢ちゃん、か。
[収集されていた記録を確かめつつ、呟く声には意外そうないろが乗る]
伊達に、ここには来ていない、ってとこか。
……中々、面白そうで。
[口元に微かに浮かぶのは、笑み。
右の瞳に宿るのは、どこかくらいいろ]
ってと。
今の内は、休んどくかね。
[そんな呟きを漏らしつつ。鴉が向かうのは、*二階の個室*]
―外・廃墟端―
[どれくらい眠っていたか。
気がついて顔をあげたら、すぐそこにサイもどきはいて。グリズが飾り紐をサイの背、接続部に伸ばし何やらやっていた。]
…何してるんだお前。
『んー微調整と色々ー。
ほら俺、遠隔操作とかは基本無理だから、カバディに俺らを探すなりしてもらわないと使えないしー。そのための細かーい調整。』
[つれて歩くわけにはいかないしネ、と言うグリズにはまぁ同意出来た、が。]
…………何だカバディって。
『こいつの名前。カバみたいだからカバディ。
可愛いでしょ?』
[カバじゃなくてサイだろうとか、ネーミングセンスに色々突っ込む所はあるものの、気力はなかった。]
[カバディはぺたんと腹をつけ、グリズにされる間まになっている。時折にゅーだかきゅーだか聞こえてくるのは鳴き声か。小さな尾は、ぴるぴる揺れていた。
剥き出しになっている機械部分を見なければ、本物のサイに見えなくもない。]
『にしても、もうあと2、3匹くらいは捕まえたかったんだけどなー。カバディの仲間、そんな数いないみたいネ。うっかり他のクリーチャーに出くわして面倒おこすくらいなら諦めた方がイイヤ。』
……また最中を狙われかねんしな。
『そうそ、それもあるし。
んー何だったんだろうねアレ。様子見?あわよくば?』
知るか。
……一つだけ分かってるのは、本気じゃねぇって事だけだ。殺しにかかる一撃はもっと重い。あわよくば、を狙ったとしてもな。
『うーん。誰がやったか判別つかないのは気持ち悪ーぃ。クリーチャーかもしんないし…。
まぁ今は考えなくていっかー…。
あ、それより聞いてよ旦那。カバディの受信機能使って回線繋いだんだけどさ、面白い映像があったよー。もうドンパチ始まったみたいネ。』
……頃合い的にはそろそろだろうしな。……ちっ。
で、どいつとどいつが殺り合ったんだ?
[えっとねと、グリズが語ると同時に、カバディの頭から小さなアンテナみたいなものが出てきてくるくると回り始め。
円らな瞳をモニターがわりに、戦闘の一部始終を知ることになる。
主人はそれを睨むように*眺めていた。*]
[人のいない時間を見計らい、中央ビルの端末にアクセス]
(エルザが墜ちた。しかもあの子供相手に)
(…先に当たったのが俺でなくてよかったな。あの女が負けるような相手を、そうと知らず子供と侮ったまま戦っていれば、負けていたかも知れん)
…
(それはそれとして、意外とこの建物をそのまま拠点にしている参加者は多いようだ。出入りをよく見る)
(…少し、潜んでみるか…)
[そのまま屋内のどこかへ*消えた*]
─中央ビル・二階個室─
[まどろみの時間は如何ほどか。
浅い眠りを彷徨う鴉は、不意に現に帰る]
……っと。
[ゆっくりと開いた常磐緑はしばしぼんやりと。
それから、ふる、と首を振ってベッドから起き上がる]
寝過ごし注意、と。
[軽い口調で言いつつ、個室に備え付けられたキッチンでコーヒーを淹れ、シリアルバーで簡単に熱量を補給する]
さってぇ、と。
お誘い、乗っていただけますかねぇ?
[どこか愉しげな口調で言いながら、窓を開け。
ばさり。
音を立てて開くのは、漆黒の片翼]
―中央ビル二階・自室―
[ソファーで休息を取るオクタヴィアの胸元でガーネットのネックレスが煌めく。それが起きていたのは休み始めた最初のうちだけ。煌めきが消えると、意識は闇へと落ち。再び鶸色が瞼から覗いたのは、日が変わりしばらくしてのことだった]
―――多少は戻ったかしら。
[呟いてソファーから立ち上がる。身嗜みを整えると、直ぐに自室を出て階下へと向かった]
>>60
[そうしてしばらく見下ろしていたが]
……あっれぇ?
[『今』はやらないと言う雰囲気に、首を傾げる。]
おっかしぃなぁ。読み違えたかしらぁ。
…………面白くないなぁ。
[不満気にそう呟くと、視線を北に向ける。]
……仕方ないなぁ。あっちを見に行きますかぁ。
[よっ、と十字架を背負いなおすと、屋上をあとにした。
そうして、決着の少し前。舞台へとたどり着き>>75に至る。]
―中央エリア・ビル屋上―
[都市部のビル群の一つ、その屋上に娘は佇む。
傍には常の如くに虎がおり、頭上では開いた和傘がくるりと回る。
白と紅は遠くからでも映えるか]
あの子も気にはなるんけど。
[携帯端末を弄り呼び出すデータは、既に中央ビルにて情報を得ていた戦いの勝者のもの。
傍らの獣が片耳を動かしたことで、暫しの思考は中断される]
まぁ。
今は優先事項がありますさかい、その後でも。
[携帯端末をしまう。
遠くに見える片翼鴉に、蒼は細まる]
―市街地北端・空家―
[エルザと別れて半刻ほど。
少女は適当な空家の居間に陣取ると、かばんの中から一番日持ちしない食糧を取り出した。
つまり、握り飯だ]
はー、全力で暴れたから腹減っただよ。
んじゃ、いっただっきまーす!
[緊張感の欠片もない声で言うが早いか、早速魚のフレークの混ぜ込まれた握り飯にかぶりつく。
一つ目を一息に食べ終え、二つ目の包み紙を開いた所で、何かを思い出したように端末を取り出した]
んーと、『遊戯』の敗北者は……
怪我の治療の後、『舞台』から下ろされる……?
んじゃあ、エルザさの怪我もきっともう治ってるだな!
[エルザの無事を確信した様子で笑顔になる。
そして、その続き――即ち、『舞台』から下ろされた者の行方については、結局考えないままであった]
─中央エリア・上空─
……おっと。
[周囲を見回していた『龍眼』が、きょとりと動く。
浮かぶのは、愉しげな笑み]
さて、んじゃ、いってみるとしますかねぇ……。
[ふ、と笑んだ後、漆黒の片翼が大気を打つ]
や、どーも。
……気は、向いていただけまして?
[紅雨のいるビル屋上へと飛来して。
向けたのは、冗談めかした口調の問いかけ]
─中央ビル一階・モニタールーム─
[一階に下りて真っ直ぐ向かうはモニタールーム。先の戦いの様子を見物するためだ。どちらが勝ち得たのかは既に知っている]
見かけに寄らず、と言うのは誰にでも当てはまる言葉ですわね、やはり。
[おそらくは、今回の参加者で一番侮られて見られるであろう少女が勝ち残った。外見だけでは計り知れないと言う証明になっている。該当する映像を検索し、携帯端末へと移すと部屋の外へ]
残りは8人……。
次は誰が落ちるのかしら。
[それを見物するためか、蹴落とすためか。ヒールとアンクレットの音は外へと向かって行った]
─北部・樹の上─
[負けたエルザが去り際にこちらを見たのにきょとりとすると、]
……あらあら、ばれていたかしら。じゃあ……
[そう呟くと、よっと枝の上に立つと]
もう一人にまでばれる前にお暇しましょ♪
[枝を蹴って、その場をあとにした。]
―中央エリア・ビル屋上―
ご機嫌よぅ、鴉はん。
[飛来する鴉。
傘を閉じて振り返ると、袖に散る小花が揺れる]
せやねぇ。
まだ、て言うたらどないします。
[言葉と共に悪戯めいた表情。
身体を傾ければ、四方に張り巡らされた金網が背に当たる]
勿論、冗談ですけど――ねぇ。
―中央エリア・ビル屋上―
[悪戯めいた表情と共に返される言葉。
こてり、と首が傾いだ]
おやま。
それなら、それなりに口説くようかな……と、思ったけど。
[金網の軋む音。常磐緑がす、と細められる]
冗談なら、何より。
……レディを口説くのは、どっちかって言うと、苦手なんでねぇ。
[くすり、と笑いながら相対する位置へと降り立つ。
翼は、開いたまま。
右の手の上を、黒い煌めきが、滑る]
―中央エリア・ビル屋上―
あらあら。
それは惜しいことしましたわぁ。
[黒い煌めきを蒼は映し、傍らの虎に横目を向けて]
男前に口説かれんのも、悪うなかったやろし。
[再び前に向けた顔には笑み、口調は常と変わらず。
無防備に見える娘の横で、虎は姿勢を低くする]
―隔離エリア―
[中央ビルに着くとメディカルルームに行き、簡単な治療を受けた。
そして次につれてこられたのは洞窟の中、周りには様々な苔やキノコが生えており。
そのまま何も告げられずに、携帯食料と水だけ渡され一人残された]
敗者復活戦という雰囲気ではないようですね。
[とりあえずバッグに食料と水を入れて、ビンを数本取り出すと手近なきのこや苔の中からいくつかを採取しはじめた。まだ左腕の調子は完全でなく、作業ははかどらない。
そんなことをしていると黒い執事服の青年が現れ、礼にはこちらも頭を下げて、話を聞く]
わかりました、ここはここで、楽しめそうではありますね。
いろいろと興味深いものもありますし。
[背後に現れた総帥には深々と礼を、青年の態度には気にした様子もなく。
二人の姿が消えると聞こえたクリーチャーの叫び声にため息ひとつ]
一番の問題は他の人の戦いが見えないことですね。
[呟くのはそんなこと]
―中央エリア・ビル屋上―
男前と言ってもらえるのは嬉しいけど。
ほんとに、苦手なんだよねぇ、口説くの。
[綴る言葉はどこまでも軽口めいて。
白虎の構える様子を伺いつつ、煌めきを乗せた右手をす、と横へ上げる]
……ま、機会があったら、挑戦させてもらうかも?
もっとも、その前に……。
[途切れる言葉。
右手を握り、手首をくるりと返すと、先には一本だった針は三本に増えていた]
……ここでやる事、やらんとならんけど、なっ!
[言葉と共に、右方向に伸ばされていた手が左へと切り返され、横に払うように右へと振られる。
その動きに合わせ、三本の針が紅雨へ向けて、飛んだ]
―市街地北端・空家―
[2個目の握り飯を食べ終えた所で水分補給し、3個目を手に取った。
思考を巡らすは、先程の戦いの事]
うーん、勝てたっちゃ勝てたけど……
同じ戦い方じゃ、まぐれ勝ちしか出来ねえわなあ……。
[モニタールームで見た『会場』の様子をあれこれ思い返しながら、己の陣に相応しい場所を考える]
次は、あっちか、こっちか……さて……。
[狭い『舞台』では考える必要もなかったこと。
思い悩みながらも、何処か心が弾んでわくわくするような気持ちがある。
十分に休息を取れたなら、それと決めた場所に歩き始めようと思った]
─中央部・廃墟─
[上機嫌で廃墟を歩く。その足が向かうのは、つい先ほど戦端が開かれた闘いの場。
昨日の『今』は期待外れに終わった組み合わせが、『今』行なわれている。]
ふんふんふふーん♪
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