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生物学者 ライヒアルト に 4人が投票した。
神父見習い ウェンデル に 2人が投票した。
作家 ヘルムート に 1人が投票した。
船大工見習い カヤ に 2人が投票した。
風来坊 ユリアン に 1人が投票した。
生物学者 ライヒアルト は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、刺繍工 ゲルダ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、雑貨屋 クロエ、宿屋主人 フーゴー、神父見習い ウェンデル、作家 ヘルムート、船大工見習い カヤ、細工職人 ヴィリー、風来坊 ユリアン、測量士 アーベル の 8 名。
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ゲルダさん、リディさんお休みなさい。良い夢を…――。
私は表の自分への描写待ち……ですが、
今日は早く寝ようかと。
ということで、*お休みなさい*
[クロエの手が触れる。ビクリとなった。
視線は向けられず、見えたのは自分の広げていたカード]
…ああ、分かった。
ならばこうする。
[そっとクロエから手を離し、札を掻き集める。
鬼気迫る勢いで捌き9枚で円を描いた]
――Ich rufe es mit Blut.
[短剣を引き抜き、左手首を傷つける。
あふれ出す血に口付けて。飲み込んで。
9枚を次々に開いていった]
[二匹の獣が月に吠える札――月。
真珠を弾く。変化は…しなかった]
…そこか。
[一度は横に置いた短剣を投げる。
生物学者に向けて]
だぁぁっ!
[避ける先へと走る。揉み合いになる。
フィールドワークを得意とする相手は、見た目以上に強かった。上になり、下になり。幾つもの傷を追う。
止めに入ろうとする者がいても、それすら振り払い続け]
[押さえ込まれる。その時を狙って。
腹深くに右手に握っていたものを突き込んだ]
銀。
効く、んだろ。
[中心部は木の十字架。
その中にはいっていたのは銀の粉。
血の流れに乗り、相手の身体を駆け巡ってゆく]
ガッ!
[左目が真紅に染まった。痛みが脳にまで走る。
ドサリという重たい音がして、隣に青年が倒れこんだ]
[ひゅっ、とみじかく息をのむ音。
それはことばを返そうとしていたひとにむかって、なにかが飛んできたから]
ちょっと、や…っ、
[とめに入ろうと手をのばしたのは、昨夜とおなじ。
けれど、海と空のあいだのいろをしたひとみがむかう先に鳥籠があった気がして。
まきこまれないように、鳥籠を胸にだいた]
[何かを思い立ったらしいアーベル。その様子をしばらく眺めては居たが、手首を切る様子に目を見開く]
お、おい!
[止める間もなくカードを切り、開き、出た結果を読んでアーベルが動いた。ライヒアルトと揉み合いになるアーベル。それを見てフーゴーも止めに入ろうとしたが、彼は止まらない]
アーベル落ち着け!
どうしたってんだ!!
[彼に声は届いただろうか。止めることが出来ないまま、揉み合っていた片方が床に崩れ落ちる]
…おい…?
[どうなったのかはっきりと把握出来ないまま、訊ねるように声をかけた]
銀が押さえ込んじまった、のか。
[視界が歪む。右目も霞んでいた]
人狼。
[全身の痛み。
血に染まり真っ二つになった十字架を握り、そう呼んだ。
指一つ動かせないほどの脱力感に倒れこんだまま]
……なに?
[アーベルが紡いだ言葉に反射的に聞き返していた。彼はライヒアルトが人狼だと言う。思わず、視線はクロエへと向かった]
アーベル、何を……おい!?
[いきなり手首を切るアーベルに、止めようと手を伸ばすが。
刹那、閃いたのは幼馴染へと放たれた短剣。
突然のことに、一瞬呆然とするが、すぐに何が起きたかを理解して止めようと二人を引き離しにかかった。
だが。]
ライ…アーベ、ル…
[倒れこんだまま、ぴくりとも動かない二人に、戸惑いの声を投げて。]
[触れた手が感じたのは、震え。
視線は向けられず、手を離されて]
……アーベル?
て、ちょっ……!
[突然のあかに、息を飲んだ]
なに……いきなり、どしたのっ!?
[上擦った声があがる。
状況が、把握できなかった。
やがて零れ落ちた──幾つもの、あか]
……っ……アーベル!
[他の何より、その安否が気がかりで。
名を呼んだ直後に聞こえた言葉に──ひとつ、瞬いた]
[腹だと思ったのは、ずっと胸にも近い位置だったらしい。
傷としては大きくもないが、流れる血は、人間であっても容易に重症となる量になり始めていた]
…っは。
本気で、呪術、だ。
[ゼーゼーと喉をならしながら、一人ごちた。相手の流した量と同じだけの血が左手から、負った傷から流れてゆく]
……人狼、って。
[小さく呟く。
囁く『声』。
みて、確かめると、いい、と。
笑うような、哂うような]
…………。
[もう一度、瞬いた。
それから、黒の瞳を、倒れたライヒアルトに向けて]
[焦げ茶の瞳がクロエに向くことは無い]
[鳥籠を抱く指先が、かた、と震えた]
[辺りに漂うのは、紛れもない、血の香り]
――……。
[ただひたすらに、折り重なった二人の姿を真直ぐに見る]
[何を始めるのかと、男はただ眺めていたのだが]
……あ?
おい、何言って……
[アーベルが動き出したのを見て、目を見張る。
けれど昨日ダーヴィッドが連れて行かれた時と同様、男は動くことはしなかった。
やがて揉み合っていた片方が動かなくなるまでは]
……人狼?
学者先生が、そうだってのか?
[洩れた言葉に、見つめる目は険しいものへと化して]
馬鹿もんが、無茶しおって!
[呪術と言う言葉と息も絶え絶えなアーベルの様子に首に巻いていた布を外し、赤の流れ出る箇所を押さえ込む。
そんな中でもクロエには視線を向けて。耳を澄ませば聞こえる、小さな呟き]
……人狼、だったのか……。
[眉根が寄り、瞳が細められる。その視線は、倒れ伏すライヒアルトへと]
[ライの胸から、アーベルの腕から、夥しい量の血が流れている。
血を、止めなくては。
死んでしまう、ライが、アーベルが、死んでしまう。
そう思うのに、動けない。
ただ、クロエの言葉を、呪縛がとかれるのを待つように、待って。
小さな呟きは、呪縛をといてはくれなかった。]
それは、つまり。
ライが、人狼、だと?
……と、いう、か。
[力が抜ける。
崩れそうになる。
それでも、倒れなかった、その理由はと言えば]
なんで……なんで、こんな無茶、すんの……アーベルの、ばかあっ!
[この一言に、全て、集約された]
へぇ。
[クロエの呟きが聞こえ、視線はそちらへと向く。
瞳の険しさは徐々に失せて、倒れる学者をもう一度見る]
……ヒ、
そうかい。
[口許は歪み、引き攣れたような笑い声を洩らす]
[ヴィリーの疑問の声。
振り返り、しばしためらってから、頷く]
……ウチに、みえるものが。
歪んで、いないなら。
そういう、ことに、なる……よ。
[膝を突く姿。
二人が、親しかったのは、知っていたから、何も言えなくて。
どこか、逃げるように。
アーベルの傍らへと向かった]
この方法は。知ってた。
けど、やるな、とも。言われた。
[人の気配と声は届いた。
ただ誰が誰のというのが渾然として]
俺の、失敗。
埋めないと。
でないと、無茶、させる。
[馬鹿と言われて、歪んだ笑みが浮かんだ]
[手が止まった相手を見ればこちらも動きを止めて。
皆に声を掛けられる様には、ああそうかい、と洩らした]
結局あんたらだってそうだ。
はなっから天秤自体が歪んでるんだよ。
[そうしてまだ何か紡ごうとした時には、アーベルが自らの手で紅く染まっていて。思わず口を噤んだ。
直後の出来事には驚いた様子で見遣る。しかしぴくりとも動く気配はない。
やがてクロエの言葉が聞こえてくるがライヒアルトの顔を見る目はいつもと変わることなく]
…仲間を売ってまで自分は生きようってことか。
[見上げた根性だな、と嘲笑う*]
アル先輩……。
[取り繕う事を忘れたかの様な低い声]
[それこそが、本来の声ではあるのだが]
……、もう、駄目?
[左腕に鳥籠を抱いた侭、動かぬ人の側に寄って]
[硝子玉のような瞳を覗き込む]
[反応が無い事に息を吐き、その瞼を閉じさせた]
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