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書生 ハーヴェイ に 1人が投票した
奏者 ソフィー に 3人が投票した
双子 ウェンディ に 2人が投票した
薬師見習い ニーナ に 1人が投票した
のんだくれ ケネス に 1人が投票した
奏者 ソフィー は村人の手により処刑された……
次の日の朝、双子 ウェンディ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、執事 ヒューバート、書生 ハーヴェイ、薬師見習い ニーナ、未亡人 オードリー、使用人 グレン、のんだくれ ケネスの6名。
― 最初の夜・リック ―
[胸騒ぎがしたとして、それが何を意味するかなんてわかりゃしなかった。
教会に戻ったらウェンディはいなかった。
アーヴァインのところまで、物を届けにいったらしい。
あのつり橋が怖いのくらいオレは知ってるけれど、妹は多分そう思ってない。
だいたい、オレの方が兄だってのに、兄扱いしないんだから]
なんか嵐みたいだし、明日探しに行けばいいんじゃないですか、神父さま。
ウェンディだって一人でいられるでしょ。
[――胸騒ぎを覚えたって、それが何かわかるわけもなかった。
多分ウェンディが怖がってるんだと思ってた]
― リックside ―
[ウェンディも知っていることだけれど、オレたちは痛いとか苦しいとかかなしいとか、嬉しいとかもまた一緒だけれど。
そういうのを分けるような感覚がある。
たくさん一緒に過ごしていたから、ずっと前より今のほうが、それは薄いけれど。
ウェンディは知らないことだけれど、本当にオレが思っていることは、オレだけのものにしておける。
だって、妹は知らない。
オレが全部覚えているってこと。
母と妹の同じセカンドネームのことだったり。
人狼に食われた彼らの復讐をしようと、人狼を探して、――いや、人間だったのかもしれないけれど、殺したりした。
手なんかとっくに汚れてる。
ただ、苦しんだらウェンディも苦しむから、しっかり蓋をしてしまっておいた。
――それができるってことは、妹もそうできるんだって、気付くことはなかった。その日まで]
― リックside ―
[迎えに行こうとなったのは、もう朝日はとっくにのぼっていた。
教会からつり橋は遠いから、外のざわめきも気付かなかった。
気付いた時には、遅かった。
向こう側にウェンディはいて、オレはこっち側。
わたることなんてできない。
神父が、自分のせいだと言っている。
でもそんなの、違う。
彼のせいじゃない。
色々なことを内緒にしていたオレとウェンディのせいだ。
――何人も人を殺したのだと、そんな告白、できるわけもない。
ウェンディのことをわかろうとしてみたけれど、それは出来なかった。
途絶えてしまった。オレが意図的に隠したのと同じように、ウェンディがそう望んだのだというのが、わかった]
― 昨晩 ―
本当に裏切らないと思っているのか。
[ニーナに背中を向け、
寝台の端に座っている。
腕組みをして、やはり月を見ている。]
俺は人間で、お前は人狼。
随分なお人よしだよ。
[ニーナの肉声は赤くは感じない。]
― リックside ―
[神父には何も言わなかった。
ただ、彼は誰も責めなかったから。
大丈夫だって言った。
忘れてたんだ。あの時の胸騒ぎを。
――そうして、酷い痛みが伝わってきた時。
オレは、ウェンディの死を、知った。
知って、思った。
また、殺さなきゃ。って**]
死ぬ危険冒して手に入れた札を、
あっさり捨てて危険増やしそうな人にゃ見えないだけよ。
[こちらに背を向けているグレンに微笑む。
裏切る人間は、少なくともそんな可能性匂わせない物なのだから。]
― 昨晩 ―
莫迦だな。
俺のことを分かっちゃいないよ。
[人狼の微笑みは見えなかったが、
こちらに視線を向けているような気はした。]
ニーナ、
ニーナ=ローズウッド?
本物を食べて身体を奪ったのか。
それとも、親も人狼なのか?
[他愛ない話。御伽噺の一節による可能性。]
― 一階・階段傍→空部屋―
ああ、ごめんね。お願いできるかな。
[少女の申し出>>128に頷いて、駆けて行く彼女を見送って。
もう一人の男性は、他の者に訃報を伝えに行っただろうか。
それから奏者に手を差し伸べる。彼がこちらを疑う様子はなく、内心でほくそ笑む]
熱、あるじゃないか。
[立ち上がらせたところで体温が高いのに気がつき、眉を寄せながら、近くの個室の扉を開けた。
元は逃げ出した使用人の誰かが使っていたのだろうか。整えられてはいないベッドの縁に彼を座らせる。
二人きりになっても向けるのは未だ、彼の知る「ハーヴにい」の顔。
水を取りに行った少女もじきに戻るだろうし、彼女も含め、部屋に連れて行くところも見られている。
だから今すぐに手を下すことはなく]
毛布被って、休んでおきなよ。
後でまた来るから。
[そう言って、一度部屋を出た]
[途中で少女とすれ違ったならば、奏者の居場所を伝え、水はそこへ運ぶようお願いした。
他にも尋ねる者がいれば偽りなく教えただろう。
やがて使用人の一件が落ち着き、奏者の様子を見に来る者も居なくなった頃、青年は再びその部屋に現れる]
─ 一階廊下奥 ─
やはり、そうなのですか。
[オードリーの生まれ故郷でも>>6と聞けば、単独ではない可能性は更に高まって。
吐息を落とす様子には、また苦笑を漏らした]
私とて、人ですから。
こうも立て続けに近しい人が死んで、平気では居られませんよ。
それに、貴女が人狼である可能性は、低く見ています。
[その理由は口にしない。
次いで告げられた申し出には、頷きを一つ返す]
是非、お願いします。
ここでは何ですから、ネリーの部屋ででも。
埋葬の準備が出来るまでは、そこに安置する予定ですので。
[そう言って布に包まれたネリーを両腕で抱え上げた]
─ 一階廊下奥 ─
そうよ。おそらくはね。
[小さな村。村人は残ったけれど、村は滅んだ。そんな昔話は亡き夫以外にはしたこともなかった。世話になったアーヴァインにも。
元々、生まれる前の話で、母から聞いたことばかりだ]
…ごめんなさい。
できる人だからって、知らず頼っていたわね。
[可能性の話には何も答えなかった。そう判断する理由を問い詰めもしなかった。その時には]
分かったわ。
部屋から道具を取ってくるから。
[ヒューバート>>10に運ぶのはまかせ、ネリーの部屋の場所を確認してから化粧道具を自室まで取りに戻った。
途中でケネスやウェンディとすれ違えば予定を伝える。
ウェンディは気丈に見送りたいと言ったかもしれない。そうと望まれれば化粧を施す間、近くで見せもしただろう]
―空き部屋―
さっきの話、だけどさ。
[その頃には奏者の顔色も少しは良くなっていただろうか。
親しい娘の死の衝撃からは未だ抜け出せない様子だったけれども。
隣に腰掛けて気遣う素振りを見せながら、タイミングを図り、切り出す]
メイさんって子、いただろ。
あの子、……人狼だったんだ。
[告げた言葉は青年だけが知る真実。
何故判るのかと問われたなら、自分が伝承に載っている“能力者”であるらしいことを伝えただろう。彼が彼女の死を知ったのは、もしかしたらその時だったかも知れない。
話を信じられようが信じられまいが、青年にはどうでも良いことだったけれど]
まあ、それでね。
多分、後は救助を待つだけなんだろうけれど……
[他に人狼が居る可能性は相変わらず考えていない。自分が視たものへの信用が高すぎるせいか。
話を続けながら、相手から遠い方の手に小さな凶器を握って]
[先の真実にも少なからず衝撃はあっただろう。
更に続いた唐突な言葉に相手が戸惑いを見せた隙に、両肩を掴みベッドに押しつけた。
抵抗が強くなるより先に、握っていた剃刀で首筋を切り付ける。返り血は可能な限り、彼が被っていた毛布を使って防いだ。
それでも剃刀と手は当然ながら、袖口も少し汚れてしまったけれど]
ごめんね?
[もはや意識があるかもわからない相手を見下しながら。
形ばかりの謝罪と共に向けたのは、“悪童”の笑みだった]
─ →ネリーの部屋 ─
[謝罪には、いえ、と首を横に振るに留め。
道具を、と言うオードリー>>11に承諾の返事をした。
ネリーの部屋の場所を教えてからオードリーと一度別れ、自分はネリーを部屋へと運ぶ]
……もっと早くに動いていれば、こんなことにはならなかったのでしょうか……。
[まだ誰も来ていない部屋の中、極小さく、呟いた]
[ネリーがどのタイミングで襲われたのかは分からない。
もし自分がタロットの結果を知る後だったのであれば。
そう考えると後悔が拭えない。
もう一度調べてからと言うのは遅すぎるのだろうか。
しかし占いが可能性を示すものである以上、今すぐ動く、と言うのは出来なかった]
もう一度同じ結果が出るようならば、その時は───。
[また覚悟を決めてかからなければいけないな、と。
言葉にはせず、心中だけで*呟いた*]
[奏者が完全に息を止めた頃、ゆっくりと身を起こす。
血濡れの手と剃刀はひとまず毛布で拭った。
それからもう一度遺体を見下ろした時に、何かがはらりと落ちた]
……ああ、これか。
[落ちたのはあの四葉の栞。部屋を出るときにそのまま持ってきてしまったらしい。
すぐに拾い上げたが、既に角に血が染み込んでおり、眉を顰めた]
まあ、見られなければいいか。
[捨てようかとも考えたが、後で誰かに発見されては困る。騒動が落ち着いた後に処分しようと、剃刀と一緒にポケットに突っ込んだ。
そうして人の気配に注意を払いつつ、部屋を出て行く**]
―ネリーの部屋―
あの時もっと積極的に、わたくしのところに来て欲しいと願っておけば良かったかしら。
いいえ。それでもきっと今回は一緒に来ていたわね。
[過去は悔やんでも変わらない。それは10年かけて思い知った。
ネリーの顔を綺麗に拭いて、薄く明るい化粧を施してゆく。首元の傷をチョーカーで隠してしまえば、一見寝ているだけのようにも見えた。触れれば冷たく見せ掛けだけでしかないけれど]
おやすみなさい。ネリー。
[そっと顔の上にも布を掛け直して静かに祈りを捧げた。
部屋から出ればハーヴェイ>>9ともすれ違っただろうか。ソフィーが熱を出していると聞いて、安静が一番だろうと教わった部屋に顔は出さなかった]
―個室―
[個室に戻った時、いつものような痛みに襲われる。
視えるのは当然ながら先程殺めた彼の姿で]
まあ、そうだろうな。
[手を伸ばし触れても、前のように姿が変わることはない。
小さく笑い声を洩らし、ベッドに寝転がった。程なく影も消える]
これで一番の邪魔者は消えた、と。
[そこに罪悪感は欠片も無かった**]
―翌早朝・音楽室前―
[後にソフィー>>15が首筋を切り裂かれて死んでいるのが見つかり、また騒ぎになったりもしただろう。
そうした騒ぎの前も後もこの日は出来るだけ人のいる場所で過ごすつもりでいた。
翌早朝、無事を確認したくて訪ねたウェンディの部屋からは返事がなかった。呼びかけながら開けた扉は抵抗なく開き、中はもぬけの殻だった]
そんな、まさか。
[バタバタと足音を立てて広間に降りたけれどそこにもいない。
捜して回って見つかったのは書庫の前。
あらぬ方向に首を曲げ、胸から腹部にかけて鋭い爪で引き裂かれて、内側に収められていたものを減らして倒れていた]
ウェンディ…!
[アーヴァインの部屋の前でそうしたように抱え上げ、温もりの消えてしまった少女の身体を強く抱きしめて嘆きの声を上げた**]
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