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シスター ナターリエ に 1人が投票した。
漁師 アーベル に 3人が投票した。
音楽家 ヘルムート に 1人が投票した。
細工師 ユリアン に 4人が投票した。
細工師 ユリアン は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、漁師 アーベル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、黒珊瑚亭 ユーディット、シスター ナターリエ、画家 カルメン、音楽家 ヘルムート、お子様 カヤ、孤児 ロミ、研究者 エーリッヒ の 7 名。
[父親は守り手だった。
病床にあった父親がまじないを教えてくれた。
人狼を退ける為の、銀を使ったまじない。
そのまじないでずっと母親を守ってきたのだと言った。
小さな頃、一人が寂しくて両親の寝室を尋ねた夜を思い出す。
嵐の音がこわくて母親を頼ろうとした夜を思い出す。
扉に触れる事さえ出来なかった。
ひとりなのだとそのとき、はっきり理解した。
ひとりの寂しさを知るから
一人で居たくないという女を受け入れた。
相手に過去の自分を重ねている。
ただ、それだけの事だった]
─ 黒珊瑚亭 ─
そう、ですか…?
[ヘルムートの返答>>3:212に少し残念そうな表情をしたが、続く言葉と示された乾いたタオルに、疲弊の色を見せながらも緩やかに微笑を浮かべた]
はい、手伝わせてください。
[かけ離れていく日常の中で、少しでも気を紛らわしたい。
その思いは少なからずあった。
タオルを手に取り水で濡らして。
最初よりは紅が薄くなった床を熱心に擦っていく]
……結構、大変ですね……。
[力を入れて擦るけれど、足りないのかなかなか色は薄まってくれない]
[最後の最後まで、アーベルに殺意は抱けない。
抱けないからこそ、生きたいと願いながらも
何処かでそれを諦めていた。
牙を向けようと思っていたのは、カルメンで。
きっとさいごにこの手で抱いてみたかったのだと思う]
/*
ちょっとというか、かなり、びっくりした。
まあ、結果は変わらないってか
アーベルに票いれるとかないと思ってたので
三票も入ってる事に俺は驚きを隠せないよ。
― 黒珊瑚亭 ―
[カルメンは気づいただろうか。
それが全く同じものだとは思わなくても、似通った徴であるというだけでもしかして、とも思えて]
どうして、アーベル……ユリアンだけ連れて行ったんだろう……
[じわじわとした不安が湧いてきて、うろうろと周囲に視線を彷徨わせる。
宿の片づけを、ヘルムートやナターリエに任せていることすら気づかないまま。
小さな子供たちへと視線を向けて]
……どこいったか、わかんない。
[カヤとロミ>>3:216へと呟き]
/*
気付いたら更新されて居た。
密やかにお疲れ様、と。
……切実にユリアンの票数が勝って良かったと呟きつつ、
更新早々すまないが離脱を。
何かあれば明日返す故、失礼**
― 黒珊瑚亭 ―
もどってくる、よ……
[ロミ>>2に同意しながらも、なんだか不安でしかたがなくて。
そわそわとしはじめてしまう。
カルメンも気にし始めた様子をみて、カヤ>>3の言葉に頷き]
……そうだね、いって、くる。
[こくりと頷いて立ち上がる頃にはどれだけの時間が立っていたのか。
宿の外へと向かって歩き出したところで、手元を赤い色に染めたアーベルが帰って来るのが見える]
アーベルっ
[慌てて駆け寄ったアーベルの顔色は悪く見えた。
強張った表情にも見えて、血の匂いに、何があったのかと、不安は強くなる。
そして告げられた言葉に驚いたように瞬き]
え……え?
ユリアン……、し、んだ、の……?
[ユリアンが人狼だったと告げられたかどうか。
ただ、処刑しただけだなんてきっと信じられないけれど、人狼だと告げられていても信じられず。
どちらかだったかなんて、親しい友人を手にかけたという事実に衝撃をうけて聞き漏らしてしまった。
アーベルも口数少なく、必要最低限のことだけを告げて、そのまま部屋へと向かってしまい]
……っ、アーベル……
[とっさにその背を追いかけたけれど、結局部屋の中までは入れずに。
羅針盤も返せないまま、預かっておくね、と扉の外から声をかけた]
─ 外 ─
[振り上げた腕は、勢いのままに対峙する友に向ける。
抵抗される事もなく、煌きがその胸に深く突き立つのを見て。
咄嗟、向けた顔に殺意が全く宿っていないのを悟ると、視界が歪んだ]
…っか、やろ。
生きたいなら、足掻け、よ。
[突き立てた剣から手は離さぬまま、血に濡れるのも構わずに顔を伏せ。
自分の殺意を受け入れた男に、身勝手な文句を言った]
[戻ってきて、何か分かったかときかれたら首を振り]
……わかんない、けど。
ユリアンは、外に、いる、って。
[人があまり通りかからない、そんな路地で。
行なわれたことを誰かが見ていれば、そのうち自警団がやってきたかもしれないけれど。
ユリアンの死を確認しようにも、身体がうごかなかった**]
一人の方が良かった。
人に忌まれる存在は、俺だけで良かったのにな。
[仲間を思い紡ぐけれど其処に依存はなく
深い情は感じさせぬ響き。
きっと目の前の『視る者』に向ける情の方が、深い]
[腕を振り上げる気配。
煌めく色を双眸が捉えるがユリアンは動かない。
振り下ろされる瞬間、ふ、と綻ぶような笑みが浮かぶ]
――…っ。
[避ける事は出来たはずの剣。
月色の獣の姿を晒せばアーベルを食い殺す事も出来たかもしれない。
けれど、視られて尚、見せたくなかった。
知られても尚、友の前では人の姿でありたかった]
……は、っ。
生きたい、けど、さ……
お前のこと、食いたく、ない、し。
……死なせたくも、ない、ん、だよ。
[胸に埋まる刃が身を焼く。
鋭い痛みが熱となり、眩むような感覚がある]
[しばらくしてアーベルお兄ちゃんと一緒に戻ってきたユーディットお姉ちゃんからユリアンお兄ちゃんのことを聞き、
さっきのアーベルお兄ちゃんの言葉はいろいろ気にもなっていたけど、
それがユリアンを殺したことに関係したかもしれないし。
でも話を聞けそうな雰囲気ではなく感じて、聞けずにいた]
なんで皆で殺し合いとか、しなきゃいけないんだろう……
そっちの方がよっぽど……
[ひどいと、までは言い切れなかった]
─ 外 ─
そっか、うちの場合は祖父さんいっつも酒飲むと愚痴ってたからさ。
俺が祖父さんの若い頃に似てるとかで、聞きたくない事も聞かされてたわけよ。
だから、まぁ。
こうなっても、仕方ねーなって思ってたとこはあるんだけどさ。
親友に刃向けるとこだけは、似たくなかったんだけど、な。
[苦い笑み>>+14にきっと自分も同じような顔をしているだろうと思い、見つめる。
一人の方が良かった>>+15という言葉には、微かな痛みが胸を過ぎったけれどそれで手を止める事は出来ず。
突き立てた剣を握ったまま、言った言葉に返されたそれ>>+16を顔を伏せたまま、聞いて]
…んだよ、それ。
俺の、片思い、かよ。
[口にした言葉はこんな時だけど、こんなときだからふざけたもので。
彼の最期まで、変わらぬ自分でいようと努める声は、涙で震えてしまったけれど]
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