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召使い ユーディット に 5人が投票した。
工房徒弟 ユリアン に 2人が投票した。
召使い ユーディット は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、音楽家 エーリッヒ、少年 ティル、娼婦 イレーネ、詩人 ハインリヒ、工房徒弟 ユリアン、小説家 ブリジット の 6 名。
『くだらなく、ても』
[この空間でだからだろうか。
獣姿で言葉が紡げるとは思ってもみなかったのだが。
或いは意思が伝わりやすいということでもあったのだろうか]
『皆、必死なのですよ』
[露呈した、真実。
それは望んでいた混沌か。
解らない。
掌の下に隠された青年の口許に、
笑みは浮かんでいなかった。
光景は、見えない。
狂ったような、獣の声ばかりが聞こえる]
馬鹿馬鹿しい、
[呟きは、何に対してか。
嘲りではない。
ただ、酷く――不快だった]
結局、そんなものか。
/中/
と、少しだけ中発言を。
ユーディットはお疲れ様でした。本当に。
中発言は推奨はしませんが、不可ではありません。
墓下もかなり曖昧空間となっていますので、お好きに解釈を。皆で適当にすり合わせていきましょう。
……離せっ!
[しがみつくイレーネに、舌打ち一つ。
切りつける一撃は、自身の刃で打ち払い、引き離すように振り解く。
そこに届く、ユーディットの叫びに、はっとそちらを振り返り]
/中/
御疲れ様でした。
二人でログ伸ばし捲っています、すみません。
オト:影のような獣姿
アベ:目の色は赤、視力無し
くらいかな。
/*
はい、お疲れ様でした。
もー書くのが遅くてどうなるかと!
色々皆様にご迷惑おかけしまして、すみませんでした(ぺこり)
*/
[既に倒れたものとしてユーディットの動きには意識を向けていなかった。
次なる標的に幼い少年──ティルを選び、爪を振るおうとした時]
───っ、つぁ!!
[右眼に走る激痛。
右半分の視界が朱に染まり、そして暗闇が訪れる]
っ、この、アマぁ!!
[異形の右腕で傷付いた瞳を押さえ、最後の力を振り絞り短剣を揮ったユーディットに踏みつけるような蹴りを放つ。
何度も何度も、苛つきを全てぶつけるように。
ユーディットが事切れたのはいつだったか。
そんなことは気にも留めない]
く、そ……。
…滋養を…傷を癒すための贄を!
[瞳を押えた腕はそのままに、今度は左腕を変貌させて、当初の標的であったティルへと襲い掛かる]
[立ち上がる。
己ではない死の訪れを感じるのは、
己が既に死者であるが故か。
視線を感じた。
しかし、目を向ける事は無かった]
必死……ね。
必死になんて、なったこと、あったか。
[呟きは今の状況には相応しくなく]
[目前の展開に、口も挟めず眺めていたが。
異形へと変わるユリアンの姿には、身体が竦んでいく]
え…ユリアン…兄ちゃんが…
[目の前には、狼の爪]
なんでも見えるけど、なんにも見えない。
[闇に透かして、酒場の様子が見える。
が、そこに居る人々の顔を見て不思議そうに]
だれ? あの人たち。
……てめぇっ……。
[ユーディットを蹴りつける様子に、何か、切れた気がした。
それは多分、ずっと押さえ込んでいたもの。
他者が傷つけられる事への憤りとか、そういうもので]
……やらせねぇって、言っただろうがっ!
[ティルへと向けられる、爪。それを見た瞬間、動いていた]
Die Flamme, die mein Leben bekam.
Führen Sie Macht der Verteidigung herbei!
[床を蹴ってティルの前へと飛び出し、銀の短剣を翳す。
ゆらり、立ち上るのは焔の如き、気。
それは守りの壁の如く揺らめいて少年を包み込む]
これ以上は……死なせねぇ!
[直後、繰り出された銀は真っ直ぐ、大気を裂く]
[人々の顔は鮮明で、遠い。
それはきっと別の世界の――そうそう、鏡の世界ってこんななのかな。たぶんそう――まったく関わりのない世界のできごと。
ふわふわと眺めていると、鮮明でない、近い存在を身近に感じ取る。]
誰かいるの?
[きょとんと問う。]
[爪を振り下ろす前にエーリッヒがその前に立ちはだかる]
死することを望むか!
我が力と成り果てるが良い!!
[にぃ、と口端が吊り上がる。
狂気に支配された表情。
相手の力量を測らぬまま、爪を振り下ろそうとする。
しかし]
────!?
[放たれる炎の如き気。
一瞬の怯みが、僅かな隙を作る。
直後、切り裂かれる大気。
本能的に、左腕を顔を庇うように翳した]
ゆーでぃっと。
[何か呼ばれた気がして、そちらへと。
ふわり、と身軽に、駆けるように、歩く。]
ねえ、それが、あなたの名前?
…がっ…!
お、のれ……護る者め…!
[飛び散った鮮血は己のもの。
毒となり得る銀による、二度の負傷。
分が悪いと、一足飛びに出入り口へと飛び退り、扉をぶち破って外へ逃げた]
[頭を振り立ち上がる。聞こえるのは悲鳴と、敬愛する主人の咆哮。]
―――――エウリノ!
[呼ぶ名はいつものものではない。赤い世界で囁いた真名。
傷つけられる人狼の姿に悲鳴を上げた。
ティルに飛び掛るユリアン、それを防ぐエーリッヒと、赤い壁、その明らかに特殊な力に、きっと睨み、小さく呟く。]
『守護者』…!
[だがそれも一瞬で。
外へと逃げた主の後を追うべく、他の人間がユリアンに気を取られている間、そっと入り口から外へと駆け出した。]
[アーベルに視線を転じるも、やはり言葉は紡がれず。
二人の邂逅をただ無言のまま見つめていたが。
スッと顔を伏せた]
[おそらくユリアンの行き先は知れたが、その前に別の方向へと走り出す。
たどり着いた先は、もう一人の主だった診療所。
幸いなことに自衛団も居なかったのは、もうある程度中の調べが済んだからだろうか。今はしんとしていた。
窓やドアを一つずつ調べ、鍵のかけわすれていた場所を探し出して、そこから中へと入り、棚から見たことのある薬をいくつか取り出した。
ふと、テーブルの上に置かれた見慣れたメモに気づき、より必要な薬―痛み止めや傷薬など―を手にして、メモと一緒に持ち出した。
それから向かうのは、今朝まで居た工房。]
――!
[声にならない叫びみた物と共に、脈々と続いていた演説が途切れる。一時立ち尽くしてから、弾かれたように宿屋の方を見]
……、
[宿に向かって駆け出しかけたところで、勢い良く開く扉に反射的にか足を止めた。出でる赤に濡れし姿を少しく遠目に捉え]
うん? 私の。私の?
[振り返り。ふわふわ、と声に近付く。]
違うよ、私そんな名前じゃない。
ええっと、ね。
[考え込んで]
……名前なんて、呼ばれたことないや。
[逃げる姿は獣の如く。
風のような勢いで村の中心部から逃げていく]
おのれ…おのれ…おのれ…!
俺の邪魔をする忌まわしき者め!
覚えてろ…次なる標的は貴様だ…!
[相手の力量を見誤ったことに舌打ちをし、立ち塞がったエーリッヒに憎しみを募らせる]
[駆けて辿り着いたのは己が一番馴染む工房。
僅かに息を上げ、ふらりとした足取りで中へ転がり込んだ]
……ちっ!
[狙いよりも浅い手応えに、舌打ち一つ。
追うかどうか、逡巡するものの。
どうせ村からは出られないはず、と思い直した。
何より、ユーディットをそのままには出来ない、という思いが強く、刃を下ろす]
……仮定は、あっていた……って事か。
[掠れた呟きが、零れる。
人狼が離れた事を察知してか、焔の気はゆるりと鎮まって行った]
[それを思い出した瞬間。
がちゃん。と重い鎖の音。
彼女の細い頸には紅い首輪が嵌められ、長く長く鎖が伸びる。
鎖の先は、真っ暗闇。]
[逃げていく姿を見送ってから、早足に、けれども途中からはゆっくりとした足取りで、宿屋へと向かい。破られた戸の前に姿を現す。そこから店内の様子を一望し]
……変容、が。
再び来たりしか。
黒き影は……一つでは、なく。
[ぽつりと、独りごちるように]
[首輪が嵌れば、駆けることはできない。
目の前の誰かに、ぺたぺた、と歩いて目の前まで近付いた。
着ているものは、いつの間にか、シンプルな白いワンピース一着になっている。]
本能。かな?
[首を傾げ、首輪のついた喉に手をやる。]
……水が欲しいな。持っていない?
少なくとも、
俺の知っているお前は、そういう名だった。
[口にしてから、思い出す。
己の力を告げたとき、彼女が明かした過去。
重い音がする。
足音は靴を履いたものではない。
眼はそれを映さねど、脳裏には、光景が描かれた]
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