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薬師 ゼルギウス に 1人が投票した。
療養中の少女 ベアトリーチェ に 7人が投票した。
物識り ヨハナ に 1人が投票した。
療養中の少女 ベアトリーチェ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、墓守 ナターリエ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、薬師 ゼルギウス、調理師 ゲルダ、傭兵 マテウス、物識り ヨハナ、神学生 ウェンデル、指物師 エーリッヒ、迷子 エーファ の 7 名。
……。
[老婆は、すぐそばで二つの命が失われたことにも気付かず、ただ懇々と眠り続けている。
ともすれば、そのまま息を引き取ってもおかしくないぐらいの穏やかな表情で]
[向けられた薄い笑みに、ふ、と嘆息する。
白御霊を視た衝撃。
思い返していた]
……無駄死に……か。
結果的には、そういう事になる、な。
[それは事実だから、否定はせずに。
現世で起きる様に。
静かなままの暗き翠を向けた]
[振り下ろされた刃は少女の背中を捉え]
[滴る毒は傷口から全身へと駆け廻る]
[呼吸器系に作用する毒]
[少女の口から零れる苦悶の声]
[それは次第に聞こえなくなり]
[ゼルギウスが護ろうとした命はゼルギウスの手によって絶たれた]
[少女の顔は、まるで安らかに眠るような表情だった]
……どいつも、こいつも。
[微かな揺らぎ。
言の葉を紡がずとも、同じ存在となりし今は、その揺らめきの意は届くか]
……Es ist schwarz.
……Das ist, warum ich unschuldig bin.
[呟く。
器の束縛を逃れたが故か。
かつて感じたような昂ぶりはなく。
口の端、微かに掠めるのは、自嘲的な笑み]
エーファ?
[子供の小さな声。内容は聞こえなかった。
ただ一番近くに居たからか、何かを言ったのだけは分かった。
怪訝そうに、警戒をしながら。
その身に蒼炎を宿しているとは未だ確りと知らぬがゆえに]
……やかましいぞ。
本来ならば、ここは静寂なる虚空。
少しは、大人しくしてろ。
[聞こえた声。今までは現世にあったもの。
投げかけるのは、あきれ果てたような一言]
――…、ああ。
[朱い花。熱を放つ。
血を捧げよと、人狼を滅ぼせと、言う]
彼女は『貴方』を見ていたのに。
[今更だと思う。けれど、口から零れた言葉]
[子供の中に、残滓のように閃いた感情の欠片は、粉々に散ったカップの欠片と同じように、すぐに霧散していく]
人狼が、一人、死んだ。
[青い花が炎の中で喜びに震え、脈打つ。広がる炎を胸から、首筋までも青く染め始めている]
[刃についた紅を服の裾で拭い、懐の鞘へと仕舞う]
[力の抜けた少女の身体]
[それを抱え上げ踵を返した]
[少女の肩口から紅が床へと零れ落ちる]
[歩き出す前にナターリエへと視線を向ける]
[あの出血では到底助からない]
[医学の心得があるゼルギウスにはそれが見て取れた]
[歪んだ笑み]
[それを口元へと張り付けて、ヨハナの部屋を出て行こうとする]
[ウェンデルが零した言葉にゼルギウスは反応を示さなかった]
…五月蝿い。
[ふわとそこに唐突に立って、初めて呟いたのはそんな言葉。]
…ああ、何だ。ライヒーに先生殿もいるのか。
[口調に変わりなく。いつものまま。]
残念ながら、あの世ではない。
いわば、天国と地獄の境界線、というヤツだな。
[返す言葉は、淡々と]
……お前も、俺も、場に囚われたもの。
全てが終わるまでは、ここから逃げられなどはせん。
[殺したりない、という言葉は聞き流した。
それが本質と解するが故に。
咎める意義すら見出せず]
わたしの身体に!
なにするつもりだー!
[届かないのはうすうす分かってるけど、ゼルギウスさんの足を蹴ってみる。蹴り蹴り。]
[血はとまらない、
目の前でナターリエの命は血が流れ出るととともに零れ落ちていき]
ナタリー…
[抑える手が緩まる、抑えていた血が流れ出す。
言葉がでない、思考がぐらつく、
傍にいるはずのゲルダに視線を向ける、ナターリエと親友だった彼女は今どんな様子であろうか?]
[聞こえた声に、は、と嘆息して]
……Ich bin weiß.
……Ich bin sauber.
[紡がれるのは、言の葉。
やはり、痛みは感じない]
……無茶をしたもんだな、あんたも。
[唐突に現れた人物に向けたのは、こんな一言]
あ、忘れてた。
悪かったな先生殿、疑って。
[あの時は死体に頭を下げる事もしなかった。
今更頭を下げてどうなるものでもないが、あんまり気にせず。]
そもの始まりから、ここには囚われ人しかいない、という事だ。
[少女に向ける言葉はどこまでも淡々と。
……単純に、相手すると疲れる、と思っている可能性は否めないが]
……ん。
[ふと見やる視線の先。
揺れる、影。
眉が微か、寄った]
[花、という言葉を口にしたエーリッヒを、子供は見上げる。守護者は失われ、残るは二つの花のみ。すでに隠れる意味はない]
ぼくは、青き聖痕を持つ者。
[かつて、その同居人に対して告げたと同じように、はっきりとした声で宣言した]
[寸で][霧散することはなく]
[少女の声]
[聞こえてはいたが][顔を背け]
…、
仕方ありませんよ、あの状況では。
僕自身、疑いましたから。
[謝罪の声]
[苦笑いを作る]
どうして。
戻ってきてくれないの。
[ぎゅう、と握りしめる手の関節は、血の気を失って酷く白い]
ナターリエまで。
あたしを、置いていくの?
[呟くたび、瞬くたび、はたはたと眦から雫が零れる]
意外に愉しかったよ。
頭を使って人を守るのも。
[過ぎればなんとやら、とでもいうのか。]
まだ終わらないって核心してれば引っ込んでたんだが。人狼が何人いるとか知らないし、聞き忘れたし。
婆様は怪しいし、明日を知れぬ身なのはこっちも同じだしな。
[ライヒアルトにそう答える。]
[霧散が止まる様子に、表情は緩み。
聞こえた宣言に、暗き翠は現世へ]
……蒼花。
[零れたのは、小さな呟き]
残るは象徴……蒼と、朱、か。
そして、牙を持つものと、牙を護るもの。
場は、どう、動く……か。
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