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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、黒珊瑚亭 ユーディット、シスター ナターリエ、漁師 アーベル、画家 カルメン、刺繍工 ゲルダ、音楽家 ヘルムート、お子様 カヤ、孤児 ロミ、薬師 ゼルギウス、研究者 エーリッヒ、細工師 ユリアン の 11 名。
― 黒珊瑚亭 ―
……そんなん、言われても。
[団長からの説明に理解はしても、納得なんてできるわけがなかった。
あたしはきゅ、と唇を引き結んでうつむいた。]
― 黒珊瑚亭 ―
[アーベルと一緒だったか、はたまた追い越してしまったか。
宿屋には言われたとおり、ロミとナターリエの姿があり、
他にも知った姿や知らない姿がある中、二人の近くに寄って行った。
喋りかけたがその前に、ギュンターが喋りだしたので黙っておく。
が、終わればすぐに閉じた口は開かれた。]
……はぁ?
じんろーがこの中にいるから殺して調べろ?
ばっっっっっっっっっっっっっかじゃねーの!
じじー、ボケてんじゃねーのか!
おれとかロミとかナタねーとか、人狼なわけねーじゃん!
[憤慨したようにだんだん床を踏み鳴らしたら、宿屋の主人に睨まれた。]
― 黒珊瑚亭 ―
[いつのまにか配られていたお茶に口をつける。
あたたかさとその香りに緊張が幾許かほぐれるようにある。
けれど重くのしかかる現実は変わらず]
――参ったな。
[小さく零してから黒珊瑚亭の看板娘へと向き直り]
ユーディット、部屋に空きはあるかい?
出来るなら、暫く部屋を借りたい。
[短く告げる用件。
溜息零す彼女にこれまでの日常の一幕に近いものを投げた]
[ヘルムートの名乗りにふっと目を細めた。
十年の月日に変化も当然のようにあるのだが]
ああ、やっぱりか。
面影が残ってたからもしやとは思ったけど。
――…おかえり、ヘルムート。
─ 黒珊瑚亭 ─
カ、カヤ君!
[声を荒げる>>1のを聞いて、困り顔になりながら慌てて制止を含んだ声を上げる。
叶うなら落ち着かせるためにカヤの両肩に手を置こうとするが、どうだったか]
― 黒珊瑚亭 ―
[ユリアン>>2の言葉が日常を思わせて、けれど、めったに泊まる事のない彼がいることもまた非日常の一つ]
あ、うん。
部屋、あるよ、用意、してくる。
[こくり、と頷き。
何もせず何も浮かばぬまま座っているよりはと、動ける事を見つけてほっとしたように笑みを零してユリアンにこたえた]
─ 黒珊瑚亭 ─
[焦点があったところでカップを手に取り、やや冷めたお茶を口にする。
気づいていなかったが、酷く喉が渇いていて、カップの中身はすぐに空になった]
……ど、しよっか、な。
[一度戻って、母に状況を説明するべきか否か。
どちらがいいのかの判断がつかず、眉を寄せる]
─ 回想/浜・漁師小屋付近 ─
お、カヤ。
うちはそんな被害なかったぜ。
親父達が出かけてくれてて良かったよ。
あの船小屋に入らないから、置いてたら間違い無く破損組だった。
[重い気分の要因が幾つも重なったせいで、浜から黒珊瑚亭へと戻る足取りは決して軽くなかったけれど。
駆けてくる少年>>1:230のいつもと変わらぬ元気の良さはそれを少なからず軽くしてくれて。
内心の安堵はそのまま表情に笑顔に表して、被害状況を教える。
続いて乞われた罠の指導はまた今度と告げた時はもっとごねるかとも思ったけれどそれは無く]
悪いな、暫くは後始末に追われそうだから。
時間できたら教えるから、それまで待ってな。
[軽く頭をぽんぽんと叩いた後、ふとさっき抱いた疑問を思い出して]
─ 回想/浜・漁師小屋付近 ─
そういやさ、聞いて良いか?
なんで落とし穴ばっか作るのか。
あぁいや、人狼を狙ってっていうのは解るんだけどさ。
捕まえたいのか退治したいのか、どっちなんだ?
[と、問いかける声は揶揄いの混じらぬものと少年に伝わったかどうか。
答えがあればまたそれに声を返し、答えられなかったならそれ以上は問うことはせず話題を移して。
自衛団長からの話を聞きに黒珊瑚亭に向かうと言ったこちらに対しての少年の言葉には、軽く肩を竦め]
何言ってんだか。
俺ほど真面目な男はそうそう居ないぞ。
ユリじゃあるまいし。
[しれっと友人を貶めつつ、笑ってカヤと別れようとした所でかけられた声>>1:232に表情は微か険を帯びた。
ロミとナターリエも来ると聞けば、本当に自衛団長は何を話す気だと不審を抱いたけれどこの場ではそれは口に出さず。
そして向かった先で、団長からの話を聞くこととなった*]
[黒珊瑚亭に食事に訪れる事はあっても
泊まる機会はあまりなく、指で数えられる程度の事。
ユーディットの快い返事に頷き]
ありがと。
助かるよ。
[彼女に浮かんだ笑みに、少しだけ安堵する]
こっちこそ、ありがと。
[ユリアン>>11に短く返して、二階へと向かう。
客室の一つへと向かいながら、小さくため息を零した。
気遣ってもらった気がしつつ、なれた仕事をしていれば少しは落ち着いて]
……考えるの、こわい、けどな……
[ぽつり、と呟き。
もとよりいつでも客が泊まれるようにしている部屋は寝具などをととのえただけですぐに入れるようになっている]
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