情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
次の日の朝、未亡人 綾野 が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、juju 珠樹、aquila 聡、ro0okie 礼斗、k710 ワタル、milkyr** 裕樹 の 5 名。
─ 大広間 ─
[頭に感じる存在は動きを止めることなく繰り返されて。
それにより嗚咽や涙が治まるのは比較的早かった]
……ごめ……かお、あらってくる
[泣いて腫れた目の顔を上げることは出来なかったから、俯いたままそう言って。
聡の傍を擦り抜け際に、…ありがと、と小声で告げてから廊下へと向かった]
[当るも八卦、とかまをかけて、k710と同村した村の名を挙げてみたが、はてさて菊地の反応>>0はどちらの意味のものか。
とはいえ、「yanon」が女性だという事は知っていたので、礼斗視点で見て正体不明のIDの持ち主は二人。その二人ともロールプレイからは中性的あるいは女性的な雰囲気を感じていた。
ので、どちらにしろ彼はネカマ予備軍だろう、というのは礼斗の勝手な推理である。
ゆえに、たたみかけるようにして]
すごく可愛らしいRPでしたよね。
思わず赤囲いしてしまいました。
女性かと思ってましたよ。
大丈夫ですよ。性癖も、シュミも、自由ですから。
[にこにこにこにこ。]
― 大広間 ―
[名誉(?)の為に言っておこう。
k710は別に女性キャラばかりを演じているわけではない。
初期にはそれこそ青年のキャラクターばかりであったし、それこそ最近でも少年や屈強な男、果ては老人までと割と幅広い。
ただ、何故かしら他人に褒められるRPは女性キャラの方が多かった。
本人はどの役にも全力を注いでいる心算であったのだが。
異性の裏事情などはどうしても知る機会が少ない故に、女性に対する理想が何処かしらに入っていたりする所為なのかも知れない。
……だがしかし、今重要なのはそこではない]
…… あ、 あのさぁ、礼斗くん?
多分、人違い、じゃない かなぁ?
[なお件の『紅葉の村』で演じた羊飼いの少女も、RPが好評だった村の一つである。進行中妙にモテたが相手は全員狼サイドだった。
彼はそのうちのどのキャラだったのだろうか、と考えるような余裕は勿論ない]
[あはは、とか笑って何とかごまかそうとしたが、にこにこ笑顔が妙に怖かった。つい顔が引き攣ってしまう。
というか性癖とかシュミってなんだ、ヒトを変態みたいに――とか言いそうになったが、それを言ったらそれこそ認めたようなものだ。
だがしかしこのまま否定し続けてじゃあIDは?とでも訊かれたら一巻の終わりである。
――という訳で]
……ちょっとオレ、トイレ行ってくるわ。
[この場からの逃亡を選択した。
なおこの館のトイレが何処にあるのか、まだ大広間から一歩も出ていない亘は勿論知らない]
[k710の名誉のために追記しておこう。
ro0okieとしては、k710の渾身の幼女RP自体は見た事が無い。彼はどんなキャラクラーでもオールマイティに演じている。
ただ、比較するとk710演じる女性PCとの遭遇率の方が男性PCのそれよりも高かったのだ。
女性PCのなみなみならぬ可憐さに目を引かれたものだ。
おまけにk710の通常時の発言を見ても性差が特別に分かりやすいというわけではない。
ネカマはもてる、なぜなら彼らは理想の女性像を演じているから、とはよく聞く話である。
ちなみに礼斗のPCはあまり口調に違いが無い。ある意味で分かりやすく、また特徴が無いのでキャラチップの表情に左右されやすいのであった。]
多分、人違いですか?そうですか。
じゃあ、「星霜の村」は?
「狼が羊の群れに押しつぶされる村」は?
[他にも彼と遭遇した村の名をいくつか挙げてみるが……
なぜか、逃げられてしまった。>>6]
一人で動かない方がいいんじゃないんですかー?
[おおい、とその背に声をかけるが、返事は得られたのかどうか。
飛河が泣き出してしまいちょっと不穏な空気が漂ったなか、ジョークを飛ばして場を和ませたかっただけなのに、そのための犠牲になって欲しかっただけなのに。
ふう、と息をついて、ずれた眼鏡の位置を直した。**]
─ →館内 ─
[泣き顔見られた不覚、なんて思うことは無く。
この緊迫した中で案じてくれたことが、少しだけ嬉しかった]
…洗面所とか、あるのかな。
[キッチンはあったし食料庫もあった、となれば、生活に必要なものは備わっているはず。
そう考えて腫れぼったい目のまま館の中を彷徨う。
何箇所か扉を開けて確認をし、それを繰り返してようやく浴室を見つけた。
脱衣所の壁際の棚にはタオルも備え付けてある]
タオルあった。
……洗面台とか無いの?
[それらしきものは見当たらなくて、浴室を覗き込むと湯気が充満していた]
蛇口………も無いんだ。
じゃあこのお湯で…。
[湯船に張られていたお湯にタオルを浸し、十分湿ったところで絞る。
広げて顔に当てると、心地良い熱さが顔を包み込んだ]
───……はぁ
…冷やした方が良かったかな。
[あまり目に変化が無いような気がするが、何もやらないよりはマシ、と何度かタオルを顔に押し当てては離すと言う行動を繰り返す。
いくらか目の腫れも治まって来たと感じると、タオルを手にしたまま脱衣所の外へ出ようと足を向けた]
─────!?
[扉に手をかけた途端、周囲が白に包まれる。
浴室の湯気が漂って来たにしては濃い色。
前後左右、方向感覚が全く分からなくなった]
な、なに!? なんなのよこれ!!
[喚いた声は白に吸い込まれていくよう。
咄嗟に握っていたドアノブを捻って扉を開けようとして]
[珠樹以外誰も居なかったはずの脱衣所。
その中央に、大広間に居たはずの綾野が横たわっていた。
髪は乱れ、身体は紅く染まり。
ひかりを移さぬ瞳は綾野が既に事切れていることを示している。
死を想起させる鮮烈な紅い色。
それを目にして珠樹は絹を引き裂くような悲鳴を上げた。
途中まで回していたドアノブは扉を開くに十分で、動かぬ綾野から離れようと動いたために珠樹の背に押されて扉が大きく開く。
同時、足を縺れさせた珠樹は尻餅をつくようにして廊下へと転がり出た]
─ 大広間 ─
……ぉ?
[何となく、意識を遠い世界に向けていたら、不意に声が上がった]
え? 菊地さーん?
[礼斗とのやり取りなど気づく余裕もなかったから、何があったのかはわからない。わからないが]
……なんかあったの。
[思わず上げた声に答えはあったか、否か。
ともあれ、自分もただぼーっとしているのは気が引けて]
とりあえず……少し気持ち休めるためにも、なんか、飲もう。
お茶淹れてくるわ。
[色んな意味で出所不詳のものだが、あるなら使わせてもらう。
そんな割り切りをつけた上でこう言って、大広間を出た]
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新