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お手伝い犬 パトラッシュ は 警備員 エリカ に投票した。
移住者 カレン は 警備員 エリカ に投票した。
掃除屋 レッグ は 雑貨屋 フラン に投票した。
警備員 エリカ は お手伝い犬 パトラッシュ に投票した。
雑貨屋 フラン は 掃除屋 レッグ に投票した。
警備員 エリカ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、お手伝い犬 パトラッシュ、移住者 カレン、掃除屋 レッグ、雑貨屋 フラン の 4 名。
[定刻時間がくると、ふらりと自分もその場に行った。]
ええと、神様仏様、どうかふーちゃんに当たりませんように…。
[最優先のお願いだけしたもんだから、
それ以外の結果が出ると眉を下げる事になる*。
PSM殲滅のお願いの方が先だろうというのは、突っ込む人が居ないせいでか気付かなかった**]
─ 中央議事堂 ─
[相手をまっすぐに見据え、銃を向ける。
確証はない、迷いはあった。
それでも、殺意は持って引鉄をひこうとして。
けれど自分へと向けられる銃口を見て、死にたくないと、恐怖が沸いた。
そう思った瞬間手が震え、狙いがぶれる。
撃ち放ったレーザーは男性の身体を掠めたかどうか。]
─ 中央議事堂 ─
[銃口が向いた先は、雑貨屋の娘。
向けた理由は、『一般人として当たり前の反応』をしていたから。
もし成り代わっているのだとしたら、ボロを出すような動きをするとは思えず。
『当たり前の反応』という点ではカレンも該当するのだが、こちらには混乱の真っ只中で聞こえた言葉>>2:73もあり。
判ずる術があるのか、という思考が狙うを良しとしなかった。
ここに来るまでの関わりが影響しているのは、否定できないが]
……ぉ。
[銃を向けた先から向けられるのは、見据える視線と銃口。
やる気か、と思いつつ、撃鉄を起こす。
幾度か撃たれた影響で動きの鈍い左腕の動作はいつもよりも遅く、先に引かれたのは向こうの引鉄]
……くっ!
[先んじて放たれたレーザーが掠めたのは、右の足。
熱さと衝撃に態勢が崩れ、自然、こちらの射線もブレる。
撃ち出された銃弾は、当初狙っていた心臓から大きく逸れた場所へ跳ぶ。
その軌道は、到底直撃は望めそうにないものだった]
……ったぁ……ナマんとこに当たるのも、きついんだがなぁ……。
[痛みを訴える右足に、口をついたのはこんな、ぼやくような呟きだった]
─ 中央議事堂 ─
[犬が顔を向けていたのは、先の定刻の時に少女へと銃口を向けていた警備員。
警備員の狙いはどちらだったのか。
少女とは寄り添うように居たため、銃口がこちらに向いていても、どちらを狙っていたのかまでは分からない。
けれど、犬は再び少女に狙いを定めていると考え、銃撃の刹那、少女を庇うような位置へと立った。
その状態で警備員に対し銃口を向け、歯で発射ボタンを押し込む。
少女までが警備員に銃口を向けていると知ったのは、熱線が同じ方向から二つ、警備員に向けて走ったのを見た時だった]
[実弾と二つの熱線が交錯する。
犬が放った熱線は警備員の喉下へ。
そこを狙えば命を絶てると言うのを先の定刻の時に学習していたため、同じ場所を狙う。
それと入れ違うようにして警備員からの実弾が犬の身へと迫った。
犬が少女を庇うことを前提にしたかのような弾の軌道。
そんな思惑を知らぬ犬は、その弾に対して避ける動作は見せない。
ここで避けたら少女に弾が当たってしまう。
犬は前足で床を蹴り、立ち上がるような形で実弾に身を晒した。
万が一でも少女に弾が向かってしまわないように、全身で少女を背後へと庇う]
────きゃうん!!
[鳴き声と共に鳴り響いたのは、小さな爆発音。
立ち上がったためにか、実弾は犬の左前足へ当たる形となり。
銃弾を防ぐ程の耐久性はないサイバー部品は、容易に実弾に打ち抜かれる。
そしてその中に残っていた小型レーザー銃をも貫いて───エネルギーの暴発を引き起こした。
左前足は無残にも破裂し、金属の残骸が辺りに飛び散る。
爆発の衝撃も軽くは無く、犬の身体は右斜め後ろへと吹き飛ばされた。
少女が居る方では無かったのが幸いだったことだろう]
ぐるぅ …… うぅう ……
[床に転がったまま、犬は苦しげに唸り声を上げる。
左前足自体に痛みはない。
けれど、接続部と打ち据えた身体に痛みが走り、しばらくは動けそうになかった]
[その一方で、警備員もまた、二つの熱線を受けて床へと倒れていた。
犬の銃撃は僅かに反応されたのか、喉のど真ん中よりは少し横にずれた場所に。
もう一つがどこに当たったかまでは、犬は知ることが出来なかった。
確実に言えるのは、一人と一匹が警備員の命を絶ったと言うことだけ]
─ 中央議事堂 ─
[自分の放った熱線は致命傷には成り得なかったが、それを確認する余裕はなかった。
男性がこちらに撃ち放った銃弾が左肩を掠めたからだ。]
っ……っ!!!!
[服を裂かれ皮膚を焼かれ、熱さと間違うような痛みに声を上げた。
髪を十数本程焼き切られたのにも気付かず、その場にしゃがみこんで痛みに耐える。
熱い痛みを堪え顔を上げ、見据えた瞳で捉えたのは無意識に疑うことをしていなかった人の死。**]
─ 中央議事堂 ─
[身体を床に横たえていた犬が右前足を動かしたのはしばらく経ってからのこと。
痛みは残っていたが、ここで倒れている場合ではなかった]
く ぅ わふ ん
[右前足に力を込めて、起き上がろうと犬はもがく。
けれど左前足を失っているために上半身を起こすだけでも苦労していて。
警備員がPSMだったかの確認をするにしても、かなりの時間を要することになりそう*だった*]
─ 中央議事堂 ─
[行動予測は、未知要素の多い二人を相手にしては難しかった。
犬がこちらに向けたレーザーの銃口、それを避けるに足りる軌道を読み、ギリギリまで身を捻って。
少女の前に犬が来る位置で、その額を狙い、引き金を引く]
っ!?
[同じ庇うにしても少女が安全に避けられるように動かすのだろうと思っていた。下手に庇えば二人共倒れになるのだから。
銃の知識がないことで、そこまで考えられないと気付くのは、全てが終わってしまってから。その時は思いつきもせずに。
身を挺すようにして立ち上がった犬>>3に、しまったと思う。
これでは狙いが外れる。一撃では仕留められない。
そしてもう一つの誤算。
犬の動きが邪魔をしていたはずの少女からの敵意が。
予想だにしなかったほど正確にこちらを捉えてきて]
――!
[自分の動きが極度に鈍るのを感じた。
皮一枚で掠り抜けるはずだった熱線>>5は気管を焼き、最期の声すらも奪う。
それでも逸らさない視線の先、銃弾を受けた犬の左前脚が弾け、白くてもふっとした身体が吹き飛んでゆくのを見た。
音は何も聞こえない。悲鳴>>4も呻き声>>7も。
スローモーションのように映像だけが映る。
間延びした時間の流れる中、けれど指一本たりと自分の意思通りには動かなかった。
視界が動いて床が迫ってくる。
ああ、死ぬのか、と頭のどこかが理解した。その途端、一気に押し寄せた闇に浚われて。
現実感覚の全てを*失った*]
『現在のドーム内の生存者は、パトラッシュ、カレン・ドイル、レッグ・アセーオ、フランシーヌ・ジェファーソン
以上4名、です。
PSMの脅威がなくなるまで、引き続きご協力お願いいたします』
[流れる放送はやや遅れてのことだった]
─ 中央議事堂 ─
[最初に見たのは、爆発音>>4の聴こえた方。
地に伏せている犬の姿に、今日はあの犬がと勘違いしかけたが聞こえる唸り声>>5にそれは打ち消され。
少女は犬を案じているか、恐怖に震えているかしていただろうか。
どのような状態であっても一目で彼女の無事は解っただろう。
自分が銃を向けていた相手はどのようにしていたか。
聞こえるぼやき>>2に、殺せなかったことはいやでも解る。
死んでしまったのは、ただ、一人。]
………エリカ…さ、ん。
[疑うことすらしていなかった、名を口にしたその人の身体から流れ出る血に。
彼女がもう死していることを悟った。]
─ 中央議事堂 ─
エリ、カ、さん。
[弾を掠めた肩から滲み出た血が、腕を伝って指先から落ちる。
痛みも熱さも忘れて立ち上がると、エリカの元に向かい。
その傍らに座り込んだ。]
─ 中央議事堂 ─
[エリカに手を伸ばして、その血に手を染める。
何で彼女まで死んでいるのだろう。
何でこんなことをしているのだろう。
まとまらない思考が、脳裏をぐるぐるまわって。]
あぁ、そっか。
PSMかどうか、確かめなきゃ、いけないんだっけ。
[口にした言葉は、妙に空虚な響きをしていた。]
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