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ro0okie 礼斗 に 1人が投票した。
milkyr** 裕樹 に 2人が投票した。
milkyr** 裕樹 は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
訪れたのは、夜明け。差し込む光に、人は何を思うのか。
[質問の中身なんかどうでもよかった。ホイッスルがわりだ。
言葉を発しながら立ち上がる楠木に向かい、走る。強く斧を握りしめながら。
飾り付けられた宝石が、場違いに輝いている。
大きく振りかぶり、重力と遠心力を借りながら打下ろす。
楠木の脳天めがけて。]
死ねええええええ!!
[殺意が身体を動かして、視界が狭まる間隔。
相手が何を握っているかも、鷹津がどうするつもりかも分からぬまま、礼斗はただ楠木を殺さんと吠えた。]
[生きようとしているのは、多分、どちらも変わらない。
だから、そこは基準にしなかった。
どっちが生き残っても、多分、自分の危機は継続する──それなら。
『後から考える』と、少なからぬ生き意地を見せた方を残した方がいい。
判断基準は、物凄くものすごく、シンプルで]
これ、こういう使い方するもんじゃないんだけど、ねぇ。
[ぼやくように言いながら、動いた。
礼斗が叫びながら、斧を振り下ろす。
裕樹は避けようと動いたか。
何れにしろ、自分が狙うのは、その背面。
とばっちりを喰らう覚悟は一応しつつ、裕樹の首筋めがけて、思いっきり、ボールペンを突き出した。
勢いと当たり所がよければ、結構深く突き立つ。はず]
[いつだったか、それほど遠くない話、生存勝利をもぎ取り、はしゃぐ楠木に、共に1週間を闘いぬいた仲間は忠告した。
お嬢ちゃん、物事にはなんだって、限度ってものがあって、それを超えて、驕り、人を馬鹿にしてはいけないよ。
油断こそが、狼の、おれたちの身を滅ぼすのさ。アオーン。
実際の所、楠木は可憐なお嬢ちゃんではなかったが、その忠告にはもっと真剣に耳を傾けるべきであった。
本物の人の殺意なんて、知らなかった。そう言い訳をしたところで、ゲームの結果が変わることもなかった。]
ちょっ……
[最後まで、なんだ、めんどうくさいな、キチガイめ。そう思っていた。
本当に自分が死ぬことになるのだと、それを知っていたかどうかも、怪しかった。
咄嗟に頭を庇おうとしたが、直後、燃えるような熱と、破裂したかと紛うような痛みが脳を揺さぶったことは、辛うじて体感した。]
[けれど、それが最後だった。
本当に自分の息の根を止めたのが、机の上にでも転がっていそうな筆記用具だったとか、
飛び道具にするつもりで手に取った占い師の水晶球は、派手な音を立てて床を打つに終わったとか、
そういう何もかもを知る前に、楠木は意識を、自我を、手放していた。
魂が立ち消え、支える力を失えば、
崩れ落ちる肉体と、ポケットからこぼれ落ちた携帯端末のみが、その場に残された。]
[もしかすると、その端末を拾った誰かが、気まぐれにスリープ状態を解除したなら。
そんな囁きが、今度はあなたを誘うかもしれない。**]
[正面から楠木に立ち向かっていた礼斗の目には、まるで棒が喉から突然生えたかのように見えた。
この刹那で思考がまわるわけが無い。
振り下ろされた斧が止まるわけも無い。
斧は楠木の頭めがけて振り下ろされた。
両手に味わった事の無い感覚が伝わる。
人を殺すってこういうことか。
まず出てきたのがその言葉。
だが、吟味する前に身体は勝手に動いている、より彼の死の確実さを得るために。
赤く糸を引きながら再び斧は持ち上げられる。
今度は、鷹津も射程距離に入っていた。
なんとしてでも生き延びなくてはいけない、ただその殺意が両手の斧を振り下ろす。]
[目の前で、あかが散った。
あ、やっぱこれ、見慣れたくないわー、と。
過るのは、現実逃避な思考。
それでも、繰り出した手の力は抜かなかった。
ここで手を抜くと、返って痛いらしいから。
なんて、考えていたのは、僅かな時間]
……ほんとに、ねぇ。
[再び振り上げられる、斧。
今刺したボールペン? 抜けるわけがない。
赤は使えなくなった。
残ってるのは、青の一本と、もう一つ]
……っらよっ!
[ボールペンから手を離し、ポケットから引っ張りだした銀のライターを礼斗の眉間目がけて投げつけて。
あわせて、後ろに向けて飛ぼうとするが]
……っと!
[足元にできた血だまりに滑って、バランスが崩れる。
一応、直撃は避けたけれど、肩に重さががつり、とかかって]
……おー。
やってくれます、こと。
[零れたあかに口を突いたのは、ぼやくような、呟き、ひとつ。*]
CAST
香月 綾野 ― yanon ― master
飛河 珠樹 ― juju ― rokoa
菊地 亘 ― k710 ― akIka
楠木 裕樹 ― milkyr** ― nabe
鷹津 聡 ― aquila ― tasuku
新美 礼斗 ― ro0okie ― es
/*
お疲れ様でございました。村建て人です。
改めまして、お忙しい中当村への参加ありがとうございました。
何気に初めての少人数でしたが、無事村が成立したのは皆様一人一人が盛り上げてくださったお陰です。
そして国主様、毎度お世話になっております。今回も場所の提供ありがとうございました。
あとPLとして、2日目後半は殆ど顔出せなくてごめんなさいでした(;ω;)
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