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サーシャ を 2人が心の中で指差しました。
キリル を 1人が心の中で指差しました。
ジラント を 2人が心の中で指差しました。
サーシャ は人々の意思により処断されたのです……。
次の日の朝、 キリル が無残な姿で発見されました。
深い闇は周囲を包み込んだまま。
晴れる事はありませんでした……。
― 三階/展望台 ―
[喉に刃が突き刺さる直前、隠していたナイフを一本、アレクセイさんに向けて突き出す。
届くかどうかなんて、そんな判断ができる状態では無かった]
─ 三階・展望室 ─
[キリルの喉元向けて剣をかざしながら、駆け出して。
狙い貫く寸前、右肩に熱さを感じた。
それが熱さではなく痛みだと感じれど、勢い弱めることはなく]
────…っ!
[ぐ、と。
細く白いその首に、刃を突き立て更に押し込み。
引き抜くと、薔薇のように赤い紅を吹き出させた]
く…っ
[キリルが右肩に突き立てたナイフは抜けていたか、刺さったままか。
どちらであれ、剣を振れば痛みがより増して。
耐え切れぬ声が洩れたけれど]
…しんで、ください。
私の望みを、かなえるために。
[引き抜いた剣を翻し、キリルの胸へと狙いを定め。
これまでしたと同じように、切り裂いた]
[そして、今までは浴びることを避けていた返り血を正面から受けながら。
裂かれたそこに手を伸ばし、鼓動の根源を掴み]
…いただきます。
[キリルの身体が崩れ落ちぬよう正面から抱え、力任せに引き抜いた**]
[手応えと、頬に降る暖かさ。
その二つを感じたのはほぼ同時。
朧気な気配の中、紅の雨が見えた。
めがけて振り下ろされた筈の短剣は手首ごとちぎれて飛んでいき。
サーシャの頚動脈を断ち切っていた。]
はは……ははは……。
[口を吐くのは乾いた嗤い。
人も、鬼も、対して変わらない。
紅の雨の暖かさと。
失われていく己の体温と。
その二つを感じながら、男は意識を*手放した。*]
― 三階/展望台 ―
[ナイフがアレクセイさんに傷をつけたのを見て、ボクはまたちょっとだけ笑った。
すぐに貫かれた喉に熱さが押し寄せて、苦しくて、立っていられなくて、ずるずると崩れ落ちる。
頑張って首を動かして、ボクを刺した人を見上げた]
……、 、
[喉が裂かれてしまった今、口を開いても溢れてくるのは血ばかりだった]
[――ねぇ、ボクには花なんて要らないから、せめて、その肩の傷が癒えるまで、“キリル”としてでも良いから、覚えていてよ。
目の前の『鬼』に伝えられない想いと共に、真っ赤な中で事切れるその間際。
自分の目から透明な液体が一筋流れた事を、ボクは知らない。
本当に、短い“人生”だった**]
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