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─西殿・結界前─
あ、時空のねーさん。
[どうしたものか、と考えていた所に現れた時空竜。
問われるまま、現状知りえる事と、自身が感知した事を話し]
んー……いちお、確かめてみるか。
ちょいと、下がっててくんない?
[軽い口調で言い、再び構えを取って意識を集中する。
銀のロッドに埋め込まれた二つの石が、きらきらと光を零した]
[距離が開いたのを確かめた所で、青の瞳を結界に向ける。
引き締まる表情は、外見不相応に凛としたもの。
しかし、実年齢と照らし合わせるなら、相応しくもあるか]
……疾風迅雷……。
……閃っ!
[鋭い声。
共に繰り出されるのは、風と雷をはらんだ突きの一閃。
しかし、予想通り、障壁はその一撃にも揺らぐ事はなく]
ったあ……。
[反動で片膝突きました]
あー……いてて。
つか、やっぱ力押しじゃ破れねーし。
となると、爺様が無理やり入った……ってこた、ないよなぁ。
[そんだけのために技を使うな、と言わんばかりにピアがてちてち]
そーなると……むぅ。
[数歩下がったところでティルの行動を見ていたが、跳ね返され片膝を突く様子に歩み寄り、]
……大丈夫ですか?
[平坦な声で問いかけ。
そして、ふむ、と呟くと、歩み寄り手を触れる。
バチンと弾き返される手。だがそれを気にした様子もなく、]
……なるほど。
[ぽつりと得心した呟きを漏らす。]
んあ、へーき、へーき。
[問いにはひらひらと手を振って答え、結界に手を触れる様を見やり]
攻撃しても弾かれる。
んでもって、封印がお家芸の氷竜でも解けない結界。
爺様が自分からそんな中に入るって、ふつーにできねーよな?
そーなると、やっぱ誰かに押し込められた、って考えるのが妥当な訳で……。
[言いつつ、再び考え込みのポーズ]
主様の作り出した空間の歪みの隙間に、綺麗に結界の構成要素が入り込んでいます。
これ自体が世界の一部と同化しているので、下手に崩すのは拙いですね。
これを透過させることが出来るとしたら、作った当人と我が主様くらいですね。
ただし、とびきり機嫌の悪い。
……へ?
つまり、これって……虚竜王の力も噛んでんの?
[さすがにそいつは予想外]
……つかオレ……よく生きてた……。
[時空に対しどんな認識があるんですか、と突っ込まれそうな呟きを漏らしつつ。
ふと、気にかかったのは最後の言葉]
……機嫌が、悪い?
[何故か、感じたのはやな予感]
機嫌悪いと……なんか、あったりするわけ?
―回想・東殿の一室―
[寝台に上がり、壁に背を預けた時だった]
我君?
[それは酷くノイズのようなものが混じった声。
不明瞭で遠いのは結界が強化された影響かと思ったのだが]
『虚の……歪み……』
[聞こえてきた内容に慌てて立ち上がると、力を沿わせるように向ける。だがそれも一時凌ぎにしかならず]
『…無差別にこちらの結界内への取り込みが発生するやも知れん』
[不吉な一言と共に、プツリと声が途絶えた]
な…。
[数瞬の間呆然として、ハタと我に返る。
今のことを伝えなければ、と歩き出そうとしたが]
!
[クラリと視界が回る。痛みが走って胸を押さえる。
不安定になる力を鎮め押さえるために刻印が活性化してゆく]
よりによって、こんな、時に。
[巡りぶつかり合う力に酔い、膝を突いた]
く…。
[ローブの下につけていた首飾りを引き出した。凝った装飾の中に真珠と土耳古石を抱いたそれを握り締め、深い呼吸を繰り返す]
大丈、夫。
[小さく呟くと、ひときわ大きく息を吐いた。
額に浮かんだ汗を手布で拭い、首飾りを服の下へと落とし込む]
…伝えないと。
それに時空の方なら詳細が分かるかも。
[再び呟いたのは、完全に呼吸が落ち着いてから。
部屋を出て、探す相手は*今何処*]
[ティルの問いかけに振り向く。その頃には結界に触れた手にあった痕は綺麗さっぱりなくなっていた。]
ええ。何でも力を発した瞬間に介入されたとかで酷く不機嫌でして。
[その力を発した理由については主の名誉のため伏せておく。
そして機嫌が悪いと何があるかの問いに、僅かに考えるが、]
……それこそ何でも。
[と酷く物騒なことを*曰ってみたり*。]
[結界を解析するというブリジットの背を見送り、眠るというナターリエの背を見送った。
カチャリ、音を立ててカップを置くと、自分に出来る事が無いかと思案を巡らせつつ他に放置されたカップを持って台所へと行き。
きちりと洗って食器受けにおいてから、手を拭く。
周りにまだ人が居れば食堂を見渡して]
…今の私に出来る事といったら力技ばかり。
それでも試さない手は無いでしょうか。
[ぽつり、呟いて。
食堂を後にした。]
―東殿食堂→西殿―
─西殿・結界前─
……なんでも、って。
[冷や汗落ちました、はい。
とかやってる間に、仔竜連れの影竜が来て去ったり、命竜が来て去ったりとしていた訳で。
その後、とりあえずはダメージ回復に努めていたのだが]
……蒼天の座……戻った方がいい、かなあ……?
[まだ動けそうな今の内に、なんてさすがに言えないけど]
[目線を結界に向けたまま、人影を認めてそちらへと歩み寄る。
ティルがダメージを受けている様子に首を傾げて]
…攻撃を、受けましたか?
[低い声をかけた。]
[呼びかける声に、先に反応したのは、肩の上のピア。
ききっ、と短い声を上げつつ、手と尾を振る]
てゆーか、自分の技の跳ね返しダメージくらっただけ。
使ったのが風と雷の合わせ技だから、風は吸収できるんだけど、雷はダメージ残るんだ。
[言いつつ、ちら、と視線を向けるのは手のロッド。
そこに僅かに残る雷の気は、雷竜には容易く辿れるだろうが]
成る程。
[言って、そっと手を伸ばして翳す。
パリパリと小さな音をさせ、そこに纏う雷の気を手の平から吸収せんと。
吸い取れればその手をきゅっと握り締める。]
…力は色々と蓄えておいた方が良いかもしれません。
便乗して何が来るとも判りませんから。
[カチャリ、胴に巻いた鎖から音がする。
外に竜郷に適するモノがいれば、きっと、と。
外から、と、それは杞憂にすぎないのだけれど、彼女が知るのはまだずっと後の事。]
わお。そゆ事もできるんだぁ。
[取り込まれた雷の気に、感嘆の声を上げる。
自分も風に対してはできるだろう、との突っ込みは多分、無用]
便乗、かぁ……。
しょーじき、何が来ても何が起きても、不思議ないもんなぁ……。
なんつーか、ずーっと騒がしい感じがするし。
[立ち上がり、ぶん、とロッドを一振りして背に背負う]
― 東殿・食堂 ―
[ 雷撃の竜が片付けをする音を遠くに聞く。
扉が閉まった後に、視線を僅かに上げた。
眼前の茶に意識を奪われていたのか、影が自ら率先して口は出さず、結果、幾つかの情報を渡し損ねることとなった。
それは誰が皇竜の側近が囚われたと判じたか、そして、一つの懸念――虚竜王の不機嫌について。その時には、「不機嫌」の齎す影響を察し切れていなかったのだが。]
そんな事って、貴方も風なら出来るでしょう?
騒がしい感じ。
あぁ、風に乗る声等も聞けるのでしょうか?
…竜都等で噂になっていたりはしないでしょうか?
[きっちり突っ込みもしておきつつ、風と思えばふと思っていた事を聞いてみる。
噂が広まり余計な混乱が広まるのが不安だった。]
あ、そか。
[突っ込みに、てへ、と笑って頭を掻く。
ピアが呆れたように頭をてちり、としてきた]
んー、ひとの騒がしさ、とはまた違うんだけど……。
竜都は、どっかな……役人連中も対策はしてるだろうけど……風や大地の声を聞ける連中は、察しちゃってるかもね。
[軽くいいながら、す、と右手を差し上げる。
放つのは、探査のための風]
[ティルがあげる手を見て目を細めながら人差し指で眼鏡の中央を押し上げた。]
混乱が広がらなければ良いのですが。
…不安要素です。
この現状ですら不安要素ですのに、これ以上増やしたくないですね。
[眉を寄せ、結界へと視線を移す。
視線を移す中間、ピアへと移った視線は一度緊張感無く笑みそうになるが、なんとか引き上げた。]
[風の集める言葉。
勘の鋭いものは異変を感じているようだが、まだ、決定的な情報がないためか、大きな騒動にはなってはいないらしく]
……今んとこ、ちょっとおかしい、って程度の認識っぽいかなぁ、みんな。
このまま、大きな騒動がなけりゃ、混乱とかはないと思うんだけど。
[そんな予測は、大抵はもろくも打ち砕かれるわけなのだが。
ピアは表情の変化に不思議そうにしつつ、ゆらゆらと尻尾を揺らしていたり]
―生命の海―
[色々あった城での出来事は、簡略。
ともあれ複数の竜らと、短く薄い浜へ降り立った。
海は少しだけ波がおこっていた。おそらくは、流水の影響だろう。
それでもまだ大人しいのは、こちら側から見ることのない、琥珀のカーテンに守られているからだろうか。
服が濡れるのは構わずに、波立つ海に近づき、たゆう生命の素を、媒介となる水ごと掬い上げる。
未だ満月の夜ではない故、漂うそれらの煌きが弱いのは当然で。
生命の素は、一見すると何事もないように見えた。]
表面上は…辛うじて問題ないな。
おい、次の満月まであとどれくらいある?
[つれてきた命竜の一人に尋ねる。答えは10日ほどということだった。]
10日、か。それまで姐さん戻さないと…最悪、空に上がっていかねぇだろうな。
[それは即ち生命の停滞。]
ま、そうなんだけど。
こっちの姉さんの話だと、これ、虚竜王の力も入ってるっぽいんだわ。
[だよねー? とユーディットへ確かめて]
だから、単純な力押しじゃ、壊せねぇ、と考えた方がいい。
オレもさっき、弾かれたし。
―東殿・食堂―
[完全に落ち着くまでに要したのはどれだけの時間だったか。
一番に探そうとした相手は当然養父で、だが忙しいはずの彼を無理に探そうとはしていなかった。
気配を感じて覘いた先は、食堂]
ノーラ様、失礼します。
先刻、我君よりの声が届きまして。
[まず目に入った相手に声をかけ、他にも誰かいればそちらにも頭を下げる。
そして知らせるのは無差別取り込みの可能性]
全てを聞き取ることは叶いませんでしたので、詳細は時空の方にでもお聞きしてみようかと思いますが。
[少なくとも自分よりは理解しているのではないかと]
…あの、何か。
[僅かに眉を寄せた。未だ知るべきことを知らずに]
─回想─
[未だ広間にて情報交換をしていた頃。エーリッヒに差し出した飴玉は効果を発揮し、孫のような存在の顔に笑顔を取り戻す]
ふぅむ、ダーヴィッドはハリョン殿を調べたか。
干渉を受けておらぬと分かっただけでも良きかな。
[齎された内容に安堵を覚える。その後あれこれ会話した後に広間から辞し、皇竜王が側近である老竜を探す。東殿の中をあちこち探したが姿は見えず。結界傍にでも居るのかと東殿を出て、今に至る]
─現在、竜皇殿・庭付近─
へ?
虚竜王の力…ですか?
[驚いた顔をして、ユーディットへと目を向ける。
頷かれたならまた目をパチパチと瞬いて]
それは…
…王「達」に宥めてもらうしか…
[呟いて。
その絶望的さに頭痛を覚え、こめかみを押さえた。]
[ すっかりと冷えた茶。
それは手付かずの侭、その手に包まれている。
訪れた天聖の竜の語るを聞く間、その眼差しは真っ直ぐに彼女を捉えていた。話が終わり、短い声が発された後、次に口を開いたのは影だった。]
……時空の方――ユーディット様から、
虚竜王様に関する話は、僅かながら聞いています。
不機嫌な時には、「何でも有り得る」のだと。
[ それから、と一度、言葉は区切られる。]
ギュンター様が、内に囚われたようです。
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