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[弾力のある寝具に慣れず、立ち上がろうとして逆に仰向けに倒れた。]
わ!
[思わず声がこぼれる。]
ベッドはいつもの方がいいかなぁ……。
[暗い天井を見たまま呟くと、自分の声が腹に響いた。]
お腹減った……。
[応えるようにぐうとなった腹部を抑え、少女は起き上がった。]
とりあえず、ごはん。
……すぐ、あったまれるといいね……。
[見てくる、と言って歩き出した背に向けてぽつりと呟き。
それから、二階にまた、不安げな視線を向ける]
……何があったんだろ……。
[呟く声には、視線と同様に不安が織り込まれ]
また……視なきゃ、なんないの?
[続いた呟きは更に小さくかすれ。
何者の耳にも届く事無く、雨音にとけたろうか]
[彼が手を取ったことに少し驚いたけれど。
そのままゆっくり立ち上がらせベッドまで連れて行く]
とりあえずここは安全だからさ。
あんたを傷つけるものは居ない…だから安心して休むといいよ。
[恐らく使用人が用意してくれたのだろう衣装を適当に見につけると、水差しと洗面器だけが用意された簡素な洗面台で顔を洗う。
簡素なと言っても、少女には十分に行き届いたもてなしだったが。
鏡を見ずに、器用に髪を結ぶ。結い終わってはじめて、部屋に鏡があることに気づき珍しげに眺めた。
少しだけまがっていたリボンを整え、鏡の中の自分に満足したのか少しだけ微笑んだ。]
さて、行きましょうか。
[赤い髪の少女は、廊下へと続く扉に手をかけた。]
[立ち上がろうとするも力が入らぬ様で]
[もどかしげに][震え]
[産まれたての仔鹿が初めて立つ時の如く]
[それでもナサニエルに付き添われ]
[何とかベッドに辿り着く。]
[廊下に出た時、何か物音と叫びが聞こえたような気がして思わず立ち止まる。
けれど、辺りを見回しても人影はない。耳をすましても聞こえるのは雨音ばかり。
軽く息を吐いて、ヘンリエッタは広間を探し、廊下を歩き始めた。]
[彼をベッドへと向かわせながら、どこかと問う声に]
あぁ、ここか?
アーヴァインって言う人の屋敷だよ。
って言っても、俺も泊り客の一人なんだけどね。
[そういって、頭痛を訴える彼を寝かしつける]
[すぅっと][瞳を閉じて]
[枕に頬を押し付ける。]
[力尽きたように]
[ぐったりとベッドの上で]
[再び眠りに付いたかのように]
[*沈黙。*]
─広間─
[中に入ってぐるり、と見回す。
昨夜の賑やかさとは打って変わって、今は、人影も少ない。
ソファでぐったりとしているコーネリアスと、食事中のウェンディ。
銀と金、対照的な髪色の二人の他は、給仕役を務める使用人の女性がいるだけで]
……や、こんばんは。
なんだか、ここは静かだね。
<広間前>
[歩いても歩いても変わらなく思える廊下に不安を感じながらも、なんとか一人で広間を探し当てられたのは、漂う匂いの所為だ。
空腹を訴える本能に案内されるように、広間の扉を明けた]
─玄関ホール─
[頭からつま先まで濡れ鼠になった黒衣の男が帰ってくる。
両手には大事そうに聖書を抱えている。
ずしりと重いその感触を確かめると、自室まで着替えを取りに行ってから浴場へ向かった。
ずぶ濡れになった聖書だけは大事そうに抱えたまま。]
─玄関ホール→自室→浴場─
[目を閉じ、眠ったように見える彼に安堵の溜息。
そっと起こさぬようにそこを離れて部屋を出る]
……落ち着くには時間がかかりそうだなぁ。
[そう呟いて、再び階下の広間に向かおうと]
─浴場─
[じっとりと濡れた革張りの聖書を大事そうに抱えたまま、そろりと浴場に足を踏み入れる。
誰もいない事を確認しつつ聖書を置き、左手の手袋を脱ごうと──]
-広間-
[扉をあけると目に飛び込んで来たのは少女の背中。
視界を遮る背中の後ろから、ひょいと顔を出して室内を確認する。
昨日の夜にちらりと見かけた、金の髪の少女が食事の席についている。
広間にただよう夕食のにおいに反応して、ヘンリエッタのお腹がぐうとなった。]
[あれきり、階上から声は聞こえては来ない。
やはりあの怪我人だろうか。彼は何者なのだろうか。
見上げる視線は、知らず厳しいものになっていた]
[ ネリーと擦れ違い様に準備が出来た事を告げられれば、再び感謝の言葉を述べて浴場に向かい、脱衣場からでも其の温かさは伝わりほっと息を吐いた。服は兎も角濡れた荷物は如何しようかと迷ったが、仕方が無いので中身だけを出して脱衣所の端に並べておく。とは云っても、最小限の着替え程度と筆記用具や手帳程度しか入っていなかったが。……本を借りていなくて好かったと心底思う。
其れらの作業を終えれば立ち上がって、自分の服を脱ごうとロッカーへと戻り、]
……ああ。ルーサーさん、今晩和。
[牧師の姿を見付け、軽く会釈。]
[黙々と食事を続けている少女の耳を、少し大人びた少女の声が掠めて行く。]
あ…メイさん…?こんばんは。メイさんも…お食事ですか?
[振り返り――笑みを浮かべ…。当たり障りの無い質問と共に投げ掛けられた言葉に僅かに頷き]
そうですわね…。ここは…特別静かなようで…
[曖昧に笑う。そして、その背後から顔を出す年端の変わらない少女にも、同じような笑みを浮かべ――]
こんばんは。あなたもお食事ですの?
[ナフキンを取り外し、会釈をした。
どうやら少女の食事は終ったらしい。]
………へ?
[慌てて振り返る。手袋はそのまま。]
おや、どうなされました。濡れ鼠じゃないですか。
[とは言いつつ、彼もまた濡れ鼠。
しかも、微かに煙臭い臭いがするような。]
―→広間―
[広間へと戻り、使用人の女性に軽い食事を頼んで、また二階の彼にも胃に負担が掛からぬ物を、と。
周りを見渡し、その場に居る人々に会釈をして]
…ふぅ。
[少し大きな溜息と共に席について、程なくして運ばれてきた食事を摂り始める]
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