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……え。
[その場でか、談話室へ戻ってからか。
いずれ、老尼僧の死は娘の耳にも入ることになった。
顰めていた表情は、一瞬にして驚き、それから戸惑いを含むものに変わる]
何、その縁起でもない。
昨日まで普通に……元気だったじゃない。
[他に人がいればそちらの表情を伺ったりもしたが。
どこからも冗談だという声が返らない事が分かれば、それきり口を噤んだ]
待ってくれ、団長。
仮に、仮に、だ。
『人狼』が存在するとして……。
ここは今、閉ざされた地だ。
『人狼』の被害と思しき遺体が、この場に出たと言うことは。
[幻燈歌にも歌われる御伽噺。
『神の使途』と『闇の者』。
その存在を直ぐには信じ切ることは出来ないが、団長の言うことが真実ならば]
───── この、 中に?
[背筋がゾクリと冷えた。
もし疑われてしまえば。
我が子が、娘が殺されてしまうという現実。
表情こそ変わらぬものの、顔色の変化は隠せなかった]
― 談話室 ―
[死の状況については何処まで知る事ができただろう。
いつものように男性に対して毒吐くこともなく、かといって女性と話すでもなく。
見知らぬ人がいるのに気づけば簡単に挨拶くらいは交わしたか、後は殆ど俯いて黙りこくっていた]
……。
[尤も、昨日も見かけた“行商人”が入って来た際には、嫌悪感を隠そうともしなかったが。
それから程なく、団長の話が始まった]
―回想/聖堂→厨房→談話室―
[急ぐ足の途中、行き当たったのは赤い結い髪>>202。
思わず速度を緩めかけたところへ声が掛けられる]
ああ、うん。
[問われて先ず零れたのは、随分と歯切れ悪く]
……シスターが、ね。亡くなったんだ。
[少しの躊躇いを混ぜて紡げば戸惑う声が返った。
それに浮かぶ苦笑も、率先して動けはしても整理がついていない故の困ったような戸惑うような色が混じる]
……自然に亡くなったような、そんな状態じゃなくて。
団長さんたちが対応してくれてるから、後で説明して貰えると思う。
[その凄惨な状態は伝えるに忍びなく。
今ここではそれを避けるようにして]
[話しながら談話室へと足を進めて、辿り着いた扉の前で]
先、行ってて。ちょっと厨房寄って来るよ。
[そう断って談話室より先に厨房へと戻る。
そこに居るのはライヒアルト一人で、お茶の準備も滞りなく進んでいた。
万一怪我などしていたら。そう心配していたのが取り越し苦労で密やかに安堵する]
[ライヒアルトと共に談話室へと向かい>>135。
先に談話室に向かっていたエルザ>>179へと歩む]
待たせてごめんね、エルザ。
[昨夜の食事の最中に問い問われで聞いた名を呼ぶ。
話は室内でとは言ったのだけれど、話せる内容など大してない。
結果、エミーリアに話した内容と変わらずに]
[その後は椅子の一つに腰を落ち着けて、彼らの戻りを待つ。
途中、新たな人が現れた>>140のには驚いたけれど。
其々を追って、名乗ることくらいはできただろうか]
─ 談話室 ─
[ようやく始まった自衛団長の話を、男は黙って聞いていた。
話の合間に口を開く事はなかったが、次第に眉間に皺が寄り]
……中央の教会?
[信仰の中心ともされるその場所。
だが、そこにまつわる後ろ暗い噂は、各地を歩く最中に幾度か耳にした。
直接関わるべきではない、という第六感のようなものがあり、深く踏み込む事は避けていた]
……冗談じゃねぇ。
なんで、そんな危なっかしい所から……。
[無意識もらした声は決して小さくはなかった]
……冗談じゃねぇぞ、殺しあえとか……!
大体、その書状の内容とやらも、どれだけ信用できるんだよ!
そんなバカげた理由で、そんな物騒なことやってられっか!
[苛立ちあらわに言い放ち、席を立つ]
なあ……村の平和とやらを守るのがあんたら自衛団の仕事なんだろ、そうなんだろ?
だったら、夢みてぇな話してねぇで、さっさと犯人探してくれよ、なあ……!
[言い募りながら団長に詰め寄るものの、探すのは当然の事、と冷静に受け流され。
取り付く島なしの様子に、苛立たしげな舌打ちを残した男は談話室を出て、足早に客室へと向かう。
自分がここに受け入れられていたのは、シスターの存在あっての事。それくらいは理解している。
それが失われた上でのこの状況、危機感は募っていた]
……冗談じゃねぇぞ。
[低く呟きつつ、男が向かうのは、自身の客室。**]
─ 談話室 ─
[いつしかきつく握り締めていた両の拳。
開き視線を落とせば、治まりかけていた赤みが再び広がっていた。
左手には内出血でもしているような、小さな赤い痕さえある]
……………
[団長の話を聞いて、他の者の反応はどうだったろう。
焦げ茶の瞳は一人一人を見回した]
[行商人の零した言葉>>212が耳に届けば、視線はそちらへと。
団長に詰め寄る>>213のが見えれば、いつでも押さえつけることが出来るように身構えた]
馬鹿げた理由かどうか。
自分の目で見てくれば良い。
[傷口を見ればその存在を否定しきれなくなることは身を持って知っている。
心象の悪い相手だからこそ、あの無残な姿を見せ付けてやろうと言う心理が働き遺体の安置場所を伝えた。
このことは他の者にも聞こえたことだろう。
マテウスの態度もあってか、行商人は舌打ちを残し談話室を後にする]
………団長。
[どうします?と言う問いは目線のみに。
行商人に悪い噂があることは団長とて知っている。
凶行に走らなければ良いが、との懸念に団長は「様子を見ておけ」と返してきた。
どうやら団長も行商人の言動に気になる部分があるようだった]
─談話室─
[団長たちの後に現れたのは、またこれも見覚えの無い男。
この人が件の行商人かな、と思うも。その態度>>185に他の人々があまり良くない印象を持っているらしいのも納得せざるを得なかった]
[やがてライヒアルトも蒼い小鳥を伴って戻り。
全員が揃うことを確認してから話し始められた内容には、言葉を失うしかなかった]
[中央教会から届いた書状、その内容。
老尼僧の遺体の状態から導き出された推察。
『闇の者』と呼ばれる、『人狼』の存在]
……でも、そんな、
[零れ落ちる音は酷く震えて、酷く微かで。
隣に座る人くらいで無ければ聞き取れないだろう]
[右手は無意識に、左の胸元で握り締めて]
─ 談話室 ─
……ん、大丈夫、だ。
[覗き込んでくる小鳥に笑いかけつつ、ゆっくりと胸から手を離す。
跳ね上がった心拍は、今は落ち着いていた。もっとも、心理の方は……というのが実情だが]
……シスターは、自室にいらっしゃるのです、ね?
[ふる、と首を振った後、先に話題に上がった事を確かめるような問いを投げかける。
安置されている、と言えない辺りにどこか割り切れていない想いが滲んでいた]
─ 談話室 ─
[談話室には既に幾人かの顔があった。
その中に昨日急に聖堂を後にした旅人の姿を見止め、急ぎの用で出ていったんじゃなかったのかしらとは思ったものの声には出さず。
程なく団長達と、見慣れぬ男が談話室に顔を出したから話しかける暇が無かったとも言うが。
>>178どこか横柄な態度を取る男の声は昨夜廊下から聞こえてきたと同じで、これはマテウスが険をみせる訳だわと納得しつつ>>185団長が話し始めるのを待って]
人狼、って。
[>>185>>186切り出された話は荒唐無稽と言って差し支えないものだと思った。
御伽噺だと笑い飛ばしたっておかしくないはず、だけど]
そうなの。
シスターを殺したのは、人狼なのね。
[老尼僧の身体は常軌を逸した場所にあった。
まるで見せしめのように、十字架に刺し貫かれて。
肉体的にも精神的にも、あんな事を人ができるなんて思えない。
それならば、人ならざる者が為したことと思う方が、まだ納得できる]
─談話室─
[殺さなければならない。
それは、頭では理解はできている。
ここで。閉じ込められたこの場で。殺さなければ]
[道が拓いてしまえば、被害は]
[けれど、と否定の意思は荒いだ行商人の声>>213に打ち切られる。
談話室を飛び出すその姿を見送って]
[ゆるり、息を吐く]
……そう、するしか、……無いのかな。
[鉄紺色はそろりと室内を、……人々を辿る。
その最中に認められたのはどれもこれも疑わしさなど感じられない様子ばかりで、実は『人狼』が別にいるのではないかと思う方が信憑性があるような気さえしてくる]
[一度落ちた掌がもう一度胸元へ戻る。
その裏側は起きた時から変わらずにじわりとした熱を持ち続けて]
─ 談話室 ─
[更に団長は言葉を紡ぐ。
なすべき事をなすとは、つまりこの中に人狼が居る前提で話されているのだということ。
雪に閉ざされていた中で起きた事なのだから、当然なのだろうけれど。
視線をめぐらせれば、幼い頃から知っている彼ら、彼女らに、幼馴染が大切に思う存在。
この中に、と思えばぞくり、背筋に悪寒が走った。
>>194弟分の落とした声に、自分の喉も酷く渇いている自覚をしながら視線を向け]
そういうこと、でしょうね。
[そんな事したくないけど、とは口に出さぬまま肯定の声を返した]
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