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……たすけられ、ない?
[こてり。
返された言葉に、少年の翠が瞬く。
夜闇の猫は何かを感じたのか、ぺた、と耳を伏せる]
……いたい?
[一回り小さくなる姿が、苦しそうに見えて。
問いながら、そう、と手を伸ばしてぽふ、と撫でた]
― →岬 ―
[気をつけてと言われれば、ありがとうと礼を。
それから、外へ向かった。
風は少し冷たい。ストールは、しっかりと首元に。
崖の淵まで行くと、いつのまにか手は強く握り締められていた。
苦笑して、片手で握っていたブローチを、そのまま落とす。開いた手は少し血が滲んでいたけれど、気にすることはできなかった]
……僕も連れていけばよかったのに。
[あの時に。呟いて、息を吐いた。
ここから落ちたら無事ではいられないだろう。では人狼は?
考えてもわからない。
灯台の壁に背をつけて、ただ、唇を噛み締めた]
[誰でもと聞かれたので]
アーベルと、ブリジットさんは…殺さない……
[エーファの話題になれば]
意味って、何……?
エーファの方が、生き残るべき、だったよね。
[感情のこもらない言葉をぽつりと]
―ゼルギウスの部屋―
[アーベルが危惧したこと>>120は起きなかった。
オレはアーベルを見ぬままに、ただくつりと口端を持ち上げて笑うだけ]
ん、ああ…。
この先にある、岬。
アイツ、ようやく出来るようになったのか。
近付くことも出来なかったのにな。
……様子見てくるか。
[途中で足が竦んでる可能性も無くはなかったから、オレはゲルダの様子を先に見に行こうと扉に近付いた]
―ライヒアルトの部屋―
――…付きあわせてごめんね、ミーレ。
[シーツに包まれているとはいえライヒアルトの血は香る。
鼻のよい子には辛かったかもしれないと謝罪の言葉を口にした。
エーリッヒが亡くなってからミーレをみていたのはエーファ。
では、エーファが人狼に襲われてからは――。
考えて案じるような眸を向ける]
おなかすいてたりするのかしら。
[子供達にしたように優しく白猫を抱きしめて小さく問い掛けた]
[殺す相手を探すと彼女は言った。
人狼、ではなく。
それはつまり、誰でもいいと思っているらしいと推測できた。
だから、彼女の腕に手を触れて。]
…貴女の手は、汚れちゃいけない。
エーファちゃんは、きっと、綺麗なままで、生きて欲しいと願ってる。
[彼女にそう言いながら、ゼルがライヒアルトと対峙する前に言ったことを思い出す。
彼もきっと、そうだったんだ。
私を、守りたかった。命だけでなく、人の命を奪うことからも。]
[残っているのは…「獣」と]
蒼花と、見極める者、か。
[狩れなかった三つの因子。最も、蒼花は最初から「獣」に譲るつもりだったのだが]
二対一ってわけじゃなさそうだけどなあ。
[だが、人間は最後の瞬間に、何を選ぶか判らない。そして「獣」も]
さあて、何が始まるやら。
[男は、生きていた時と同じように笑みを浮かべる。終わりを告げる始まりを待って]
[胸の裡で衝動の名残が踊る。
緋色の流れる予感に期待しているのが分かる]
たすけたいのに。
こうしてしまったのも、俺なんだ。
[問いかけには俯いたまま小さく頷いて。
見出す者のことを教えなかった。隠し続けた。
最後に出し抜こうと思っていたのに先に死んだ]
でも。逃げられない。
[二つの手で撫でられ、小さいまま顔を上げた]
貴女とエーファちゃん、どちらかが生きるべきだったなんてことはない。
それでも、エーファちゃんは…殺されてしまった、けれど。
貴女が、誰かを殺せば。
エーファちゃんは、悲しむわ。
大好きな貴女が、傷つくのも、傷つけるのも。
貴女は、エーファちゃんが、自分のせいで誰かを殺そうとすることに、耐えられる…?
[どうか…どうか…声にならない言葉を呟いて]
俺の部屋でなんつー話をしてくれるのかね……悲劇になるんだろうか…ねぇ…
……うん、いたい。
[こくり]
[頷きを返す]
[腕に触れる手には瞬きをして]
[必死な仕種に少し困ったように笑って、遠慮がちながらもその頭を撫でた]
……残り、ます。
[エーリッヒが去った後、触れられた腕を抱いて]
[ヴィリーのほうはしっかりと見れずに、小さく答え]
[向こうに見える姉の姿に、表情を曇らせた]
―灯台傍―
[そのまま地面に座り込んで、手を開く。
まさかアーベルによって、自分の花のことがエルゼリートに伝えられているとは思わず、だからこそ考える。
……どうやったら逃がせるだろうか。
蒼い痣が痛みばかり与えるから、右手で、左手の甲に爪を立てて。
痛みで痛みを抑えようとしても、結局のところ意味はない。
ついには考えることを放棄して、手を落とした]
[エーファが、姉の方を気にしているのは男にも判った]
気になるなら、姉さんとこに行きな。もう死んじまってるんだから、自分の好きにしていいんだぜ。
[笑みを浮かべたまま、一言だけ。後は、構おうとはしない]
特別な力も何もないから、見つけることも守ることも……
[ぽつりぽつりと、それはアーベルに間違ってないと言われたこと]
だから、殺さないと、守れないんだよ……
[そこで初めて振り返り]
アーベルも、間違ってないって、言ってたよ。
[じっとブリジットを見つめながら]
アーベルがそう言ってくれたんだよ。
[微かな笑みを浮かべていた]
ん…っぁぁぁあ…
[そして、ゆらりと起き上がる際に苦しげに唸るように起き上がる。ブリジットがフォルカーを説得する言葉には一度目を伏せた
結局はまぁ…俺は大馬鹿だ]
―ゼルギウスの部屋→二階廊下―
うっかり落ちたりはしたくないからな。
気を付けるよ。
[アーベルの忠告>>130は素直に受けて、オレは譲られた道を進んで扉を開けた。
階段へと進路を取ったならフォルカーとブリジットの姿が見えたか。
探されていたとは知らないから、そのまま横を通り過ぎて階段へと向かう]
行っても、……何もできない、から。
[泣きそうに顔を歪めて]
[隠すように俯いて、微かな声で応えた]
[後は声がかからないなら、話すこともない]
[そして、ゆらゆらとしながら...はエーリと黒猫がいったほうとは違うところに向かった。
行き先に特に理由はないが、自然とヴィリーたちがいるところに着くだろうか]
私も、何の力も持ってない。
誰かを殺す勇気も無い。
[持っていたら、ゼルを守れたのか。
目の前にいる彼女の、対たる少女を守れたのか。
解らない。]
でも、私は、守りたい。
貴女のその手を、汚させたくないわ。
[アーベルが間違っていないと言ったなら。
今の彼女にとって、アーベルはきっと、唯一の人だから。
彼女の決意を覆すのは、無理かもしれない。
でも、諦めたくないと手を伸ばし、彼女を抱きしめた。]
思い出して。
貴女を、守りたかった人は、それを、望むの?
よぅ…ヴィリーさんに、エーファ…
[二人はさほど大きな変化はなかったから見分けられた。
ただ黒いヘドロのようなものにまとわりつかせてる意外はこれといった変化はないがどう思うかは知らない]
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