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そう、あれは寒い日のこと……!
学校のシスターに頼まれたお使いを、寒い中、嫌だと思いながらこなしていたときのことです。
寒くて手はかじかむは、まったくシスターは酷いものだと、神様に対しても文句を言っていたんです。
いつも通る店の前で、あの曲を聞くまでは――!
[〜中略〜]
というわけで僕はヘルムートさんについて探偵を雇ったりして調べて、ここに居ると知ったから、学校を休学させてくださいとお願いして来たんです…!
神を恨む言葉も言いましたが、シスターのあのお願いも僕がヘルムートさんの曲に出会えるためのものだったんです…! 恨むなどどうしてできましょうか!
[一歩間違えばストーカーである自覚はない。
話の長さと情熱の間違えた熱さに自衛団員が降参するのが先で、やがてぐったりとした自衛団員が発見されるまで少年はそこですばらしい曲についてを語り続けていたのだった。
もちろん、不審人物としてしっかり召集されることになるのだが、今は少し、*前の話*]
ッ、くしゅん。
[そんな視線も、唐突に襲い来る原因不明のくしゃみにより中断された]
…あー。
とっとと片付けて来るか。
[鼻を擦りつつ、荷物を抱えて廊下に出ていく。
何も声は掛けなかったが、去り際に昔馴染みをもう一度睨んでおくのは忘れなかった]
―集会場・玄関前―
[即席仕立ての店と化したそこには、客の姿は一人だけで]
ああ、これからもよろしく。
[その客も帰っていくのを見送り、一区切りがついたところで、
手伝わされていた自衛団員が、不満そうにしていたのに気づき]
ありがとな、これはお礼だ。
[金貨を一枚指で弾いて渡す、放物線を描いたそれは自衛団員の手元に、
他に玄関の見張りをしていた自衛団員とかは、羨ましがっていたかもしれない。
売り上げの確認をしていると、広間から廊下にでてきたライヒアルトに気づいた]
ライヒ散歩か?
[片手には今日の売り上げの入った袋、もう片方の手をひらひらとライヒアルトに振った]
[ユリアンに手招きされた少年の首が傾いだ]
……レーネ、預かってて、くれる?
[布に包み込んだ鉱石を幼なじみに渡してから、立ち上がり、ソファのほうへと寄っていく]
ユリにい、なぁ、に……?
[恐る恐ると問いかけた]
─広間─
[一応、気づかないフリを試みはしたものの。
それが意味がないのはわかりきっていた。
案の定というか、去り際の昔馴染みからはしっかりと睨まれて]
…………。
[返したのは、どこかへにゃりとしたような、困ったような笑み。
後が怖いだろうなあ、と。
過ぎったのは、そんな考えだったかも知れない]
―集会所・広間―
[皆に酌をして回っていたところで、自警団員がゲルダに戻るように告げるのが聞こえた]
ゲルダさんは疑い晴れたのねー。
帰っちゃうのは寂しいけど、良かったわ。
もし余裕あったら、うちの父さんがムリして腰痛悪化させてないか、見ておいてもらえないかしら?
[帰っていくゲルダに笑顔でそう告げた後、戻ってきたハインリヒを含めて皆にまたワインを注いで回る]
ねー、間違いが分かったら尚更疑っちゃうわよ。
ギュンターのおっちゃんももういい歳だしねー。
[ハインリヒの言葉にはころころと笑って、そんな事を言えばまた誰かに窘められるかもしれない]
─広間・暖炉傍─
[責める言葉一つ無いフォルカーの言葉は、イレーネに小さな溜息をつかせる。優しすぎる、そんな評が頭を掠めた。それがフォルカーらしいとも言えるのだけれど]
興味持てるものがあるのは良いことだと思うよ。
切欠が何であれ、それが今自分の好きなことなんだったらさ。
[布越しに石を撫でる様子に縹色を細める。鉱石が好きだと言うことがとても伝わって、自然、イレーネの表情も和らぐ]
ハインさん良い人だよ。
外の話も良くしてくれるし。
見た目で判断しちゃダメだよ。
[何気に、酷い。ユリアンがフォルカーの名を呼び。そのために鉱石が包まれた布を受けとって]
え、あ、うん。
[落とさないように気をつけて掌に包むと、フォルカーはユリアンへと近付いて行く。大丈夫だろうか、と思ってしまうのは、ユリアンの性格を知るせいか]
[くいくいと手招き、素直にこちらへとやってくるのを見ながら、もう少しもう少しと、手が届く範囲まで招きよせて、むぎゅりっとした]
外から戻ってきて暖炉のそばにいたからやはりとは思ったが、ぬくぬくだな。
[半ば垂れるようにフォルカーでほこほこする]
[玄関の前で再びであった商人には片手を挙げて]
ああ、ちょっと涼みにな。
寒いっつっても、あの熱気は流石に堪える。
…あんた、さっき二階から降りてきたよな?
―広間―
[ゲルダが去った後、何となく口数は少なくなり考え事をする様。
ローザにワインのおかわりを貰い、ほぅと息を吐いた]
イレーネちゃんは外に興味津々なお年頃なのね。
[自分にもそんな時期はあっただろうか。
フォルカーとの会話を聞いてつい、笑みが滲んでしまった]
熱いのは苦手か?
[何の気はなしにそんなこと聞いてから]
ああ、二階の部屋使わせてもらってるぜ。
いくつも部屋はあったから、人数分は十分あるんじゃないか?
正確な数まで数えてないけどな。
[女が戸口に立ったのは、ライヒアルトが部屋を出た後だったか。
ちなみに勿論これだけで済ませる気は無いようで、オトフリートにはイイ笑顔を残してその場を後にする]
―廊下―
…で、若造は一体何をしとるのかね。
[数刻の後、女は何処かを見ながら何かを呟いている自衛団員――ダーヴィッドを背後からじーっと見ていた。
勿論容疑者の1人だとは露程も思わないわけで]
人が多い処は、ちょっとな。
暑いっつーか、熱気がっつーか。
駄目だな、こんなことばかり言ってるから疑われちまうのか。
[口元にちらとよぎるのは苦笑]
二階に部屋があるのか。
どーせ泊まりになるんだろうから、せめて寝る場所くらいは自由がほしいもんだと思ってたが。そりゃあ、良かった。
[大して嬉しくもなさそうな口調で言って、階段を見上げた]
……見かけ。
[その発想はなかった。という反応。
実際、警戒を抱いていたのは「外の人間」という事柄だったから]
レーネは………外のこと、好き、だよね。
[呟きに近い声は、ちょうどエルザ>>338と重なった]
大きくなったら、外、……行きたい?
[怖くない?とまで言葉にはせずとも、不安げな眼はそう物語る]
─広間・暖炉傍─
[ユリアンの行動を見て、ああ…、とややジト目に。アイツらに比べれば可愛いものか、と判断し、意識は自分の名を紡いだエリザベートへと]
そりゃあ、こんなところに居れば外も見たくなるよ。
父さんと母さんが働きに出てた時も聞かせて貰ってたけど。
だいぶ変わったところもあるみたいだし。
何より、父さんと母さんが見てた場所を見てみたい。
[紡ぐ声は決意に満ちていて。語る表情には笑みが乗る]
─広間─
……真面目に、帰りたくなった。
[最後に向けられたイイ笑顔に、ぽつり、呟く。
その様子を眺めていた猫が、「じごーじとく」と言わんばかりになぁう、と鳴いた。
それに、やれやれ、とため息をついて]
……外、か。
[聞こえてくるやり取りに、僅かに目を細めた]
疑われるか…、でもそんなのは性格と好みの問題だしな。
[肩を竦めてから同じように階段を見上げてから]
これで広間に雑魚寝しろとか言われたら、さすがにな。
そもそも女性もいるんだしな。
ああ、いまのうちに、好きな部屋とっとくのもありなんじゃないか?
好みとかあるんならな。
[少しびくつきながらも招き寄せられるままにユリアンに近付いていくと、急に距離が縮まった。暖炉の火とは異なるあたたかさに、抱きしめられたと気付いたのは、一、二秒ばかり間を置いてからのこと]
わ、………
ゅ、…ゆりにい、僕、湯たんぽじゃない……
[腕の中で、微弱ながらもがいてみる。]
………ずっと中にいたユリにいのほうが、あったかく、ない?
─広間・暖炉傍─
[フォルカーの反応には、違うの?と言うよな表情。縹色が瞬いた]
うん、好きだよ。
こんなところに居ないで色んなものを見てみたい。
父さんと母さんが住んでたところを見てみたい。
[エリザベートに返したことに加えて、フォルカーにも返し。不安げな瞳を見返しながら、はきと言う]
行きたいんじゃないよ、行くの。
絶対に。
[それは外へ出したがらない祖父への反発の意味も強かった]
あ、ユリちゃん良いなー。
私もフォルカー撫で回したりもふったりしたいー。
[ユリアンとフォルカーの様子を眺めれば、ワインを飲みながら心底羨ましそうに。
外の話題が聞こえれば、そちらにも興味があるようで、エルザとイレーネにも視線を向けた]
お、イレーネは外に行きたいのか。
外は色々だぞー
[一応親戚連にたらい回しにされていて半生近くは外にいた。というのに表現が曖昧であって]
そりゃわかってるぞ。湯たんぽじゃなくてフォルカーだしな。
それがそうでもないんだ。暖炉遠いし、暖炉寄ってきてくれないし、俺寒がりだし
[フォルカーからすればぬくいであろうけれども、イレーネのジト目も、微弱にもがいているのもなんのその。むぎゅむぎゅほこほこしてる]
―集会場・広間―
[室内の暖かさが体へしみるのをアルコールが後押しする。
空腹を訴えていた胃袋も食べ物を送り込んだせいか黙り込んだ。
ヘルミーネの言葉で自衛団員の間違いは出て行った女性一人だけと知ると肩をすくめ]
なんだ、あと2、3人いりゃぁ…
[耄碌ってことでなんとかなったかもしれないがな…とは口にせずに、ワインを口へ]
―広間―
ここも良い村なのに。
[苦笑混じりの声は、続いた言葉にトーンが落ちる]
…そうだったわね。
それは悪いことじゃないと思うわ。
[父は村の外の人間だった。けれど顔も知らない。声も知らない。
外へ興味を示すと母はよく悲しそうな顔をした。だからいつしかそうした思いは深く深くに眠っていった。
フォルカーの質問が投げられれば、その答えを待つかのように口を閉じて少年少女を見た]
女と一緒に雑魚寝とか勘弁してくれ!野郎と一緒に雑魚寝すんのも相当なモンなのによ。
[おおいやだ、と大げさに肩を竦めて、それからからからと笑った]
好きな部屋も何もないが、後で部屋割で揉めるのも御免だしな。
ありがとよ、一応適当な部屋に目星つけてみるわ。
[言いながら手を階段の手すりに掛け、なんとなしに眼下の廊下と玄関を眺める]
駄目。ローザはイレーネを撫で回しなさい。
[きぱっといった。
だってさすがにイレーネでフォルカーのようにほこほこできないんだから仕方ない]
―広間:ソファ―
……ぇ、えと。 よく、わかん…ない………
[鉱石学者の風貌に関しては、肯定するのは当人に失礼だし、否定する材料もない。結果、曖昧な言葉に逃げることとなった]
………外は…すてき、かもしれない、
でも、僕はこの村、好き…だな。
[行きたい、というのを止めはしない。
ただ、「こんなところ」と言われたことにだけ、少し寂しげになった]
…レーネが絶対って言うなら、ぜったい、だね。
そういうところ、……ギュン爺さまに、似てると、思う。
─広間─
……なんというか。
元気がいいですねぇ。
[フォルカーの問いにはっきりと答えるイレーネの様子に小さく呟く。
かく言う自身は、十六の歳から約五年、村を離れて外で暮らしてはいたが。
そこでの事を、他者に語ることはほとんどしていなかった。
実際のところ、大半を夜の天蓋の下と本の間だけで過ごしていたとも言えるので。
話すほどの事もないのだが]
……さて。
俺も、休む場所は確保すべきですかね。
ユエ、おいで。
[それから、とっくに食事を終えた猫に声をかけて、ゆっくりと立ち上がる]
―広間―
[イレーネの答えには静かに微笑んだだけ]
ユリアンも、ローザちゃんも。
フォルカー君を抱き壊したり、しないでね?
[ローザのもふる発言に釘を刺してみた。いつもと変わらない声の様子を作れただろうか。
視線は部屋の中を彷徨い、外から来た見覚えの少ない人物、ワインを傾ける鉱物学者の所で少し止まった]
外、か。
[聞こえる会話に、どこか苦い表情をして自分の無精髭へ触れた]
いや、憧れを持つのは大事だがな。
[ふ、と視線を下に向けたが、フォルカーをもふっとしたいというローザの声に思わず笑った]
何だ、あいつ俺が頭なでたときには困りますとか言ってたくせしやがって、
他のやつだとそんな素振りもないでやんの。
[そしてまさにほっこりされ中のフォルカーを見て笑いながら口にした。
もちろん村の外の人間だからとか、見た目だとか。自分が簡単には懐かれないだろうとは自覚の上だ]
………も、ふ――……………?
[ローザの言に、意味が解せないとばかりまなこが丸くなった。きょときょとと目を瞬かせて、疑問符を浮かべる。
きっぱりとしたユリアンの否定には困り顔になる]
…暖炉遠くないよ、歩いて数歩だよ………
暖炉が歩いて来たら、こわい、よ……?
[もがき続ける体力もない少年は、あっさり抵抗を諦めた]
ユリにい、よく家の外にいる気がするのに……寒いの、だめなの?
まぁ、そんなことになったら問題が大有りだな。
愛しの人がいれば、お近づきになるチャンスかもしれないけどな。
[けらけらと笑いながら、冗談交じりの口調]
ああ、こういうのは早いもの勝ちだ。
ドアmp前歩かれるのやだから奥がいいとか、人によってあるからな。
階段に近いところはユリアンが欲しがるんじゃないか?移動距離短いしな。
まぁ、あいつだと広間で寝てそうだが。
[笑いながらそう告げてから、階段に向かうライヒアルトに手を振って、
自分は再び売り上げの確認作業に戻った。]
─広間・暖炉傍─
色々って何さ。
[曖昧なユリアンの言葉には再びのジト目。外に居た経験があるのに、最初訊ねた時もそんな曖昧な言葉を向けられた記憶がある。それ以降、訊ねることはしなくなった]
──箱庭みたいでボクは、キライ。
[エリザベートの苦笑には、眉根を寄せて返す]
外にはここには無いものが沢山ある。
ボクはそれが見てみたい。
この村から、早く出たい。
―集会場・廊下―
大丈夫だー大丈夫だー。
元気があれば何でもでき……………ん?
ああ、ヘルムートさんか。こんばんは。
[かけられた声に振り返るとそこには知った顔ひとつ。
何やら呪詛を唱えていたからか、赤い思い出は消えていき、ヘルムートに顔をみせた時には、だいぶまともな顔色を取り戻していた。]
いやその、必勝祈願、を!
[力強く言ったが何に必勝するんだか。
ぼそっと見張りの団員の一人が「…死体思い出して青い顔してたんだよ」と呟いた。ダーヴィッドが血が苦手な事は、知っている人は知っている話だ。]
いやまて、そんな事は…いやまぁ大いにあるわけだが。
ここでばらさなくてもいーだろー?
[ばらした団員に詰め寄ったが、寄られたほうはどこ吹く風。]
大丈夫。壊したりはしないさー。
[エルザに自信たっぷりにいうが、むしろ不安を煽りそうかもしれない。けれど気にせずほこほこして]
おっちゃん。見た目のわりに子供好きなんだな。
まあ俺は昔からやりなれてるからな
[慣れるなっていう話です]
[笑いながらワインを口に運んだところでこちらへ向けられた視線に気がついた]
―ん?
レディに見つめられると照れるってもんだ。
何か、ついてるかい?
[首を傾げて自分の頬をごし、とした]
─広間・暖炉傍─
……あ、そ。
[良く分からないと言うフォルカーの言葉には、そう返すより無かった。不思議そうな表情はしていたかも知れない]
うん、絶対。
フォルは出る気無いの?
外にもきっと、色んな鉱石あるよ。
ハインさんだってそう言うお仕事してるんだし。
[村を好きだと言う言葉には軽く眉根が寄ったが、疑問を返す頃には消えていて。最後の言葉には思い切り嫌そうな顔をした]
………ジジイと似てるとか、ヤだ。
[オトフリートがいくのを軽く手を振って見送り]
その数歩が俺にとっては星ほども遠いわけさ
…そうだな。今度滑車とかを工夫して自ら移動させる暖炉でも作ってみるか。
[怖いというフォルカーを余所に怠惰な決意を固めた]
うん。駄目。
でなきゃならないから出るけど出ずにすむならそれで済ませたいとこだ。
今度雪だるまみたいに着込んだ俺を見せてやろう
[呼ばれた猫は、イレーネに礼を言うようになぁ、と一鳴き。
それから、ととと、とこちらに駆けてくる。
相変わらず物言いたげな様子にほんの僅か、苦笑しながら広間を出る。
……廊下で、何やら取り込み中のように見えるのは、色々な意味でスルーする事にして、すたすたと階段の方へ。
こういう時だけは、早い]
─ →玄関付近─
……と。
相変わらずというか、精が出ますねぇ。
[階段へと向かう道すがら、エーリッヒの様子に気づいたなら、感心したような呆れたような口調でこんな事を呟いたり]
色々は色々。外に出るんだろ?
ならそのときまでのお楽しみ。ま、水と人間に注意してればどうにかなるって
[イレーネのジト目にもめげません。
やはりか曖昧な助言をするのであった]
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