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[果実と見つめ合うよな様子に、言葉を素で受け止めるのかと改めて思いつつ。
投げられた問いには、表情を僅かに引き締めるか]
一番楽なのは、管制室から停止をかける事だが、今はそこにはいけない。
もし出くわして……友好的に済まなければ、各個撃破かな。
全員それができる訳じゃなさそうなのが、唯一の問題なわけですが。
[目を細め、くすくす笑って。]
あー、これ付け上がらせちゃ駄目よ?
可愛い女の子見るとすぐ付いてっちゃいそうになるようなだらしないヤツだし?
貴方も気をつけてね?
[ブリジットの言葉に機嫌を直しかけたクラウドが再び抗議の声。]
「ここに来てから自重してるじゃんかよっ。つーかアンタも人の事言えねーだろうが……けっ」
[その言葉はブリジットには理解出来ないのだろうけど。それでも、女は「黙れ」の意思を込めて一瞬だけクラウドを睨んだ。]
[口ごもるのを不思議そうに思いながら。]
……その瞬間じゃないと、って事かな?
でも、それが出来るだけでも大したものだと思うわよ。
私なんて、なんか起きたかなぁー……くらいしかわからないもの。
うん、いてくれるとありがたいのだけど……どうかしらね?
まだ残ってましたか。
北部エリアの方へ様子を見にいってみたので。
[軽く肩をはらい]
誰かがシステムに干渉している感じがしましたね。
[屋敷に入る者達の後ろに続こうとして、猫の泣き声に気付くと、振り返る]
あれ、泥だらけだねえ。
[白い羽根猫に近付きしゃがみ込む]
そっか。
[人間のおじさんは、少しだけ疲れてるように見える。
人間は、あまりイレーネみたいに無理出来ないって聞いた事あるし。
…大丈夫なのかな? 少しだけ、不安。]
おねーさん、お帰りなさい。…エーリッヒも。泥だらけ。
[たくさん、探してくれたっぽい?大変だっただろうな。
ユリアンの近くに居る白猫に、視線を向けて]
ん。
さんきゅー。
体力だけはありあまってるから大丈夫さ。
[イレーネやハインリヒには笑いかけ、やってきたユーディットにも手をあげて挨拶。
ダーヴィットに助けは大丈夫、と目配せしつつ屋敷へ→]
< しゃがんできた、ユリアン。猫はにゃあ。となきました。
森の方、みてきたよ。
そんなこと、言おうとしてるんですけど、言えはしません。
とりあえず、ちょっとはなれて、ふるふると泥を払いました。落ちません、しめってるから。
それから、イレーネにうなずくように、にゃあーとなきました。どろだらけです。 >
[手を差し伸べないのは、先刻まで居た山頂で一晩溜め込んだ雷撃の精霊力が、この小さな生き物にどう働くか案じたせい]
遊んで来たのかな?それとも探索に協力してくれてた?
[手を出さない変わりに笑みを浮かべる]
< あそんで、という言葉には、猫はおこったような声をあげました。
探索、ということばに、おおきくうなずきました。
でも、結果はかんばしくないので、すぐにしゅーんとしました。>
…そうなの?
[きょとんと蝙蝠を見た。ただし警戒心は皆無。
それでも彼はバタバタと何かをエルザに抗議していて。
言葉の内容は分からないので、こてんと首を傾げるだけ]
うん、お役に立てればいいんだけれど。
エルザさんもあまり得意じゃないの?
じゃあ得意な人いませんかって探す方が早いかな。
[それが危険も伴うというのは、彼女の思考の内になく。
階下から響く音や声に気が付けば]
…ん、丁度帰ってきた人達もいるみたい。
みんな色々な所探したりしてたのかな。
行ってみる?
晩御飯でしたら、お鍋を用意しておきました。
暖めればすぐ食べられると思います。
野菜のみとお肉入りと2種類用意したのでお好きな方を。
[庭先の人達に頭を下げてから屋敷へと]
[肯定みたいな声が返って来たから、多分探してくれたのかな。
すっごくドロドロ。何処だろう。……森の方?
探すの、手伝ってもらったら、悪かったかなぁ…。
少し可哀想になって、白猫に近付いてみる。しゃがんで、手を伸ばして]
おつかれさま。ありがとう。
ドロドロ、落とした方がいいねぇ。
[ふるふる身体を振る羽根猫の様子に、笑みを深める。そして探索、に反応したのにはちゃんと気付いて]
そうか、頑張ってくれたんだね。
[しゅんとした様子に、結果も判ったか、けれどそれには何も言わず]
まず泥を落としたら?あっちに温泉があるよ、知ってる?
< 猫はイレーネにうなずき、なきました。
でも、大丈夫、というように、しっぽをしっかり立てます。
それから、ユリアンの言葉にもないて、猫はたっとかけだしました。
温泉にむかって。 >
がっかりしなくても、いいよ。
そこに入り口が無いって判ったら、それも情報。
[さっき人間のおじさんにも同じこと言ったなぁ。とか
ぼんやり考えながら、エーリッヒにも言っておく。
ユリアンの言葉に、炎竜のおにーさんが行こうとしてたのを思い出した。
あそこなら、風邪ひかずに泥落せるかな?
温泉に向かって駆け出した猫の背中を、しゃがんだまま眺めて。]
おやま。
[林檎を追って果樹園へと戻る背を見送りつつ。
ふと、人の気配が増えた事に気づいて]
……出かけてた連中、戻ってきたか。
[向こうにも話しておかないとな、と思いつつ、窓辺を離れ、広間へと]
……それ。
あまり大丈夫じゃない気がする。
[ユリアンの呟きに、猫の背中を眺めたまま、ぽつり。
昔溺れた自分よりも、小さいよね、エーリッヒ。]
[屋敷に入った後だったために猫の存在には気付けなかったか。ソファーに身を沈めた状態で天井を仰ぎ、大きく息を吐いた。表にはあまり出していないが、やはり疲れはあるようで]
『…あそこの精霊全部と交信するのは無謀だったかね…』
[零れた言葉は極々小さなもので。制限のかかっている今、そのようなことをしたら消耗が激しくなるのは道理。よくぞまぁ歩いて帰って来れたもんだと自分でも思う]
[しばらくして料理が運ばれたり、他の者が集まったりしたら、料理を口に運びながら様々情報交換なり歓談なりする*だろう*]
< 猫はぱたぱたと走っていきます。温泉。露天風呂。
さすがに きれいにしないと、だめだと思うからです。
走ってはしって、あらら、ストップしようとしたのが遅かったみたい。
石につんのめって、ボチャーンッ! >
えっと、温泉。
[…場所、詳しく無いけど。…どこだっけ。
見失った白猫の姿を探して、うろうろ見渡しているうちに]
…。
[水音が。勢いよく、しぶきが上がるような水音が。
流水だから、大丈夫だと思いたいけど。急いで、そっちの方へ移動。]
[赤の果実の向こうに、裸足が見えて。
私の視線は足、ジーンズ、シャツを辿り、青の青年の顔を見つめた]
…あの、これは…
[赤い果実に、指先を伸ばして]
そなたの…なりや?
[拾い上げて手にした衣で土を払い、青年へと差し出す]
お風呂なんかあるんですね、ここ。
後で使わせてもらおうかな?
いくら流水でも何の準備もなしにお湯に落ちて大丈夫なんでしょうか。
上がれないと溺れないにしてもゆだってしまうこともありえそうです・・・。
[何か音が聞こえた気がして、つと猫が走っていったほうに目をやり。]
「ない」のか「ある」のかも良くわからんかった、んだよなぁ。
あんま有益じゃないかもしれん。
ま、また探るさー。力の使い方にも慣れてきたし。
[イレーネにからからと笑いながら、屋敷に入って椅子にどかりと腰を下ろし。
ソファに沈み込んだハインリヒを心配げに見て。]
< まさか心配されているなんて露知らず。
猫は猫の姿のまま、風呂のふちに、にげました。
ならしてから入らないと、あついです。
まだよごれている部分も、きれいになった部分もあって、なんだかへんなまだら模様。
あらあら、青い布はぷかぷか、温泉に浮いちゃっているじゃないですか。 >
ん。 ……、
[問いには、][緩やかに首を傾げて]
好かれた、らしい。から。
そうかも知れない。
[時竜の言葉を額面通り受け取っている]
でも。
要るなら、好い。
[自分には必要ないのだというように。]
[其処まで言って][聞こえてきた水音]
?
[視線を動かした]
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