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―書庫―
長く居ると冷えますから、早めに御戻りくださいね。
[養女に言いながら、自分も一冊を手に取り、ぱらぱらと頁を捲る。
一人の作者による短篇集のようだった]
―館内―
嗚呼、書庫が在る事はヴォルフェ様から教わりました。
未だ行ってませんが沢山の御本が揃ってると幾つかの本も紹介して頂きました。
[家では見る機会の無い妖精や魔法使いの本。
人狼の本も]
ゆっくりと読めるような時でも無いかもしれませんが拝見してみたいです。
[警戒、されているのだろうか。
自分を見るシャーロットの表情がわずかに硬化する]
お探しの本がおありでしたらお手伝いしますよ?
[小首をかしげて微笑む。
警戒が解けるとは思えないが好意を示しておいたほうがいいと判断する。]
[風除けを作っても思わぬことで被害を受けるときがあるのは知っていて。
だから返事を待つようにして、一緒に窓の外を見て。
袖を掴むのに気がついて、ラッセルを覗き込むようにして]
それじゃ、一緒に行くか?
あ、邪魔はしないから安心してな?
[できるだけ明るい声でそう言って]
[セシリアからの申し出には首を横に振る。
あまり警戒の色を向こうに示しすぎるのも失礼だとはおもったから、
笑顔を向けてやんわりと断るといった感じに。]
…(ふるふる
[具体的にこの名前の本という感じで探していたわけでもないし。
そもそも自分が探したい本をセシリアに伝えられるともおもえなかったから。
だから申し出には断る。もっとも相手がどうとらえたかはわからないが。]
―広間―
[指遊びにも退屈して、広間を見回すと、片隅で瞑想しているマンジローの姿を発見する。
ちょっと近づいて、気付いてくれたら笑う。]
ねぇ、シラヌイさん。
僕ね、あの女の子を見つけたけど、多分ここを出たら、僕も要らないって言われると思うんだ。
だから、どこか遠くに逃げるんだけどね。
シラヌイさんのおうち、どっちの方?
[行ってみたい、と笑いかける。]
─館内─
では、参りましょう。
蔵書に関しては……素晴らしい、というべきなのでしょうね。
あの書庫を目当てにここを訪れる、という者も、少なくはないと聞いていましたから。
[書庫の方へと歩き出しつつ、以前聞いた事を話す]
読書にふける余裕はないかも知れませんけれど、気を紛らわす程度ならば問題ありませんわ。
……読み込みすぎて、周囲がおろそかになってしまうといけませんけれど。
[冗談めかした口調で言いつつ、たどり着いた書庫。
扉の向こうからは、複数の人の気配]
あら、なにやら賑やかな様子。
―書庫―
[シャーロットが首を横に振る。断られてしまった]
そうですか〜、わかりました〜。
[笑顔には笑顔で返して。
目的の本がどこにあるのか把握しているのかもしれない。
それともそもそも特定の本を探していないのか。
彼女が断った理由はわからないが警戒が溶けたということはないだろう。]
[手に持った本をパラパラとめくって見る。
バリエーションは豊富だが大体の流れはどの話でも似たようなものらしい。
人狼が現れ、被害が発生し、人狼は退治される。どれも結末は同じ。
人狼が生き残るということは、村が滅んだということ――話を伝えるものが居ないから伝わらない。
そういうことなのだろうか]
―広間―
ここがこうなってなかったら、僕がヘンリエッタという子に見つかってなかったら大丈夫だったんだけどね。
知られちゃったし。
困っちゃうよね。
[それから、ちょっと首を傾げる。]
ヘンリエッタっていう子ね。
捕まってたんだ。捕まえられてた、のかなぁ。
逃げられるはず、なかったのに、逃げたの。
僕は見てたんだよ。ぜんぶ。
殺したがってたのに殺せないとかも言ってたし、いったいなんでなんだろう?
隠しとく、とかも。
――僕にはわかんないことだらけだけど、でも、ヘンリエッタっていう子もわかんないこといっぱいだね。
[そんな事を話したら、ようやくおなかもすいてきたようで、お茶と一緒に出されていたお菓子に手をのばす。
たべたことのない味で、はしゃいだ声を*上げた*]
[トビーの問い掛けにはパチリと目を開け、振り向く]
要らなくなる?
[用済みということか。ますますもって胡散臭い奴等のようだ]
ふむ。我の国か…
ここから何年も何年も東に歩き、海を越えた先にある島でござるよ。
童っぱの足では、たどり着くのはちと難しいでござろうな。
[セシリアが近くにいなくなると自然とほっと緊張を解いたため息を漏らす。
彼女は何をしだすかわからない、そんな怖さがあった。
問題を越さなければいいけどと思いながら、目的にそった本を見つけるとそれを手にした。]
……
[振り返るとユージーンとセシリアは本を探している。ハーヴェイはどうだったか。]
─広間─
…うん、一緒が、良い。
[迷惑ではないかと心配していたため、返って来たギルバートの言葉を聞くと少し嬉しげな、安堵する表情を見せた。
抱えていた膝を伸ばして床に足を下ろす。
ギルバートの袖を掴んだまま、急くようにして外へと向かった]
そう珍しい存在ではありませんからね。
[頁を捲りながら少女に答える。
視界に養女が口を動かすのが映れば、微かに笑んだ]
過去の御客人の中に、見たと言う方もいたそうです。
[次の頁を捲り、手を止める。
人狼を題した短い話が記されていた]
─ →庭・菜園─
[菜園へ近付くと、風除けとして設置した板の上から中を覗き込む。
いくつかの苗が倒れてしまっていたが、浸水の被害も然程無く。
成長に問題無い程度であることが確認出来た]
……良かった……何とかなりそう……。
[安堵の息を漏らして、早速風除けの板を取り外して行く。
それらを横に置くと、今度は倒れた苗の立て直しをして。
ぬかるむ土の中でラッセルは一生懸命菜園の整備を始めた]
うーん、全部読むのは骨が折れそうですね?
[違う本を手にとって中を確認。
細かな差異はあるものの、やはり似たような話が載っている。
その中で、ひとつだけ異色ともいえる話を見つけた]
[霊視――死者の魂を見る力を持つ男の下に美しい女が嫁入りする。
女は人狼だったが男はそれに気づかず、やがて2人の間に男児が生まれる。
男児に父親と同じ力があると知った女は男児を殺そうとする。
男児は逃げ延び青年となって故郷へ戻り、女を殺して父を救う。
死の間際、女は青年に呪いを掛けた。
「狼に近づけば、おまえは魂を病むだろう」
青年は答える。
「ならばそのたび、私は狼殺しましょう」]
―書庫―
わざわざ訪れる方が在られる程素晴らしいものなのですか。
それも教えて置いて下されば良かったのに。
[母の話に其処は無かったと苦笑う]
嗚呼、それなら一冊か二冊お借りしてみたいです。
知識も得ておきたいですし。
熱中し過ぎない様に注意をしてですね。
[冗談めかした口調に笑い扉の前まで辿り着く]
お邪魔しても宜しいものでしょうか。
[中の会話までは聞き取れない。
小首を傾げてキャロルを見上げた]
[呪いは青年の子供、孫、ひ孫……子孫へと続いていく。
彼らは狼から人を守る英雄になった。
遠い西の地に伝わる、古い古い話]
貴種流離譚、でいいんですかね、これも。
[人狼そのものではなく、それを退治した者に焦点を当てた伝承。
妙に印象が残った]
話には良く聞きますけど、実際に見たことはないので実感が。
[ユージーンに短く答えて、再び書架を見上げる]
―広間―
[安堵の表情を浮かべるラッセルにこちらも笑いかける。
何より、少しでも元気を取り戻してくれたことが嬉しかった]
それじゃ、行こうか。
[立ち上がるラッセルに引かれるように立ち上がって。
急ぎ先を行くその後をついて行く]
─書庫─
ええ、かなりのものですわ。
……行ってのお楽しみに、という事だったのではないかしら?
[苦笑する様子に、笑いながら返して]
問題ないのではないかしら。
そう、深刻な様子でもないようですし。
[見上げながら問われたなら、軽く、返す。
複数の者がいるという事は、よほどの事がない限り、危険はない、と。
そんな判断は、表情には出さず]
お邪魔いたしますわ。
[常と変わらぬ口調で扉を押し明け、中へと踏み込んだ]
[扉の開く音と、女性の声。
書架の影からひょいと顔を出して声をかける]
お2人もいらしたんですかー?なんだか大賑わいですね。
―→庭・菜園―
[足早に菜園の様子を見て回るのを、近くで見守る。周りの様子に気をつけながら]
どうだ?大丈夫そうか?
[畑の事はよくわからない。思ったより被害は少ないと言うラッセルに安心したように頷いて]
よかったな。
何か、俺に出来ることがあったら言ってくれよな。
[そう声をかけて作業を見守る。下手に手を出してだめにするわけにも行かないから。
もちろん、必要があれば手を貸すだろう]
―広間―
[あっけらかんと話を続けるトビーをポカンと見つめ続ける。
―捕まえられてたんだよ
―殺したがってた
―隠しとく
頭の中に、次々とまとまりのない言葉が入り込んで来るような感じだ。彼女はどこかに捕らえられていて、そこから逃げ出してここまで来た…?
だが、殺せないから隠しとく、とはどういう意味だろう?
彼女には何か秘密があるとでもいうのだろうか]
童っぱ、お主はどうやら随分な面倒事に巻き込まれておるようでござるな。
[トビーに対してはようやくそれだけを返す。多少は声がうわずっていたかも知れない。
彼が本当のことを言ってるかどうかは確かめる術はないが、もしそうならば確かに、トビー自身やもしかすると関わった我々すらも危ないかも知れないのだ]
―書庫―
そうだったのかも知れません。
聞いていたら直ぐにもお邪魔したくなっていた気がしますし。
[キャロルの笑みに笑いから苦味が抜ける]
お邪魔させて頂きます。
はい。教わった本も気になりましたもので。
[続いて扉を潜り書架の影から覗いたセシリアに微笑んだ]
―書庫―
[『以前、僕は人狼を見た。』
話は告白めいた一文で始まっていた。
墓守が片目を細めたところで、書庫の扉が開く。
頁に指を挟み、本を閉じて、見えた二人に一礼する]
本を御探しですか。
─書庫─
[声に応じて顔を出したセシリアの言葉に、周囲を見回す。
改めて言われると、確かに賑わっている、と思えた]
エッタ様に館内をご案内しておこう、と思って。
この場所の事は、知っていて損はないと思うから。
……調べ物のお邪魔なようなら、早めに退散してよ?
―書庫―
[ユージーンの案内で書庫に入る。
何度か訪れた場所であり、粗方見ていたものでもあったが、もう一度読み直す。新しい本もいくつかあった。
見たことのない本の一つを手に取り読みはじめる。
読みながら途中、シャーロットの姿が見えれば、おやと思うものの、休めなかったのかなと思い軽く手を降る。
ついでちらとセシリアの方を見て、何かを熱心に読み耽るのが気になりちらと覗き込んだ。
中の記述は見た事がある。霊視。死んだものの魂を色分けるともいわれる力。
ふと、彼女の母の力はこれだったろうかと、過去の記憶を辿る。氏はなんと言っていたか。
ずいぶん昔の事で、思い出すに苦労していた所で、人狼の話題になると、ぽつりと。]
生きた人狼を見た事なら…あるかな。
[そう小さく呟いて、自身も本を開き中を見た。]
[聞こえてくる会話によると人狼に関するものを探しているらしい。
事件の直後、アーヴァインは人狼に殺されたんだってそんな話だった。
だからこそ調べてるのだろうとは思う。ユージーンがセシリアに過去に見たものと言う。
きゅっと自分の身を抱いて震えそうになるのを抑える。]
……
[扉を開かれる音ともに声がかけられた。
そちらに視線をやるとキャロルとその傍にはヘンリエッタの姿。
手に本を持ったまま二人にぺこりと頭を下げる。]
─書庫─
ふふ、お母様なりの気遣いだった、という所ですかしら。
[苦味の抜けた笑みに、こんな言葉を返し]
私は、今は案内役、ね。
一応、調べたい事がないわけでもないけれど。
[墓守の言葉には、軽く、肩を竦めてこう返す]
―書庫―
本当に素晴らしい量ですのね…。
[書庫と云う場所柄から抑えたものではあったが周囲を見回し感嘆の声を上げる。
ジーンにも気が付くと礼を返した]
気紛らしになりそうな物語と…知識を得られそうな本が在ればお借りしたいと思います。
私もお邪魔はしない様に致しますわ。
―書庫―
おや…踊り子の君とエッタ嬢も。
[ひらと小さく手を振り顔を上げた。
キャロルが邪魔かと尋ねてきたので。]
俺は別に大丈夫だよ。
音が気になって本を読むのに集中できないほど、繊細ではないからな。
[そう言いながらも、視線は文字を追ったりと忙しない。]
[ヘンリエッタの「教わった本」に、そう言えば本を何冊か薦めたことを思い出す。]
あの本ならたぶんー……。
[手に持った本を脇に置いて、二つ隣の棚を見る。
伝承の本なら恐らくこのあたりにあるだろう。
背表紙をなでる手が止まり、本を取り出す]
あ、この本ですね、なつかし……。
[過去を思う気持ち……懐かしい。懐かしいとはなんだったか。
何度もその思いを抱いたことはあったはずだ。
なのに思い出すことが出来ない。]
─庭・菜園─
うんっ……ぁ。
え、と……風除けの板、そこに運んで貰っても、良い?
[嬉しそうにギルバートに返して、直ぐに何かに気付いたように声を漏らす。
板を片付けもせずに菜園の整備を始めてしまったことを思い出し、少し遠慮がちにギルバートに頼んだ。
一刻も早く倒れた苗を直したいと言う気持ちの方が勝っていたために]
食べれるのもあるよ。
植物って、思ってるよりも、強いよね。
[苗の立て直しが終わると今度は採れるだけ作物を収穫して。
好きなことをしているせいなのか、傍に信じられる者が居るためか。
いつもより明るく、饒舌に言葉を紡ぐ]
─書庫─
[こちらに向けて頭を下げるシャーロットには、礼を返し]
そう言っていただけると、こちらも安心できるわね。
[こちらに手を振るハーヴェイの言葉に、軽く、笑う。
それでも、文字を追う様子の真摯さに繊細云々への軽口は抑えておいた]
[二人からのそれぞれの挨拶を返されると、本を手にしたままハーヴェイの傍によっていき本を覗き込んだ。
そこにかかれているのは人狼に関する記述だっただろうか。]
……
[ハーヴェイを見上げてから邪魔にならない程度に擦り寄った。
それで不安とか全部ぬぐえるといいなってそう思いながら]
―広間―
[普段ならば子供の戯れ言と聞き流していたかも知れない。しかし、今の異常な状況下では不思議と疑う気持ちは起きなかった。あまりに淡々とした口振りもかえって信憑性を高める結果になった。]
よくは分からぬが、童っぱの言うことがただならぬことはおぼろげながら伝わったでござる。
我の国に行きたいというのであれば、連れて行くことにいたそう。
我もそろそろ、郷里がどうなっているか見たくなっておるしな。
それに一人旅より二人旅の方が安全でござるよ。
[おいしそうにお菓子を頬張るトビーにはにっこりと笑いかけ、一方でトビーの監視対象の少女―ヘンリエッタについてはどうすべきか、思案していた]
[キャロルにはかなりの量が集まったから手はすいていると答えて、手に取った本をめくってみる。
思いを伝えられない妖精の話……。
たしかやまびこの妖精で、自分から言葉を発することが出来ない。
相手に愛していると言ってもらわなければ思いを伝えることすらできない……。]
覚えてる…ちゃんと……懐かしい…懐かしい……?
[ああそうか、私はそれを忘れてしまったのか。
感慨もなにもなく、納得する。
邪魔となって捨てたものなど、最初からいらない。
本を閉じて微笑みと共にヘンリエッタへ差し出した]
―書庫―
[シャーロットやハーヴェイにも頭を下げる]
其方に在るのですね。
[別の棚へ向かうセシリアに近づいてゆく]
ヴォルフェ様には思い出の御本ですか。
[懐かしいと言う言葉に思った事を口にした]
―書庫―
[他の者と話す間、養女が震えを抑えようとする様は、墓守の意識の外にあった]
ならば、何時でもお好きな時に。
鍵はつけておりませんので。
[肩を竦める踊り子に、頷いてそう続ける]
邪魔など。
ごゆっくり御選びください。
[令嬢にはそう言葉を向けた]
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