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ハインリヒさんがですか?
[一瞬セロリが脳裏を掠めたが振り払って]
……お皿、割らないでくださいね?
[かなり不安をこめてそういった]
[近づいてくる音。声の調子までは分からない。
ただ、あくまで何時も通りのユリアンに、僅か後退ったのは誰かに気付かれただろうか。]
・・・・・ありがと。
[顔も見ずに受け取る。引っ手繰るようにも見えたかも知れない。
ほんの少しの距離感を気にする余裕はなかったようだ。]
[ひらりと手をあげて、未亡人に笑いかけ]
言わないでいいわ。
傷のなめあいはごめんだものー。
[人の前となれば、また朗らかな声を作り上げて]
そう、ですね。慣れる…。
体質にも、よるんですけどね。
[そう、クレメンスには曖昧に笑んで。]
[言葉がどこかぎこちない理由は、自分でもよく分からなかった。]
あ、行ってらっしゃい。
[会話の主が立ち去るのを、そう言って見送る。]
[ほんの一瞬、頭痛がしたような、気がした。]
[男は、じっとユリアンの動きを見ていた]
隠し事をしてるのは、お前さんも、か?ユリアン。
[その声は、少し乾いて聞こえたかもしれない]
[遠ざかっていた音が近付いてくる]
あ……
[いつから外に出ていたのだろうか。
冷え切った体、それなのに熱い。
気を失いこそしないものの、意識は半ば混濁していて。
ぼんやりと近付いてくる影を見ていた]
[入ってきたシスターに会釈をしながら]
ああ、そうだな。ま、こんな状況だから無茶してどっかにはいきゃしないだろ
[と安心させるようにブリジットに言って]
そういやミハエルの姿も見えないが、どうしたんだか
[嘆息するようにいって、食べ終えて皿を片付けにキッチンへ]
[リューディアの手の動きに、距離が足りなかったと理解する。
失敗した。
距離感は掴みづらいから、気づけたのはそこだけで]
どういたしまして。
[背後からの声。
戒めるようにも、聞こえた]
……他人の前で弱みを見せないのは当然かと。
[蛇口を捻った]
[誰かが入ってくる]
[振り返る]
おや、マテウスさん。
洗うのでしたら置いておいて下さい。
洗いますよ?
[今のところ、壊れてはいないようだ]
[陶芸家の朗らかなその声に安堵する]
今頃、みんなお食事中なのかしら。
・・・また何かよくないことが起こりそうな予感がするわ。
ううん、気のせいよね。
[首を左右に振って考えを打ち消し]
……て、いうか。
君はいつから、外にいたの……。
[零れる苦笑。
肩の相棒を見やり、一つ、頷く。
カラスは心得た、と言わんばかりにふわりと飛んで、集会場の方へ]
……立てそう?
[片付けにキッチンへ赴けば、そこには先客のクレメンツがいて
その提案に少し怪訝そうになりながらも、まだ何も被害は出ていないようで]
…わかった。じゃあお願いしようかな
[といって、皿を渡すのは賭けであった]
他人ね、まあ、違いねえか。
[ユリアンの答えに、男は苦笑する。誰がと言って、この中で、彼等と一番遠いのは自分、そしてマテウスくらいか。だが、恐らく、だからこそ見えることも在る筈だった]
けどな、隠し続ければ弱みが無くなるってわけでもねえと思うぞ。
ええ、わかりました。
[皿を受け取る]
[泡の付いた手で]
[…]
[つるっとすべってしまったが、距離は開いていなかったので、音をたてて重なるに留まった。]
ああ、頼む
[といって渡した直後から皿を滑らせるクレメンス
やはり賭けであったと思いながら]
……
[思わず無言になった
空気がぎこちない]
意外にね。
みんなしっかりしているみたいで、安心したわよ。
食べなきゃはじまらないものね。
……。あ。
[遠い集会所。見えるのは、皿を渡される破壊神]
[キッチンに向かう姿を見送って。
大きな音は聞こえないから、大丈夫なのだろう]
[この場に居ない人々の名前を聞けば少し考えて]
エーリッヒさんもミハエルさんも、何か責任を感じていらっしゃるようでしたし…。
でも、きっと大丈夫です。
お腹が空けば、きっと戻ってきます……。
[気休めにもならない言葉だけど]
[黙っていると不安になるばかりだから]
[隠していたのは、彼らの前だけではなかった。
親しいはずのものにも、決して、言わなかったのだから]
……嫌なんですよ。
[顔を背ける。
台所には誰かいるようだから、そちらで食事を受け取るため、ハインリヒの横をすり抜けようとした]
……もしかしなくても、風邪引いてない?
[まったく、と苦笑して]
病人追加は、この状況じゃ、辛いよ?
[軽い口調で言いつつ。
手を貸そうかどうかは、やはり一瞬、ためらって]
[蹲るようにして、リゾットを口に運んだ。
暖かかった。味も分かる。けれど表情は固いままだった。
聞こえてくる会話にも口は挟まない。]
・・・・選ばなきゃ、ダメなんだ。
[極々小さな声は、自分に言い聞かせるように。]
そうだな。危なかったな
[クレメンツ言葉が出てようやく、こちらも口を開く。
本当に任せていいものか、不安になり、少しだけ見守っていようと後ろに引いて控えている]
[横を擦り抜けようとするユリアンを、止めようと、そう思ったのが何故なのか男には、はっきりとは判らない。ただ気がつくと、反射的に、その腕を掴んでいた]
待てよ。何が嫌だって?
ああ、そうだな。大丈夫なようだ
[しばし、見守っていたが、危なげなく洗っている様子にようやく安堵したのか]
では、すまないが任せるよ
[そういってキッチンを後にした]
[落とされなかった皿を見て安堵したように息を吐き]
なんでクレメンスさんにまかせてるんだか。
まあ、ちょっとした和みにはなるかもしれないけど。
妙に高い代償よねー。
[手を伸ばす。
影を手がかりに立ち上がろうと]
っ。
[力を入れたところで、またカクリと膝が笑う。
必死に力を入れて堪えようとして、加減無く掴んだ]
いえいえ、どうぞゆっくり休んでいてください
[マテウスにそう言った]
[彼が出て行って、あわだらけの食器を水で洗い流す]
[ふと口元に笑みが浮かんだ]
[だがそれは一瞬で]
さて、あとは拭くだけですね
[リディの声が聞こえたのか、少し目を細め]
選ばないと、か。
[彼女に、なにか教えるからだ、口は、目は、もうなくて]
[*先生なのに*]
[マテウスの声には少し励まされて。][次に聞こえたシスターの声には、微か笑みを浮かべながら。]
おなかがすいたら…そうですね。
…そういえば、アマンダさんも居ませんね。
食事時には毎回顔を出すのに。
[何気なく、シスターから出なかった名前をぽつりと呟いた。]
[そこここから聞こえる話し声]
[微かな緊張と不安が隠しきれずに混ざっている]
……「汝の隣人を愛せよ」と言いますけど
……それが「人狼」であった場合はどうすればいいのでしょうね。
[ぽつり、ぽつり]
[「殺さなければ」と言うことは判っているのだけれど]
[だけど、神に使えるもの、と言う立場がそれを阻害する]
……でも、時が来たら?
[そのとき自分はどうするだろう、と]
[青年の悲鳴を聞いても、男は手を離さなかった。奇妙な、怒りに似た、けれどどこかそれとはずれた感情が沸き上がる]
アーベルもリディもイレーネもおかしいが、お前も変だ。ユリアン。
いや、リディやイレーネ…それにエーリッヒは、まだ判る。
システムってやつに組み込まれているらしいからな。
だが、お前やアーベルは?
親しい人が目の前で亡くなったてのに、この上隠し事だの弱みは見せたくないだの…正直異常だぜ。
それとも、お前さんも、この茶番の役者の一人なのか?
いつの間にか、雛鳥は巣立ちしていくものなのかしらね、センセイ?
[集会場にいる、陶芸家の教え子たちを眺め]
[ずくん、と喰いちぎられた身体が痛む]
[もはや痛覚などとは無縁のはずなのだが][わずかに顔を顰めた]
て、ちょ、わ。
[イレーネの反応は予想外で。
それでも、結果的には支える形となるだろうか]
……だ、大丈夫ですかと……?
[そっと、問いを投げかける]
―→広間―
[戻った広間]
[皆の様子が沈んでいる]
[ハインリヒがユリアンの右手を握っている]
…ハインリヒさん。
反対側の手の方が良いと思いますよ。
[クレメンスの言葉が、男の耳に届く。ハッとして、手の力を緩めた。けれど昂った感情は収まらず]
お前さんも、何か知っていそうだな「神父さん」
[身上書にあった『記憶喪失』との記載。それも、今となっては鵜呑みには出来ず]
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