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[ノーラと歩いている途中、
子供は、輪投げを発見した。
どうやら実行委員がやっているようだ。
ここにはそのメンバーである、エーリッヒはいないけれど。
景品には、「苺一年分」があった。
……子供はみなかったことにしたかった。]
[目前に、彼より頭一つ分は大きな雪だるま]
……………
[確か、昨日までは……というか、昼間では無かった気がするのだが。
丁寧にバケツの帽子を被せられ、雪だるま特有の少し間抜けな顔。腕代わりの枝も、ちゃんとある]
難儀だな……しかも、同じ血が流れてるときてるしよ。
[同情するような口調に、はふ、とため息をついて。
クレープ屋を示されれば、そだな、と頷く。
気疲れしているせいか、甘い物が欲しかった]
犯罪……ある意味、犯罪だな。
んー……俺が煽ったというか、俺が逆らったからというか……なんて言えばいいんだろうなー……。
いずれにしろ、ヘタすりゃ一族全体の権威にも関わるオオボケなのは、確かだ。
[一年分って365個入っているんだろうか、とか、
そんなことを子供は考える。
いやしかし
一日一個換算でいいんだろうか?
よくない気がする。
子供は真顔で悩む。
ノーラが不思議そうな顔で屋台を見る。
でもまだ悩む。
ノーラはなんとなくわかったようだった。]
……ほえ? え、わ…!?
[一瞬見えた、友人の泣きそうな表情に、
何か悲しませる様な事を言っただろうかと慌てふためいて。
そうして突然腕を回されれば、混乱も相まって小さく声があがる]
……えへへー、あたしもミリィの事大好きっ!
[告げられた言葉と、小さな囁きの深い意味までは判らなくても
へらりと笑ってぎゅう、と抱き返し。]
[おそるおそる向けられる視線に、ゆるりと顔を上げて]
ルートは私よりも有能でね…色々と調べて貰っていたんだ。
黒い長髪で肌の黒い女性…覚えはあるだろうか?
ランプが出来ていたと伝えたら喜んで見に行ってしまったのだが。
彼女がルート……本当の名はリネットと云うのだけど。
[そんなことは関係ないかな、と苦笑する。
作り物めいてしまうのはどうしようもないのか]
……見付けたというのは…私だけ?
それとも…もう一人もだろうか。
[ミリィに見つけられていることには気づかずに、
苺一年分、について考えている。
とても難しい、大きくて太い棒の向こう側にあるけれど、
きっと手に入れる人は出るだろうと思った。]
同じ血……
[クレープ屋に向いながら、
仮想身内エーリッヒと血がつながってるユリアンを同情する]
[が、続く言葉に首を傾げつつ、キャラメルアーモンドのクレープを注文すれば]
……逆らった?一族…?
ユリアンはやんごとなき家柄か何かで、家出でもしているのか?
[と、屋台傍の席を2つ確保して訪ねる。]
[少女につられて其方を見れば、苺一年分の文字が目に入る]
…一年もどうやって保存するのかしら。
[主に夏とか。…別に狙っている訳ではない。多分]
わからないです。
[でもおそらく
一日一個のつもりだと、子供は思った。
それはきっと、とても間違いの元だと、
思ったけれど、
彼らに伝えるのは、やめることにした。
予算だってあるだろうから。]
…
[すっかり、失念していた。
彼が妖精ならば、彼女も…
その、人物像に見覚えがあるのか、小さく頷き…]
…あの人が…
[自分がランプのモチーフにした…妖精。
その後の言葉には、視線を落とし…]
…はい…ダーヴィットさんと…もう一人…
同じ血もいいとこだろ。何せ、親父だ。
[ため息混じりに呟いて、自分はトリプルベリーのクレープを注文し]
ああ、謎の夫婦喧騒の果てに、長子でもないのに跡取り指名されてなー。
ざっけんな、ってんで、おんでて来た。
……挙句まさか、こんな騒動にしてくれるとは……あのバカ親父……。
[抱き返してくれたリディに、微笑みかけて、少女は腕を外した]
ベアトリーチェが、いたわ。ランプ渡してくる。
[そう言って、ふわりとスカートを翻し、金髪の少女の方に駆け出す]
[窓辺に佇み、こちらへ視線を投げるその女性は、同性である彼女から見ても美しく。
ほんの少し、見惚れてしまったのを不思議に思ったか。
訝しげに名を呼ばれ――主とよく似た抑揚に、はっ、と我に返る。]
「……出て行くつもりなの?」
[彼女が口を開かずとも、その姿が物語っていたようで。こくり、一つ頷く。
「どうして?」という問いには首を横に振り、答えぬまま。まっすぐに――真剣な瞳を向けて。]
勝手に出て行く身で、こんな事を言うのは失礼だとは…わかっているんですけれど…。
今までの働きの…お給料の代わりに、何か…マフラーとか…防寒具をいただけませんか。お願いします……。
[きっと、これくらいなら…優しい方だから、ダメだとは言いにくいはず。
――そんな思惑も込めて、深く深く頭を垂れる。]
[ミリィがこちらにやってくる。
見ているものについてリディに聞かれて、
子供は、]
『あぁ、この屋台、つぶれたなぁ』
[と、思ったとか思わなかったとか。]
如何するのでしょうね…
[此方は此方で結構真剣に悩んでいる様子。一日一個とか考えに上らない]
[赤いお下げの少女が此方に向かってくるのを見ながら]
[リディの声には店のほうを示した]
[仮想エーリッヒの息子が目の前に…]
…親があれなほど子はまとも…
[と、呟きつつ、出されたクレープを一噛み。]
……家出してきたら、
その仮想エーリッヒが犯罪をまがいな手を使って来た…でいいのかな…
[もぐもぐ]
…………話し…あえそうもないのか?
[そりゃ、相手はエーリッヒ(仮想)じゃ大変だろうけどとは思いつつ。]
[少々急ぎ過ぎたろうか、息を切らして、少女はベアトリーチェの前に辿り着く]
あの、ベアトリーチェ…
[ランプを差し出す前に、金色の光が短くなっているのに気付いて、思わず目を丸くする]
髪を切ったの?あんなに綺麗だったのに。
きっと、どこかの保冷庫に入れるとか……
あとは、
……
[店の方を示すノーラの様子に、
子供は再度、おかねが大変だなと思った。]
[頷くのを見届けて、ゆっくりと息を吐き出す]
…ああ。
色々と…騙してしまっていたことになってしまうな…
[もう一度、息を吐いて]
もう一人も、か。
私は何時見付かるのも覚悟はしていたんだが…。
できれば彼のことは、もう暫く気付かないで欲しかった。
うん、わかった。
[腕を外しながらもふわりと笑みを返せば、
ベアトリーチェの方へと駆け出す少女の背中を見つめつつ。
自分もゆっくりと其方へと近寄っていく。
そうしてノーラの示すほうへ、視線を向ければ
―――――見える文字は『苺一年分』。]
ああ。そーゆー解釈で間違いねぇな。
[はむ、とクレープを齧りつつ、頷く。相棒には、隅っこをちぎって齧らせて]
今までは、俺の方が話し合い避けてたんだけど、こんな事になったんで、前向きに対処しないとな、とは思ってる。
あっちがどーか、わかんねぇのが問題だが。
……ていうか、さ。お前……疑問、感じねぇの?
記憶喪失のはずの俺が、いきなり親の話とか始めてさ。
[ミリィの言葉に、子供はうなずく。]
切りました。
ずっと切り忘れてたので、きょうだいが悲しがります。
[そして、頬笑んだ。]
ミリィさん、疲れてますか?
ええと、そこの輪投げで……も
[リディの目が、苺を捕らえたのに気づいて、
子供はすすめるのをやめた。
大変なことになりそうだと思った。]
…騙す、って…そんな…
[軽く首を振り…]
…ごめん、なさい…あたしの意志で…
調べた、わけじゃないですから…なんとも、言えませんが…
[顔を上げ、ダーヴィットを見つめ…]
…その。
なんで…ダーヴィット、さんは…
その、王様に…追われているんですか?
[別荘に辿り着けば、服に付いた雪を払って、扉を開く。
あたたかな空気に、強張っていた表情が、少しばかり柔らかくなる。
それを聞き付けたイザベラがぱたぱた(もとい、ばたばた)と駆けて来て、お帰りなさいませと礼をする。そうして、彼の脱いだ、濡れたコートを受け取ろうと]
ああ、遅くなった……母上は?
[そう問えば、自室にいらっしゃいます、と返されて。]
そうか。
[頷き、一つ]
きょうだい?
[その意味は解らなかったけれど、なんだか踏み込んではいけない気がして。少女はそうなの、と頷いた]
ちょっと勿体ない気もするけれど、短いのも可愛いわ。
…それでね、ベアトリーチェ、昨日ランプを買い損ねたでしょう?だから、私が選んでみたんだけれど…これ、どうかしら?
[子供の前に、ランプを差し出す]
保冷庫…。
[成程、と思うものの。しかし一年も保つのだろうか。凍らせたら凍らせたで解凍は面倒だ]
[そんな如何でも良い事で延々と悩んでいたが、ベアトリーチェの“きょうだい”という言葉が聞こえ]
[一瞬、思考が止まる]
本当は、ずっとずっと短いままのつもりでした。
切り忘れてたのです。
[そして、目の前に差し出されたランプを見て、
子供は頬笑みを、ともす。]
とても綺麗です。
皆、喜びます。
ええと、おいくらですか?
[鼠が食べるのを眺めつつ]
……うん、避けずに話しあった方が…こじれないと思うんだが…
[と、言いながらクレープを食べ進めれば…]
ああ…確か…ユリアンがこの村に来た時そう言う話しをチラッと聞いたような…
[ユリアンのつっこみに淡々と。
たいして人と深く関わらない青年には
その影がないユリアンの過去を憶えていなかったようで]
…俺は記憶喪失じゃないが、
この村に来る前とか話す気ないから…そんな類だと思っていた。
記憶喪失のわりに社会順応速かったし…
で、ユリアンは本当の記憶喪失で今思い出したのか?
……そうは見えないが……
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