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その『見方』を、教えるものが……。
自身の想いに囚われた存在だった……という事。
……それだけで、済ませたくはないけど、な。
[小さく、呟いて。
時計の旋律を取り込み、傷を癒していく]
[ふいに、ぱちりと目が覚めた。
眠ってしまった時と、変わらぬ状況。
あぁ、フィロメーラは。]
…助けに、なりたかった…
[呟きは小さく小さく。]
[左手の鎖に気が付いて慌てて締めなおす。
けれど外れてしまった1本だけは元に戻らなくて。
大分戻ったけれど、やはり少し薄い色彩のまま]
この世界を閉じる。
新しい世界への道を結ぶ?
[聞こえてきた言葉に目を上げた。
ベアトリーチェの顔を見て]
それは本当に、あなたの望むこと、なの?
あなたが欲しいもの、なの?
[届かぬ問いがこぼれる]
新たな世界など必要ない。
流転することも、変わり往くことも、開くことも
私の前では認められない。
私は氷破の精霊。
封印を司るものだから。
[光の粒が舞うのに合わせて、低いところに冷たい霧が漂いはじめる。少女を見据える目は厳しく]
……助け?
[イレーネの呟きに、そちらを見やり]
……ただ、望むものをあたえるだけじゃ。
本当の意味の、助けには……ならない。
それは、目を閉じさせることだから。
………だが、そんな事はもう、どうでも良いのだ。
[辺りの気温が下がるだろうか。]
[冷気は、ベアトリーチェの足元へ収束してゆく。]
いまは、それを元の通りに封じること。
そして元の日々を取り戻すこと。
[アマンダは首を振る。長い髪が揺れる]
ちがうよ。それは、ちがうよ。
それはやりかたであって、欲しいものじゃない。
・・・・・・・
私は、ベアトリーチェに、聞いているの。
[それはフィロメーラに向けてなのか、腕に抱かれた書になのか。ただ、アマンダが聞きたいのは、子どもの答え。
それによってアマンダも、心を決めようと思っているから]
新しい世界が得られるなら、それでもマシだがね。
書は……何も、与えはしないものだから。
[アーベルのため息に、こぼれるのは、ただ、苦笑]
[鍵はまだ、扉を開くことはありません。けれども渦巻く力はだんだんに高まって来ていて、それは時間の問題のようにも思えました。今のベアトリーチェに、力なきものはそばに近寄ることすら出来ないでしょう。]
……そうだったんだね。
[それは誰へと云った言葉だったでしょうか。]
―→遺跡―
[気配を探りながら、そちらへと近づく。
きらきらと光るかの女を、
冷たい空気をまとうかれを、
見たとき、少し、寂しそうな顔をしたかもしれない。]
[アマンダはとっさにミハエルの冷気に抵抗しようとした。
昨夜、目の前の小さな少女を貫こうとした霜柱は記憶に新しい]
ミハエル、待って!
[思わず背に庇ってしまったのは、自分と千花の関係を重ねてしまったからだろうか]
もう遅いんだよ、アマンダ。
ベアトリーチェの望むものは、手に入らないから。
[迫る冷気に逃げるそぶりも見せずに、ベアトリーチェは微笑います。]
わたしはただ、望みのために動く。
それじゃ、結局助けにもならないの?
フィロメーラも、それを知らないの?
[書の使い方を間違えれば。
全ては無に帰してしまうのだ。
皆の言葉でそれを改めて思い知る]
どうすれば良かったの?
[ハインリヒの言葉を繰り返す]
[アマンダは叫ぶ。言葉遊びは好きじゃない]
ああ、もう! わからないわからない!
遅いって、手に入らないって、聞いてるのはそれじゃない!
何が欲しいのかも教えてくれないんじゃ、わかってあげる事も助ける事も手伝う事も出来ないんだよ!
[それでも背には庇ったまま]
[氷の精と地の精。
ふたりの動きに、ため息を吐く。]
……書を前に他の争いか。
[ため息を吐いて、]
そんな悠長なことをしている暇はないだろうに、精霊は愚かしいな。
[言の葉は小さく、それから、ひかりをまとう、書を持つかの女に近づく。
かの女と、精霊に。]
救いたいと言う気持ちは……間違いじゃないよ。
[俯くイレーネに、静かに告げて]
……書の真実を知ってるのは、恐らく混沌の王。
そして、秩序の王。
それ以外だと、ある意味本質的に近い、我が王……虚の御方。
そして、その知識を押し付けられた、俺くらいのもんだろうな。
天聖なるものとはいえ、一介の精霊の知る所ではあるまい。
知らなければ、よかった。
知りたいことは、知れなかった。
[それきり、アマンダから眼を逸らすと、歩みを進めるティルへと向けます。]
書を、やっぱり、君は渡してくれないのだろね。
[困ったように聖なる人の子を見やって、
次に、飛ぶ鳥の姿の精を見やる。]
書を、封に戻す気も、
もうないのだね。
―Kirschbaum―
[...は今日のおすすめを二人前頼んで食べている。
ひたすら食べないとすぐに眠りに引き込まれる感触]
なんか、隊長やダーヴィットさんがあんなに食べるかわかる気がするなあ…。
[ぽつんと呟き、おかわりを頼もうとした瞬間――
力が発動されたのを身体で感じる]
ふわっ!始まったのか!ティル…って、いない!
[やっと翠樹の少年の不在に気づく]
必要なのは助けることでは無い。
ひとなどを助けることが出来ると思うのならアマンダ、それは驕りだ。邪魔だてをするのならお前ごと貫く。
…無意味だな。
[ティルの言葉に、溜息を。]
[大地に依らずに、手の中に氷の刃を生む][刃は幾つかに分かれ、手の上へ浮かび][小さく踏み出してそれを、未だ立ちはだかるアマンダへ向かわせる。]
ベアトリーチェは居ない筈の存在だった。
だからわたしは、自分の望みは持たないの。
[こどもは左の手に書を抱いて、天聖の指環をした右手を天に掲げます。]
望むのは――きみのために。
[ティルの問いかけるような言葉に、光を纏った小鳥はどこかかなしげにして居りましたが、こどもの肩を離れてそらへとゆきます。]
知らなければ? 知りたいこと?
[ベアトリーチェの言葉に、思わず肩越しに後ろを振り返る]
ベア! 君はいったいなにを…ティル?!
ユリアンは…ああもう!
[答えはなく、少女の視線の向けられた先に気付く。翠樹を唯一止められそうな疾風の少年の姿は、ない]
[立ち上がり、外へと飛び出す。
飛び立つ翼は深紅。
胸に輝く逆鱗は青。
夜空を渡る、力強い皮膜の翼。
夜風に唸る、力強い赤鱗の尾。
それは、燃え盛る破壊の竜。
喪われてなお消えぬものを、壊して輪廻へ戻すもの。]
そうなの。
知らなかったのね。
[押し付けられた、という言葉には一瞬だけきょとんとオトフリートを見るが。
すぐに裂け目の向こうへと視線を戻して]
間違えちゃったのね。
やりなおすことはできないの?
[そして向こうの者たちも動き出す]
だめだよ。
これ以上間違えちゃだめなんだよ……!
[何が駄目なのか自分でも良くわからないままに。
声は届かないことを分かっていても声が出る]
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