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[どれほどの涙を流したのか。
いや、魂に本当に涙が流せたのかすら、はっきりしないけれど。
やがて、顔を上げて。]
……ありがとう…。
[涙の筋は残るものの。にこ、と笑んで。
ゆらり。拡散。]
[ふ、と。手が止まる]
……そう。
[既にいない背に、小さく呟いて。
ふ、と瞳を伏せる]
……仇を討つのが先、ってことか。
キミの仇は、異形。
なら。
ボクの仇は?
[呟く刹那、瞳は冥く]
…そう?
[持ち出したか、との問いに否を返され意外そうに]
何も持ち出さなかった…でも、気にはなった、と言う事なんだ?
で、鍵は元に戻した、と…
いやね、もし人狼なら自分を殺す為の物を放置しとくかな?って。
鍵を返さずに武器を使えなくして。
奴らは武器を必要としないだろうし、ね。
でも、あんたは鍵を返した。
ついでにそれを持ち出したことも認めた。
全てを信じるわけじゃないけど…
でも、俺にはそれだけで良い。
[自分が次に見た光景――多分それはつぎ、でいいんだと思う。
やっぱり少し、時間の感覚が曖昧で困ってしまうけれど]
はい。
勝手に持ち出したのは申し訳なかったのですが、…ずっと、あの部屋が気になっていたものですから。
……でも、それだけです。
[笑みすら浮かべて、平然と嘘を。
その手は下のほうへ少しだけ動いて、けれど止まる]
ええ、人狼なら――武器などなくても。
[そう呟く時、声色は僅か低くなって]
[ 笑みを消せば何処か気怠けな表情で腰掛けていた寝台から立ち上がれば、首筋に手を遣りゆっくりと巡らせ、僅かに目を伏せて小さく溜息を吐く。其れから一度緩やかに瞬きをすれば、其処に在るのは何時もと変わらぬ、ハーヴェイ=ローウェルという一人の青年の姿。――何も変わりはしない。]
[ナサニエルとネリーの様子を見る。
ねぇ、]
生きていてくれるだけでいいのよ……あなたたちの手は罪の色に染めたくなかった。それはわたしだけでよかったのよ……
なのに。
-広間前-
[彼女の声は、既に顔を見なくてもわかる。
感情を抑えた、ともすると冷たく聞こえる声。
けれど、その声の持ち主が決して冷たい人ではないことを、その声が時にとても優しく聞こえることをヘンリエッタは知っている。
男の声は最初、誰だかわからなかった。
口調と声の消去法で、それが、少年を殺した男のものだと気づいて、体を強張らせる。
彼女が危険な目に遭いそうなら、いつでも飛び出せるようにそっと、開いた扉の隙間から中を覗いた。]
気になるのは仕方がない。開かずの間だったみたいだしね。
[声音が変わるのに気付き]
…警戒されてる?
仕方がないか。あんな事の後じゃ、な。
俺はあんたを殺す気はないよ、今の所は、ね。
あんたが俺を殺すって言うんなら抵抗はするけど。
[ 一階に辿り着けば赤髪の少女の姿は見えただろうか。然れど気にした様子も無く、すいと其処を横切り当て所なく廊下を歩む。]
[扉の僅かな隙間では、青い髪の男の背に隠れ、ネリーの顔は良く見えない。
「武器庫」「鍵」「持ち出した」思いもかけない言葉が出て来て、耳をそばだてる。
彼女が、鍵を持ち出したことを認めた時、思わず息を飲んだ。
彼女が武器庫に何の用があったと言うのか。]
[わたしはソファに座る。それはそちらのではなくこちらがわの。
意識が作られているだけなのかもしれないソファに。]
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