情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……私は逃げてない、逃げてないぞっ
[アーベルの言葉を耳に留め、思わず言った。
しかし、オトフリートの顔を正視出来ないのは、
理不尽な行動をしたと認識しての後ろめたさゆえ]
[エーリッヒに対しては、無駄に自信ありげな笑顔]
気にするな。
私も久々で、腕が鳴るぞ。
[むしろ、それが問題だった。
普段は母親か助手が料理を作っているわけで]
えっと、で、ですよねぇ〜
[あはは。と乾いた笑みで頷くが、なんで重要かいまいちわかってない表情
思いを繋いで絵師が絵を描いて。そして心の力を集めてみなで空へ向かう…だったっけか。とかの知識はあるが。絵筆のほうの知識はなくて]
だよな。そうだよな。ミハエル。俺のせいじゃないよな。きっと。
[色々な気まずさがあったからミハエルの言葉にとても助かった]
[交わされる会話に、頭痛がするようで、眉間に皺をよせたまま沈黙していたが]
ともかく、今重要なのは絵筆の行方だ。
[無理矢理話題を集中させようと口を開いた]
何か見聞きしたものがあれば絵師殿に知らせろ、いいな。
あ、ああ。まあそういうこと。仲が良いことは良いんだがなぁ。
[笑みを浮かべるエルザに、それに対しては同意。誤解だったらしいけど]
いや、俺が言ったんじゃなくて聞いた話ですよ。
[と、ミリィに。それがなかったら誤解することもきっとなかったのにとかぶつぶつ]
……いや、ほんと、真面目に大丈夫なんでっ。
[無駄に自信有りげな笑顔がなんだか怖いのだが。
普段の不摂生からすれば、説得力は皆無なのは明白]
って、あのねぇ。
……まぁ、仕方ないが。
[大げさなため息は、自身の運命にか、それとも、アーベルの表情を見たためか。
ともあれ、『絵筆』に関しての詳細は、滅多に外には出さない以上、わからないのも無理はないのだが]
タイミングもありましたしね。
[アーベルにはやはり苦笑を向けて]
…で。
盗まれるまでの間、一体何をしてらしたのですか。
兄さん。
[ぐるり。
傍観体制の兄に向けるのは、ちょっと種の違う笑顔。
と、普段彼に対してだけは使わない筈の敬語]
[オトフリートの言葉に、アーベルから視線を移して
こくり、頷く。]
はぁい。
お仕事場でも、みんなに言った方が良いのね?
[それから、エーリッヒに向うミハエルを
目を丸くして、見た。]
……ああ、そだね。
じじ様に知らせるとうるさそうだし、俺にこそっと教えてくれると助かるなぁ。
[幼馴染の言葉に乗るように、皆に告げる]
何事もなく、戻ってきてくれれば、俺はそれでいいから……うん。
[長はそれですむかというかも知れないが。
絵筆の『力』が無闇に使われるのでなければ、実質、実害は全くない。
それ故に、強く咎めるつもりはなかった]
え……なに、って?
[唐突に、弟から投げかけられた問いに、きょとり、瞬く。
口調が丁寧なのが、妙に怖いのは、多分、気のせいじゃない]
ああ、ええと。
採取に、行ってた。
わすれもの?
わかりましたー!
[にへらと笑って、受け取った本を見る。
ついぺらぺらと捲ってしまうのは、学生なので仕方ない。]
はへ?
[いきなり呼ばれて、少女は彼を見上げる。
言いかけてやめられて、きょとんとしたまま、撫でられた。]
はーい。
[気まずいのとか色々合って、オトフリートの意図に気づいたので返事したが]
ぁー。でも絵筆が盗まれたってことらしいですけど
[ため息をつくエーリッヒを見てやっぱり重要なのだろうとか思うが、重要さがいまいち実感もわかないとかで]
絵筆なんて他にもあるし、なんか他と違う特徴とか…ぁ、それに変わりのじゃ駄目なんすか?
「リディ、ちょっと、聞いたの?」
んー、なにを?
今本読んでるのー
「自分のじゃないでしょ、さっき言われてたやつでしょ。
で、絵筆が盗まれたんだって。」
絵筆?
絵筆なんてそこらにあるんじゃないの?
「違くて! 絵師様の!」
[そんなわけで情報収集はちょっと遅かった。]
僕の記憶が正しければ。
あの時、「逃げるな」と。
言った筈なんですが。
[妙に区切りつつ、変わらず笑顔で。
言外に「逃げたんだ?」と問いつつ]
採取に行って、肝心の絵筆盗まれてちゃ、元も子もないじゃないですか。
代わりというか、つがいの一本は、俺の手元に残ってる。
[アーベルの問いに、視線をそちらへ向けながら答える。
弟の視線から逃げてるなんて、そんなことはない。きっとない]
でも、一本だけじゃ、だめなんだよ。
二本はつがいの一対、揃っていないとならないんだ。
だよな…そうだよな。不可抗力だよな
[気まずい思いをしたりとか全部それのせいだーとか内心八つ当たりしつつも、やっぱりそういう噂はあまり関わらないほうがいいな。と昨日からの連なりで思った。…とはいえ今思うことは後々忘れることなど多々ありつつも、ミハエルのいつもとは違う雰囲気にきょとん]
[区切りながらの問いかけに、視線はどこかを彷徨ったまま]
ああ、まあ、そうだけど。
絵の具が尽きてたからなあ。
どうしても、青色はすぐになくなっちまうし、気がついた時に補充しとかないとならないから。
[この辺り、嘘は言っていない。
空への願い、祈りを込める絵であるが故に。
背景には、空の青を使う事が多かった]
……というか、普通、盗まれるとか思わんって。
正直、そんな事を考えるやつがいた事自体、驚きなんだから。
大変なことだねって言おうとしたんだけどさ。
[なんだかぼーっとしながら、思わず言葉がこぼれていた。]
ミリィせんせー、本当は絵師様狙い?
[まわりの人にちょっとずつ広がってゆくのは、仕方ない。
そのうち背びれ尾ひれがつきまくることは想像に難くないが、少女には知る由もないのだった。]
そんなもんなんですか
[視線から逃げてるとか思わず、もう一本ないと。というのに、絵師がいうからそうなのだろう。と思いつつ兄弟の会話の邪魔のならないように少し黙ってる]
[「遠慮」するエーリッヒには、大丈夫だとかなんだとか、
やはり真意を理解していない答えを返して、
弟に詰問を受けるさまを他人事として眺めていた。
途中、アーベルの言い訳(事実)に鋭い目を向けたりしながら]
……ああ、そうだ。
[ぽつと呟き、エーリッヒの背後に回ると手を伸ばす。
爪先立ちになったのは、仕方がない]
―広場―
[エルザに手を握られればほっとして。
彼女の指さす先を、ぼんやり見上げたりした]
[現れたアーベルにはお辞儀して。
頭上で交わされる会話は聞き流し気味にしながら、
袋のアトリに密かに話しかけていた]
色恋沙汰っておかしいね。
普段は堂々としてる薬師さまがとりみだしたり、あっというまに噂が広がったり、ふしぎ。
みんないつもとは変わっちゃうみたい…。
どうして目を逸らすんですか。
[そこはしっかり突っ込み]
はい、それは分かります。
で。
それを理由に、逃げたんですね?
[青の理由は知っているから、そこは肯定した上で。
今度ははっきり言った]
…まあ。
それは、僕も驚いたんだけど。
[最後の言葉に、漸く笑みは消えて。
普段のように呟いた]
へ、 ショック受け……
てるのかな?
[わからないで、友人に尋ねた。
少女はそれから彼女らと別れ、ミリィのところへ向かう。
丁度料理の申し出が聞こえて、]
ミリィせんせー、本命絵師様なのかぁ。
そっか、そりゃオトせんせーがミリィせんせーに悪いっていうよね。
[声に出ちゃったのは、多分ちょっとした問題だったのだろう。]
でも仲良しなのになぁ、オトせんせーとミリィせんせー。
あ、ミリィせんせー、本預かってまーす!
[オトフリートの言葉には神妙に頷くと、
絵筆の話へ耳を傾ける]
[絵師の筆とはどのようなものかと、
興味津津といった表情になっていた、が]
なんだかその笑顔が怖いのだ…。
[ミハエルを見上げたとたん、
つい、そんな一言も漏れて]
いや、なんとなく。
[視線はやっぱり、彷徨ったまま]
……そこではっきり言うか、お前は……。
そういう所は、あれか。母さん譲りか。
[普段は穏やか、しかし、言うべき時には誰に対してもびしり、と意見していた母を思い出しつつ、こんな事を言って。
いつもの口調に戻った呟きに何か返そうとした矢先、後ろ向きに引っ張られるよな感覚と、微かな痛み]
って……。
なんだよ、一体……?
[訝るように呟きつつ、振り返った先には、薬師の姿]
[短い髪は抜き辛く、強く引くことになったが気にしない。
一本の金糸は手早くハンカチに包み、ポケットに仕舞い込む]
うん?
実験用だよ、実験。
[にやっと笑った。
その台詞は皆に聞こえても、先の話を知らなければ、
何の、かを意味するかは、そうそう理解出来ないだろう]
兄さんの、その受け流しの上手さは父さん譲りですか。
[多分褒めてはいない。丁寧語だし。
つまりはそういう夫婦だったようだ。
ミリィの動向にやや首を傾げたところで。
何か声が聞こえた]
うん、オトせんせーから。
なんか預けられたんでーす。
[てけてけ近寄って]
ミリィせんせーは悪い女ですね!
[言いながらはいって差し出した]
[どこまで認識しているのか色々疑問な若者達の会話を聞きながら、薬師と絵師の姿を目で追って、しばし考え込む]
さて、いつまでも図書館を留守にはできんな。
俺は帰る。
[結局、それ以上は何も言わずに、踵を返した]
……オトフリートから?
[直接ではなくリディの手を介して渡されたそれは、
昨日、図書館に忘れていったもの。
眉を寄せかけたところに、予想外の言葉が聞こえて]
はあ?
[思いっきり、疑問が声に出た]
ああ、ごめんなさい。
兄さんが酷いものだから、つい。
[ベアトリーチェの声が聞こえて、困ったような笑顔。
今度は怖くなかった筈だ。多分]
実験、て、あんた。
[口ぶりからして、先ほどの事と関わりがあるのは察しがついたので、なんの、とは聞かず]
……あっはっは。
まあ、そういう引継ぎだったんだろう。
[弟に向き直り、けらりと笑う。
褒められていないのは、承知の上で]
[ミリィの声も 鋭い視線も アーベルの呟きも
きょとんとした表情で見てから、リディに視線を移した。]
…?
[にこにこと、何時もどおりの笑みを浮かべて
周りを、見た。
人々の喧騒も、各々の生活があるからか、
幾分か減っているような、気がした。]
ぬ、ぬすまれてしまったのは、
かんりがわるかったのかもしれない、けど。
いまは絵筆を見つける方がだいじ…。
[憧れの絵師様が責められてるのがいたたまれず、
事情を理解できないながらも、オロオロとミハエルを見上げて]
[ミリィの方から「実験」と聞こえて]
…?
[訝る視線をそちらへ移してみた]
[このひとは意味無い実験などはしないだろうと思っている]
絵筆ー…絵筆ー…にしても、そんなんして何になるんだか
[願いを託すのは誰しも僅かなりとも思うことだろう。
それを無駄にしてしまうようなことのようにも思いつつ]
あ、オトフリート先生。また
あ。
[わざと意識から外していたオトフリートが踵を返すさまに、
極々小さく、声が上がった。
先程の勘違いは解かれているわけではなかったが、
なんとなく罪悪感のようなものが沸いてくる]
……悪かった、なっ
[主語も何もなく、謝罪とすら取り辛い言葉は、
当人に届いたかどうか、わからなかったけれど]
だって。
本命は絵師様?
[不思議そうなミリィに対して、少女は声を小さくして言うと]
大丈夫、今度は内緒にしておきます!
つんつんしたいんですよね!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新