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どうして君が謝る必要がある?
君は…間違ったことはしていないよ。
私たちからすると、困ってしまうことではあったけどね。
[口調は冗談のような軽さがあったが、浮かぶのはやはり苦笑。
その表情は、次の問いに掻き消えた]
…そうだね、巻き込んでしまった以上、言うべきか。
私は、妖精王と己の王の友好の証とされた生物を……誤って、殺してしまって、ね。
我が王に命じられて此方の王の下に参じていたんだ。
なのに…こうして逃げてしまったから。
[こじれない、という言葉に、だよなぁ、と呟いて。
記憶についての質問に、はふ、と息を吐く]
来たばっかりの頃……最初の一ヶ月くらいは、実際に記憶喪失だった。
でも、戻ってからも、そのままで通してた……。
[ふ、と言葉を切って、空を見上げる。
青のはずの瞳は、何故か銀色の煌めきを帯びて]
その方が。
『人間として』生き易いのを知ってたから、な。
…友好の証…生物?
[ダーヴィットの言葉には、やはり、視線を落としていたが…
話を聞けば、なぞるように言葉を紡ぎ…]
…逃げた…ですか?
[…頭が話に追いついていない…
二つの王。ダーヴィットは妖精ではなかったのだろうか…?
ソレも分からなかったのだが…逃げた、と言う言葉が。一番の問題点なのだろうと]
…
[端々に聞こえる言葉に、やはり違和感を覚える]
[熊のぬいぐるみを貰っていた時の迷う様子と、今の少女のきっぱりとした様子が何だか噛み合わない]
[横目でちらと、少女を見た]
[信じられない、といった顔で見つめる彼女に、フィリーネは優しい笑みを浮かべたままで。]
「防寒具をあげるのは、別にいいのよ。
でも、貴方を連れてきたのはミハエルだから……」
[それ以上は口にせず、ただ静かに微笑まれる。]
それは…わかっています。けれど……。
[ミハエルが主なのは…よくわかっている。妖精の契約は、とても重んじられるものだから。
だからこそ、ここを出るためには契約破棄が必要で…けれど、彼に説明して解き放ってもらうのは彼女には出来なくて。
だから、この別荘の女主人の…フィリーネに。”屋敷”しもべ妖精の彼女を解き放ってもらおうと――契約を重んじると同時に、その裏や穴をつくのは、妖精の常套手段でもあるから――そう、考えたのに。]
逃げても追われるだけのようだし…
……親子とか…俺にはいないからよくわからんのだが。
[なんだか追いかけエーリッヒとか想像して眉を顰めつつ。
相変らずクレープをモグモグと。]
そうか、わりとすぐに記憶が戻ったんだな…
無くしっぱなしよりもずっとい……
[そこまでいって、ユリアンの発言にクレープを食べるのを止める]
人間として……って…
[…まさか…妖精…と、言う言葉は半ば溶けるように空へ]
しっかりしてるわねえ、ベアトリーチェ…
[ほう、と吐息をついて、少女は、肩をすくめた]
それじゃあ、こうしましょう?
ランプの代金は、毎年一個ずつ、苺チョコで、分割払い。
私、その方が嬉しいわ。
それもだめです。
[子供はそう言って、ミリィを見る。]
だって、悪い妖精がつかまるまで、
どこにいっちゃうかわからないんだから、無理です。
私の種族の住む場所では珍しい生物だったから、ね。
[それを思い出してか、目蓋を伏せ息を吐き]
……ああ、逃げたんだ。
此処の人たちは温かくて…せめて、祭りの間だけは。
その間だけは、この中に居たいと思ったんだ。
それが、逆に皆を巻き込むことになるなんて考えもしなかった。
……巻き込んだと知ってからも…怖くて、言い出せなかったがね。
[空に消えた言葉は、しっかりと拾っていたから、一つ、頷く]
……正直なとこ……こんな騒動になるとは、俺も思ってなかった。
バカ親父のせいで……チビどもにとっての祭りが台無しになっちまって……。
……自分が情けないやら、親父が恨めしいやら……。
それは、大丈夫。
妖精以外の、いなくなった人はきっと戻って来るわ。
きっともうすぐに。だから、安心して。
[少女は、微笑んだまま断言する]
…そう…でした、か…
[やはり、悪い人ではなかったのだ、と。
罪を犯したと悪い者はイコールでは結ばれない…]
…その…それで…ダーヴィットさんは…
いかが、する…おつもり、ですか…?
[じ、とダーヴィットを見つめる。
…この返答で…考えようと]
[頷かれれば目を丸くし…続くユリアンの言葉に]
……ユリアンが妖精なだけじゃなく”悪い妖精”…なのか?
そして、エーリッヒが…まさか妖精王…?
[驚きに”仮想”が取れてることには気づかず。]
…………夫婦喧嘩に端を発した親子喧嘩
…に巻き込まれているのか、この村は
[と、ユリアンを呆然と見ながら…机にクレープの中身が零れる]
…っくしゅ。
[差し向かいで呑んでる彼と、同時にくしゃみをした。]
…なしたんすか?
「いや、別に?ささ、呑みたまえ。」
[二本足であるく黒猫にミードを注がれて、どこか似たような雰囲気の男達はちまちま酒盛り中だったりとか…]
[どうやら365個では満足しなかったらしい。
ぶつぶつと文句を言いつつも、輪投げへの参加は断念して]
[ミリィとベアトリーチェの会話に挟まれる、断言系の言葉に
僅かに首を傾げつつも、訳が判らずに静観]
[声が返って来るまでには、少し間があって。
……それでも、どうぞ、と何時も通りの、母の声]
失礼します。
[扉を開ける]
[窓辺に立ち、此方を見詰める金髪の女性――と、栗色の髪の少女]
……ユーディット? 体調はもういいのか。
[そう声をかけ、遅れて母に向け、深く礼を。
話中だったのかと問うも、大丈夫だと微笑を浮かべ首を振って]
[その問いの答えは、疾うに決まっていた。
昨夜、少女の言葉を聞いた、その時から]
…大人しく捕まるよ。
これ以上無関係の人たちを巻き込みたくはない。
数日共に居られただけで私は満足だ。
[告げながら、何故か自然と笑みが浮かんだ]
まて、仮定形が取れてる。
なんでエーリッヒが俺の親父で妖精王なんだよ。
まあ……なんか、気にいられたかなんかはしてたっぽいけど。
[冷静な突っ込みを入れつつ、呆然とする様子に、深く、深く、息を吐いて]
……正直……すまん、としか言えねぇんだけどな……。
いや、言うより行動せにゃならん訳で、その方法で悩んでたりする訳だが。
他人を信じることはできません。
村のひとでも。
[子供は頬笑んだ。
それが当然であるように。
少し前とは、決定的に違うところ。]
[ふと気になって、屋台をもう一度見た。
リディがすごい。と思った。
その後、子供は、
その横に小さな文字を見つけた。
明日はココア一年分。
その文字が躍っていた。]
…そう…ですか…
[ダーヴィットの言葉に、顔は下を向き…顔を上げ]
…ごめんなさい…
お祭は、みんなが…楽しめる…はず、なのに…
[…やはり、ソレは犠牲なのではないか。
その思考が出てきて…]
[入ってきた主の顔をまともに見られないまま、帰宅の挨拶を交わす様子を黙って聞いて。
彼女の体調を気遣う声に、やや俯いたまま、]
はい…もう、大丈夫です…。
[消え入りそうな声で、微かに頷いた。]
[とりあえずリディは諦めてくれた様で。実行委員の財布は救われた]
[ふと]
…如何して、帰って来るって…
[断言できるのだろう]
[呟いた言葉は、続いたベアトリーチェの言葉にかき消され。本人には届いただろうか]
あ、あぁ…すまん……エーリッヒとユリアンじゃ年齢があわないな
[呆然と論点がずれた理解をしつつ…類友…と小さく呟く。]
[目の前に零れたキャラメルシロップのかかった生クリームを
紙ナプキンでふきつつ。]
事情は飲み込めたが…
[空いてる手で額を覆いつつ。]
しかし、なんで数年放置した奴を今さら…
よりによって祭りの時に…
[謝罪の言葉に首を横に振る]
どうして君が謝る?
謝らなければいけないのは私の方だ。
楽しめる筈の祭りがこんな騒ぎになってしまったのは、イレギュラーな私の存在が原因の一端だ。
…本当に、すまなかった。
[頭を下げて。
ゆっくりと起こした瞳は時計の方を向く]
……そろそろ時間かな…。
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