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[こちらに向けられる柔らかな笑顔。
その笑顔が眩し過ぎて思わず横を向いてしまった]
ええっと、これからもよ、ろろしくです。
また、ピアノを聞かせてくれると嬉しいです。
きっと、皆もそう思ってますです。
[横を向いて頭を掻きながら話した。
周りの人を引き合いに出したのは照れ隠し以外のなんでもなかった]
[ケホ、ケホ…緩く首を振った。
元々占いの類を信じていなかったからかもしれない。
だって、彼女が言うには自分は…、
けれども、自分は――、揺れる。眸を目蓋の裏に伏せて]
待ってる間 に、また…
誰かが 死ぬかも…しれないのに。
[エーリッヒだって…。
ノーラに感じたのは少しの憤り。
実験室の方を仰いで]
…訊いてくる。
[訊いて、もしもそうならば―――]
―実験室―
[ライヒアルトとヘルムートが何かしているのをぼんやり見ている。
そして、ふと、考えた。
きっと、ノーラも、そして、もし、僕がそうであると知ったら彼らも、
僕を殺したくなるんだろうな、と。
当たり前だ。
イレーネ、エーリッヒを石にして、カルメンを殺したのは僕だから。]
……っと。
[呼びかける声。
天鵞絨は刹那、険しさを和らげる]
ちゃんと、休めたなら、よかった。
……お前も、無理してただろ。
[軽い口調で言いながら。
右手のぎこちなさには、ほんの少し、天鵞絨を細めて]
大体は終わってるから、邪魔にはならんだろ、多分。
[肩が茨の絡まる石壁に触れる]
[痛み]
[眉をしかめる]
───、っは。
[目を閉じる]
[息を吐き出す]
[無茶をしたつもりはないけれど]
[そして、心の中で呼びかける。
ノーラとベアトリーチェには手を出さないでほしい。
それをきいてくれるかどうかはわからないけど。
約束したから。]
[結晶多形は、簡単に言うなら、その医薬品固有の成分を表わすもの。目の前で機械が、解析した数値をワイヤーフレームで立体図形を描いて行く。密告に添えられていた通り。
それは、確かに──ある星座を描いていた。]
…――
[誰かが、死ぬ。]
[もしそうなったら、殺したのは私だ。]
…えぇ。
[解っている。
だから、こんなずるい方法を取ったのだ。
自分が酷く、醜い。]
……
[訊いてくると、その言葉に何も動けない。
まだ、心の奥で――彼を信じたいと思う心が、いたい。]
[議員とライヒは何か話しているだろうか。
もちろん、呼びかけはせずに、ただ見守るだけ。
手も出さない。]
…………
[ふと、仲間からため息をつかれるけど…。
返事は返さなかった。]
聞いて、どうするの?
[口をついて出た言葉]
本当の事を言うかどうかわからないのに。
ううん。
本当のことを言ってるつもりで、嘘をつかされてるかもしれないのに。
待ってる間に、誰かが死ぬかもしれない、なんて。
じゃあ、どうして。
[先生を――。言おうとしてやめる]
[ヘルムートとライヒアルトに邪魔じゃないと言われて微笑む。ダーヴィットがぼんやりしてる様子は目の端に映って。彼も疲れてるんだろうと思った。]
無理してたかは休めばよくわかるね。ライヒもこれが終わったら休んで。傍についてるから。
──これは、
[息をのんで、まず作業の大部分を的確にこなしてくれたライヒアルトの顔を見た。無意識に残りの薬物が入ったままのタイピンを握る手が震える。]
[目を閉じる]
[息を吐き出す]
[ゆっくり目を開けた]
[足音]
[聞こえる]
[カメラを空に向けた]
[上手く撮れるかわからないけど]
/*
>>+96
エーリッヒーは満遍なく絡んでいっててうまいなぁと思っておりましたです。
やっぱりいる人同士で絡んでいかないと難しい部分があるので時間帯で少しグループが分かれてはしまいましたです、ね。
[本当はいいたくないのに。
大事な人。護りたい人。それは、糸で繋がった存在だけではなくて。
だから、知っても憎むことが出来ない。責めることも出来ない。
何があったのかは、彼にしかわからないのだから]
……休憩なら、動く少し前に取ったから、大丈夫だ。
あんまり、のんびりともしていられんだろうし……。
[ナターリエには、苦笑しながらこう返し。
ヘルムートから向けられる、視線と、彼の様子とに。
自然、居住まいを正していた]
うん、計器類は生きてるし、燃料も入ってるみたい。
[操縦席を覗き込んで確認する。]
ほら、ここ…AUTOMODEって書いてある。
でもまー…機械はさっぱりわかんないんだよねぇ。
[たはは、と肩をすくめて。
シャッター音が響くと、そっちへ目を向ける。]
アーベルさん、そっち上ってきたの?
階段急だったっけ。お疲れ様。
/*
地味にまとめて離れてました。ただいま。
無茶振りは兄さん関連でしたね、やっぱり。
実は薬物実験受けてて、そのうちのひとつがこっそり効果発揮してて、とか。バンドの数字が全く動かないという形でRPしていこうかと思ってました。
絡みは…必死にやってみたけれど、オトフリートさんだけは最後の最後になるまで直接お話できませんでした、ね。
進み方はビックリでした。顔出せなくても必死に鳩覗いてました。
時間で分かれてしまったのは仕方ないのでしょうね…。
多角は、いる場所で起きたときは平気なのですが、自分から行くのは苦手で避けてしまったりもしてたのでした。
[かしゃん]
[シャッターを下ろす]
[ファインダーの中に、少女]
───ええ、と。
[誰だっけ]
[名前を未だに知らない気がする]
[向こうはこっちの名前を知っているらしい]
[首を傾げる]
私は、気を失ってたんだから、何があったのか知らない。
どうしてって思うけど、責めてるわけではないの。
こぼれた命は拾うことが出来ないんだもの。
先を見て、歩いていくのが、大事。
だから。
空…?
[青空へと向けられる、アーベルのカメラ。
釣られて見あげると、数羽の鳥が横切っていった。]
あ、うん。もう少しかかるの?
じゃあ…中で待ってたほうがいいのかな。
ライヒアルト=ファルベ。
──感謝する。
解析結果の画像を皆に見せる為には、研究室のPCから出力する必要がある、な。
[執着していた事の一つの達成に両眼を輝かせ見開いたまま、続いてダーヴィッドを振り返る。]
ダーヴィッド。
これが何の星座か、わかる だろうか?
[問うてから、ダーヴィッドが酷く遠い所に居るように見えて、眉を寄せた。伸ばした手が──ダーヴィッドの肩へ触れる。]
[>>+98の呟きを聞いて]
心配しなくてもいいです、あっちのピアノが弾けないなら。
僕が弾けるものを作る、ですっ!!
だから、そんな悲しそうな顔はしないでくださいませ。
[胸を張って言葉を吐いた。
ピアノを作れる自信なんてない。
それでもさっきの笑顔の為だったら作って見せると思えた]
───鋼の翼。
[ブリジットの言葉]
[ファインダーをのぞいたまま答える]
[空]
[茨]
[プロペラ]
[白い花]
[ゆっくり、カメラを降ろして]
[視線を水平の高さに戻す]
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