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やな風とやな雲!
せっかく咲いたのに、散っちゃわないといいねー
[…あれ?]
せーべつ?
[ゆきおにーさんを見る]
……せーべつ?
[むー。]
…………ゆき「おねーさん」?
[桜の木に近くなる。
人はどこにいるのかな。
さっちゃんがつかまってるのもぜんぜん知らないんだけど、おねーちゃんとゆきおに…おねーさんと一緒に、近くの方に行く。]
うっわぁ。
ほんとに、ピンクだー
昨日までぜんぜん咲いてなかったのに
[びっくりした。魔っていうのはすごいんだなぁって思った。]
[その下で宮司の人が死んでいた――
その下で赤い血が流れて、まるでうつしたように桜の花が咲いている。
そんな事実は、知らない。]
[窓から離れ、ベッドへと座り込む。大きな溜息をつき、ふ、と視線を上げると、机の上の執筆道具が目に入った。若干、表情が曇る。色々なことがありすぎたために、今は小説を書く気にはなれなかった]
…連絡、入れた方が、良い、かな…。
[出版社に執筆の見通しがつかなくなったことは伝えねばなるまい。ただでさえ、題材にしようとしていた祭りの継続が怪しくなっているのだ。心身的にも、材料的にも、執筆が遅れるのは明らかだった。
しかしここには電話が無い。誰かの家で借りる必要があった]
…お母さん、ちょっと、出かけてくる、ね。
出版社に、原稿、遅れるって、連絡、しなきゃ。
[自室を出て、階下に向かい、家事をしていた母親に訊ねる。返ってきた答えはNO。何かあっては駄目だから、と言う心配から来た否定だった。しかし連絡しない訳にも行かず、どうにか許可を貰おうと母親の説得を試みる]
[それは天候が酷くなる少し前。許可が得られる頃には使いたかった電話も役に立たなくなっていると言うのは、現時点ではまだ*知らない*]
桜が咲いた後の雨なんてのは良くある事だが。
花腐しの雨が、すぐに花を散らしたなら…むしろ、村の人間は安心するのかもしれないな。
涼ちゃんは、散らないでいてほしいのか。
[3人で会話をしつつ、桜へと歩み。
性別を知って驚く涼に、けらけらと笑った]
そう。実はおにーさんは、おねーさん。
呼びにくいなら、おにーさんのままでも何も問題ないが。
琉璃とは、その辺り違うからな。
謝らなくていいんだ。
[小百合の笑い声に、こちらも悪戯な笑み]
豪快ぐらいの方が、驚かせられるかと思ってな。
っふふ、どういたしまして、というべきかな?
[お兄ちゃん、と呼ばれて、不意をつかれたようにはたりと瞬く。
少し間の抜けたような顔は、またすぐいつもの笑みが浮かび]
ああ、じゃあ人の少なそうな方へ行くか。
道無き道なら行けたりするのかもな。
[似たような方法で桜に近付いた人物がいたとは知らず]
……しかし、制限がかかってるなら、聡はどうしたんだろうな?
強行突破の一つもかまして無いと良いんだが。
[ぐるりと回り道をして、桜のある丘を登っていく]
…すごいな。これ、本当に昨日までは……?
俺は見ていないから、なんとも信じられないんだが。
[2人がさらに近付こうとしたなら、少し制して]
まずは、黙祷を捧げるか。
知らない相手とは言え、場所が場所だ。
それに近付きすぎれば、村の人間にばれそうだしな。
[手を合わせ、眼を伏せる。暫しの沈黙。
改めて、眼を開ければただぼんやりと桜を眺め。
ぽつり、諳んじる]
…桜咲くとき、災いあれり。
其は、紅き狂乱の……宴。
[強い風の音に、はたりと我に返って]
そろそろ帰るか。降られるのは、御免だろう?
それに、俺が多少濡れる分には構わないが、可愛い妹たちに風邪を引かせるのは嫌だからな。
[聡のいうままごと遊びは続行中。
空を見上げた後、ほんの少し眼を細めて丘を下っていく]
[ゆきおねーさんの口にした言葉はむずかしかった。]
ふぇ。
うん。おねーさんも、おねーちゃんも、風邪引いたら大変だもんね!
[丘を降りるのも一緒。でも、一回後ろを見て、桜を見た。]
――きれいだね
[それから慌てて後を追った。]
早くしないと、おいてくぞ、と。
[立ち止まり、振り返る涼に声をかけつつ、足は止めない。
少し歩む速度を緩めはしたが]
綺麗なのは分かるが、あれが血の色かもしれないとか思うと少し気味が悪くもあるな。
伝説を何処まで信じるかは微妙なところだが。
ああ、走るのは良いが下り道だ。転ぶなよ?
[こちらに向かう涼に警告を]
…とか、言っている間に……。
[ぱらぱらと、小さな音。皮膚の濡れる感触。
持って来た傘を無造作に開き]
降ってきたな。
…って、警告したそばから。
[傘を持っていない方の手を差し出して]
立てるか?痛むようなら、旅籠まで背負っていくが。
[こんなときに雨ふんなくても!
ゆきおねーさんの手を借りて立ち上がる。]
だいじょーぶ!
転ぶのにも慣れてるから!
[捻ったりもしてないし]
って傘!
さすがおねーさんだなぁ…
だいじょぶだいじょぶ、とりあえず早く行こう!
転ぶのに慣れてるって…まあ平気なら良いけどさ。
[微苦笑を浮かべ、つないだ手を引き上げる]
傘はあるが、俺のは折りたたみだからな。
風が出てくると厄介だし、早く行くのは大賛成だ…けど、急くのは良いが、今度こそ転ばないようにな。
次は雨のせいでどろだらけになるぞ、と。
だいじょーぶ!
[立ち上がったら手を離して、ぐっと親指立てるんだ!]
ありがと、ゆきおねーさん!
でも、うん。
次は転ばない。どろどろになったらりきっちゃんより身だしなみが悪くなっちゃうからね!
どういたしまして。
[元気のいいお礼の言葉に、にこりと笑う]
っふふ、一度くらいは、きちんとした服装の利吉さんも見てみたかったりするか?
髪を整えて、ヒゲを剃らせて、パリッとしたスーツを着せて。
[時折強く吹く風に、傘を両手で押さえる]
村から出るのに、これは徒歩だと厳しそうだな。
後で、出て行きたい人間がいるなら、車で送ってやるべきか。
……俺自身も、どうするかな。
えー。
びみょーに見てみたいけど、ぜったいムリだと思わない?
[しっかりまじめにムリだと思う!]
うーん、本当に困っちゃうよね。
なんでこんなに雨なんだろ。
涼ちゃんの頼みなら、簡単には断らない気がするが。
まあ、スーツから何から、お金を出してくれるスポンサーをみつけないと厳しいか。
2人はそんなスポンサーに心当たりは?
[けらけらと笑って、無責任な事を言い放つ。
丁度擦れ違った村人にはその明るい様子を睨まれたが、悪びれる様子も泣く]
ん…なんでだろうな。誰かの代わりに泣いているとか。
巫女か宮司さんか、それとも…。
[歩く先には、ようやく旅籠が見え始め。
ふるり、首を振って、大きく息を吐いた]
こういう事を、俺が言うのは似合わないな。止めておこう。
ザンネンナガラ、マッタク
[だってあったら、きっとその人が着せてるにちがいないからね。
村の人たちはなんだかこわい顔。]
そうかな、似合わなくないと思うよ。
でも、泣いてるんだとしても困っちゃうね。
桜も散っちゃうし、地面もどろどろだし。
いや、似合わないと思う。一般的に、ああいう事を言って許されるのは、おそらく20歳くらいまでだろ。
[旅籠の玄関で折り畳み傘を閉じる。
雨音はさらに激しく、雷鳴も聞こえ始めて]
…地面がどろどろなのは……困るな。
あの細い山道で、タイヤが滑ったら大事故の発生は免れない。
これでも安全運転を心掛けてるから、事故は嫌だな。
えー。そうかなー?
年齢かんけーないと思うけど
[ごろごろー]
…コダマだいじょーぶかな?
[ちょっと心配]
でも、タイヤが滑っちゃったら大変だから、だめだよ!車!
ふーみんせんせーみたいになっちゃうよ!
[雨の音が強いから、ハタゴの中には聞こえてないはず!]
涼ちゃんも、きっともう少し大人になれば分かるさ。
[けらりと明るく笑う]
あれ。雷は…猫も犬もだめなんだったか?
うちでは飼えなかったからな…未だによく分からない。
今は一人暮らしだが、飼う余裕はないしな。
………史人は、もう事故経験者か。
そう言えばこの間も、危険運転をしそうな事を言っていたな。まったく…それで玲ちゃんを泣かせたらどうするのつもりなのか、と。
[旅籠の扉を開け、中に入る]
ただいま、と言うのも変だが、ただいまー。
[桜の丘を追い出された後は、とっとと旅籠に戻り、手早く荷物を纏めると、]
[雨が降りそうなのにも構わず、雨具を着込んで出発していた。]
[桜は見たし、祭りもない。もう残っている理由は無いと、宿にいた面々に暇を告げ、スタスタと出て行ったのがほんの2時間ほど前。]
…なんだよ、こりゃあ。
[村を訪れた際に、それを一望した丘陵を越えた場所に立ち尽くしている。]
[ただし、そのときと反対側を向いた聡の眼前には、本来なら蛇行しながらその丘陵をいったん下り、またその先の山間部へと続いていた道が、ごっそり削げ落ちていた。]
おじゃましまーす
[ゆきおねーさんの後ろから中に入る。]
うーん、コダマどうなんだろ。たかちゃんに聞けばわかるかなー?
ふーみんせんせーはねー、あんまり言うと怒るからやー。
事故したらしいってしか知らないけど。
この雨のせいか…。
[アスファルトは途切れ、一部にかけらが残るのみ。土砂崩れだろう。視線を丘の下方に転じると、蛇行する道のあちこちが、同様の土砂崩れに寸断されているのが見て取れた。]
…。
[進むのは自殺行為だ。確かに車でない自分は、もう流れていない土砂ならば、越えて進むことが出来るだろう。しかし、雨が続いている以上、自分が歩いている足元が崩れる危険が常につきまとう。]
ここも危ねぇかも知ねぇ。急いで戻るか…。
[踵を返し、来た道を戻り始めた。]
[ばたばた、と旅籠に飛び込んでくる。]
っかぁー、濡れた濡れたぁ!
おーい、乾いたタオル貸してくれねーか?
[言いながら、雨の滴る合羽を脱ぎ捨てる。]
[適当な席に座り、温かいお茶を主人に頼む]
あ、そういえばもう聡は、戻って……って。
この雨の気配の中、出て行ったとか、阿呆か。
[主人の言葉に、呆れたような声。
コダマが部屋の隅にいたのをみつけ、ちょいと手招き]
…怒られるんだ。あんまり、聞かないほうがいい事なのか…?
確かに、多少情けないことではあると思うが。
あ、わたしもー!
[お茶に挙手!]
さっちゃんにもー!
[おー、ゆきおねーさん、ナイスコントロール!]
んーとねー
ふーみんせんせーって絶対みえっぱりだから、怒る。
[テレるのかな、よくわかんない!*]
おう、すまねぇな。
[裕樹の投げたタオルをぱし、と受け取る。それで水浸しの頭を拭いていると、旅籠の主人も山盛りでタオルを持ってきた。]
[「忘れ物か?」「どうしたんだ、帰ったんじゃなかったのか」といったようなことを問いかける周囲に告げる。]
土砂崩れだ。道が塞がってやがる。
[近寄ってきたコダマを抱えて、お茶が来るまでの暖を取る]
さっちゃんの分のお茶まで頼むなんて、涼ちゃんは優しいなあ。
[けらりと笑い]
……見栄っ張り、か。なるほど。
[ふむ、と一声上げるだけに留める]
いや、特に気にしなくても良いさ。
[聡にひらり、手を振って]
……ち、勢いが足りなかったか。
[こっそりとそんなことを呟いてみたり。
そう言えば]
どうして戻ってきたんだ?
やっぱり、雨がきつかったのか?言えば車で送っていったのに。
[からかうように笑うけれど、土砂崩れとの言葉に瞬く]
それは、どこの道だ?まさか。あの一本道なのか?
っへ、あくびが出るぜ。
[きっちり憎まれ口を叩いてから、顔を思い切りしかめる。]
「あの一本道」ってのがどの道かわかんねーな。俺が来た道だよ。
[そこへ、「この村に、外へ通じる道は一本だけだ」、と宿屋の主人の補足が入る。]
…だそうだ。閉じ込められたな。
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