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― 医務室 ―
[何度か瞬きを繰り返す瞼。
――イカロス
その単語を聞いて完全に覚醒する、脳裏。]
良く知ってるね。
[先程、嵌められた形になった少女に向ける微笑。]
……羽を手に入れても、蝋で固めたものじゃ駄目みたいだ。
[あんな夢を見るのは、
イカロスの神話に自身を重ねているからかもしれない。
偉大な父…――
まるで逃げるように…――
自由を手に入れたかった。]
っと、しまったな。
インスリン、探す予定だったんだけど。
[小さく零れる言葉
――リディのカルテを診たハインリヒなら、
インスリンがどういう意味を持つか知っているかも知れない。
増えたカルテに手を伸ばし、片手で頭を掻く。
カルテを確認していく最中、
ダーヴィッドのカルテに付け足された文字に噴出した。]
−回想・廊下−
首輪ですか? 蛇がでた時に転んだ時に外れましたです。
ごめんなさい、直っちゃったみたいです。
[上のフロアに向かおうとした時にノーラに話しかけられた。
首輪が無いことに目を丸くする姿を見て少し罪悪感が沸いてきた]
では、いくです。
[気まずい気分になったので背を向けて3Fへと歩き出した]
─食堂─
……また、えらく集まっているな。
[中に入っての第一声は、ため息交じり。
とりあえず、空いている席に座ると、何かもらえるかな? と誰となく声をかける。]
[部屋に響くシャッター音。そして足音]
アーベルさん?
アーベルさんも、扉の向こうが気になるの?
[シャッター音がしたほうへと向かって歩き出す]
私が眠りにはいる前、
[ぽつりと、呟くように語りだす。
別に、彼女が聞いていようといまいとかまわない。
もし彼女がもう立ち去ってしまっていたなら、誰にともなく語る]
私がつとめていたがっこは、小さな通りに面した学校でした。
下校時刻になると、そのとおりが小さい子たちであふれかえって、きゃあきゃあ甲高い声が街いっぱーいに響くです。
[たわいもない、日常の風景。
瞳を細めて、目の前にそんな情景が展開されているかのように、言葉を紡いでいく]
(ああ、上手く、話せない)
[しゃべっているうちに、流石に自分でも舌の縺れを自覚した。
言葉が絡むたびに、詰まるたびに、少し寂しそうに眉をひそめる。それでも、ずっと話し続けた]
[自分の小さな宝物たちの、話。
教員生活は、はじめてから数年しかたっていない。
それでも、いくらでも思い出はあふれてきて]
あ、うん。いくね。
[ナターリエを追いかけて階段へ。]
武器、必要だよね?
…そういうの使ったことなくても、大丈夫なのってあるかな?
―医務室―
それは物理的に不可能ね。
……アーベル。結局こっちに来てないのね。
[無礼な言動を思い出してか、
結局医務室に来ていないことについてか、眉を寄せた。
不服の声には眼を細めて見下ろす態。>>373
笑われると腰に手を当てた。]
……そう。なら、ハインリヒ。
[謂い直した。困ったような笑いをされれば、
もう一度呼ぶのも悪い気がしたのか。
ああ、そういえば と 思い出す。
あの時、彼は自分に何を聞こうとしたのか。
覗いた数字。首輪、手招き。]
ハインリヒ、貴方、あの時何か――
[聞こうとして、薬を見つけてからだ――と、言葉尻に重なった]
[人の気配がしたので見る。]
リディ、だっけ。さっき会ったね。美味しいよ、ホットケーキ。
[冷凍のホットケーキは何故か大量にあるみたいだった。研究者で好きな人でもいたんだろう。]
カルテって面白いの?
[何を見て笑ったか解らなくてエーリッヒに尋ねただろう。
立ち上がって医務室の扉の方へ赤を揺らしながら歩み]
…食事は後でいいわ。
上を…見てくる。
…
もう、蛇いないわよね…。
[一度、振り返って不安げな言葉。]
集まっている、と言っても俺たちは移動するところだが。
[やって来たリディには、軽く手を振って挨拶を。
ホットケーキに関しては、説明がされたので、そちらに任せて、上へと向かう]
父さんの操り人形になるのが嫌で。
色々、無茶をしたけど――実際この状況になると、ね。
[羽ばたいた空は、狭いのに途方もなく感じられた。
うっかり弱音を漏らしたのは、見透かされるような新緑の所為か。]
上……行くならついて行くよ。
探し物も見つかるかもしれないし。
[護るとも言ったからとは――言葉裏にけして。]
リディちゃんも、たっぷり食べてねー?
[おそらく空腹だろう彼女に、ホットケーキどっさり盛り付けて食堂をあとにしたらしい。
キッチンの奥には乾パン、金平糖、それからまだ無事な缶詰や豚肉を濃い目の味付けで煮込んだものなどが几帳面に小さく小分けされて置いてある。]
-3F-
[結局とめられたにもかかわらず一人で来てしまった。
しかし、その選択に間違いなど無かったはずだ]
ええ、そうに決まってるですよ。
僕が一番動けるですから、だから僕がやらないとです。
[その身に芽生えるは罪悪感と責任感。
先ほどライヒアルトの言葉>>63の通りになりつつあった。
本人の頭からはそんな忠告など消えさっていた]
−隠し扉・階段−
[定期的にフラッシュをたいて]
[写真を撮る]
[一瞬の回りの把握のために───]
───リーチェ?
[下のほう]
[聞こえる声]
[耳のいい子だ]
[シャッターの音を拾ったのだろう]
大丈夫
[上から声を一つ落とす]
段差があるから───こっち来ちゃだめだよ。
[警告]
[上へ上へと声は上がっていく]
―三階への階段―
あっ。
[人一人分しか開いていなかった扉。
端に引っ掛かり、カーディガンが少し破けた。扉に切れ端が残る]
…お気に入りなのに。
[溜息をついて、階段を昇り始めた。
上がりきったところで、再び呼吸を整えて]
扉の無い部屋…?
[上がってすぐにあった部屋を覗き込み、瑠璃が見開かれる]
エーリッヒの父親も、厳しかった?
[親の圧力、その重さは「自分」を見失いそうになった。
「自分」という存在ではなく「優秀な星詠み」が彼らの目には映っていたのではないかと――。]
…私も、自信を失う事は多かったわ。
それでも…――自分を大切にしたかったの。
[上に行くなら付いて行くと言われれば]
助かるわ…。
[本当に。と心の中で呟く。]
[はじめて担任を任されたときの、失敗。
自分の言葉で傷つけてしまった子どもの話。
みるみるうちに成長した子どもの話。
頭の回転が早く、ひょうきんでいつも笑わせてくれたこの話。
散々てこずらせてくれた悪戯小僧の話]
[ゲルダの弟の、トビーの話もした]
…………でも。
あそこは貧しい人たちが多くて。
えーせ状態も悪かったですし、調子が悪くてっもすぐには医者にかかれませでしたから、あっというまにメドューサが広がって。
[そこから先は、しばらく口をつぐんだ。
目元が潤むから、手で顔を覆った]
今でも。わたしは、今でも、
自分がどーすれば良かったのか、分からないいでいます。
……うわぁ。
[ドンと置かれた山盛りホットケーキに思わずそんな声が漏れる。
だが、腹が減っているのも事実。]
……いただきます。
[手を合わせるとそう言い、手をつけ始める。
だが使うのは右手のみ。フォークで器用に切り分けていく。]
―6の部屋―
[アーベルがカメラを持って入ってきて、隠し通路に入っていく。]
アーベル?
[ベアトリーチェも気にしているようだ。]
………本当に、無謀な連中が多い。
[ふうっと息をついて立ち上がる。]
−3F・休憩室−
[無表情で演奏する男と流れるピアノの音が其処にあった。
その音は至って平凡で特に感動を呼ぶ音ではなかった]
まぁ、こんなもんですよね。
演奏する為ではなく調律の為に真似事で習っただけですし……。
[それでも演奏するのは嫌いではなかったようだ。
演奏は邪魔が入るまでしばらく続いた]
[階段を上り、二階へ。廊下を歩き、三階への扉へ。]
あれ、なにか引っかかってる。
[青い、毛糸。見覚えがあるような気がして、ライヒアルトとゲルダを振り返った。]
大丈夫、なの?
[灯りを持ってるのだろうか、と思いそれ以上は言わずに]
段差? ……階段があるのね。
[声は上へと離れていく]
あのね、蛇が出るかもしれないから、気をつけて。
ダーヴィッドさん、アーベルさんが……。
[アーベルへ声をかけると、ダーヴィッドも立ち上がったようだった]
……ん?
[ナターリエの声に、瞬き一つ。
示されたものは、覚えのある青色]
……まさかとは思うが。
先に、一人で行ったのか、イレーネ……?
[舌打ち一つ。あっちは、見ていた方が良かったか、と。
過ぎったのは後悔]
―― カルメンさん
[彼女の方へと向き直る。
彼女の目を探すように視線がゆっくり上下左右に動いた。
もし、視界の端にその二つの蒼がかすったなら。
そこでゆっくり焦点がそこに結ばれて。
そしてにっこり笑う]
ほんみょお、教えてくれてありがとございました。
あだ名っていっつわってるの、しんどかった でしょう?
[どうして名前を偽ってたのか。
想像はつけども、彼女が自分から言うまで詮索しない]
蛇がいたら、考えるよ。
[少女へと笑って届ける]
[思ったよりも階段は長い]
[本当に隠された通路]
[通るのも、結構大変だ]
[写真を撮る]
[フラッシュ]
[必要であれば、先を塞ぐ茨を絶つ]
[ぶちぶちと、植物の悲鳴が耳に届く]
全くせっかちだ。
[アーベルに向かって…でも、もう、聴いてはいないだろう。]
アーベルだけ一人行かせるわけにもいかないし、アーベルとリーチェ二人行かせるわけにもいかないなら、これしか方法がない。
手はとらせてもらうね。
[リーチェの手を取ると、もう片方には斧を持って、隠し扉の中に入る。]
僕の父は、成果重視の人だったな。
兄さんがね、優秀過ぎたから。
僕には、それが少し負担だった。
[兄は父似だった――そのアイスブルーの眸も。
自分は母似だった――父が見殺したといってもいい母と。
裡の想いとは裏腹に、柔らかな声音で、
ノーラの質問に答える。]
うん。大事にしたいね……。
[微笑んで。ふっと思い出したように彼女の耳元に唇を寄せる。
囁くのは――ダーヴィッドのカルテに書かれた追記のこと。
「ツヴァイさん、年齢のこと気にしすぎでしょ?」
パチリ――ウィンクをつけた。]
−3F・休憩室−
む、なんです!?
[演奏の最中に何か気配を感じたので思わず椅子から飛び上がるように立ち上がった]
こっちです!?
ってなんだ、驚かさないでくださいです。
[向かっていった先に壁と蛇の抜け殻があった。
刀を鞘に入れてままその抜け殻をつつくとあっさりと抜け殻は砕けて消えた]
うーん、危険でデンジャラスです。
この感じだと蛇は一杯な予感がするです。
[先ほど、一瞬だけ感じた気配を思い出す。
気配の主が何処かに隠れてないかと思い休憩室を隅々まで探し始めた]
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