情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―― 川べり ――
[とにかく頭と全身を冷やしたかった。
暖かくなったといってもまだ水は冷たい川へ]
[ふらふらしながら水辺に近寄ると、腰まで流れに浸けてざばりと頭から水を被った]
……………
[波紋が川面に広がっていく。
ゆらゆら揺れる歪んだ自己の像をしばらく凝視して]
16のガキか俺は。馬鹿すぎる。一度死ね。
[深く嘆息して、自己嫌悪に浸ってた。
木陰の間から青空を見上げる。深くもう一度ため息をついた]
────…、
[落ち着いたら、と彼は言った。
その言葉の響きに、ボクは唇を引き結ぶ。
込みあげるものを堪えて、ぐっと自分自身の腕を掴んだ]
…大丈夫。
[気遣わしげな幼馴染に、ごめんねと謝罪を添える。
向けた笑みは、きっとちょっと情けなかった**]
―― 川辺 → キリルの家 ――
[しばしの後。のろのろと川から上がると自宅に戻る。
そこには花かごとそこからこぼれた花弁が残っているだけだった]
……いないか。
[いるわけがないと分かっていながら呟く。
首を振って後片付けをすると、のろのろと身支度整えた]
[彼女が森の中にいるとは知らない。
もう家に戻っているものだとばかり思い、彼女の家に足を向けた]
……………
[そこには人の気配がなかった。
がっくりと肩を落とす]
―― キリルの家 ⇒ 篝火 ――
[キリルに対して持つ衝動の炎はいつも何とか抑えてる。
瞬間的に大きくなった炎は、冷たい水でまた裡に篭らせる]
[ゆらりと諦めたように首を振った]
馬鹿だな。彼女も少し落ち着きたいだろうに。
[いつでも自分勝手だ。
キリルの家の扉に、小さなポプリの香袋を提げ、少し青ざめた面持ちで広場に向かう]
[窓から見る外、篝火の方にまた歩み寄る人影。
開いた窓縁に手をつき、目を細めて見た。
昨日の、祭りみたいだとはしゃいだ様子と
足取りが違う気がして、首を傾け。
窓を大きく開くと、車椅子と似た音がする]
―― 広場 篝火の傍 ――
[篝火の傍に隣り合って座っているのは幼馴染二人。
黙ってそちらにちかづいた]
………………
[途中、金属のきしむ音がして、どこかの家の窓が開いた。
ちらりとそちらを見やる。
けれど、「軽く笑んで片手を挙げる」などの常の動作は出来る気分じゃなかった。目を細めてのろりと動くものを認めるばかり]
…………
[マクシームが軽く片手を挙げる。
そちらには動作だけ真似ると、深いため息と共にユーリーの隣に腰を下ろした]
…?
イヴァン?
[此方を見たと思う。
けれどのろのろと動く様子に、頭上にはてな。
家の中に人いればそちらにも可笑しいな?と声を掛けて
玄関へと回り、車輪回して外へ出た。
キイキイと高い音と共に、3人の人影へと近寄る]
今日も、お疲れさま
[労いは篝火へ。
前髪の隙間から、そっとイヴァンの事は伺い見た]
―― 篝火そば ――
[ロランの家から人影がこちらへやってきた。
一人だったろうか、誰かと一緒だっただろうか。
ぎこちなく口元に笑みを作って、片手を上げた]
……………
[石畳の隙間からしぶとく生えている雑草をぷちっと引き抜いて炎にくべる]
でもきっとキリルのほうがよく似合ってる。
[差し込まれた髪飾りが似合っているかどうかは、鏡のない今は確かめられないけれど。
おそろいだというキリルが可愛かったからうん、と頷いた]
えへへ、キリルとおそろいとか嬉しいな。
[にこにこと笑みを浮かべ。
目を伏せて短い同意を返すのには、特に問うことはない。
きっと、またなにか考えてるのだろうとそっと案じる視線だけを向けて]
― →墓地 ―
[広場のほうに人影を見た気がするけれど、向かう先は墓地。
特に何を持っていくわけでもなく。
辿り着けば、夫と子の墓に手を合わせるのが最初。
それから旅人の墓を見て]
……人狼、なんて、居ないわ。
昨日だって、何も起きてないじゃない。
[小さく呟いたけれど、答えが返るわけもない。
ため息を吐いて、森の方を見た。
狼の鳴き声が聞こえる気がした]
えー、なにが?
[大丈夫、の後に続く謝罪には不思議そうに返して]
そろそろかえろっか。
ほんとに暗くなってきちゃうし。
[森の中で話しこんでいる間に、空は夕暮れ色に姿をかえはじめていたから。
森の中ではさらに暗くなってしまう。
いこう、とキリルに手を差し出した]
[雑草引き抜く様子。
いつもと違うのは明白だったから]
…イヴァン、何か、
[あったのか?と、続く言葉は語尾消えた。
話したくないのに迄聞く気は無かったから]
―― 篝火近く ――
[マクシームが片手掲げる気配に顔を上げる。
視線を追えばイヴァンの姿が見えた。
同じように手をひらと掲げるは常の挨拶代わりの所作。
溜息の気配と共に座る幼馴染を一度流し見て
再び篝火へと視線を向ける]
――…如何かしたか?
[常より元気がなくみえるイヴァンに尋ねる。
無理に喋らせる心算はないのか
人の気配が増えたからか言葉を重ねることはせず]
ロランもお疲れ。
腕の具合は?
[自らの肘に触れて怪我の具合を問う]
[イヴァンが抜いた雑草が火にくべられる。
瞬きしてから少しだけ苦さの滲む笑みが浮かんだ]
足しにするなら抜いたばかりのじゃなく
落ちてるものにするといい。
瑞々しいのは、燃えにくいからな。
[乾いた枝を篝火へと落とせば高く乾いた音が鳴る]
―― 篝火そば ――
あー……うん。
[ユーリーに尋ねられ、がり、と石畳を引っ掻く。
どこまで何を言えばいいのか考えて]
年甲斐のないことを、ちょっと。
[形に出来たのはそれだけ。その先を続ける前に人が増え、ロランの問いかけには首を振る]
いや、大丈夫。辛気臭くて悪いな。
あぁ忘れてた。酒は今日は持ってこなかった。しまったな
[声は小さいが、喋っているうちに表面は取り繕えて来る。
ユーリーとロランのやり取りを聞き、ロランの肘に目をやった]
[枝のはじける音がする]
…そうだな。
[ユーリーの言葉に頷いた。ぷちりと別の芽を抜いた]
[篝火にはあまり関心のない瞳で投げ入れる。
この試みにあまり積極的ではない様子がありありと]
[マクシームに文句を言われた。肩をすくめる]
年甲斐ない、ねぇ。
そう思ったならもう同じ事は繰り返さないだろ。
これでまた一つ成長できたと思えばいいさ。
――…ま。
誰かに迷惑かけた、とかなら
早急に今の気持ちを正直に伝えるべきだとは思うが。
[間をあけて紡がれたイヴァンの言葉に
深くは問わず己の意見を幼馴染に伝える]
酒はほどほどに、な。
[ロランへの言葉には嗜める響きをのせた。
大丈夫とロランがいうならふっと表情を和らげ]
なら良かった。
痛むならレイスをこき使うといい。
何だかんだで頼られるのは悪い気しないと思うから。
[別の芽がイヴァンに摘まれる。
マクシームが文句言うを聞いて男は苦笑した]
イヴァン。
そんなに草むしりがしたいなら
僕の家にくるといい。
そろそろ庭の手入れをしたいと思ってたんだ。
[軽い口調でいってみせた]
[しばらく墓地に居たけれど、だんだんと日が落ちてくるから、と。
小さなバスケットに入れたクッキーを、たまにはね、なんて言いながら置いて]
また来るわ。
[そう言って、来た道を戻ってゆく。
もう少ししたら、月も昇ることだろうけれど、
今はまだ、太陽の時間]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新