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そらそだわ。
ゼルギウス過労死するね。
[>>234 つられて軽口が出た。
てーことは、クレメンスが花と考えるのが妥当なんだなぁ…。
エーリッヒは知ってたってことは、多分クレメンスが伝えたんだな。
んー、他に知ってる奴居ないんだったら、エーリッヒ怪しい、になるけど、そうならないんだよな、この場合。
エーリッヒの方が先に死んでるしさ。
エーリッヒからまた誰かに伝わったとするなら、あるかも知れないけど。
……うーん?]
[まぁクレメンスが他に言わなかったとも限らなかったから、オレはその辺で一旦思考を止めた。
中への促しに応じたゼルギウスと共に、オレは広間へと戻ることになる]
─玄関外→広間─
ぁ……
[ヴィリーとアーベルから二階から下り、また外へと向かうのを不安げに見送った。
その後を追うようにフォルカーが出て行こうとするのも、止めるではなく見送って。
ゼルとエルゼが戻ってきたのは、その後だろうか。
その姿を見れば、知らず安堵の息が漏れた。]
誰なんだろうね。
[ナターリエの呟きに、ゆるく、息をひとつ吐き出した。
それから、ライヒアルトへと再度視線を向けなおして―― ひとつ、息を落とした。
彼が、死者を見るのなら、言うべきだろう。
だけれど、祈りを捧げにいくというナターリエの言葉を聞くと、
邪魔をするわけにはいかないと、近づくのはやめた]
[しみじみと思い出されている事など、当然如く知る由もなく]
うん、いるの。
[こくり、頷く様子は無邪気なもの。
視線を送られた夜闇の猫は、にー、と鳴く。
こうしないと、狂いそうだったから、と。
伝える術は、生憎と猫にはない]
ゆっくりで、いい、の?
……うん、わかった。
―広間―
[考える事は沢山あって。それこそ山のようにあって。
ナータの動きに気がつくのが遅れた。
数拍遅れて立ち上がろうとしたけれど。
一瞬過ぎった悪寒……ナータが皆にその能力があることを公言するのではないかというのはその時は外れたようだ。
ブリジットへの返事に反動で気が抜けて、足に力が入らなくなった]
[人狼は誰なのか、と呟くナターリエに答えは返せず。
クレメンスに祈りを捧げに行くというのを聞けば、心配してその顔を見つめたものの。
邪魔はできないと思い、席に着いたまま彼女を見送ろうと。]
―→納屋―
[アーベルにお嬢ちゃんと、まるで妹を呼ぶときみたいに呼ばれて、
少しばかりくすぐったい感じが浮かんでたかもしれない。
二人についていくようにして納屋の方に、気づかれたのは納屋に着いた頃だろうか]
ねぇ、ヴィリー、さん…
ヴィリーさんって、普段何してる人なの?
[疑問の声をかけてから]
人殺しとか、慣れてそうだったから。
[そう付け足す言葉を]
―広間―
[過労死に対して全くだ。といいたげに頷いて、ちょうど広間から出て行くフォルカー>>235を目に留め、続いてエーファに、ブリジットを見て]
他はみんな無事・・・かな
[今この場に居ないヴィリーやアーベルはさっきあっている。数えてみると全員一度目で見たことになるのかなと思って]
や、ブリジット。
[安堵の息が漏れたブリジット>>239の顔色を伺うように見詰めながらも]
無事でよかったって、俺昨日は心配かけちまってたな。
大丈夫…かどうかはわからなくてもマシにはなったよ。
[ゲルダの言葉を聞いたのは階段へと向かう途中、彼女の傍で。
一度足を止め逡巡の後]
――…見つけられると良いのですが。
[彼女に届くか届かぬか分からぬほど
微かな紡ぎをくちびるにのせ、ゆるく会釈をして場を離れる]
ううん。
私の方こそ、心配かけてごめんね。
気遣ってくれて、ありがとう。
[ゼルに見つめられると、どうしても泣き腫らした目が見られてしまうから伏し目がちになりつつも微笑んで。
マシになった、と聞けば本当に?と心配してその顔を見上げた。]
[ナターリエが、そっと呟く言葉。
それに、わずかに目を見張った。
そうして、小さく、微笑んで。
去ろうとする彼女の手を、そっと掴む]
僕は、蒼花、だ。
[囁く。ナターリエにだけ聞こえるような、ほんの微かな声で。
ただ、それ以上言葉はなく、そっと頭へと手を伸ばし、なでた]
いってらっしゃい。
[ただ撫でただけ。
そんな顔で、彼女を見送る]
あー、ホントお前可愛いわ。
俺の弟妹達並。
[無邪気な様子に再びかいぐりかいぐり状態。
傍にいれないことが、思い出すことが辛くないわけじゃない。
笑みは少し哀しげに見えただろう。]
お前、喋れたらよかったのにな。
[と夜闇には苦笑しながらつげただろう。]
―広間―
[フォルカーが出て行く際にはちらと目を向けたが]
[後を追うことはしなかった]
さがさ、ないと。
[呟いて、広間にいる者を見る]
[ゲルダとライヒアルトの会話は聞こえていない]
……でも、どう、したら……
[眉が下がった]
[白猫はカウンターの椅子の上]
[昨日エーリッヒが倒れたその場所に、蹲っていた]
─広間─
ん、お。
……どっちだ?
[パッと見だったから、出て行ったフォルカー>>235がエーファなのかどっちなのか直ぐには分からなかった。
片方ずつ見ても分かんなくなってる…!
名前間違えたらどうしよ]
んー……ああ、他は皆無事みたいだな。
[あぁ、良かった。ゲルダも居る。
オレはゼルギウスの言葉>>245に続くように言いながら、広間に居る人達を見回した。
……こっちがフォルカー? あれ、エーファ?
ダメだ、わかんね…。
男か女かの見分けは出来るのに、似てる子でどっちがどっちかを見分けられなかったオレだった]
[此処に居るのはエーファだと思う、けれど。
先に出ていったフォルカーと今此処に居るエーファの様子に感じる違和に、何かあったのだろうか、と案じた。
現状は、普通で居ることの方が難しいのはわかっているのだけれど。]
―広間―
[何で足が笑っているのか。心因的な理由など分からない。
内心は焦り始めながら、エーファの声に顔を上げなおす]
おはようございます。
[そういえば朝の挨拶をしていなかった。
余計な思考も混じって、同じ意味の声を出した]
[撫でられるのは嬉しくて、ふにゃ、と表情は緩むものの。
笑みに哀しげな翳りが見えたなら、ひとつ、瞬き。
猫を抱える片手をそ、と離して、撫でてくれる手にぽん、と触れた]
……いたい?
[何が、と示しはしないけれど。
何となく、痛そうな気がしたから、こう問いかける。
夜闇の猫は、華奢な片腕の中でバランスを取りつつ、また、耳をぺたり、とさせた]
[此処で名乗り出て一つの結果を告げれば
少なくとも一人が人の手により殺される危険は減る。
代わりにその人以外の誰かへの危険が増える。
何を言えばどうなるか、幼い頃の経験で知っていた。
その人が大事な義兄を埋めるなどと言い出したから
彼の無実証明をしないのではない、はず。
きっと、いや、多分。
不意に掴まれた手。
誰かと振り返れば其れはゲルダで。
囁きに一瞬、驚いたように目を瞠る。
彼女の言葉が本当であれば彼女は義兄の対の存在。
撫でられると泣き笑いのような表情が浮かんだ。
あの時、義兄と彼女が重なったのは――]
……はい、いってまいります。
[言いたい言葉を飲み込んでそれだけを返し
クレメンスの部屋へと向かう]
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