情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
ブリジットさん!
[氷破竜の弾き飛ばされる姿に駆け寄る…より前に肩の機械竜が飛んだ。その身体が、ぽうと青い光を帯び、飛ばされた方向へとその光を広げて受け止めようとする]
ん、天気もそうだけど。
……ヘタすると、爺ちゃんとことか、あと、海も色々と危ないんじゃねぇの?
[竜郷の中で占める空間が広ければそれだけ、影響を被る範囲も広い、と読める訳で。
それに危機感を感じるのと、弾けるような音が響くのはほぼ、同時]
って!
だいじょぶっ!?
[飛ばされた氷竜の様子に、やや、声が上ずった]
威張るとこかよ、ってゆーか、予約とか入れなくていいからっ!
目の前、対処しろよ、おっちゃん!
[クレメンスの裏声に一発どついたろか、と思いつつ。
視線が向くのは、ブリジットの方]
仕方の無い事とも言えよう。
王であれど、本質は変わらぬ故にな。
[ 属の本質。少なからず支配され、影響を受ける。我らが存在の所以。]
我はひいておらぬよ。
影には無縁。案ずることはない。
ベアトリーチェこそ、ひかぬよう。
[ 幼児は思うよりも軽く、しかし重くも感じられた。生命の重みだ。
小さき身体を抱えると、来た道を戻り、外へと至る。西殿の騒ぎから離れた其処は静かではあれど、大気は落ち着かず、ざわめいている。天は変わらず厚き雲に覆われていた。
中庭を満たす緑は風に揺れ、木々は囁きあっているようであった。影たる我に、その声は聞こえねど。]
っ!?
[結界に拒絶されるが如く弾かれたブリジットへと駆け寄り。]
無茶すんなって!
内側に居る王たちの手に負えないものを、正攻法で解けるはずないっての…
[弾かれた身体を、青い光が受け止めてくれて]
――と、と、と。
[ぽてん、と地面へと座り込む。
青い光――機械竜がちかちかと、その瞳でブリジットを見ている。
天竜の声、駆け寄る姿が、視界の端に移った。]
うむ。
一気に崩れることは無いじゃろうが、少しずつ影響は出てくるじゃろうよ。
じゃからこそ、迅速なる解決が必要なんじゃ───。
[ティルに対し言い終えたところで聞こえる弾ける音。見ればブリジットが結界干渉を試み失敗、弾き飛ばされている姿が見える]
ぬぅ、大丈夫かの?
…ブリジットの力をもってしても無理か。
[忌々しげに結界に視線を向けた]
って。
[ザムエルの言葉には、微か表情を曇らせる。]
…姐さんが長いこと居なくなったら、生命の海にも影響出るな。
流石にそれはちょっと、まずいわ。
[『生命』に影響が出たらどうなるか。
嫌な未来を予想していただけに、ブリジットへの対応は少し遅れた。]
っと。
大丈夫か?
[近づき、傷ついた腕に己の手の平を重ね置く。]
急に変わるのだものね……この不機嫌結界。
[不満そうに呟いて、ふるふると頭を振るって]
……助けてくれたのは、貴方?
[青い光を放つ機械竜を撫でようとするが、]
あら。
[手が、というか肘から先が、赤かった]
[焔の竜に、少しだけ情けなさそうに苦笑して]
急ぎすぎたみたいね。
ちょっと行けそうな「ほつれ」があったから、試してみたのだけど。
いきなり結界の式が目まぐるしく動いて、不機嫌になって……。
[情けないなあ、とぼやくように呟いた]
クレメンス様!
[青い光に受け止められたことに安堵の息を零し。
両の手が裂傷を受けているのに気付くと、生命の竜の名を呼んだ]
本当に、無理はなさらないで下さいね…。
[クレメンスが近くに来れば、場所を空けるか]
[てってってっ。
時折長袍の裾を踏みそうになりながら、眼鏡を手に裾を持ち上げて仔龍は走る。
進んで行ったら、何やらオトナがたくさんいるところにでた。
アーベルがこちらを見たので、急ブレーキ]
よっ!
[ぴこん、とオトフリートの眼鏡を持った手を挙げてあいさつ。
礼義なんてそんなものは仔龍の中にはない]
ったー…間に合った。
[光の間に合った様子に、ほう、と息を吐く。機械竜は、カシャカシャと羽ばたきながら、青い光を明滅させてブリジットの周りを一度旋回してから肩に戻ってきた]
怪我はありませんか?
あー、っとに。
なんか、タイミング劣悪な時に戻ってきたなあ、オレ……。
[何となく、大げさなため息をつくものの。
同時に、この場にいたのが自分なのは良かったのか、とも思う。
姉の機嫌が中々直らない理由、未だ、義兄にも明かされていない秘密。
それを思えば、騒動の渦中に姉を送らずにすんだのは行幸。
もっとも、この状況はこの状況で、姉にはよろしくなく]
さっさと……バイパスだっけ?
そいつをみつけて、どーにかしねーと……。
[迅速に、というザムエルの言葉に呟くように言う。
その瞳は、いつになく真剣だった。かも]
[結界の方から生じた弾かれる音に僅か遅れて振り向き、氷破竜が機械竜の青い光に受け止められるのを見た。
裂かれた腕に眉を寄せるも既に数人近づいており、青年より治癒に向く者も居るのを確認して眼差しを向けるに留める]
氷破でも破れませんか。
[各竜王の声はそれぞれの随行者に届いているのとは裏腹な強度を持つ結界に真剣な瞳を向け、レンズの陰で半ば瞼を伏せる。
残る綱は若焔の結界管理能力だが、交わされる漫才めいた会話からは頼りにするとは言いかねた]
[受け止めた機竜と、駆け寄った天竜の邪魔にならないようブリジットに触れ。
ティル、エーリッヒ、エルザには軽く頷くに留めながら。
手はほんの数秒、流れる血には構わずに、傷口をなぞるように動かす。
離れれば、氷破の竜の細腕に残るのは、既に流れた血のみ。
赤いそれを、服の中に入れておいた白いハンカチで拭えば、弾かれる前と同じ状態に戻っていた。
へらと湛えるのは常の笑み。]
おし、大事ないな。服も汚れちゃいないか…?
ティルじゃないんだし、あんま無茶すんなよ。
[それは疾風竜ならいいのかという事ですかそうですか。
そんな軽口たたきながら、自身の手の平に残った血は、面倒なので放っておいたり。]
[ブリジットのことは若い竜達に任せ。
近付いてきた小さな影に視線を向ける]
おや、これはハリョン殿。
…その眼鏡は?
[光竜王の末弟である仔竜に頭を下げ。上げられた手にある眼鏡に疑問を投げかける]
あらあら。ごめんなさいね。
[手当てしてくれている命竜や天竜、心配そうにする回りの竜たちへと声を掛ける。
そして、結界を少し見た後に]
さっきは惨敗だったけれど……
正攻法でも、外側からなら何とか行けるー……かも、しれないわ。
といっても、まず式の解析だけで10日……か、2週間ほどかかるかも知れないけど。
[また情けなさそうに、息を零した]
ノーラがへいきなら、いいの。
リーチェも、へいき。
[幼子と共に揺られ外へと出でる。西殿の方か、遠く幾つかの属が重なる気配。
その喧騒とは異なった大気の其れが、この身にも感じられる。
感じては居たが、しかと感じる空気は事態が只事では収まらぬと告げる。]
…どうしたの。
――こわい?
[小さく問う声に視線を上げる。仔の視線は、木々へと向けられていた。
意思や気配を感じ取りこそはすれ、確りとした声を聞き取る事は私にも叶わぬ。
王と、この仔らとはまた違う故に。
揺らぐ幼子の瞳には、再び不安の色が過ぎろうか。
事態の掌握まではせねど、木々の告げる言の葉を容易に感じるのは翠樹の属故。]
明 夏玲(ミョン・ハリョン)殿。
[刻まれた記憶から陽光の仔竜の名は滑らかに紡がれる。仔竜の顔ではなく挙げられた手に向けた青年の眼差しが月闇へと流れ、また手の眼鏡へと戻された]
その眼鏡はどうされましたか。
返さねば月闇殿がこけてしまわれるかもしれませんよ。
……それ、どういう意味だよ?
[クレメンスがブリジットに向けた言葉にむう、と眉を寄せ。
それから、ずっと手にしていた『風雷棒』を縮めて背に戻す]
…………。
[青の瞳で再び結界を睨むように見た後、目を閉じて、それに手を触れた]
[悪すぎはしないが、よくもない視力。
普段と違う視界に、歩く足はゆっくりと。
小さな仔が向かう場所は、先に通った場所。]
[一騒動が起きた後のようであった。
仔の姿を探し、立ち止まり、翠の目を一巡させる。
そうして、仔だと思われるほうに、近付いた。]
見つけて、その者達に結界を解除出来るかはまだ分からぬがのぅ。
[ティルの言葉にもう一つの懸念を口にする]
ともかくやるべきことは見えてきておる。
問題は、そのバイパスとなっている者が誰か、じゃ。
[命竜に触れられると、あっという間に痛みが引いて行き]
……いつ見ても、凄いわねえ。
本当にごめんなさいね、お手間を掛けて。
ありがとう、クレメンス。
[自分の腕をしげしげと見つめ、ややあって、命竜の名を呼ぶと共に微笑んだ。
彼の手に残った血を、今度は自分のハンカチで拭ってやって]
無茶は、もうしないわ。
[綺麗に治癒したらしい傷に、ほっと息をつき、クレメンスに笑顔を向ける]
やっぱりすごいですね、クレメンスさん。
[続くブリジットの言葉には、うーん、と首を傾ける]
そんなに長い間十五竜王が閉じ込められていたら、均衡が揺らぐどころの騒ぎじゃなくなっちゃうんじゃないでしょうか?
[また、さらっと不吉なこと言ってます]
おっ、陽光竜の。
何かいいもん持ってるな。
[持ち主が誰であるかは簡単に知れた。
よっと、元気のいい挨拶には、こちらもよっと片手を上げた。
うっかり血まみれだったが。]
……ううん。そうなのよね、本当に。ただでさえ、既にこの天気ですもの。
[機竜のもっともな呟きに、ほぅと息を零す]
他の氷破竜も呼ばないと駄目かしら。
[口元に、治ったばかりの手を当てて、悩ましげに]
― 竜皇殿・中庭 ―
……こわい、か。
ベアトリーチェと同じ様に、
王が居らず、寂しいのかも知れぬな。
傍に居てやると良いよ。
[ それは半ば正しく、半ば異なるのであろう。
怖れるものがあるとすれば、未知の存在と、これから起こり得ることだ。]
さて、今の我に宥められはするか。
少しばかり、此処で待っていておくれ。
[ 中庭を幾らか歩み、草の上、木陰の許に仔を下ろす。]
[陽光竜の仔が、やってきたことに気付いたのは、かなり遅れてだった、生命竜がその手を挙げたのを見て、びくう、と背筋を強ばらせる]
く、クレメンスさん!血!血!血!
拭きましょうよ〜〜〜
[何故か泣きそうな声で訴えた]
…ともかく、早急になんとかしないとなぁ。
[…むぅ、と考えこんだまま。
結界内では、仕切屋の父がなんとかまとめようとしてるが、超個性的な面々の前では無駄な努力だったりしているみたい。]
[意識を集中させ、周囲の大気流を辿る。
一連の出来事から、ほころびなどはない、と理解はできているものの、一応は確かめたかった]
……一応、風は、行き交ってる……のかな。
ち、でも、中は見れねぇか……。
[風に音を拾わせ、情報を集めるのは人間界での常套手段。
しかし、それはこの結界を相手には、通じないようで。
やや、苛立った様子で結界から手を離す]
……兄貴、あんまり暴れんじゃねぇよ……めーわくだろ、めーわく。
[束縛を何よりも嫌う嵐竜王、物理的にも暴れているようです]
や、ほ!
[ぶんぶん、と、眼鏡を持った手を振る。
クレメンスの真っ赤な手を見てさっと顔が蒼くなったが別に倒れるということはなく]
ん?これはー、ばつゲーム!
夏玲のなまえ、ちゃんとよべなかったからかえしてあげないんだー。
[とたた、とアーベルに近づいて眼鏡を渡しながら大地の竜の疑問に答える]
ほんと、なんとかしないと、心臓に悪い…
[焔竜の言葉を耳にして、疲れたようにぼそり]
頑張ってよ、ダーヴ。
[期待してるんだか、してないんだか]
[結界内もばたついているのかしらと、西殿の中を思う。
もしかしたら外と同じように、氷竜王が無茶して、
命竜王に助けてもらっているかもしれない。
どうしたものかなあと、ブリジットは口元に手を当てたまま考えている。]
男の子は元気が一番って事だな!
[ティルにすごい誤魔化した。]
はっはっは。
まぁ俺の少ない取り得だし。
まー…ほんとに何事もないのが一番っちゃ、一番なんだけどね。
[自分は保険みたいな存在だよなぁとは胸中で。
微笑まれれば、へらりとイイ笑みを返した。]
おう今拭いてもらった。ほーら、きれいきれーい。
…ところでエーリッヒって苦手だったか?血。
[何だかさっきからやたらと情けない声のエーリッヒに、軽く首を傾げた。]
諸王が在られぬとなれば、安定も欠けましょう。
それしか手段が無いとなれば仕方もありませんが、できるならもっと早くに解決したいものです。
それに。
[エーリッヒの言葉に反応しながら。
ティルの声に不安そうに中を見た]
中から無理矢理に破られたりしたら。
竜都が壊れる気がします。
[ポツリ、と、これまた不吉な一言だったかもしれない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新